ブラタモリのまとめ

ブラタモリまとめ 志摩の歴史・地形観光スポット…2016.5.21

2016/05/22

NHK番組の「ブラタモリ」で志摩の歴史や地形を踏まえた穴場的観光スポットが紹介されました。旅行の備忘録としてもご利用ください。

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サミットで注目される志摩~横山展望台を訪ねる~

✔ 志摩市は伊勢神宮のある伊勢市の南にあります。観光地としては「伊勢・志摩」とひとくくりにされることが多く、同時に回ることが多くなります。

✔ 名産品は、あおさ、イセエビ、あわび、かつお節、真珠などです。海女(あま)が多いことでも知られています。

✔ タモリさん一行は、伊勢志摩鳥羽を一望できる横山展望台に登ります。志摩のリアス式海岸は「海岸段丘」と呼ばれる平地が多いことが特徴で、遠くまで見通しが効きこんもりとした木立が印象的です。

※横山展望台は、近鉄鵜方駅からタクシーで約5分。志摩横山駅から30~40分程度歩くことも可能ですが、狭い車道を登る区間や日陰のない区間がありおすすめできません。

✔ 志摩(大王崎)はガメラ、鳥羽はゴジラの上陸地です。特にガメラじは根源的には亀ですので、平らな海岸段丘の方が上陸しやすかったのかも知れません。

志摩のリアス式海岸と海女~大王町波切地区を訪ねる~

✔ タモリさん一行は大王町波切地区の仙遊寺(近鉄鵜方駅からバス20分「大王崎灯台」停から徒歩5分)を訪ねます。

✔ 外海に出ると岸辺に縦縞(たてじま)の地層が見られます。地殻が地中に入り込む際に力が加わり縦縞が生じ、もろい部分が削られ海水が入ることでギザギザの海岸線が生まれたのです。

✔ 海の中もギザギザの地形が続くため、海藻がよく育ち貝類の安全な隠れ場所にもなります。そのためアワビが良く育ち、アワビ漁の歴史は実に2000年に及びます。リアス式海岸が、志摩の宝であるアワビを生み、さらに海女さんを生んだのです。現在でも全国最多の800人近い海女さんが活躍しています。

浮世絵 海女

出典:浮世絵コレクション

✔ 浮世絵には海女と鳥羽の夫婦岩。鳥羽ではアワビが採れないため誤った情報です。当時浮世絵は観光ガイドの代わりでしたが、江戸からの距離が遠く伝聞で作成したことから来るミスです。

✔ 志摩周辺では比較的温暖なためアワビの素潜り猟が行われています(解禁の関係で3月中旬から9月中旬が目安)。女性による素潜り漁は、志摩のほかには長崎、山口、石川県などでしか見られず体力のある男性が中心の地区もあります。志摩周辺では特に女性の比率が高いことで知られます。背景には沖合漁業に出る男性と家事などを兼業する女性の役割分担があるとされています。また伊勢神宮の思想との関係で女性の役目であったという説もあります。

✔ 大王町波切地区の観光の中心、大王崎灯台を訪ねます。外洋を見ると海の色が異なっており、黒潮の流れを確認することができます。

✔ 水温が高い黒潮の影響で「沿岸型照葉樹林」が育ち、志摩の景観の特徴であるモコモコの森が誕生しました。

志摩とかつお節~大王町波切地区~

出典:楽天(画像はクリックできます)

✔ 写真は志摩の高級かつお節です。志摩では奈良時代から皇室にかつお節を献上してきました。江戸時代中期になると、江戸の庶民に高級品とはいえかつお節が広がり、蕎麦屋、うどん屋の開業も相次ぎました。

✔ 沖合に黒潮の流れる波切地区にはカツオの群れがすぐ近くまでやってきます。江戸時代には漁師は300人にのぼり、昭和40年頃まで漁が続いていました。

✔ 1隻300本にもなるカツオはどう捌いていたのでしょうか?タモリさん一行は大王崎灯台から徒歩20分ほどの有限会社久政を訪ねます。

✔ カツオを燻すための木は、紀伊半島に多い波風に強い照葉樹である「ウバメガシ」を使います。 備長炭の材料ともなり、 火力が強く煙が多いのが特徴です。カツオは2週間、強火の遠火で燻されます。カツオ節発祥の地紀伊半島のなかでも、当地の「波切節」はカツオ節番付では別格の行司役に置かれていたほどです。

✔ かつては2日間だけ燻した赤節と呼ばれる半生タイプが主流でした。

志摩と真珠作り~賢島を訪ねる~

✔ タモリさん一行は賢島へ。綺麗な海で波が静かだからこそ生まれた宝物が真珠です。

真珠

✔ 真珠の生産は、熊本、長崎、愛媛、三重の各県で全生産量の9割を占めます。真珠はアコヤガイ以外でも生産可能ですが、上の4県ではアコヤガイを使用しています。志摩ではかつては海女が天然のアコヤガイを集めていましたが、現在では養殖されています。

✔ アコヤガイが自然に真珠を形作ることもありますが、めったに見つからず形もいびつです。そのため養殖のアコヤガイに人工的な「挿核手術」を施します。御木本幸吉(故人)が確立した技術で、アコヤガイに別の貝の外套膜細胞(※1)、球形の核(※2)の順で入れ込み、半年程度沖に出し真珠の成長を促す方法です。この技術を求め世界から多数の来賓があり、御木本幸吉は海の見える迎賓室で出迎えました。

※1 貝ヒモの一部でありピースと呼ぶ
※2 異物とならないよう、人工物でなく別の貝から作られる

✔ 英虞湾は外洋に出る部分に浅瀬があるため水温の急変がなく波も穏やかさです。夏は暖かく真珠が成長し、冬は寒く輝き成分が増すため、優れた品質の真珠が生まれます。

✔ サミットの会場に決まったホテル。景観のほか、賢島は海に囲まれ警備のしやすさも大きな要因です。会期以外は一般客も宿泊でき、料金は安くはないが払えなくはないというレベルです。

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