本厚木駅周辺で、ラーメン屋を探している方のための記事です。本厚木駅周辺の2強は、(1)醤油の麺や食堂、(2)塩の本丸亭です。バスを使うなら家系の始祖の吉村実氏の子が経営する、厚木家が特におすすめです。
本厚木駅のラーメン店マップ
- 醤油ラーメンの伝統店、麺や食堂(●印)本厚木駅、徒歩10分
- 塩ラーメンの人気店、厚木本丸亭(●印)本厚木駅、徒歩10分
- 家系の壱七家(●印)本厚木駅北口右へ1分
- 駅構内の長浜ラーメン、一風堂(●印)本厚木駅構内
- シンプルな平塚ラーメンで人気上昇、ラオシャン(●印)駅歩7分
1位 塩ラーメンの人気店 本丸亭(本厚木駅徒歩10分)

1位の厚木本丸亭は、塩ラーメンの人気店です。目と鼻の先にある麺や食堂と、本厚木駅徒歩圏ナンバーワンを競っています。厚木本丸亭では、本丸塩らー麺(850円)が、ベーシックなラーメンです。味玉のトッピング(100円)を、必ず勧められます。

本丸塩らー麺のスープは、よく選ばれた塩の味が引き立つ、典型的王道の塩ラーメンで、期待を裏切りません。鶏がベースとなっているようですが、よく味わうと、背景に魚介がありそうです。それらを、適度な調味料でまとめてあります。
調べると以下の通りでした。
スープ(動物系) | 丸鶏(親・ヒナ)、鶏肉、鶏がら |
ダブルスープ(魚介系) | 焼きあご、昆布 |
麺 | 佐野ラーメン用の麵を直送 |
硬めのちぢれ麺に、良質のチャーシュー

麺は、硬めの縮れ麺です。硬めで歯ごたえが良いですが、舌触りも良い印象的な麺です。春菊は量が少ないものの、はっきりと主張。チャーシューは、肉質がよく、昔ながらのゆで仕上げです。チャーシューに隠れるように、ある素材が入っていますが、サプライズの演出かもしれないので、ここでは触れないでおきます。
内観はカウンターのみ
厚木本丸亭は、カウンターのみで12席くらい。ライバルの麺や食堂の約半分の収容人数となります。そのため、行列の長さで比較するのは間違いで、並びはあくまでも目安になります。
※テーブル席や内観の美しさで選ぶなら、麺や食堂をおすすめします。
2位 醤油ラーメンの伝統店 麺や食堂(本厚木駅徒歩10分)

2位麺や食堂は、本厚木駅北口から東に、線路のガード下を10分弱歩いた場所にあります。

2~4人がけのテーブル席が5つ、計10席ほどの向かい合わせのカウンター(簡単な仕切りあり)があります。
味玉そばは、整列した麺が印象的で味も〇

お店のおすすめは、味玉そば780円です(写真)。
スープは、煮干し感が強く、シンプルで家庭的な醤油で仕上げています。食べ進めると、背景にカツオが少し効いていることがわかります。きれいに並ぶ印象的な麺は、歯ごたえがよく、スープをよく吸って調和します。
スープの材料の詳細や詳しいレポートを、本厚木・麺や食堂の口コミレポートに掲載しました。

【殿堂入り】家系ラーメン厚木家

殿堂入りの厚木家は、家系の元祖・総本山である吉村家が認める、数少ない直系のお店です。なんと、創始者・吉村実氏の息子さんの経営です。
本厚木駅からバスで10分かかるため、殿堂入りとしましたが、駅チカなら圧倒的に1位です。開店前から15時頃までは、行列になります。夜は日によって。
アクセス:厚木家のアクセスと行列・混雑のデータ

厚木家のラーメンは、家系総本山吉村家に全くそん色なありません! スープは独自のアレンジがあり、チャーシューは総本山とはまた異なる、歯ごたえと低温調理が魅力です。全国の家系のなかでも、当然屈指。ぜひ訪ねたい店です。
総本家吉村家のレポ:元祖家系・吉村家 行列の並び時間と頼むべきメニュー
吉村家直系杉田家(千葉県):杉田家のメニューと感想、口コミ

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3位 家系ラーメン 壱七家(本厚木駅北口すぐ)

4位壱七屋は、本厚木駅北口を出て右に2分程度。食券制で、カウンターとテーブル3つのお店です。基本のメニューは、ラーメン(680円)。家系のため基本はしょうゆ味ですが、塩ラーメン、味噌ラーメンも同価格です。
ランチタイムは夜間は行列になりますが、過大評価という声もあります。本厚木は大学生が多く、680円という価格と濃い味が評価されているということです。

しょうゆラーメン(680円)です。壱七家は、好みのオーダーを入れると、味が崩れてしまうことがあるため、スープ、脂、麺の固さを普通(デフォルト)がおすすめです。クリーミーな家系としては、期待通りの味になります。
麺は太めで力強い食感です。わずかに小麦粉の固さを残した仕上がりは、固さ普通のオーダーでこそ、ベストバランスになるようです。
コアな家系ファンには全く評価されないが……
家系ファンには、資本系(セントラルキッチンの企業系)として全く評価されないラーメン店ですが、駅前で家系という場合は選択肢になります。ただし、家系の亜流の壱系となり、家系よりマイルドで麺が独特です。
4位 長浜とんこつチェーン 一風堂(本厚木駅 東口直結)

4位の家系ラーメン壱七家が男子学生に支えられているのに対し、一風堂は、上品にアレンジした長浜とんこつが、女性客やシニアの人気を集めています。臭みがかなり抑えられているのが、女性人気の秘密です。
チェーン店ですが、器のデザイン色から、内観全体のデザインにまでこだわりが貫かれ、居心地が良い上品なお店です。本厚木駅の東口直結で、雨の日や寒い日なども便利です。

白いお椀のラーメン(780円)は基本の長浜ラーメンで、赤いお椀のラーメン(850円)は、アレンジを加えたものです。値段は長浜ラーメンとしてはやや高く、替え玉が120円のため、1回の単価は900円程度になりそうです。駅直結、きれいでゆとりある内観の分の費用負担です。
5位 シンプルな平塚ラーメンのラオシャン(本厚木駅徒歩10分)

5位は、シンプルな平塚ラーメンのラオシャン(本厚木駅徒歩10分)。本厚木駅南口を背に斜め左。川へ向かってまっすぐ歩きます。具材なしのシンプルな平塚ラーメンもあります。未訪問ですが、口コミから5位に仮設定しました。
6位 オハナ堂(本厚木駅 東口すぐ)
2019年4月中旬まで改装工事中

安さを求めるなら、一風堂を通り過ぎて、東口を出たところにあるオハナ堂も候補です。とんこつらーめん(680円)+替え玉150円となり、一風堂より少し安くなります。ランチタイムは、小ライス無料。餃子2個+小ライスが100円です。
なお、純然な長浜ラーメンではなく、長浜と家系の折衷のようなラーメン店です。
以上、【現地取材】本厚木駅ラーメンランキングでした。
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