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【東武線高坂駅】駅前のゆき届いた手作りカフェ(食事・ランチ・グルメ・観光のおすすめ)

2016/01/19

埼玉県東武東上線高坂駅】埼玉県の西北にある川越市。さらにその奥の山がちな地形に東武東上線の高坂駅(東松山市)があります。駅西口はマクドナルドが目に入るのですが、その左手におしゃれで行き届いた手作り感のあるカフェがありました。高坂でランチや食事ということならぜひお勧めします。

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高坂 カフェ 

 

川越の奥、自然に恵まれた高坂駅徒歩0分の手作りカフェ

西口の、地図でいうと下側にあるレストランマークの付近です。

マリダリカフェ (MALIDALICAFE)
埼玉県東松山市元宿1-14-3
0493-35-0551
東武東上線高坂駅徒歩0分
10:30~23:00
日曜は18:00まで
メニュー例 焼きたてワッフル450円/ベリーベリーパンケーキ790円/パスタ3種 500円

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高坂付近の東武東上線 出典:こちら

新宿のすぐ北にある池袋駅から、西北に伸びるのが東武東上線。東京都とはるか遠方の群馬県の旧上野国(こうずけのくに)を結ぶのが目標で東上線と名づけられました。しかし、最終的にはずいぶん手前の埼玉県小川町が終点となってしまいました。池袋から急行列車に約1時間揺られると「高坂」駅に着きます。週末には動物園に訪れる人でにぎわいますが、普段は付近にある大学や高校の生徒が通り過ぎてしまえば静かになる落ち着いた駅です。高坂駅付近でランチや食事なら駅前の「マリダリカフェ」がお勧めです。高坂駅西口ロータリーの「マクドナルド」すぐ隣です。

マリダリカフェ

お店の前にある台車はよく見るとめったに見かけないタイプのもの。この辺にもこだわりがあるのかもしれません。

高坂 ランチ

外観は写真のよう落ち着いた木目調のカフェです。黒板のメニュー表の雰囲気だけを見ると高級感があり、1000円前後の予算を想像する人が多いかもしれません。私も一度目に高坂を訪れたときは、仕事ついでに行く店としては敷居が高いと思いランチはマクドナルドにしました。パッと黒板を見て予算オーバーかなと思い通り過ぎてしまったのでした。

一般にコミュニケーションとして言語、視覚、聴覚の3要素があり意外なほど人は視覚や聴覚で判断しているということです。黒板のメニュー表は、視覚的に「シェフの存在感」「上品な雰囲気」などを伝えてきますがお値打ちではないというイメージも与えているのかもしれません。黒板の「黒」や「深緑」にそういった効果があるのでしょうか。不思議な現象です。

この日のランチ時間帯は30席以上に対し店員1名!

高坂 マリダリカフェ

お店を入ると「本日1名で運営のためお待たせすることがあります」との表示がありました。手作り風のカフェの外観からは意外でしたが、食券制。しかし、券売機の横にあるメニューは写真のように手作りでデザインもよく作りこんであり、食券制、セルフサービス制(料理は持ってきてくれるようですが、返すときはセルフサービス)のマイナスイメージを感じさせません。お店のプロデュサーが印象と演出に長けているのでしょう。

雰囲気から考えれば低価格 パスタ500円税込

マリダリカフェ

メニューは決して高くなく、パスタは500円から。

お店の雰囲気から考えればかなりの安値です。パスタは細めでゆで時間もジャストタイミングで、ソースも手作り風で何の問題もない味です。量はもっと少ないかなと思っていましたが、普通の量でした。時間帯によっては1人で回すことで人件費を抑えているのだと思います。

カフェや喫茶店は頼んでもいないのに昔ながらの習慣で、量を少なめに設定してくることがあります。これはもはや時代遅れの感もあります。私自身量を求めるタイプではないのですが、多くのカフェや喫茶店の食事の量の中途半端さは扱いに困ります。

CAFE de CRIE小手指

多少脱線しますが、写真は同じカフェでもチェーン店の「CAFE de CRIE」(埼玉県)小手指店のハンバーグサンドです。メニュー表だと手作りのしっかりしたハンバーグなのですが、出てくるのは本当にありていのハンバーグ。量も少なめで700円ほどした記憶があります。立地、内装、サービスなどには問題はなく、「CAFE de CRIE」というよりはドトールなどすべてのカフェに共通の問題なのですが、食間に食べるのにちょうどよい中途半端な食事をランチとして提供しているのもさることながら、味、接客、内装全てに渡り「ソコソコ」の出来に抑えこんでいくというスタイルにはどうしても共感できません。だからこそ、新参者の海外のカフェに唐突に市場を奪われたり、名古屋タイプの新形態の喫茶店が人気になったり、コンビニのコーヒーにすら寝首を掻かれる隙を見せているのだと思います。

このすべてを「ソコソコ」に抑えこんでいくのは、ビジネスホテルチェーンにも多くルートインがすぐに思い浮かびます。あらゆる面で落ち度はないのですが、お客への愛着や工夫、思い入れが感じにくく根強いファンはつきにくいと思います。だからドーミーインのようなやる気のあるホテルチェーンが台頭するわけです。

ドトールのような微妙なレベルにまとめあげた喫茶チェーンがなぜ経営できているのというと、それはきっちり及第点を取れるからということなのでしょうし、あるいは喫煙者を取り込んでいるからと説明があるかもしれません。従来のマクドナルドの客層を押さえているのでしょうか?

写真 1 (6)

その点高坂の「マリダリカフェ」はデザインや居住性という面ではよく追及されていると思います。お店はかなり広く、外の景色(といっても駅前ですが)が見えるカウンターと2人がけを中心としたエリア(写真)、大きな液晶テレビがある4人がけを中心としたエリア、さらに半屋外(屋根あり)の喫煙可能エリアに分かれています。1~2名で静かなカフェの雰囲気を期待する人、グループで談笑したい人が別のエリアに入りますので気兼ねなく過ごせる配慮となります。喫煙者も貧相な喫煙コーナーでなく、オープンカフェのような喫煙コーナーが用意されています。それぞれのお客がどういう気持ちで店を使っているかをよく考えています。

さまざまな点にデザインの観点が入っている

高坂 カフェ

本のコーナー。ディスプレイに選んだ本もよく吟味してありますし、本棚のミニチュアなど非常に作りこんであります。

写真 4 (3)

壁の飾り。

高坂 カフェ 

ちょっとした飾りのコーナー。

以上です。差がつきやすいお手洗いももちろん手抜きはありませんでした。

※静かな雰囲気を求めるなら平日昼間がお勧めです。夕方からは近隣の大学生がやってきて賑やかになり、夜も賑やかなようです。
※パンケーキが看板メニューのようです。

それにしてもこれだけの経営努力をして食べログの評価は3.13。少し採点が辛すぎでは?

(追記)後からわかったのですが食べログの評価は、平均点ではなく必ず3.0から開始されるそうです。3.5くらいになれば優良店で、4.0以上はめったに出ないようです。プログラムを作っている人は理系なのでしょうか?理系的に言えば、3.5というのは70%の得点率ですから上位ということでしょう。しかしながら、「あの店3.5点だよ」と言われて「行きたい!」というのは、食べログのヘビーユーザーでなければ分からない発想かと思います。

飲食店店主はその辺は承知しているのかもしれませんが、一般の人から見て分かりにくい表記方法かもしれません。かといって旅行者や消費者の立場からすると、口コミが「応援口コミ」と勝手に方向付けられている「ぐるなび」は、ナンセンスに過ぎます。「応援」という結果がわかっている情報に価値が有るはずもなく、実際にネット上でも利用者が多いため「食べログ」が検索上位に表示されています。

3.0スタートという分かりにくいルールは改善すべきだと思いますが、私が飲食店を経営していたら食べログにつくと思います。お店にはぐるなびのクーポンを持ってるお客も多くぐるなびの効果も感じられるかと思いますが、ネットでの上位表示の状況を見ていると食べログで店を選んだ後にぐるなびのクーポンを持ってくるお客がかなりいるような気がします。

食べログはコメントを書いた人の気持ちを大切にする面があります。各種無料ブログは企業からのクレームがあると有無をいわさず連絡なしでページを(ひどい場合はサイトそのものを)削除する傾向にありますが、食べログはコメントを非表示にするだけで削除はせず、書いた人を説得するようです。この姿勢は間違いなく旅行者、消費者を掴んでいくはずです。

マリダリカフェの「文体」…… 店内を手作りでデザインしていくだけでなく、利用者の時間もより良くデザインする工夫をしていく。
(注)「文体」……芥川龍之介が提唱する文学の概念で、作家が生涯を通じて伝えていく何らかの理念。それはこれ見よがしにアピールされず文章に溶け込んでいなければならない。優れた飲食店なども「文体」を堅持し、これ見よがしに壁にべたべた張らずとも読み取れるのが名店と考えます。

近くに大きな動物園があります

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koala

高坂には埼玉県こども動物自然公園がありますので、食事やランチと一緒に楽しんでもいいかもしれません。コアラやキリンなどがいるほか、触れ合える小動物が充実しています。動物園は意外に都市部や開けた土地に多いのですが、ここは山に囲まれた自然のなかで動物と接することができます。

隠れ名物「鳩山森のダックワーズ」

写真 (2)

ちなみに高坂近辺には、「鳩山森のダックワーズ」というお菓子があります。高坂の近くの鳩山ニュータウンのクリーニング屋で販売されていたのですが、近辺で扱っているようです。あまり宣伝もしておらず、わざわざ買いに行くというより、来たら話のネタにという感じですが、味は問題ありません。

イメージ改善努力の進む東武鉄道線

ドンクのパンは美味しいけれどFBにアップしなかった理由

上の記事でも触れましたが、ブランドイメージを気にする東急電鉄に対し高坂を走る東武鉄道の無頓着さは少し際立っています。例えば20年位前、大学の同級生が東武東上線はちょっと前まで木の床の電車が走っていたとうわ言のように言っていましたのでよほどほかの私鉄との差を感じたのかもしれません。

知恵袋を見ても

鉄道ファンは「関東最大手」という認識でしょうが、世間一般のイメージでは東急や小田急、西武より地味なイメージが強いと思いますね。路線延長など一般からすればどうでもいいので(苦笑)
特にホテル、百貨店、都市開発などのイメージがある東急や、いくら堤時代にああいうことがあったとはいえ西武ライオンズやプリンスホテルを擁する西武のイメージと比べれば、いくら東武ホテルや東武百貨店があってもイメージ的には地味です。(中略)
また、小田急のロマンスカーや京成のスカイライナーほどの知名度をスペーシアは持ってないですしね。

という意見がありなるほど思わせます。不動産業界では、現在マンションやアパートは過剰供給が続いており、今後もっと売れなくなってくるはずです。東武デパート池袋店の大胆な改造などもありましたが、少し前の東武のイメージではマンションの価格や売れ行きなどに関して数パーセントずつ損をしていくはずです。それは東武鉄道も気づいているようで、スカイツリーを軸にしたイメージ改善、さらに単線区間があるなど非常にイメージに問題がある東武野田線の改称などが進んでいます。

写真 (1)

現在東武野田線に乗ると「東武アーバンパークライン」としか書かれていません。以前は東武野田線といえば単線で非常に遅く、都会でも田舎でもない中途半端なところをカタコト走っているイメージしかありませんでしたが、いつの間にか洒落た名前に生まれ変わっていました。まだまだのんびりした感のある東武東上線も今後変化していくのかもしれません。

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