ブラタモリ全放送回まとめ

【ブラタモリ・阿寒 摩周湖編】全ルートを写真で紹介!~再放送と地形・穴場観光地~ #141

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NHK番組のブラタモリ・阿寒 摩周湖編で、阿寒湖、摩周湖の地形・歴史を踏まえた、穴場観光地を含むルートが紹介されました。この記事では、ブラタモリ阿寒 摩周湖編の全ルートを、写真やアクセスなどの情報とともに紹介します。再放送予定も掲載。


再放送、見逃し配信:【ブラタモリ見逃した?】再放送予定と時間帯、無料配信もあります

再放送は、翌火曜日の23時55分から(休止の場合あり)。再放送より早く見たい場合や、スマホから見たい場合は上のリンクをご利用ください。

ブラタモリ摩周湖|ブラタモリ阿寒 摩周

ブラタモリは、摩周湖第3展望台(地図)からスタート。

  • アクセス:摩周駅からバスで45分

阿寒摩周国定公園は、9万ヘクタールのなかに、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖の、3つの大きなカルデア湖が隣接している貴重な場所です。ブラタモリは、色に注目しながら、カルデラ湖が集まる阿寒・摩周に隠された秘密を探ります。

摩周ブルー

ブラタモリは、摩周湖を望む展望台を訪ねます。深く鮮やかな青色が、年間50万人もの観光客を惹きつけています。摩周ブルーと呼ばれていますが、なぜ青く見えるのでしょうか? そのヒントは、透明度にあります。

摩周湖の透明度は日本一。単純に水の色が見えやすいだけでなく、水深が深くなるにつれて、青以外の光が吸収され、一層青が深く見えます。

摩周カルデラが生まれたのは、今から7000年前。外輪山の形がきれいに残っている、比較的新しいカルデラ湖です。摩周湖に流入する川がなく、土砂が流れ込まないことも、摩周湖の美しさの秘密です。

硫黄山(アトサヌプリ)の黄色い硫黄|ブラタモリ阿寒 摩周

ブラタモリは、硫黄山(アトサヌプリ)を訪ねます。

  • アクセス:川湯温泉駅からバスで5分

黄色く輝いているのは、硫黄。湯気が吹き出す噴気孔が見られ、手で触ると岩肌は熱くなっています。硫黄の結晶も、裸眼で見ることができます。

青葉トンネル

出典:川湯エコミュージアムセンター

摩周ブルーと並び、硫黄も阿寒・摩周の宝の1つ。ブラタモリは、青葉トンネルと呼ばれる木立に囲まれた小道を歩きます。ここは鉄道(安田鉱山鉄道)の跡だったのです。

  • アクセス:硫黄山から300m(川湯温泉駅から1.1km)。硫黄山レストハウス裏。

硫黄は、火薬や肥料の原材料として海外での需要が高く、生産量2万5千トンは、北海道一でした。鉄道の線路跡は、南へ向かいます。釧路川の水運を経て、釧路港に至ります。硫黄は、運搬路としての釧網本線や川湯温泉ももたらし、道東の発展に大きく貢献しました。

硫黄がなければ、釧路港も、タモリさんが釧路湿原編で乗った釧網本線もなかったのです。


純白のエゾイソツツジ|ブラタモリ阿寒 摩周

ブラタモリは、硫黄山から北1キロの散策路(つつじヶ原自然探勝路)を訪ねます。ウッドチップやウッドデッキが整備され、エゾイソツツジなどの花が見られます。

写真:北海道ホームページ

2000m級の山で咲く、高山植物エゾイソツツジが、なぜ標高150mの低い地域で咲いているのでしょうか?

タモリさんが周囲の山々を観察すると、硫黄山の向きは、木が育っていません。木が育たないことは、背が低く硫黄に強いエゾイソツツジに有利な条件だったのです。また、噴火前の高い火山から、マグマが吹き出して陥没し低くなったあとに、高山植物が残った可能性もあります(諸説あり)。


天然マリモは、なぜ阿寒湖だけ?|ブラタモリ阿寒 摩周

ブラタモリは、阿寒湖温泉を訪ねます。養殖のマリモが、お土産用に売られ、マリモ関係の看板(まりも会館、まりも湯)がたくさんあり、町を挙げて緑のマリモを押し出しています。

養殖のマリモは、世界各地に分布し、水中を糸くずのように漂っているマリモを丸くまとめたものです。特別天然記念物である阿寒湖のまりもは、使われていません。

天然のマリモ

一方、丸く大きな天然マリモは、世界でも阿寒湖の2つの湾だけで育ちます。タモリさんが水中を見ると、湖底一面に石ころのように大小のマリモが見えます。個数は6億個! 番組用にバケツ大のマリモが準備されましたが、それでも中規模のマリモです。

阿寒湖のマリモは、2m程度の浅い水深に育ち、風などによる適度な波浪(論文)を受け、湖底で回転しています。そのため、まんべんなく太陽光を浴び、大きく育ちます。阿寒湖は、火山活動が激しかったため丸くならず、カルデラ湖としては珍しく、浅瀬があり湾もあります。この湾のため、マリモが流れ去らずに、浅瀬で太陽を浴びて大きくなるのです。


オンネトーの滝、マンガン鉱物がなぜ陸上で?|ブラタモリ阿寒 摩周

出典:文化庁 国指定文化財等データベース

ブラタモリは、オンネトーの滝を訪ねます。黒く見えるところは、藻に黒いものが付着しています。これは、乾電池や製鉄にも使用される、黒いマンガン鉱物です。深海の産物であるマンガン鉱物が、陸上で作られるのは、世界でもここだけ。なぜ陸上で作られるのでしょうか?

温泉に含まれるマンガンイオンは、マンガン酸化細菌、藻が光合成で出す酸素と出会い、マンガンが生成されます。滝は、火山の溶岩の末端崖にあたり、適度な斜面が形成されたことも、マンガン生成をもたらしました。

  • アクセス:道道664号から、未舗装の山道。退避所を使用しながら進む運転技術が必要な道(地図)。バス便なし。徒歩でのアクセスは困難。

【関連】ブラタモリ富士山編で紹介された末端崖

ブラタモリ北海道のおさらい

新しい順 記事へのリンク 概要
釧路湿原編(#141)湿原は時間が経てば必ず、森林化してしまいます。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか?
旭川編(#119) 熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵の活躍や、石狩川周辺の地質がありました。
富良野編(#118) 北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。さらに開拓途中で、十勝岳の噴火に襲われました。
室蘭編(#91) 天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。
洞爺湖編(#89)中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか?
知床編(#55) ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山でした。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。
小樽編(#23) 札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさんは「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。
札幌編(#22) 明治2年まで7人しか人がいなかった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。
函館編(#7,8) 青函トンネル、そして懐かしの青函連絡船に加え、函館の夜景が美しい理由をブラタモリ流に解き明かします。

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先週のブラタモリ

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