銚子電鉄を撮影に行く方のために、撮影スポット、車両一覧、車両の運用を、実際に現地に行き分かる範囲でまとめました。
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筆者は撮り鉄、乗り鉄でないため、情報に不十分な部分があるはずです。情報頂ければ、随時加えていきます。この記事のコメント欄か、ツイッターまでお知らせください。
銚子電鉄のぬれ煎餅を肴(さかな)に、子どものお酒で1杯。 pic.twitter.com/zfLlIR2MSz
— とらべるじゃーな!@自宅作業中 (@jarna_jp) 2018年8月24日
銚子電鉄の撮影スポット5選
銚子電鉄の撮影スポットを5つ選びました。
仲ノ町駅の銚子より(線路沿い)
ヤマサの醤油工場の原料貯蔵タンクを背景に、仲ノ町駅にある車庫の撮影ができます。2番線、3番線に電車が停まっている状態で、1番線に旅客扱いの電車がやってきたタイミングが、撮影のチャンスです。
※1番線、2番線、3番線は、分かりやすくするために当サイトが仮につけた呼び方です。
本銚子駅の跨線橋から
銚子電鉄は宅地化された台地を走ります。しかし、本銚子駅の南には山があり、掘割(天井のないトンネル)の形で銚子電鉄が敷かれています。本銚子駅にかかる跨線橋から、外川駅方面を撮影するのが定番です。
この場合、緑色の車両(通称青蛙)が先頭になる、2000系の銚子駅行きがおすすめで、ブルー系の車両はあまり絵になりません。また、銚子駅よりの踏切から撮影する人もいるようです。
海鹿島駅から君ケ浜駅間
銚子電気鉄道2000形2001編成
レイルロオド・トレインon銚子電鉄
「観光各停 おおはし号」 5/19撮影
(全て 海鹿島 〜 君ヶ浜 間で撮影)#レイルロオド・トレイン #まいてつ pic.twitter.com/1APEwQ2VLc— あず23号系統@DMS昼 (@Azu5063F) 2018年5月19日
銚子電鉄は、銚子駅から海鹿島駅まで、おおむね市街地が続きます。そのため、海鹿島駅以南が住宅を取り込まずに撮影できます。とくに海鹿島駅から君ヶ浜駅間は、撮影する人が多い場所です。
犬吠駅周辺
犬吠駅周辺は、住宅が少なく花が植えられているため、絵になりやすい場所です。
終着駅・外川駅を出発する列車
外川駅は有人駅のため、駅員の見送りがあります。駅員の後ろ姿を取り込んで撮影すると、終着駅の雰囲気が出ます。
銚子電鉄の現役車両と運行
銚子電鉄の現役運行車両は、2両の色が緑、青系で異なる2000系と、銚子の海と空をイメージさせる水色と青の3000系がメインです。
銚子駅側が緑色、外川駅側がブルー系(2000系)
2000系は、京王電鉄から伊予鉄道を経て2010年に銚子電鉄でデビューした車両です。2両編成で、銚子駅側が緑色貫通扉のない2001号車(通称青蛙)で、外川駅側がブルー系(水色と青)で貫通扉がある2501号車です。
2000系はもう1組あり、カフェオレ+朱色に塗られています(2002号車と2502号車)。2018年の夏はお化け屋敷列車、傀儡子(くぐつ)の呪い人形として、ヘッドマークや小道具が設置されており、仲ノ町駅の車庫の3番線(ホームに接した線路を1番線と仮に名づけます)に停車しています。
水色と青色の銚子の海を連想させる3000系
京王電鉄から伊予鉄道を経て2016年に銚子電鉄でデビューした、中古とはいえ新しい車両です。2両編成で、両側とも貫通扉があるタイプです。
銚子電鉄の運行
銚子電鉄は単線で、笠上黒生駅に交換設備があります。
基本的には、2組の車両が交互に行き来しています。2018年の夏の運行状況では、笠上黒生駅には、たとえば下のようなパターンで行き違います(タブレット交換式)。
- 上り 外川駅側 3000系(ブルー系)+3000系(ブルー系)銚子駅側
- 下り 外川駅側 2501号車(ブルー系、貫通扉あり)+2001号車(青蛙色、貫通扉なし)
仲ノ町車庫の各車両の配置
仲ノ町には、銚子電鉄の車庫があります。運行に使用しているホームに接した線路を仮に1番線とすると、4番線まであります。
- 1番線 … 乗客を乗せた運行車両が走行します。
- 2番線 … 3000系(ブルー系)が待機していました。
- 3番線 … 2組ある2000系のうち、カフェオレ+朱色の車両が停められています。2018年の夏は、臨時のお化け屋敷列車仕様となっていました。銚子駅側が非貫通扉、外川駅側が貫通扉ありです。
- 4番線 … 営団地下鉄から譲り受け2015年まで運行していたデハ1000系(赤色)が保存されています。同じ線路上に、ヤマサ醬油工場からの貨物を引いていた、デキ3形電気機関車も置かれています(2018年夏は塗装はされていませんでした)。
※1~4番線は、分かりやすくするために当サイトが仮につけた呼び方です。
銚子電鉄に保存されている古い車両
デハ1000系 … 元営団地下鉄の赤い車両。仲ノ町駅の車庫の「4番線」に保存されています(写真はすぐ上)。
デキ3形電気機関車 … 山口県の沖の山炭鉱を経て、1941年に銚子電鉄でデビューしています。ヤマサ醤油の工場内から、仲ノ町駅を経て、銚子駅までを貨物を引いて運行していた電気機関車です。写真は、黒く塗装されていたときのものです。
デハ801系 … 伊予鉄道を経て1986年に銚子電鉄でデビューしています。現在は、外川駅の車両どめの先に保存され、9時から15時(土曜日16時半)の間内部の見学も可能です。
デハ200系 … 折り返し駅でパンタグラフの向きを交換する必要があった、おへそライトが特徴の古い車両です。解体されましたが、一部が仲ノ町駅の車庫の部品に使われています。1日乗車券の表紙を飾っています。
オットー … 仲ノ町駅から数分のヤマサ醬油工場の工場内に展示されているドイツ製のディーゼル機関車です。石油を燃料として走ります。大正末期から1964年まで稼働していました。
以上、銚子電鉄の撮影スポット5選~車両一覧と運用~でした。筆者は撮り鉄、乗り鉄でないため、情報に不十分な部分があるはずです。情報頂ければ、随時加えていきます。この記事のコメント欄か、ツイッター(冒頭に埋め込み)までお知らせください。
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