伊豆長岡温泉・おおとり荘の宿泊レポート

伊豆長岡温泉のうち、狩野川沿いにあるのが古奈温泉。伊豆長岡駅から歩ける場所にあるのが便利です。おおとり荘は、展望大浴場・露天風呂を備えた、居心地の良い宿です。

筆者年に50泊100日の取材旅行を続け、旅行ブログを書き続けています。外部ライターに頼らず、現地できめ細かく取材しています。
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伊豆長岡駅からは徒歩も楽しい

伊豆長岡駅

伊豆長岡温泉の最寄駅は、三島発の伊豆箱根鉄道にある伊豆長岡駅です。ほとんどの電車に接続し、伊豆長岡温泉方面の路線バスが出発します。

伊豆長岡温泉は現在は1つですが、もともとは狩野川(かのがわ)沿いの古奈温泉と、山向こうの伊豆長岡温泉に分かれていました。いずれも寂れてきています。

古奈温泉は、温泉街が寂れ、旅館だけが残った形になっていますが、静かで川が見え、駅から徒歩(20分)でも行けるメリットがあります。

おおとり荘は古奈温泉で生き残る、口コミの良い宿

おおとり荘は、狩野川を一望する川沿いに立地します。写真は川の堤防から撮影したものです。狩野川の向こうには、晴れていれば富士山が見えます。

おおとり荘のロビーは、つるしびなが飾られ華やかです。

古奈温泉は、川沿いの景勝地ですが、かなり寂れてきています。大手旅館も閉鎖しているなか、おおとり荘は、展望露天風呂や大浴場の改装などを進め、口コミ評価が高く、生き残っている中規模旅館です。

おおとり荘の部屋の様子

おおとり荘の部屋は、ほとんどが狩野川沿いです。写真は3階ですが、狩野川が見えました。

おおとり荘の部屋の様子です(夜)。1名朝食プランのため、広い部屋ではありませんでしたが、人数が多ければ広い部屋が準備されるはずです。

アメニティーは標準的。浴衣はまずまず良いものが準備されています。男性用のカミソリは、大浴場のみの備えつけです。

空の冷蔵庫、湯沸かしポット、加湿清浄機が備えつけられます。

ユニットバスは、標準的なタイプ。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはノーブランドの普及型タイプです。女性でこだわりがある方は、持参した方が良いでしょう。なお、大浴場もノーブランドの普及型タイプ。

おおとり荘は展望露天風呂と大浴場を完備

おおとり荘の大浴場です(深夜を境に男女が入れ替わります)。狩野川の流れがよく見えます。浴槽には肌触りの良い、緑がかった伊豆石が敷き詰められているため、お湯は緑色に見えます。

露天風呂からも、狩野川の流れがよく見えます。

お湯は単純泉で無色透明ですが、少しぬめりがあります。クセがないお湯ですが、比較的湯冷めはしにくいです。温度は気持ちぬるめで、41度位でしょう。長湯も可能です。

狩野川の向こうは伊豆長岡市街のため、夜景が美しいです。

朝食プランなら、鳥栄がおすすめ

1泊朝食プランで宿泊した場合、近所で夕食をとりますが、古奈温泉は寂れており、ほとんど選択肢はありません。宿のおすすめは、近所で人気があるやきとりの鳥栄です。

居酒屋機能のお店ですが、お客への理解が深く、食事のみでも歓迎してくれます。カウンター、テーブル席、奥に座敷(予約利用が多い)があります。人気店で、人数が多い場合、予約は必須です。

焼き鳥は200円前後で、質から考えると格安。レバーは柔らかく、これまで食べたレバーがウソのようです。ネギマは、肉はもちろんのこと、ネギの焼き加減が絶妙です。職人が塩加減を決めてくれますが、早い段階でこの塩加減で良いですか?と確認してくれます。

鳥栄で人気があるラーメンは600円! きちんとお店でダシをとった、シンプルで質の良いラーメンです。東京の人気店にはかなわない気もしますが、値段を考えれば実質互角以上の争い。地元伊豆では、ラーメン専門店に対抗し得るレベルだと思います。

おおとり荘の赤いお風呂

おおとり荘

おおとり荘の男女大浴場は、チェックイン当日とで朝で入れ替わります。写真はヒノキにうるしを塗り重ねた珍しいお風呂。

無色透明のお湯が赤く見え、うるしの薬効成分が溶け込む効果があるとのこと。角にあるため、両方の窓から狩野川の流れが見えます。

かけ流しでは無いようですが、浴槽が深く、お湯の量が豊富です。温度は、多くの人がベストに感じる41度位でしょう。なお源泉は、60度を超えます。

露天風呂からは、狩野川がよく見えます。晴れた日には富士山も見えます。富士山の眺望は、晩秋から初春がベストです。GWを越すと、見えなかったり、霞んでしまったりします(写真は5月末)。

朝食はオーソドックス

朝食はオーソドックスですが、わさび漬けやわさびのふりかけに、伊豆らしさの演出がありました。伊豆は漁港が多いため、焼き魚も伊豆らしさを演出しています。

伊豆長岡周辺の観光は、伊豆の国ロープウェイ、韮山反射炉、沼津港、修善寺が選択肢です。

筆者年に50泊100日の取材旅行を続け、旅行ブログを書き続けています。外部ライターに頼らず、現地できめ細かく取材しています。
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