本川越駅周辺のランチを紹介する記事です。この記事では、本川越駅から徒歩1分、川越市駅から徒歩7分の讃岐うどん店「長谷沼」を紹介します。
本川越駅から徒歩1分の讃岐うどん店
讃岐うどん店の長谷沼は、時の鐘や蔵の町への観光にも便利な西武線の本川越駅から徒歩1分。非常い便利な場所にあるお店です。
讃岐うどんの長谷沼
- 11:00~15:00 17:00~21:00(夜は居酒屋の雰囲気)
- 定休日:水曜日
- カウンター6名、テーブルは4人、4人、8人
- かけうどん(小)500円〈小でも量は多め〉
- セルフスタイル
長谷沼の外観・内観/本川越駅の讃岐うどん店
讃岐うどん長谷沼の外観は、カフェ風です。本川越駅を出て、左、左と進みます。
讃岐うどん長谷沼のテーブルは4人、4人、8人の3席。8人がけは相席の、讃岐うどんスタイルです。夜は、地元客も多く、居酒屋の雰囲気になりますので、1、2名なら、昼の訪問がおすすめです。
さらに通り側の壁に面して、カウンター6名。
長谷沼のメニュー/本川越駅の讃岐うどん店
讃岐うどんの長谷沼のおすすめメニューは、かけうどんの冷やしです。讃岐うどんの基本スタイルは、スープたっぷりのかけうどんスタイル。また、茹でたての麺の食感がキープされるのは、冷やしです。小500円、中600円、大700円。小でも、それなりの量があります。
讃岐うどんとしては高すぎるとの口コミもありますが、本川越駅前の立地では、この程度の設定で妥当でしょう(観光地値段として、もっと高くも設定できます)。
讃岐うどんの長谷沼では、居酒屋メニューを、昼も注文できるようです。気軽で健康的なつまみが中心で、400~500円程度。お酒は、生ビール(中)480円、生ビール(グラス)300円、サワー類380円、梅酒500円、焼酎各種580円、日本酒各種500円から。
長谷沼のうどんの評価/本川越駅のランチ
かけうどんの冷やし(小)500円。
適度に冷やしたかけ汁は、いりこが切れ味よく効いていますが、甘さも感じられ、バランスが良い味です。透き通る色つやが印象的。店主によると、いりこのほか、昆布と椎茸を使っているとのこと。また、讃岐うどんの本場ではいりこがメインですが、関東の味覚に合わせるために、追いがつおを加えているとのことでした。
・香川県伊吹産 いりこ
・北海道利尻産 昆布
・長野県産 どんこ(干し椎茸)
・高知県産 かつお節
うどんは、もちもち、ムチムチとした舌触りがよく、しなやかで、正しい意味でのコシがあります(関東の武蔵のうどんの固い「コシ」は、うどんの本場からは、それはコシではないと言われる)。店主によると、手打ちの際、うどんの断面を正方形にすることで、もちもち感を強めた、少し前の讃岐うどんスタイルとのこと。現在の讃岐うどんは、平打ちのように断面を長方形にし、「伸びる」感触を出すのが流行りとのことでした。
今日の小麦粉は2種類のブレンドです。 白鳳8:専用粉2 の比率で配合しています。#手打うどん長谷沼 #うどん #川越 pic.twitter.com/bFpZjrZ9og
— 手打うどん 長谷沼 (@UdonHasenuma) 2015年5月23日
小麦粉は、本場の讃岐うどんの原料として一定のシェアを持つ、さぬきの夢を改良した吉原食糧の「白鳳」をメインに、独自に発注した小麦粉を混ぜているとのこと。「白鳳」の袋にあるSのマークは、さぬきの夢を改良した品種であることを示します。
過去にはさぬきの夢も試したものの、現在主流の食感や、関東でよく出る温かいつゆに入れた際の伸び方を考え、白凰メインに落ち着いたとのことです。なお、多くのうどん店では、こちらから尋ねると「冷やし」を勧める店主が大半です。釜揚げし、冷やした直後の食感が維持できるからです。
(まとめ)長谷沼のうどんは、本場の讃岐うどん?
本川越駅前の長谷沼のうどんは、本場の讃岐うどんと言えるでしょうか?
① 店主が本場讃岐うどんの今、昔の流れをよく知っており、さまざまな試行錯誤の上、手打ちのうどんを提供している。全体として、おすすめ度は高い(ただし夜は居酒屋の形態)。
② つけ汁は、讃岐流にいりこだけにすると野性味が出すぎるので、関東に合わせて多少アレンジ。しかし、ベースのいりこも強く感じられ、本場感は十分。
③ うどんは、現在讃岐で主流となっている、伸びるタイプではなく、昔からのもちもちと凝縮したタイプにしている。讃岐の古典的な麺であり、硬いうどんが好きな関東圏にも合う。
以上のように、古典的な讃岐の麺+やや関東に寄らせただし汁ということとなり、ベースは十分に本場讃岐の味を楽しめるように設計されています。
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