ブラタモリ大井川編で、タモリさんが大井川を訪ね、川越人足の歴史やその後、地形の秘密を探り、奥大井湖上駅を訪ねました。ロケ地、内容、関連情報をくわしくご紹介します。
😎大井川 (#225)トロッコで湖上駅へ | 😎静岡市 (#224)駿府城は今川の痕跡も | 😎伊東 (#208)なぜ人気温泉地に? |
😎浜松 (#153)楽器の街と浜松城 | 😎浜名湖 (#152)なぜウナギがおいしい? | 😎下田 (#107)ペリーが残した和洋折衷 |
😎天城越え (#104,105)温泉から旧天城峠へ | 😎三保松原・久能山 (2018年新春SP)徳川家康ゆかり | 😎熱海 (#27)歴史を重ねた温泉街 |
富士山 (#19,20,21)宝永火口とは? |
😎マークは、現地取材済みです。
大井川とは?
ブラタモリは、大井川下流(地図)を訪ねます。東海道線が、大井川を渡る場所の少し北です。
大井川は、静岡県のほぼ中央、南アルプスから扇状地を経て駿河湾に注ぐ、168kmの長さを誇る河川です。
※上の写真が撮れるホテルを見る 関東周辺1泊2日ずらし旅・穴場20選|モデルコース(巻頭特集)
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」の歌いだしで有名な民謡があるように、流域は、多雨地帯で、現在はダムが作られ減りましたが、大雨のたびに洪水を起こす暴れ川でした。
総勢千人超!江戸時代の川渡しのプロ集団“川越人足”がスゴイ!|ブラタモリ大井川
江戸時代は、東側の駿府城(ブラタモリ静岡)、江戸城を守るために、橋や渡し船が禁じられていました。
橋も渡し船も禁じられていた江戸時代の大井川。東西からの旅人は、どのように渡っていたのでしょうか?
タモリさんが、訪ねていたのは、旧東海道が大井川にぶつかる場所(地図)。上の絵図に描かれ屋「川越人足」が、大井川越えのカギを握ります。
タモリさんは、旧東海道大井川川会所を訪ねます(地図)。旅人が、川を渡る手続きをする場所です。
川越人足による大井川越えは、その日の川の水の深さなどよって、費用が変わります。
また渡り方によっても費用が変わります。1人の肩に担ぐ方法から、台に乗って担いでもらう方法までありました。台は何種類かあり、庶民の平輦台は1~2万円前後、半高覧輦台は1.5~3万円前後、殿様が乗る屋根つきの大高覧輦台だと9~16万円の料金がかかりました。
川越人足は、最盛期には600人以上。対岸の金谷川を含めると、約1000人もの川越人足が働いていました。暴れ川の大井川で川越人足になるには、長い修業が必要でした。
- 弁当持ち(15歳未満の若者)
- 水入(15歳以上の見習い)
- 本川越(一人前の川越人足)
- 待川越(ベテランの川越人足)
- 口取(45歳以上の者)
ブラタモリは、さらに下流の蓬莱橋を訪ねます(写真)。
明治維新後、1879年(明治12年)にようやく渡された蓬莱橋は、木造歩道橋として世界一の長さを誇り、ギネスブックにも掲載されています。
タモリさんは、料金の100円を収め、大井川を渡ります。
明治になって失業した人足たち…救ったのは台地の上の茶畑?|ブラタモリ大井川
明治時代になると、渡し船が始まり、1000人以上もいた川越人足は失業してしまいます。どのようにして窮地を脱したのでしょうか?
川岸にある牧ノ原台地で、お茶を育てることで、仕事を得たのです。ブラタモリは、牧之原台地に登ります。大井川の川底との標高差は、15mほどあります。
牧之原台地の石を観察すると、河原特有のもの。もともと大井川の河原だった場所が、隆起して高くなったのです。水はけが良すぎ通常の作物には適さない場所でしたが、お茶の栽培には適していました。温暖であることも、お茶に向いていました。
しかし、日当たりが良すぎ、お茶の渋みが強くなってしまうという問題がありました。
タモリさんは、牧之原台地で製法に工夫して作られたお茶を試します。従来のお茶より、渋みが緩和され、まろやかかつ、濃いお茶に仕上がっていました。これは深蒸し茶と呼び、蒸し時間を2倍に増やすことで、渋みを緩和したのです。
タモリさん「深蒸し茶」を堪能します。牧之原産の深蒸し茶は、100gで千円弱くらいのクラスからがおすすめです。味に深みがあるのに、甘く、驚くはずです。
洪水との戦いが生んだ「舟形屋敷」の秘密|ブラタモリ大井川
ブラタモリは、大井川下流を訪ねます。周辺は、大井川の洪水の影響を受けやすい平地です。
タモリさんは、あるお宅の、小高い竹やぶの存在が気になります。竹やぶの周りには生け垣があり、鋭角的になっています。この角は、ちょうど大井川の方向を向いています。
これは、舟形屋敷と呼ばれ、流れを2方向に切り分け、竹やぶと、小高い堤防替わりの土地が、水を防ぐ工夫だったのです。先祖のお墓は、最も安全な場所に設けられていました。
地層がグニャリ大逆転!暴れ川を生んだ巨大な大地の力とは?|ブラタモリ大井川
この項目は未編集です。
タモリさんは、大井川の岸に、互層を発見します。互層は傾いています。褶曲(力が加わり大地が曲がる)があった証拠となります。褶曲した部分が上下ひっくり返った、激しい、横臥褶曲が2キロに渡って続いている、珍しい場所です。
大井川周辺は、プレートの動きの影響を受け、隆起が激しい場所の1つです。
憧れの大井川鉄道へ!アプト式と湖上駅に大興奮!|ブラタモリ大井川
タモリさんは、念願の大井川鐡道、千頭駅に到着。
大井川鐡道は、SLが走ることで知られています。
巻頭特集に登場 関東周辺1泊2日ずらし旅・穴場20選|モデルコース
タモリさんは、待望の大井川鉄道(大井川鐡道)に乗車。アプト式のトロッコ車両で、奥大井湖上駅を目指します。
車窓には、3つの川が交わる場所がありました。タモリさんは、アプトいちしろ駅で、アプト式電気機関車の連結を見学します。
急こう配を登ります。
奥大井湖上駅に到着。
タモリさんが、念願をかなえて見ることができた景色です!
巻頭特集に登場 関東周辺1泊2日ずらし旅・穴場20選|モデルコース
😎大井川 (#225)トロッコで湖上駅へ | 😎静岡市 (#224)駿府城は今川の痕跡も | 😎伊東 (#208)なぜ人気温泉地に? |
😎浜松 (#153)楽器の街と浜松城 | 😎浜名湖 (#152)なぜウナギがおいしい? | 😎下田 (#107)ペリーが残した和洋折衷 |
😎天城越え (#104,105)温泉から旧天城峠へ | 😎三保松原・久能山 (2018年新春SP)徳川家康ゆかり | 😎熱海 (#27)歴史を重ねた温泉街 |
富士山 (#19,20,21)宝永火口とは? |
😎マークは、現地取材済みです。
😎見逃した方はこちらから
ブラタモリ日本の温泉 | ブラタモリ過去の放送回一覧 | タモリさん、オールナイトニッポンSP |
坂タモリ出版 推奨の坂は?(第8位で紹介) | 史上最大の反響「ブラタモリフォッサマグナ」 | ブラタモリ公式サイト |
ブラタモリ「奇跡の編集力」 | ブラタモリ書籍一覧 | タモリさんが監修!カレーうどん千吉 |
😎過去回ロケ地 完全収録
ブラタモリが、長岡→燕・三条→新潟市を、信濃川なしには語れない地域としてまとめてくれそう!😎
— ブラタモリ (@buratamori2018) August 27, 2023
漏れる糸魚川、上越、村上などは北前船航路でカバー🚣♂️
信濃川、北前船で理解しやすく全県を売り出せば、まだまだ観光客は来そう!
動画は十日町市に信濃川が作った河岸段丘で、このエリアもカバー。 pic.twitter.com/pFJF4tlKW3
コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)