先日、山形新幹線の米沢駅に行ってきました! 米沢駅へ旅行や出張の方のために、駅前の米沢牛ランチや、米沢牛の駅弁を発掘してきました。米沢牛はニセモノ(?)がありますので、その辺もお伝えします!
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山形県・米沢とは?
山形県・米沢とは? |
・伊達正宗が生まれ、江戸時代は上杉氏が治めた米沢城(現・上杉神社)を中心とした城下町。 ・米沢ABCと呼ばれる、りんご、米沢牛、鯉(カープ)が名産。 ・積雪が深く人口が少ないため、歩道まで雪かきの手が回らない。雪用のシューズが必要。 |
山形新幹線の自由席は混雑
山形新幹線つばさ号 |
・自由席は、在来線乗り入れの関係から2両しかなく混雑。土日祝日の朝夕は、満席が多い。平日は、指定席客が多く、余裕あり。 ・つばさ号は、在来線の線路幅(狭軌)に合わせた小型の車両。そのため、東北新幹線内では、扉にスロープが出ることが特徴。 |
【朝6時半から】米沢駅構内で安く牛肉を食べられる
米沢牛ではなく、山形県産の和牛です。
米沢駅構内には、立ち食いうどんの鷹(たか)があり、牛肉うどん・そば(680円)、牛丼(1030円)を提供しています。牛肉どまんなかと同じ新杵屋(しんきねや)の経営。
写真は、ミニ牛丼460円。ごはん茶碗より多めのごはんに、牛肉もしっかりとのっています。米沢牛ではありませんが、山形県産和牛を使用しているそうです。米沢牛でなくても通常の牛丼とは圧倒的なクオリティの差です。
(参考)ギョロッケという、魚のコロッケ(60円)がありました。
【午前7時頃から】米沢牛駅弁も選択肢
牛肉どまん中は、米沢牛ではなく、山形県産の和牛です。
米沢駅では、朝から駅弁の販売を開始しています。有名なのは、新杵屋の牛肉どまん中ですが、米沢牛ではなく山形県産です。
米沢牛使用が多い、松川弁当の駅弁は、駅構内1階土産物屋にない場合、駅から歩いて3分の直売所(地図)で購入できます(朝7時から)。写真右上は、松川弁当の米沢牛牛肉重です(写真は公式サイトから)。
(ワンポイント)お気づきのように、東京でも有名な新杵屋は、商業的です。米沢牛にこだわりがあるのは、松川弁当の方です。
【午前11時から】米沢駅前の新杵屋の食房 杵がオープン
午前11時には、新杵屋の食房 杵がオープンします。駅を出て目の前。
メニューは、米沢牛卵とじ(980円)、米沢牛ハンバーグ(1300円)、米沢牛牛丼(1300円)など、手が届きやすくなっています(右上写真は公式サイトから)。
【午前17時から】米沢駅前の良心的な食事処・みよしがオープン!
午後17時には、待望のみよし(地図)がオープン! 焼肉みよしは駅前ですが地元客向けの良心的な価格。もちろん観光客も歓迎してくれます。
日曜日は休むことが多いので、電話(0238-21-0274)での確認が必要です。
昔ながらの小上がりがメインですが、カウンターもゆったりしており、1人焼肉屋や2人でも気軽に利用できます!
写真は、米沢牛カルビ上カルビ定食(2100円)です。ほかに、米沢牛カルビ丼(1350円)があります。2~3名ならみよしセット(7600円)も。
牛肉は脂が十分に入っており、とても柔らかく、米沢牛を堪能できました。きんぴらは作り置きでなく熱々。
上カルビ定食はおいしかったのですが、冷めてしまうため、米沢牛カルビ(980円)を中心に単品を組み合わせるのもおすすめです。
米沢市街で米沢牛を食べるには?
米沢駅は、地方のJR駅によくあるように、街の中心部から離れています。そのためバスやクルマを利用する場合は、町の中心部のお店も候補となります。
食べログで評価が高い店は以下の通りです(駅から3キロ以内)。
・登起波 3.66 ・ぐっど 3.65 ・米澤牛DINING べこや 3.64 ・ステーキ西洋館 3.47 ・米沢ステーキ&ビストロ飛行船 3.45 |
地元の人に聞いたおすすめ店は、以下の通りです。
・登起波 3.66 ・黄木 3.25 |
共通してあがってきたのは登起波で、明治創業の老舗。米沢牛のしゃぶしゃぶ、すき焼きとも4000円から。しゃぶしゃぶは、2名からです。
米沢駅での駅弁の買い方(車内での予約購入もOK)
牛肉どまん中は、米沢牛ではなく、山形県産の和牛です。
人気がある駅弁、牛肉どまんなかは、改札近くのホームで発売。さらに、改札を出た売店でも販売しています。
また、山形新幹線つばさ号では、車内販売を行っています。持ち込む数に限りがあるため、アテンダントに事前に交渉しておくか、販売元の新杵屋(0238-22-1311)に電話しておくと安心です(生産量自体は多いので、当日車内からでも間に合うようです)。
もし米沢牛にこだわるなら、新杵屋(しんきねや)のライバルである松川弁当となります。ただし、生産量が少なく見つけにくいため、新幹線ドア口お届けサービスを利用します(電話0238-29-0141、8時~18時)。山形新幹線は、1両につきドアは1つですので、号車を指定すれば問題ありません。
米沢駅の見落とせない観光スポット
米沢駅は、駅舎が旧米沢高等工業学校本館を模した建築で、1つの見どころになります。米沢駅からは、日本海側まで抜ける米坂線が分岐しています。
米沢の古い町並みは、名残が見られます。人口が多い町ではなく歩道までは雪かきの手が回っていませんので、冬季は靴と防寒対策に注意が必要です。
見どころは米沢城址(上杉神社)で、ほぼ決まり。戦国時代は伊達政宗、江戸時代は上杉家の居城です。米沢駅から徒歩25~30分くらい(バス便あり)。
伊達政宗は米沢城で生まれ、二つの城を経て、仙台城に移っています。
【ブラタモリ仙台】タモリ推奨の仙台の歴史・地形・観光ルートまとめ #12#13
(バス利用の場合の注意点)上杉神社前のバス停は、2か所あります。本数が少ないので、到着後、バス停の場所を確認しておくと安心です。
(おまけ)米沢の主な名物
館山林檎(A)、米沢牛(B)、米沢鯉(C)、冷汁、漬け物、米沢そば、米沢ラーメン、塩引き寿司、玉こんにゃく、地酒とワイン、芋煮、お菓子(時雨の松など)、ジャム、米沢織、笹野一刀彫(お鷹ぽっぽなど)、相良人形、米沢箪笥。
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