沼津港の海鮮丼、刺身、フライは、観光地値段。しかし、なかには地元民愛用の安く、おいしい人気店や穴場店も発掘できます。50回沼津港を訪ねた経験を生かし、おすすめの海鮮丼、刺身、フライ定食をご紹介します!
全て現地取材。2023年7月、再取材を行いました。営業時間は、出発前にご確認ください。沼津港では、営業時間の変更がひんぱんにあります。
深海プリンの強力なライバルがシーラカンスcafe
バス停に近い、平屋の大きな建物「新鮮館」に登場したのが、シーラカンスcafe。少し割高ですが、アイスクリームは絶品です。テイクアウトのみで、撮影に適した場所がそばにないのが欠点ですが、ぜひチェックしてみたいお店です。
穴場★ずらし旅メーター
穴場度★★ 平日穴場度★★★ 土日祝日穴場度★★
まだ知名度は低く、テイクアウト専用でもあり、大行列にはならないと予想されます。
人気の深海プリンから新作の「深海モンブラン」登場!
2018年夏開店の沼津深海プリン工房は、マスコミへの登場回数が多めで、まだまだ人気。土日などは、待ち時間にご注意を。
2021年、「深海モンブラン」が登場! 1500円(2023年7月現在の価格)は高額ですが、目の前でモンブランの滝(写真)が見られ、本格マシュマロ入りで、女性なら納得のレベルです。
深海プリン工房本店から、少し歩くと、新たにできた支店があります。支店では、深海プリンもありますが、ジェラートも扱っています。店内にインスタ映えコーナーがあり、日差しで溶ける心配なく、きれいな写真が撮影できます。
穴場★ずらし旅メーター
穴場度 平日穴場度★★ 土日祝日穴場度
土日祝日やお盆、年末年始は行列ができます。
定番の深海プリンはこちら →沼津港の新名物 深海プリンの味、口コミ、値段、持ち帰り時間は?
- 新店特集 海鮮マグカップ丼専門店「いいら」は高いが、行く価値あり?
- 1位 にし与 「沼津港でもっとも納得感があるお店」と、地元民も選ぶフライ店
- 2位 ずう 地元民の御用達「本当のまぐろの赤身はこれか‼︎」と言わせる穴場店
- 3位 イワシ専門・磯はる食堂「イワシって、こんなにおいしかったの⁉︎」と思える店
- 4位 丸天 沼津港名物「インスタ映えがすごすぎる!」そのタワー天丼の名は、海鮮かき揚げ丼
- 5位 むすび屋 沼津港の地元民が「ホンモノの刺身を食べたいなら」というお店
- 特集 ジャンルを絞った異色なお店 鯛、太刀魚、ラーメンなどマニアックなお店
- 6位 ポルトゥスは「沼津港らしくない」と言われるおしゃれな新店
- 7位 丸勘ヤマダ水産 「ワンコイン海鮮丼」がすごい(ラブライバーの展示は終了)
- 8位 うなぎの京丸は地元民がクルマで来る店 平日ランチは驚異の1700円から!
- 9位 五鉄 注目の新店は、良質の海鮮丼が1408円
- 10位 カフェがわりにも。感染対策が徹底している沼津バーガーは、味も本格的。
- 11位 かねはち 高級店のイメージが強いが、隠れた安いメニューあり
- 12位 魚がし鮨 ネタは標準的だが大きさに驚き!
- 13位 沼津港にいくつかある、浜焼きのお店
- 14位 地元客のグルメは、松福のうまいラーメンとハンバーグ!
- 15位 あじや、港食堂、千漁家は、みなと新鮮館の格安トリオ
新店特集 海鮮マグカップ丼専門店「いいら」は高いが、行く価値あり?
2023年夏開店の海鮮マグカップ丼専門店「いいら」は、看板メニューのマグカップ丼は2200円と高額。行く価値はあるのでしょうか?
沼津港のメインストリートの車道沿いながら、奥まった場所にあり見つけづらい「いいら」。古い2階建ての建物のリノベーションです。
海鮮マグカップ丼専門店「いいら」(営業日・時間は2023年8月現在)
営業時間 9時~16時(土曜・日曜は7時~)
定休日 火
新規開店時の店頭の様子と、1階のカウンター(3席)です。2階にも席があります。全体にやや狭小ですが、お店の前のテラス席で食べることもできます(夏はやや暑い)。
看板メニューの3種のマグカップ丼は、税込2420円とかなりの高額。マグカップでない海鮮度は1500円前後からありますが、このお店ならマグカップ丼のチョイスとなるでしょう。なお、フルーツサンド屋さんを併設のため、パフェ類もおすすめです。
選べる3種のマグカップ丼(税込2420円)です。鮭いくら、ほたて、(沼津名物)アジフライをチョイスしました。
まず揚げたてからと、アジフライから味見。見た目よりも肉厚で、新鮮なアジでした。新鮮なアジはフライにしても、その魅力は失われません。まずは当りというところ。
つづいて、ホタテ。炙り焼きとそのままの刺身の両方が盛られ、凝っています。いずれもかなり新鮮。2年前にお向かいにフルーツサンドのテイクアウト店を開き、漁港の人とパイプができたとのことですが、その言葉に嘘はない、新鮮な魚介です。
鮭も上物でした。ご飯は、デフォルトでは人肌くらいの温度の白米ですが、お酢やオリジナルブレンドの赤酢が卓上にあります。赤酢は豊洲市場の人気店でも売りとなっており、知る人ぞ知る特別な酢飯をセルフで作ることができます。
マグカップですので、インスタ映えもします。
好きなマグカップ丼を選び、独自の食器に盛られた前菜を楽しみ、インスタ映えらしからぬ新鮮な刺身に驚き、2種類の酢飯にアレンジし、割りスープでだし茶漬けを作ったりしていると、とても良い時間を楽しむことができます。2420円は割高ですが、この体験を買うとすれば高くはないでしょう。
やはり、カップルや女子旅の方の方が、満足度は高いはず。ご飯も少なめで、糖質の面でも安心です。
現状で気になるのは、お冷が紙コップで十分冷えていないこと。この業態なら、夏は冷やした緑茶が欲しいです。また、割りスープは真鯛と金目鯛があり、吸い物としても楽しめお得ですが、こちらは化学調味料的な味で、あくまでおまけと考えてください。
裏ワザが、お向かいの姉妹店のフルーツサンド(テイクアウト専門)を店内で食べられること。
1つ400円前後で、サイズの割には値段はしますが、クリームはたっぷりかつ高品質。そして、クリーム以上に希少価値が高いのがフルーツ。マスカットは高級果物店の味。さらに、みかんは、普段食べているものとは全くの別物。フルーツサンドはテイクアウトだと、歩きながら食べるしかなく真価が分かりにくいのですが、改めて座って食べると、その実力には驚きます。糖分少なめで、カップルや女子旅の方の方が、満足度は高いはずです。
1位 にし与 「沼津港でもっとも納得感があるお店」と、地元民も選ぶフライ店
沼津港おすすめ1位は、海鮮丼や刺身定食でなく、フライのにし与。その理由は、沼津港で千円強なら、もっとも納得感があるからです。魚河岸定食(1150円、2023年7月現在)なら、刺身もついてきます!
にし与(営業日・時間は2023年7月現在)
営業時間 平日・日曜6:00~15:00 土10:00~15:00
定休日 木曜
にし与はフライに強い人気店です。コスパが高く、沼津の地元客からの支持も根強いお店です。L字型のカウンターのほか、テーブル席もあります。
感染症対策 にし与は、人気の割には面積は広くないです。心配な方は、ちょっと中をのぞいてみてください。
魚河岸定食(1150円)が人気!
安いメニューなら、アジフライ定食(1050円、2022年7月現在)。しかし、もっともおすすめしたいのは、写真の魚河岸定食(1150円、同)です。フライのボリュームがあるため、刺身メインのお店では足らなくなってしまう、若い方にもおすすめです。
フライはアジフライだけでなく、おまけのフライがつくため、満足感が高くなります。
魚河岸定食はフライがメインですが、やはり安くても刺身を少しは食べておきたいという、観光客のニーズをつかんだ人気商品。厚めのしっかりしたまぐろを含む、刺身もついてきます。
にし与のメニュー写真(2022年3月現在)
にし与では、刺身はそれなりの値段になってしまいますので、安さ重視ならフライから選ぶのがコツです。お店はそれなりに知られていますので、土日祝日は12時〜14時を避けるのがコツです。
奥まっていて見つけにくいです。テナント料がが安い分、具材が良いのだと思います。
穴場★ずらし旅メーター
穴場度 平日穴場度★★ 土日祝日穴場度
人気店で並ぶことがあります。土日祝日は12~14時を避けてください。
2位 ずう 地元民の御用達「本当のまぐろの赤身はこれか‼︎」と言わせる穴場店
沼津港おすすめ2位は、ちょっと変わった店名の「ずう」です。完全に地元客向けの小さな店のため、沼津港で配布している、お店一覧にも未掲載です。一般の人も利用できます。
ずう(営業日・時間は2023年7月現在)
営業時間 9:00~13:00ごろ(早朝営業はなくなりました)
定休日 土曜
※お休みの日は、変動があるようです。確実にという場合は、055-951-7270まで電話確認が無難です(地元向けの店のため愛想は普通です)。
※だいたい13時過ぎまで開いていますが、材料がなくなり次第閉店となります。
ずうは、どの刺身も新鮮で、フライもおいしくハズレは全くなし。なかでもアジは、常連に人気があります。それもそのはずで、アジは調理直前まで、お店の横の水槽で泳いでいたもの。新鮮さが比較にならず、シーズンによっては、甘みを感じるほどです!
感染症対策 狭いお店ですが、カウンターはテーブルに背を向けており、安心。一方、4人がけテーブルはすごく小さいので、首都圏から行く場合など、テーブル利用は避けた方が良いかも知れません。
上刺身定食(1500円)は、マグロの概念が変わる!
金目鯛定食を除けば、ずうで最高値のメニューが上刺身定食(1500円、2023年1月現在)です。ずうの名物ともいえる、アジの姿造りはみずみずしく、くさみがゼロです。
そして、驚くのがまぐろの赤身。食べると、徐々に甘さが出てきます! トロには甘さがあるものですが、赤身では極めて珍しく、いつかは食べたいメニューです。
あじフライとあじの刺身定食(1300円)
ずうで注文が目立つのは、あじフライとアジの刺身定食(1300円、2022年1月現在)です。肉厚のアジフライに加え、あじのお造りが1匹分!
フライのアジは、ふわふわで驚きます。刺身は新鮮で、良いアジが入った日には、甘さも感じます。
内観は、カウンターと狭いテーブル×3で、あくまで地元の方のための小さなお店です。常連客ベースのため、接客は最小限です。
ずうの主なメニュー
- 【おすすめ】上刺身定食1500円
- 【人気】あじのフライとあじの刺身定食1300円
- 刺身定食1400円
- 海鮮丼1400円
- マグロ漬丼1300円
- ミックスフライ定食1300円
- あじフライ定食1100円
- シャケと目玉焼定食1100円
- タチウオ塩焼定食(2023年1月の提供なし)
- さば正油定食刺身付1200円
- さば塩焼定食刺身付1200円
- ヤリイカの丸煮定食(2023年1月の提供なし)
- シャケ粕漬定食(2023年1月の提供なし)
- エビフライ定食1400円
- 地金目鯛煮付定食刺身付(2023年1月の提供なし)
穴場★ずらし旅メーター
穴場度★★★ 平日穴場度★★★ 土日祝日穴場度★★
実は当サイトが上位で取り上げて、多くの人が発見したお店です。地元客向けのお店のため、なるべくピークを避けてお訪ねください。
沼津港 安くておいしい店の法則
①地図左下、魚市場周辺のお店 …市場で働く人が訪ねるため質が良く安い(「ずう」「むすび屋」)。
②車道に面していないお店 …目立たないため質勝負。恐らくテナント料も安い。(「にし与」「磯はる」)。また「京丸」は恐らく自社ビルで高コスパ。
③海鮮以外 …地元民しか来ないので安くておいしい。「松福」「道灌かがり(ハンバーグ)」
3位 イワシ専門・磯はる食堂「イワシって、こんなにおいしかったの⁉︎」と思える店
3位は、イワシ専門の磯はる食堂です。イワシは、それほどおいしい魚というイメージはないかも知れませんが、磯はるのフライを食べれば、そのイメージは覆されます!
場所は、人気店・丸天のある通りの奥まった場所(建物内1階)。にし与の並びです。見つけにくいため、特に平日は、地元客がメインです。
磯はる食堂(2023年7月現在)
営業時間① 10:30〜14:00
営業時間② 17:00~20:00(日曜日は、夜の部はありません)
定休日 月曜
※営業時間変更や、片口いわしの水揚げしだいの臨時休業が多めの店です。ご注意ください。
イワシのフライがおすすめ!
磯はるの長浜定食(1760円、2022年10月現在)です。長浜定食は、イワシのフライと刺身がそろうメニューでは最安値です。
フライをもう少し安く食べる方法もありますが、このあと説明します。
断然のおすすめは、イワシのフライ。衣はサクッとしていますが、人気店によくある衣ではなく、しっかりした硬さがあり、技術をうかがわせます。新鮮でよいイワシを使っているため、衣の存在感に1ミリも負けません。
よく、フライにすると魚の新鮮さは問われないとも言われますが、それが誤りであることが分かります。新鮮でよい魚は、フライにしてもおいしいことを教えてくれるのが、磯はるです。
レモン、ソースのほか、お客さん目線で人気がある、タルタルソースもつけていますが、実は、何もつけなくても食べられるレベルです。しかし「まず何もつけないで食べてください」など、押し付けがましくないのが、磯はる流です。
(メニュー構成から)お店側が食べさせたがっているのは、イワシの刺身のようです。確かに、くさみが全くなく、スーパーのイワシと全く違いますが、完成度なら、フライをおすすめします。
店内はゆとりがあり清潔
磯はるは、カウンターとテーブル(5席前後)から成りますが、ゆとりがあり清潔。2軒隣のにし与と比べても広いのは、客単価を1500円以上に設定しているからだと思います。
磯はるのメニュー(2021年6月現在)
磯はるでお値打ちなのは、ヅケ丼(1540円、2022年10月現在)です。しかし、磯はるでは、ぜひフライも頼みたいため、本当のおすすめは長浜定食(1760円、2022年10月現在)となります。
穴場★ずらし旅メーター
穴場度★★ 平日穴場度★★★ 土日祝日穴場度★★
場所が見つけづらく、「いわし料理」のため、やや狙い目となると思います。
4位 丸天 沼津港名物「インスタ映えがすごすぎる!」そのタワー天丼の名は、海鮮かき揚げ丼
4位は、沼津港一の有名店丸天。テレビにも登場している、タワー天丼(海鮮かき揚げ丼)は1650円(2023年7月現在)で、インスタ映えします!
丸天は歴史が長く、タクシー運転手など、中高年の地元在住者に、特に支持されているお店です。丸天で宴会をしたという思い出が、あるようです。
丸天(営業日・時間は2023年1月現在)
旧店(魚河岸店)7:00~21:30 (ラストオーダー20:45) 不定休
新店(みなと店)10:00~21:45 (ラストオーダー 21:00) 木曜日定休 (祭日の場合水曜日に振替)
タワー天丼(海鮮かき揚げ丼)は、食べ切れるのか心配という方もいますが、結論から言えば、20~30代なら楽勝、40~50代でも大丈夫です。
なぜならかき揚げは、適度に空気が入りサクッと仕上がっており、油も良質のもの。具材も、エビや玉ねぎが多く、さらにご飯も少なめです。想像よりは軽く、男性なら食べきれる人も多いはずです。
海鮮かき揚げ丼は、このように倒して、天つゆをかけて食べます。かき揚げを食べ続ける形ですが、意外に飽きません。かき揚げとしての完成度は高いです。
残った場合は、店員さんがプラスチックケースとビニール袋を持ってきてくれ、自分で詰めます。ケースと袋は、初めからセッティングされていますので、遠慮なく依頼してみてください。
感染症対策 新店(みなと店)と、旧店(魚河岸店)があります。感染症が心配な方には、沼津港でいちばん広い新店がおすすめ。
風情がある旧店の方がインスタ映え(朝7時から営業)
写真は港に近い、旧店である「魚河岸店」です。丸天の元祖店にあたります。旧店は、朝7時から営業していますので、早朝訪問の貴重な選択肢です。
内観にも味があります。写真のような配置です(現在変更の可能性あり)。タワー型の海鮮かき揚げ丼で、インスタ映えを意識するなら、入口近くのテーブル席にしてもらうと、奥行きが出ます。
(向かいのテーブルの背もたれが、天ぷらと同じ色ですので、椅子をずらしての撮影がおすすめ)
奥には小上がりもあります。
広くきれいな新店
丸天は、同じ通りにお店が2つあります。バス停に近い新店は清潔で、沼津港でいちばん広いお店です。
もともと広く清潔で、ゆとりのある店ですが、新型コロナの流行以降は、椅子を減らして、感染症予防に努めています(2020年7月に撮影)。
知名度が高く、観光客向けのイメージを持たれがちのお店ですが、実力が伴ったお店です。丸天は、接客は今ひとつという口コミが平均的でしたが、最近は、まずまず良くなっています(非常に良いとまでは言えません)。
丸天のメニュー
丼ものでは、店員さんのおすすめは、魚河岸・丸天丼(1980円、2023年7月現在)です。もっとも良く出るメニューの1つとのことです。
寿司では、丸天にぎり(1650円、2023年7月現在)がよく出るそうです。
丸天は、店頭でまぐろのテールをよく展示していますが、そこまで出る商品ではないとのこと。
穴場★ずらし旅メーター
穴場度 平日穴場度★★★ 土日祝日穴場度
人気店ですが、新店のみなと店ができ、席数が相当あります。
深海プリンのライバル、フルーツサンドも登場!
2021年7月、深海プリンのライバルともいえる、フルーツサンドが登場しました。店名はiiRA(イイラ)です。お店は奥まっています(地図、いなろ食堂となり)。
フルーツサンドは、1個600円前後。写真左のマンゴーは人気のサンドの1つ。写真右のミックスもおすすめです。(開封前の写真)
フルーツは新鮮でみずみずしく、クリームは甘さ控えめ。食べ歩きを考えると、ちょうどよいサイズですが、1つ600円前後は少し高いかもしれません。
北に深海プリン工房の本店、南にその場で食べられるテラスがある深海プリン工房の支店という立地で、どこまでやれるか今後が注目されます。
5位 むすび屋 沼津港の地元民が「ホンモノの刺身を食べたいなら」というお店
むすび屋は、みなと新鮮館のある分かりやすい道にありますが、バス停から遠く、知らないと見つけにくいです。早朝営業のあるお店は、地元客が多い証拠です。
沼津港はかつては安く小さなお店が多かったのですが、観光地化が進んでいます。そのなかで、今も地元の人が訪ねるのが、むすび屋です。ただし、接客面ではそこまで気が回るお店ではありません。
むすび屋(営業日・時間は2023年7月現在)
平日7:00~15:00
土8:00~15:00
日8:00~21:00
まぐろ、ブリなど、ハズレがないお店。東京なら、高級店の味です。
感染症対策 沼津港でよくある、小さなお店です。時間帯に気をつけて訪ねてみてください。
刺身定食(1400円)
刺身定食(1400円、2022年10月現在、具材変更の可能性あり)です。ごはん、あさり汁、小皿、漬け物がつきます。脂が乗りすぎることがあるブリ(右上)は、むすび屋では完璧なバランス。
そして大注目は、中央奥のまぐろ。脂と赤身のバランスが良い中トロが選ばれています。東京なら高級店でしかお目にかかれない味です。お店は少し狭く、地元客メインのため接客は最小限です。なお、朝定食は880円(2022年10月現在)です。
むすび屋のメニュー
むすび屋では、メインのメニューが千円強。安く、本格的な魚介が楽しめます。
- 刺身盛り合わせ定食 1400円(2022年10月現在)
- 地あじフライと釜揚げしらす丼 1100円(同)
- 海鮮おまかせ丼 1580円(同)
朝定食は、焼き魚メインで格安!(2022年10月現在も860円)
穴場★ずらし旅メーター
穴場度 平日穴場度★★★ 土日祝日穴場度
座席数が少なく、待つ可能性があります。
特集 ジャンルを絞った異色なお店 鯛、太刀魚、ラーメンなどマニアックなお店
激戦区の沼津港では、ありきたりなお店はすぐに潰れてしまいます。ここでは、そんな沼津港で、ジャンルを絞った独自のお店を紹介します。
眞鯛は、鯛の専門店。予算は1600円程度必要です。鯛ラーメンもありますが、休止していた時期もあり、お店にお尋ねください。
遊覧船乗り場にある市場めし食堂は、ほぼ太刀魚の専門店。土日祝日のみの営業です。
メバチ鮪と太刀魚の海鮮丼は、太刀魚の一本揚げもつき1320円!(価格改定の可能性あり)
※太刀魚の専門店だった太刀や(写真、沼津港屋台村)は閉店してしまいました。
屋台村にある、みなとラーメン山は、残念ながら閉店。沼津港には、松福という超人気ラーメン店(濃い味)がありますのでそちらへ。
なお、沼津港屋台村の前には、沼津港では珍しい、ホットコーヒーの自販機があります。
3位で紹介の磯はる食堂は、イワシの専門店。ソースをかける必要を感じないフライは、絶品!
※8位で紹介の京丸は、ウナギの専門店です。
6位 ポルトゥスは「沼津港らしくない」と言われるおしゃれな新店
沼津港では、深海魚水族館周辺の一画(港八十三番地)を拡張する形で、イタリアンのPORTUS(ポルトゥス) など3つの新店が2019年7月にオープンしました(地図)。海鮮丼ではないですが、2店目や、閉まる店が多い夜の訪問に便利です。
感染症対策 新店で清潔さは抜群。店内の配置はもともと余裕があり、安心です。スタッフも多めで、清掃も安心。できればピークを外し、席をよく選んでみてください。
店名 | 営業時間等(2023年1月現在) | |
1 | PORTUS(ポルトゥス) | 沼津港の魚を使う、イタリアンレストラン。石崎幸雄シェフが監修。 平日11時30分~21時00分 土日11時30分~21時30分 |
2 | LOCO MARINO COFFEE(ロコマリーノコーヒー) | カフェ。石谷貴之氏がプロデュース。 11:00~17:30(17:00LO) 水、木曜日 定休日 |
3 | La torretta(ラ トレッタ) | 焼きたてパン屋 平日 11:00~17:00 土日祝 10:30~17:00 水曜日 定休日 |
PORTUS(ポルトゥス)のパスタは、観光地らしからぬレベルで、おすすめです。見た目に沼津港らしさはありませんが、沼津港の魚介を使用しており、ちょっと異色な沼津港グルメです。
7位 丸勘ヤマダ水産 「ワンコイン海鮮丼」がすごい(ラブライバーの展示は終了)
安さを売りにする店が集まる「みなと新鮮館」の中で、もっともハイコスパを誇るのが、丸勘ヤマダ水産です。イートインスペースは簡素ですが、コスパは沼津港でも最強です。
丸勘ヤマダ水産(営業日・時間は2023年7月現在)
営業時間 平日7:30~15:00、土日7:30~15:30
定休日 火曜
生まぐろ丼(500円、過去のメニュー)
写真は、生まぐろ丼(500円、過去のメニュー)です。
厚めにカットした生まぐろが中心。種類はメバチマグロだと思います。酢飯ではなく、温かい普通のご飯ですが、まぐろは厚みがあり、東京のワンコイン海鮮丼とは比較になりません。
沼津港のなかでは、千円強の店にはさすがにかないませんが、朝食の場合、節約したい場合にはおすすめです。
丸勘ヤマダ水産のメニュー(2023年7月現在)
ラブライブ! ラッピングバスを全部撮りたい方
8位 うなぎの京丸は地元民がクルマで来る店 平日ランチは驚異の1700円から!
うなぎの京丸は、平日ランチなら1700円(税別、お昼のぼくめし)から。夜の時間帯や土日祝日でも、3280円(税別、うなめし1本)など激安価格の人気店です。
※2023年7月現在の価格
場所は見つけにくいものの、地元の人は間違いなく知っているのが、うなぎの京丸です。座席感が広めで、店内はゆったりですが、うなぎは格安。平日は、地元客が多くを占めます。
なお、駐車場は、お店の裏手にもあり、かなり広いです。
うなぎ処京丸(2023年7月現在)
11:00-15:00 / 17:00-20:30
※土・日・祭日は通しで営業
定休日 火曜日
※火曜日が祝日の場合は営業し翌日を代休
京丸の味と安さの秘密は、うなぎ卸が直営しているから。気づきにくいですが、お店のすぐ裏に、本社があります。時期によりうなぎの産地は異なりますが、国産も使用されます。なお2023年7月現在、ランチは海外産がメインです。
地元客の人気が集中
テーブル席は、間隔を開けて配置し、比較的安心。このほか、大広間にテーブルを置いた場所もありますが、そちらは騒がしくなりやすいです。(懐かしの改装前店内 写真)
平日限定のうなぎのぼくめし(税別1700円、2023年7月現在の価格)
平日11時から15時のランチは、うなぎ80gのぼくめしが1700円。ぼくめしとは、大きく育ち過ぎた規格外のうなぎを使う料理のため、味はほとんど変わらず、お買い得です。東京の相場の半額以下。
ゴボウものっていますが、しっかり味つけされ想像よりもうなぎと合います。さんしょは削りたてで、うなぎのタレも自由に追加でき、想像以上の大満足です。
平日限定のお昼のうな丼は、税別1980円(2023年7月現在の価格)
お昼のうな丼は、平日ランチでは1番人気のメニュー。うなぎ100g(1匹の4分の3くらいの大きさ)を使用しています。なお、このメニューでは大きいサイズのうなぎを使用しています。
ランチは基本は海外産(2023年7月現在)ですが、柔らかく蒸され、タレの量が控えめで、うなぎ本来の味が楽しめます。タレは、テーブルにあり自由に追加できます。
平日夜、土日祝日のうなめし1本は3280円(2023年7月現在の価格)
平日夜や土日祝日は、うなぎを1匹使った、うなめし1本(3280円)が、基本の人気メニューになります。
2023年7月現在、海外産がメインですが、時間帯や在庫次第では、実は国産のリクエストも可能です。ただし、覆面取材で聞いた裏メニュー的な位置づけのため、SNS等での発信はお控えください。できるだけ、平日夜の余裕のある時間に、ダメもとで依頼してみてください。
京丸のメニュー(2021年6月現在)
平日ランチ(お昼のうな丼が人気メニュー)
土日祝日(終日)や、夜のメニュー。うなめし1本が人気の基本メニュー。
9位 五鉄 注目の新店は、良質の海鮮丼が1408円
五鉄は、海鮮丼の新店です。沼津港で千円前後の海鮮丼を提供するお店は、ネギトロやペーストがメインであったり、お店の内観に限界があったりと、決定打に欠いていました。そこを突いたのが、新店の五鉄です。
資本系の雰囲気があり、沼津港らしさにはやや欠きますが、おしゃれできれいなお店を望むなら、おすすめです。
感染対策 2020年7月にのぞいてみましたが、あまり変化は感じられず。しかし、店内は、ゆったりしたカウンター(テーブルに背を向けた配置)と、テーブルがあり、新しく清潔です。中の様子がのぞきやすいお店で、知名度も低く、狙い目です。
五鉄(2023年1月現在)
11:00~16:00
11:00~16:30(土日祝日)
※ネタがおわり次第終了
壱鉄(1408円、2023年1月現在)
盛りつけ、食器、お店の内装から、同価格帯の海鮮丼とは雰囲気が異なります。
写真は壱鉄(1408円)です。刺身は、ペーストもありますが、細かくカットしたすきみ、貝、かずのこ、イカなどが効果的に組み合わせれており、食感や味の面で驚きのバランスです。
銀座の行列店、つじ半を参考にしていると思うのですが、その辺は公式には、触れられていません。
後半に、だし茶漬け用の具材(あらかじめ小皿で提供)をのせ、だしをかけると、だし茶漬けの完成です。海鮮丼としても、同価格帯の他店を上回る完成度ですが、だし茶漬けで2度楽しめることは、決定打です。
五鉄のメニュー
五鉄は、壱鉄1408円から、五鉄3982円までのわかりやすい5段階。いつかは五鉄!と言いたいところですが、壱鉄のコスパが良い気がします。
10位 カフェがわりにも。感染対策が徹底している沼津バーガーは、味も本格的。
沼津バーガーは、結構高いし、深海魚バーガーなんて邪道じゃないの? と思われるかも知れませんが、結構本格的。また、感染症対策は、非常に熱心です。ラブライブ推しのお店です。
感染対策 もともと密ではなかった店内ですが、椅子を減らして、さらに余裕を持たせています。常に換気をしており、店員のテーブル消毒も熱心です。以前あったテラス席は、現在改装工事中です。
沼津バーガー(2022年5月現在)
ラストオーダーは閉店30分前
9:00~18:00
9:00〜19:00(土日)
深海魚バーガーなど、珍しいバーガーが売りのお店です。
店内は、ゆとりあり。
深海魚バーガー
深海魚バーガーは、簡単に言えばフィレオフィッシュに似ています。しかし、フライのサイズが大きく、バンズが本格的です。
700円(2021年6月現在)は少し高い印象ですが、沼津港はカフェが少なく、2店目には最適です。カフェの選択肢としては、5位で紹介のLOCO MARINO COFFEE(ロコマリーノコーヒー)があります。
沼津バーガー | 内装は普通で、ややラブライブ推し。深海魚バーガーなどに興味がある人向け。 |
LOCO MARINO COFFEE(ロコマリーノコーヒー) | 沼津港らしからぬおしゃれなカフェ。新築で衛生的。 |
ファミマのカフェスペース | 沼津港向かいのファミマのカフェスペースは、穴場。感染症対策で、変更があるかも知れません。 |
沼津バーガーのメニュー
沼津バーガーでは、深海魚バーガー(700円)が1番人気。深海サメバーガー(700円)、金目鯛バーガー(770円)もあります。いずれも2021年6月現在のメニューや価格です。
11位 かねはち 高級店のイメージが強いが、隠れた安いメニューあり
かねはちは、高級店のイメージが強く、高いメニューが強調されています。しかし、ひっそりと千円のメニューがあります。
感染対策 高級店のイメージが強く、修学旅行生などは素通り。中高年の2人組が多い印象で、店内は静かです。ただし、土日祝日はこの限りではありません。
内観は、高級でおしゃれ。中央の大テーブルは今の状況には合いませんので、すいている時間帯がおすすめです。大テーブルを囲むように、2~4人がけのテーブルがあります。
- 1名 すいている時間帯なら、希望すれば2名テーブルを利用できます。
- 2名 4名か、2名テーブルを利用できますが、埋まると中央になります。
- 3~4名 なるべく4名テーブルに案内するようです。
煮魚定食(1100円)は格安!
煮魚定食は、1100円(取材時の価格)で大ボリューム。カンパチと金目鯛!のお頭でした(日によって異なります)。
お頭は、身が少ないように思いますが、身は相当ありました(金目鯛は少なめ)。目玉も食べられますが残しても大丈夫です(目玉は、芯が硬いので、芯は取り外します)。なお、味つけがやや濃い印象ですので、薄味好きの方は、別メニュー推奨です。
お頭では写真映えしないと思って頼んだ、オイルサバディンのマヨ巻き寿司ですが、なくてもOKでした。オイルサバディンのマヨ巻き寿司は、丁寧な仕事ぶりが分かります。盛りつけに手を抜かない店です。
メニュー(2021年6月現在)
12位 魚がし鮨 ネタは標準的だが大きさに驚き!
魚がし鮨は、総じて、平均より少し良い程度のネタに統一され、ネタの大きさが特徴です。ネタの当たり外れがないのが、このチェーンの持ち味です。
改装工事前の様子です。魚がし鮨は、沼津が発祥で、神奈川県と東京都南部にも支店があります。
魚がし鮨は、沼津駅駅ビルのイーラデ内にも支店があります。内装は沼津港店(改装前)より良いです。
ネタは標準も、大きさ自慢
魚がし鮨のネタは、沼津港の名店には及ばないが、大きなハズレもないという均質さが特徴です。
また、写真からわかるように、ネタの大きさが特徴。内観もしっかりしており、誰を連れて来ても、まずは納得できるレベルに仕上がっています。接客は元気で、東部伊豆地方としては東京に近い感覚です。
写真は、静岡店の1380円(取材時)のランチです。沼津店、沼津港店とは、メニューが異なります。
マップを拡大 沼津駅からのバスは、東海バス、伊豆箱根バスの2社が分担していますが、東海バスのみ、沼津港食堂街バス停に乗り入れます。
13位 沼津港にいくつかある、浜焼きのお店
沼津港に何店かある浜焼きのお店。どこもやや割高でメニューが分かりにくく、予算を気にしない方向けです(予算2500円前後から)。
※平日は「浜焼きしんちゃん」が安くなります。
「カキ小屋」なら、カキのガンガン焼きがおすすめ(予算2500円から)
カキ小屋では、カキフライ定食(1780円)+カキのガンガン焼き(3個1000円〜)がおすすめの頼み方の1つ。合計、2816円です。カキフライカレー1680円が新登場(2022年6月現在)
カキのガンガン焼きは、ブリキ缶で蒸し焼きにする漁師の調理法ですが、実際には網焼きで提供。(出来上がり写真)
カキ小屋のメニュー(2021年6月現在)
目玉商品のカキのガンガン焼きは、3個980円(税込1078円)から。
「海女小屋」は、オープンエアで感染症対策に安心(予算2500円から)
写真の海女小屋 BBQは、単品300~500円を頼み、ごはんセット(463円)が定番。ただし、食材は今ひとつという口コミが複数あります。
オープンエアで感染症対策には、安心感があります。ただし、団体客も入りますので、外から様子を見てください。
(注)姉妹店の海女小屋食堂は、臨時休業中です(2022年6月現在)。
「浜焼きしんちゃん」は、空調の効いた快適なお店(予算2500円から)
浜焼きしんちゃんは、沼津港を代表する企業・佐政水産経営のしっかりしたお店です。単品300~500円を頼み、ごはんとあら汁(計390円)が定番。平日ランチなら980円から浜焼きメニューがあります。
浜焼き3店のまとめ
店名 | 予算 | 特徴 | 食べログ |
浜焼きしんちゃん | 2500円から 平日は格安 | ・沼津港のドンとも言える佐政水産の店舗。 ・値段の分、内装もしっかりし、不満は出にくいクオリティです。 | 3.4★★★★ |
カキ小屋 | 2500円から | ・カキ重視のお店で、カキの質は手堅いです。 ・内装は、やや簡素。 | 3.3★★★ |
・海女小屋 BBQ ・海女小屋食堂(2022年6月現在営業休止中) | 2500円から | ・海女小屋 BBQは、オープンエアの店で安心ですが、ときどき団体さんが来ます。 ・食材は平凡との口コミがあります。 | 3.1★★★ |
14位 地元客のグルメは、松福のうまいラーメンとハンバーグ!
地元客は、海鮮ばかりでは飽きてしまいます。その地元客がよく立ち寄るのが、沼津港近くにあるハンバーグ店とラーメン店です。
沼津地元民に大人気 松福の「うまいラーメン」
ラーメン松福は、静岡県としては濃い味つけで人気があります。首都圏の人は、家系に似ていると感じるようですが、直接関係はないようです。インパクトは家系以上ながら、自然な味わいに仕上がり、麺はインパクト大。お昼は多少行列になることがあります。
- 実食レポート 沼津港で死ぬまでに! 松福本店の家系風うまいラーメン
ステーキの道灌かがり
沼津港周辺をベースにしているタクシー運転手がすすめるのは、ステーキの道灌かがり。夜は高級ステーキ店ですが、ランチは1000円あればよいとのことでした。
座席は大きな鉄板を囲むように配置され、目の前で焼いてくれます。
ハンバーグの焼き上げ中。座席は写真のように相席型ですが、片方は調理場ですので、お客同士が向かい合うことはありません。また、ステーキ店のため座製直上に巨大な換気扇が常時稼働中。感染対策は安心な方と言えますが、12時台を避けての訪問がおすすめです。
完成。990円!(2022年5月現在)
肉に自信があり、塩コショウ中心でソースに頼らない味つけです。周りは食品の専門会社が中心で、舌の肥えた人が多そうなエリアです。海鮮ではありませんが、沼津港で2食以上食べるさいには、おすすめです。
15位 あじや、港食堂、千漁家は、みなと新鮮館の格安トリオ
沼津港バス停に近い目立つ白い建物、みなと新鮮館内にある、あじや、港食堂、千漁家は、いずれも格安店です。
あじや メニュー豊富で実力を感じるお店
あじやは、組合直営店。海側ではないですが、お店が広く、安心して利用できます。
あじやの主なメニュー(2021年6月現在、メニュー変更が非常にひんぱんです)。
港食堂 すき身が多いものの、ワンコインメニューも(内装は質素)
港食堂は、激安店です。海側ですが、内装はかなり簡素。感染対策は熱心で、見てすぐ分かる程度に座席が減り、安心感が高いです。
主なメニュー(2021年6月現在)
すきみ、たたきが目立ちますが、海鮮は千円強、焼き魚は千円以下で食べられます。
千漁家 オーシャンビューで少し高級なお店(2021年7月から営業再開)
千漁家は、オーシャンビューやテラス席が売りで、港食堂やあじやより、少し上の価格帯です。予算は1500円が目安となるでしょう。
主なメニュー(2021年7月現在)
千漁家では、日替わりの数量限定メニューも狙い目です。例えば、海鮮ばくだん丼(1000円)、ジャンボまぐろメンチカツ定食(1000円)など。店頭のメニューを確認してみてください。
みなと新鮮館の4店の比較(全店に共通するのは安さ)
売り | 向いている方 | |
あじや | 質と値段のバランスが良い | ・すきみでなく、刺身タイプの海鮮丼を、なるべく安く食べたい方。 ・海側にこだわらない方。 |
港食堂 | とくに焼き魚は格安 | ・オーシャンビュー。 ・簡素でよいので、格安のお店を探している方。 |
千漁家 | 質と値段のバランスが良い | ・オーシャンビュー。 ・内装や料理の質もしっかりしたお店を探している方。 |
丸勘(5位で紹介) | 500円からの格安海鮮丼 | ・内装は全く問わないので、さっと安く食べたい。 ・ラブライバーの方。 |
閉店 たか嶋
長く1位に推していた、たか嶋ですが、閉店。この上なく新鮮な刺身定食を、1080円で楽しめるお店でした。姉妹店の双葉寿司は、営業しています(沼津港屈指の伝統店)。
営業休止 我入道漁協即売所
駿河湾遊覧船発着場向かいの、沼津我入道漁協即売所のイートインは、残念ながら営業を休止(お土産は営業)。
コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)
コメントありがとうございます。
マニアックで狭いお店ですが、ずうが1番コスパがよいと思います。
無難なのはにし与でしょうか?
うなぎの京丸も良いと思いますが、土日祝日は座敷に活気があり、
現在の状況だと、時間を見計らってとなるかも知れません。
(うなぎの京丸は、三島駅の東急ホテルにも進出しました)
また、情報やご感想をお待ちしております。
取材の意気に敬服します。
数年前より拝見しております。
2020年11月、むすび屋。行ってきました。
妻は刺身、私朝定食、鯛カマ焼き、ふたりのバランス良し。
数年前、初回。ずう。行ってきました。
妻金目煮つけ、娘刺身定食、私あじフライ、三人のバランス良し。
数年前、にし与。刺身定食と・・忘れた。私アジフライ。
訪問者のメンバーも考えながらの、
執筆に感謝します。
営業時間は港につき、「水もの」です。
私は、沼津港の組合のカレンダーも見ながら、
ワクワクしています。
次はどこに行こうかな。
コメントありがとうございます。
2018年夏の取材では、新店の深海プリン、改装した京丸などを中心に取材し、魚健まで訪問できない事情がありました。深くお詫びいたします。また情報提供ありがとうございます。
東京から沼津までは、時間と交通費がかなりかかることもあり、最新の変化に対応できないことがあります。今後もお気づきの点をご教示いただければ幸いです。
本当に再調査してるの?
9位の魚健は店舗移転、その後は食事はやっていませんけど!
この度は当サイトの情報により、旅行の計画が大幅に狂うこととなり、深くお詫びいたします。
お店に電話確認をし、営業時間を変更しました。また、記事冒頭に営業時間は取材時のものというご注意を付記しました。
現在、該当のお店に関しては、沼津港公式サイトはじめ、どのサイトにも早朝営業が掲載されている状況です。今回、早期の情報ご提供を頂き、有難うございました。
たか嶋
朝630からやってねぇーだろ!
最悪