【三保の松原・アクセス】清水駅・静岡駅から三保松原のおすすめの行き方

駿河湾の向こうに富士を望む、ダイナミックな眺望が魅力の三保の松原(世界遺産名は三保松原)。この記事では、東京や名古屋などから、三保の松原への効率の良いアクセス方法をご案内します。

現地取材を3回実施。

(結論)三保の松原へのアクセスは、静岡駅経由が最速

美保の松原へのアクセスは、富士駅への移動が大変な新富士駅はNG。静岡駅で降りて、東海道線で清水駅に移動するのが最速です。

静岡駅には、こだま号と、一部のひかり号が停車します(写真)。

清水駅からは、西口発のバス(10分ごとに運転、所要10分)が便利ですが、東口側すぐの清水港発の遊覧船も魅力です。清水駅に着き、富士山が見えていれば遊覧船(所要計30分程度)が良いでしょう。

三保松原は電車かクルマか?  富士山は見えるのか?

三保の松原の最大の魅力は、駿河湾越しに見える富士山です。しかし、データによるとGWから夏にかけては、富士山が見える確率はかなり低め。できれば晩秋、冬、早春に出かけたい場所です。

筆者は、ある年の夏、三保の松原に近い沼津に8回訪ねたことがありましたが、富士山は1度も見えませんでした。あえて夏に狙うなら、周辺で宿泊し、1日でもチャンスを増やすこと。また、早朝は雲がかかりにくく、富士山が見える確率が上がります。

三保の松原は、無料駐車場もありますが、電車とバス(または遊覧船)で十分に行動ができます。ただし、久能山東照宮にも行く場合は、三保の松原〜久能山のバスの便がないため、クルマがおすすめです。

三保の松原を深く理解するためには、ブラタモリが1番です。

【ブラタモリ三保松原編】三保松原の歴史・地形・観光ルートまとめ #sp

三保の松原へのアクセス 最速は、静岡駅→清水駅→路線バス

三保の松原への最速のルートは、静岡で新幹線を降りて、東海道線で清水駅に向かう形となります。静岡鉄道の利用も面白いですが、バス停の関係で、帰路がおすすめです。

なお、こだま号は、土日祝日やハイシーズンでなければ、自由席もすいています。時間が決まっている場合は、えきねっとで早めに予約すると、指定席でも自由席より安い、得だネ価格が出ることがあります。

清水駅へは、特急ふじかわ号が早く着くことがあります。お子さんや鉄道ファンがいらっしゃる場合は、面白い選択肢です。新幹線の特急券とふじかわ号の特急券を同時に購入すると、ふじかわ号が割引になります。

ふじかわ号がない場合は、ロングシート(横長座席)のみの普通列車で移動します。

清水駅では、改札口に写真のような表示があります。三保の松原への路線バスは、西口です。

清水駅の改札を出て右斜めに富士山が見えた場合は、遊覧船(水上バス)での移動もおすすめです。右方向(東口方向)に歩き、屋根付き通路を歩き、清水漁港に行きます。魚市場の建物の陰に、船着場があります。

なお、魚市場には、河岸の市・まぐろ館があります。海鮮丼のお店が多数入る場所で、ランチの大きな選択肢です。三保の松原周辺には、地元向けの飲食店(うどん屋など)と、小さな海鮮丼店(混みそう)しかありませんので、ランチは、まぐろ館に寄るのがおすすめです。

清水港のおすすめ海鮮丼を現地取材で紹介!~河岸の市・まぐろ館~

写真は、2018年7月現在の遊覧船(水上バス)の時刻表です。清水港乗り場は、江尻という名前で、降りるのは三保です。三保船着場に降り、まっすぐ道路へ出るとバス停があります。

なお、遊覧船(水上バス)は自転車を乗せることも可能です(先着順)。

三保の松原か久能山か

この地区の2大観光地が、富士山の絶景の三保の松原と、ロープウェイで谷を超える絶景の久能山です。1つの考え方は、清水駅から富士山が見えた場合に三保の松原へ、そうでない場合に久能山へ向かう方法。三保の松原は、快晴が必要ですが、久能山は晴れてさえいれば、絶景(海を見下ろす)を見ることができます。

久能山はブラタモリ三保松原で紹介

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三保の松原のバス停から、三保の松原へのアクセス

三保の松原入口のバス停です。清水駅からバスに乗った場合、バスを降りて振り返ると信号が見えます。そこを左の細い路地に入ります。途中突き当たりを左に曲がり、三保の松原へつながる神の道(松並木)まで6分前後です。

遊覧船(水上バス)で来た場合、バス停は反対側となります。

神の道の入口に着けば、三保の松原まではまっすぐ歩き、6分前後です。

ランチは清水漁港の河岸の市・まぐろ館がおすすめ

三保の松原は世界遺産ですが、指定前は人気が落ちかなりさびれていました。そのため飲食店がほとんどありません。ランチなら、清水駅から徒歩2分足らずの、河岸の市・まぐろ館がおすすめです。

清水港のおすすめ海鮮丼を現地取材で紹介!~河岸の市・まぐろ館~

夜は河岸の市・まぐろ館のお店はほとんど閉まってしまいますが、「海山」は夜も空いています。海山は、まぐろ館では普通程度の評判のお店です。反対側、清水駅西口のいわし料理善は、地元の人しか知らないお店ですが、内装も料理も良い名店です。

三保の松原へのアクセス 帰りは静岡鉄道もおすすめ

静岡から清水駅間は、JRと静岡鉄道が並走しています。

行きは、静岡駅での乗り換えや、清水駅で天候次第でバス、遊覧船(水上バス)の選択が行いやすいことから、JRがおすすめです。

しかし、帰りは、三保の松原入口から清水駅へのバスは、静岡鉄道の新清水駅も通りますので、迷うことなく利用できます。静岡鉄道は、さまざまな種類の電車が走り、本数も多いことから、お子さんや鉄道ファンがいればおすすめです。新静岡駅から静岡駅は、徒歩15分と書かれていますが、実際には10分程度です。

三保の松原の観光ガイドは、ブラタモリ三保松原編がおすすめです。

清水港の比較対象が、沼津港です。晴れた日なら三島スカイウオークとの組み合わせがおすすめです。

 

 

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