チェーン店・その他

【またコケる?】マック名前募集バーガーの感想と辛口評価

2016/04/28

不振に苦しむマクドナルドが「名前募集バーガー」を2月2日から発売します。前作の「おてごろマック」シリーズでは、無料配布を実施したものの反響はほぼゼロ。今回は「名前がない」という奇策を採用しますが、その味と中身はどうなのでしょうか?

広告

名前募集バーガーとは?

✔ 名前募集バーガーは390円。北海道産ポテト、焦がししょうゆオニオン、スモークベーコンが特徴。

✔ 2月15日までに名前を応募して採用されると、名前募集バーガー10年分として賞金142万3500円をプレゼント

追記:応募は終了しました。北のいいとこ牛っとバーガーに決定。

【結論】名前募集バーガー(390円)の評価

マック名前募集バーガー

✔ バンズ、ベーコンに大きな工夫が見られました。またマック本来の売りである濃い味付けのソースも好印象。

✔ その反面期待が大きかったポテトフィリングは、分量が少なくバターの風味も弱く期待外れの印象。チーズは分量が少なく、チーズ感が出ていません。しかし、全体のバランスは良くマックの商品のなかでは完成度は高い方です。

名前募集バーガー(390円)の項目別評価

【バンズ】バンズはいつものチープなバンズでなく皮の焼き加減に変化が感じられます。内側にも焦げ目がついています。表面を指で押すと簡単にへこんでしまういつものバンズではなく、パキッと壊れてしまうくらい皮がしっかりしたバンズです。食感が良くなり合格。

【マッシュポテト】正式名称はポテトフィリング。バター風味とのことですが、それほどバター感は感じません。分量も少なすぎるでしょう。

【ベーコン】ただのベーコンではなく、スモークを施しカリッと仕上げたような味になっています。かつてのマックのベーコンとまったく異なりおすすめです。

マック 名前募集バーガー

【チーズ】濃厚チェダーチーズとのことですが、チーズはかなりの分量を使わないと埋もれてしまいます。マックがチーズ感たっぷりのバーガーを販売したことは過去になく、今回も同様で脇役になっています。

【ビーフパティ】マック最大の欠点と言える質が悪く焦げ目が不十分なビーフパティ。モスバーガーやバーガーキングに大きく差をつけられる原因ですが今回も変わらず。

【オニオンソース】オニオン感たっぷりの濃い目の味付けが成功。2015年から2016年にかけてマックが販売したフレーバーの中では好印象です。「バベポ」で辛口ソースに挑戦したのが昨年は印象的でしたが、それを上回る完成度でしょう。

名前募集バーガーの戦略は?

マック 名前募集バーガー

✔ 「おてごろマック」では、家庭の味=エグチ、ヘルシー派向け=ハムタス、濃い味派向け=バベポとそれなりの力作をそろえ、無料配布でツイッター拡散を狙いました。しかし無料配布時間帯になってもツイッターのトレンドや検索急上昇ワードに上がらず宣伝上は大惨敗を喫しました。

✔ その後4作目として追加したチキチーは、話題にはならなかったものの調味料を前面に押し出したジャンキーな味。マックの原点回帰とも言えます。

✔ そして今回の名前募集バーガーは、ベーコンとオニオンソースの強めの味つけが成功しています。全体としてはややあっさり目にまとめましたが、野菜をほぼ全てカットしました。マックが得意とする「非健康、ジャンキー、片手でボリューム感」という原点に立ち返った感があります。

マック 名前募集バーガー

✔ ごく一部の店舗で行われたテスト販売の感想を見ると、次のような感想が並びます。

・バター風味のジャガイモがおいしかった。
・たまねぎがおいしかったけど、じゃがいもが少なく感じる。
・ポテトとベーコンがとくに美味しかったです!
・バンズがふっくらしていてよかった。
・いろんな味のMIXがおいしかったです。オニオンソースが少ししょっぱいのが惜しい。甘みが分かるくらいがBest!! パンも通常よりおいしかったです。
・意外にあっさりとしています。
・オニオンソースが際立たせてくれました。
・ソースの味が濃いと思います。

✔ じゃがいも、ベーコン、たまねぎ、バンズといった狙いが全て評価に出ています。2015~2016年の新バーガーのなかでは成功と言っても良いと思います。

バーガーキングの同価格帯と比較

ワッパーチーズジュニア

✔ 名前募集バーガーは価格を無視すればマクドナルドらしい成功作と言えます。しかしおてごろマックの倍の390円という設定は少し高すぎる感があります。そこで直火焼きの肉で勝負するバーガーキングの同価格帯「ワッパーチーズジュニア」と比較してみます。

✔ ワッパーチーズジュニア(400円)。まず肉は直火焼きでコリコリした食感がありマックに圧勝。生のトマト、オニオン、レタスが入ります。チーズもマックよりは味への貢献があります。バンズはマックが上回るかもしれません。

✔ 名前募集バーガーとワッパーチーズジュニアのどちらを選ぶのかというと、これは互角の勝負であり好みによると思います。自然な肉の味や生野菜が希望ならバーガーキング、ジャンキーでインパクトとボリュームをというならマックになります。

✔ しかしバーガーキングのドリンクは190円から、マックは100円からです。持ち帰らない限りドリンクを注文する方も多いと思いますので、総合評価ではマックの勝ちとなるでしょう。

「お名前募集」が拡散するかが勝負

おてごろマック200円 えぐち バベポ、ハムタス

✔ お手ごろマックの発売では、エグチさんとその友人、およびツイッターアカウントを「エグチ」と変えた人が1つ無料になる大盤振る舞いでSNS拡散を狙い見事にコケたマック。今回、名前募集と「ハンバーガー10年分」がどこまで話題になるかが勝負です。マスコミ向けの試食会が開かれ、記者が無難に評価した記事がすでにある程度読まれています。

✔ 以前は何かすれば必ずニュースになったマックですが、2014年の冬以降ネットユーザーは全く反応しなくなってしまいました。食材の不祥事でマック離れが決定的になったのです。その後は何をしても賛否両論になり弱火のまま消えるようになったマックの話題が、今回どこまで広がるかが勝負です。それは取りも直さずこの1年間、マックの全店舗がどれだけ来店客を大切に扱ったかという試金石になります。

追記

結果としては名前募集に多数の応募(501万6926件)がありました。しかし、賞金142万3500円に対して簡単に応募できることが反響につながっただけで、実際に「北のいいとこ牛っとバーガー」に決まった後に、応募者が購入し大きな口コミにつながる流れはできませんでした。マックの苦悩は続きます。

おすすめの記事


安い宿の宿泊レポートをアップ→安い宿の旅(姉妹サイト)

-チェーン店・その他