ブラタモリ全放送回まとめ

【ブラタモリ志摩】タモリ推奨の志摩の歴史・地形・観光ルートまとめ #39

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NHK番組のブラタモリ志摩編で、タモリさん推奨の志摩の歴史・地形を踏まえた観光ルートが紹介されました。この記事では、ブラタモリ志摩編のルートを、アクセスなどの情報とともに紹介します。

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サミット開催で注目される志摩

三重県志摩市は、伊勢神宮のある伊勢市の南にあります。観光地としては、伊勢・志摩とひとくくりにされることが多く、同時に回ることが多くなります。名産品は、あおさ、イセエビ、あわび、かつお節、真珠などです。海女(あま)が多いことでも知られています。


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志摩の横山展望台を訪ねる:ブラタモリ志摩

ブラタモリは、伊勢志摩や鳥羽を一望できる、横山展望台に登ります。志摩のリアス式海岸は、海岸段丘と呼ばれる平地が多いことが特徴で、遠くまで見通しが効き、こんもりとした木立が印象的です。

  • アクセス:横山展望台は、近鉄鵜方駅からタクシーで約5分。志摩横山駅から30~40分程度歩くことも可能ですが、狭い車道を登る区間や日陰のない区間がありおすすめできません。

志摩(大王崎)はガメラ、鳥羽はゴジラの上陸地です。特にガメラは、根源的には亀ですので、平地が多い志摩の地形は、上陸しやすかったのかも知れません。

志摩のリアス式海岸と海女~大王町波切地区を訪ねる~:ブラタモリ志摩

ブラタモリは、大王町波切地区の仙遊寺を訪ねます。

  • 近鉄鵜方駅からバス20分、大王崎灯台停から徒歩5分。

外海を見る海岸に出ると、岸辺に縦縞(たてじま)の地層が見られます。地殻が地中に入り込むさいに力が加わり、縦縞が生じ、もろい部分が削られ海水が入ることで、ギザギザの海岸線が生まれたのです。

海の中もギザギザの地形が続くため、海藻がよく育ち、貝類の安全な隠れ場所にもなります。そのためアワビがよく育ち、アワビ漁の歴史は実に2000年に及びます。リアス式海岸が、志摩の宝であるアワビを生み、さらに海女さんを生んだのです。現在でも全国最多の、800人近い海女さんが活躍しています。

浮世絵 海女

出典:三重大学附属図書館三重県郷土誌データベース(公開休止)

浮世絵には、海女と鳥羽の夫婦岩が描かれています。鳥羽ではアワビが採れないため、本来は誤った情報です。当時浮世絵は、観光ガイドの代わりでしたが、江戸からの距離が遠く伝聞で作成したことから来るミスです。

志摩周辺は比較的温暖なため、アワビの素潜り猟が行われています(解禁の関係で3月中旬から9月中旬が目安)。女性による素潜り漁は、志摩のほかには長崎、山口、石川県などでしか見られず、体力のある男性が中心の地区もあります。

志摩周辺は、特に女性の比率が高いことで知られます。背景には沖合漁業に出る男性と、家事などを兼業する女性の、役割分担があるとされています。また、伊勢神宮の思想との関係で、女性の役目であったという説もあります。

ブラタモリは、大王町波切地区の観光の中心、大王崎灯台を訪ねます。外洋を見ると海の色が異なっており、黒潮の流れを確認することができます。水温が高い黒潮の影響で、沿岸型照葉樹林が育ち、志摩の景観の特徴であるモコモコの森が誕生しました。

志摩とかつお節~大王町波切地区~:ブラタモリ志摩

出典:楽天市場(画像はクリックできます)

写真は、志摩の高級かつお節です。志摩では、奈良時代から皇室にかつお節を献上してきました。江戸時代中期になると、江戸の庶民に、高級品とはいえかつお節が広がり、蕎麦屋、うどん屋の開業も相次ぎました。

沖合に黒潮の流れる波切地区には、カツオの群れが、すぐ近くまでやってきます。江戸時代には漁師は300人にのぼり、昭和40年頃まで漁が続いていました。

1隻300本にもなるカツオを、どのように売りさばいていたのでしょうか? ブラタモリは、大王崎灯台から徒歩20分ほどの、有限会社久政を訪ねます。

カツオを燻(いぶ)すための木は、紀伊半島に多い波風に強い照葉樹である、ウバメガシを使います。 備長炭の材料ともなり、 火力が強く煙が多いのが特徴です。カツオは2週間、強火の遠火で燻されます。カツオ節発祥の地紀伊半島のなかでも、当地の波切節は、カツオ節番付では別格の行司役に置かれていたほどです。

かつては2日間だけ燻した、赤節と呼ばれる半生タイプが主流でした。


志摩と真珠作り~賢島を訪ねる~:ブラタモリ志摩

ブラタモリは、賢島へ移動します。綺麗な海で波が静かだからこそ生まれた、賢島の宝物が真珠です。

真珠

真珠の生産は、熊本、長崎、愛媛、三重の各県で、全生産量の9割を占めます。真珠はアコヤガイ以外でも生産可能ですが、上の4県ではアコヤガイを使用しています。志摩ではかつては海女が、天然のアコヤガイを集めていましたが、現在では養殖されています。

アコヤガイが自然に真珠を形作ることもありますが、めったに見つからず形もいびつです。そのため、養殖のアコヤガイに、人工的な挿核手術を施します。御木本幸吉(故人)が確立した技術で、アコヤガイに、別の貝の外套膜細胞(※1)、球形の核(※2)の順で入れ込み、半年程度沖に出し真珠の成長を促す方法です。この技術を求め、世界から多数の来賓があり、御木本幸吉は海の見える迎賓室で出迎えました。

  • ※1 貝ヒモの一部でありピースと呼ぶ
  • ※2 異物とならないよう、人工物でなく別の貝から作られる

英虞湾は、外洋に出る部分を浅瀬がさえぎるため、水温の急変がなく、波も穏やかです。夏は暖かく真珠が成長し、冬は寒く輝き成分が増すため、優れた品質の真珠が生まれます。

サミットの会場に決まったホテル。景観のほか、賢島は、海に囲まれ警備のしやすいという点も大きなポイントです。会期以外は一般客も宿泊でき、料金は安くはないが、払えなくはないというレベルです。

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