埼玉県(秩父)廃線跡の旅〜大野原駅から武州原谷駅へ〜

秩父周辺には廃線跡がいくつかあります。この記事では秩父鉄道大野原駅から徒歩で訪ねることができる秩父太平洋セメント専用線の廃線跡を紹介します。

 

埼玉県(秩父)廃線跡の旅〜大野原駅から武州原谷駅へ〜

 

大野原駅 貨物専用線廃線跡へのアクセス

・西武秩父駅から秩父鉄道御花畑駅まで歩き秩父鉄道に乗り換え(熊谷方面)。

・2駅目の大野原駅で下車。

・愛宕神社(猫八モータース)付近から上宿西区集会所付近(秩父太平洋セメント)までが廃線跡。

・大野原駅(徒歩5分)愛宕神社・猫八モータース(徒歩10分)上宿西区集会所付近・秩父太平洋セメント

 

愛宕神社(猫八モータース)付近からスタート

埼玉県 廃線跡

愛宕神社(猫八モータース)付近では秩父鉄道と並行して走ります。写真は熊谷方面の電車。手前の草むらが廃線跡です。

大野原駅 廃線跡

秩父鉄道と分かれ、徐々に高度が高くなります。

上宿西区集会所(秩父太平洋セメント付近)に近づく

秩父鉄道 大野原駅 廃線

上宿西区集会所(秩父太平洋セメント付近)に近づくと秩父鉄道よりも数メートル高い高架線になります。

廃線跡 秩父太平洋セメント

コンクリートの電柱はつたに浸食されまるで木のように。

大野原駅 廃線跡

秩父太平洋セメント敷地内に入る鉄橋の跡。ここを右に曲がると大野原交差点です。

武州原谷駅

上の鉄橋跡の右側を走る線路。こちらはまだ生きており秩父鉄道の貨物駅である武州原谷駅の一部が見えます。

 

石灰石の簡単な歴史を知っているとより感慨深く

横瀬駅

西武鉄道の横瀬駅から見た武甲山。秩父が誇るセメントの原材料である石灰石を算出しています。山肌は大きく削り取られ秩父を象徴する風景となっています。

石灰石はもともとどこにあったのでしょう?日本の石灰石の大半は2~3億年前に赤道付近のサンゴ礁などが起源だとされています。地殻の移動と共に2~3億年かけて移動してきたのです。それを採取し秩父太平洋セメントなどでセメントが生産されています。ピーク時には上に紹介した武州原谷駅は秩父鉄道一の貨物駅として頻繁に貨車が出入りしていました。

 

帰りにはわらじかつ丼がおすすめ

わらじかつ丼

廃線跡を見学した後には、秩父太平洋セメント近くの大野原交差点付近にある「雅紀屋」がおすすめ。わらじカツ丼は、西武秩父駅周辺や本拠地の小鹿野町のイメージが強いかもしれませんが、大野原での「雅紀屋」でも出しています。専門店ではないので本家の安田屋とはまた違うものですが、内装や雰囲気に優れた良い店です。

秩父 わらじカツ丼ランキング(ご当地名物B級グルメ、ランチ)

武州原谷駅構内の詳しい様子は以下のサイトをご覧ください。

武州原谷 秩父太平洋セメント秩父工場専用線 [現役専用線](外部サイト)

※秩父には秩父鉄道影森駅付近に秩父鉄道武甲線廃線跡もあります。

秩父鉄道武甲線

 

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