【出川充電ルート】天城越え(旧天城トンネル)のルート・場所・行き方を知りたいなら

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出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(4月8日放映)でも話題の天城越えとは、正確には湯ヶ島温泉から桜でおなじみの河津に至るルートです。観光なら最低でも旧天城トンネルをくぐれば、天城越えと言えます。このページでは、天城越えのルート・場所・行き方をご案内しています。

・「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(4月8日放映)の全ルートを追加しました。

天城越えは、湯ヶ島温泉から河津へのルートだが、旧天城トンネルの前後(旧道区間)を指すことも多い

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天城峠とは、中伊豆の修善寺の南にある湯ヶ島温泉から、桜で有名な河津へのルートです。伊豆半島南部は、昔は陸の孤島であり、中伊豆を抜ける天城越えが、唯一東京へ向かうルートでした。

天城越えのルートのなかでも峠越えの場所は、

  • ①現在は登山道となっている旧天城峠
  • ②旧天城トンネル(1905〜1970年のメインルート)
  • ③新天城トンネル(近代的な国道)

と、時代により位置を変えています。

1986年、天城越えのイメージを作った、石川さゆりの「天城越え」が発売されました。このときには、新天城トンネルが開通済みでしたが、難路のイメージが強い旧天城トンネルが、天城越えのイメージとして定着しています。

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(4月8日放映)でも、旧天城トンネルを選んでいます。

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(4月8日放映)のルート

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伊豆半島を北から南へ、縦断するルートです。❸(三島市)以降のほとんどの場所は、【伊豆の絶景】車なし電車で行くモデルコース22プランに掲載しています!

❶ 須山浅間神社(裾野市) 出川さんと縫田Dは、御朱印と、地元の不二家から奉納ミルキーを頂きました。(裾野駅からバスで30分、須山バス停から徒歩5分/裾野ICから車で15分)

❷ 五竜の滝(裾野市) ゲストの尾形貴弘(パンサー)と合流。その後の道中、住民とPK対決。


❸ 三島広小路駅周辺 かつて訪ねた全国的な名店「桜家」でうなぎの香りにひかれた3人は、岸田総理も食事した店「すみの坊」へ。

写真 伊豆長岡温泉のなかでも、川沿いの古奈温泉と呼ばれるエリアを訪ねている。

❹ 伊豆長岡温泉 頼朝の湯 本陣で、源頼朝が900年前に入ったというお風呂を見学し、洞窟風呂で体を温める。

❺ 修善寺 「宙 SORA 渡月荘金龍」で展望貸切露天風呂を見つけ、風呂を満喫。

❻ 湯ヶ島温泉 川端康成が『伊豆の踊り子』を書いた「湯本館」を訪ねる。

❼ 浄蓮の滝 滝の上の売店で、おろしたてのわさびを試食。

❽ 天城越え 天城峠旧道から、旧天城トンネル(天城山隧道)へ。

❾ 河津 河津桜の渋滞に巻き込まれる。名所のループ橋を下る。

❿ 石廊崎 夜間、駐車場に到着。通常は石廊崎オーシャンパークに停めると便利です。

ほとんどの場所は、【伊豆の絶景】車なし電車で行くモデルコース22プランに掲載しています!

なお、1905年以前の天城越え(①)を目指す場合、二本杉峠(旧天城峠、旧天城トンネルから西へ登山道を約2キロ・85分)を目指して登山する形となります。

天城越えの歴史は、ブラタモリで詳しく紹介されています。
【ブラタモリ伊豆・天城越え編】全内容・ルートを写真でまとめと要約!#104

天城越え(天城峠)へのアクセスは、修善寺駅からクルマが便利

写真 旧天城トンネル北口園地

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天城越えへのアクセスは、修善寺からクルマで向かい、途中旧道に入り、旧天城トンネルの北側の駐車スペース(通称、北口園地)に車を停めるのが、オーソドックスです(南側にも、小さな駐車スペースあり)。

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(2023年4月8日放映)でも、修善寺側から旧道に入り、北口園地に向かっています。番組予告では、旧道沿いにひっそりとたたずむ、川端康成像が登場しました(地図)。(放映ではカットされたと思います)

レンタカーの場合は、修善寺駅が便利。修善寺駅~旧天城トンネル北口園地は約35分。なお、伊豆急下田駅でレンタカーを借りる手もあり、伊豆急下田駅~旧天城トンネル南口園地は約50分です(地図)。

徒歩の場合、修善寺からバスで約50分。天城峠バス停から、登山道経由で約15分(車道経由だと徒歩約40分)で旧天城トンネルの北側(北口園地)に到着します。なお、旧天城トンネル北側(北口園地)の脇から、約25分の登山で、旧天城トンネルの上にある天城峠(第2世代の天城峠)へ登れます。

  • 第1世代の天城峠 現在は登山道となっている旧天城峠。二本杉峠とも呼ばれる。
  • 第2世代の天城峠 旧天城トンネルの上あたりにある天城峠
  • 第3世代の天城峠 新天城トンネル内の最高地点(またはその上の登山道)
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登山道はもちろん、車道(簡易舗装)も、かなり寂しいルートです。伊豆半島ではツキノワグマは絶滅していると言われていましたが、近年目撃情報が急増していますので、十分にご注意ください。基本的には、クルマでの訪問がおすすめです。

地図 伊豆市観光情報サイト

天城越えの旧道は、すれ違いが難しく、運転技術が必要

旧天城トンネル北側(北口園地)へ向かう旧道です。簡易舗装で、車1台の通行が可能。すれ違いやバックに備え、ある程度の運転技術が必要です。日没後の進入は非推奨です。

天城トンネルの北側です。南北の北側は、東京からの表玄関にあたり、豪華な黒い石が使われていることがポイントです。

天城越えの歴史は、ブラタモリで詳しく紹介されています。
【ブラタモリ伊豆・天城越え編】全内容・ルートを写真でまとめと要約!#104

旧天城トンネルの内部と南側(南口園地)の様子

旧天城トンネルの内部は、すれ違いは不能です。鉢合わせした場合、どちらかがバックするしかなく、長い距離をスムーズにバックできる技術が必要となってきます。

旧天城トンネルの南側(南口園地)。駐車場は北側より狭く、踊り子のイラスト入りの看板が設置されています。

旧天城トンネルの南側です。北側との区別は難しいですが、黒い岩が使われておらず、緑がかった岩が特徴です。南側は、伊豆の人が東京に向かう「勝手口」にあたるため、比較的質素です。

【ブラタモリ伊豆・天城越え編】全内容・ルートを写真でまとめと要約!#104

天城越えのおすすめ観光ルートや温泉地

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天城越えにおすすめの観光ルートを紹介します。

修善寺駅→湯ヶ島温泉(写真)→浄蓮の滝→道の駅天城峠(紅葉期以外は通過しても構いません)→旧天城トンネル北側(北口園地)→旧天城トンネル南側(南口園地)→河津七滝ループ橋→河津七滝

天城越えにおすすめの宿泊地は、修善寺温泉、湯ヶ島温泉(写真)、河津温泉です。

修善寺温泉は、文字通り「修禅寺」周辺に開けた温泉地で、川のせせらぎや竹林、みやげ物店など、誰でも楽しめる観光地です。温泉通は、修善寺郊外の農村にある、神代の湯を選ぶこともあります。

湯ヶ島温泉は、山のなかの穴場。古民家風で、露天風呂が素晴らしい白壁がおすすめです。

河津温泉は、滝を望む露天風呂があり、温泉映画のテルマエロマエにも登場した大滝温泉天城荘がおすすめです。2023年4月現在、火災からの復旧中で、宿泊予約は停止しています。

テルマエ・ロマエに登場した滝の見える露天風呂はどう行くの?

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