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強カフェイン+強炭酸の数値 ペプシストロング(ゼロ)の狙いと味を辛口評価

2016/01/19

インパクトのあるCMで注目されているペプシストロング(ゼロ)の評価と感想です。

強カフェイン+強炭酸の数値  ペプシストロング(ゼロ)の狙いと味を辛口評価

 

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ペプシストロング(ゼロ)の狙いは明らか

ペプシストロング

ペプシストロングのキャッチフレーズは強炭酸+強カフェイン。その狙いは明らかにレッドブルなどの「エナジードリンク市場」です。

エナジードリンクの元祖は「栄養ドリンク」。1962年3月に「リポビタンD」が発売されて以来男性サラリーマンを中心に愛用されてきました。1966年頃のブームを経て定番化。1985年以降「ユンケル皇帝液」を起爆剤に再度のブームとなりました。

この間、飲料よりも「効能」を強調する小さく高価なタイプが発売され、「リゲイン」が若者向けのCMを流し、女性向けの「チョコラBB」も発売されました。学習塾でのサンプル配布なども行われ、愛用者を広げる努力が続けられました。しかし栄養ドリンク=中年サラリーマンの強固なイメージは覆らず、若者、学生、女性の無関心や「飲んでいると恥ずかしい」といった意識は変わらなかったように思います。

参照資料:栄養ドリンクの歴史(PDF論文)

そこへ近年登場したのが「レッドブル」「モンスターエナジー」「ロックスター」などのエナジードリンク。デザインやCMイメージに工夫があり、若者、学生、女性が手にしていても恥ずかしくないエナジードリンクの市場が誕生しました。その市場を狙って「清涼飲料水」分野から翼を広げてきたのが「ペプシストロング(ゼロ)」です。ペプシ側も「コーラは『刺激が強く、仕事中にストレスを発散する時に飲む』といったお客様の声が高まっていることを背景に、……『ペプシストロング』ブランドを立ち上げます」と述べています。

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本当に「強力カフェイン」なのか

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ペプシストロングのカフェイン量は100mlあたり19mg。一方エナジードリンクの代表格「レッドブル」のカフェイン量は、100mlあたり32mg。レッドブルよりかなり少なく、強力カフェインは本当なのかと感じます。

しかし、レッドブルは250ml缶のため総量は80mg。コンビニでよく見かけるペプシストロングのペットボトルは500mlのため総量は95mg。総量ではペプシストロングの方が「強力」と算出され看板に偽りはありませんでした。

※350ml缶の場合、カフェイン66.5mgとなりレッドブルより17%ほど少なめ。

仕事中や勉強中に1度に500mlも飲むのかという指摘もありあそうですが、夏ならばのどを潤す機能とエナジードリンクの機能の両方を求める人もいるはずで、これはこれで需要がありそうです。のどが渇いていない場合は、カフェイン摂取効率の良いエナジードリンクを購入すればよいのですが、レッドブルはショート缶で200円します。ペプシストロングの隠れたメリットとして、エナジードリンクなのに安いという点があるでしょう。

本当に「強炭酸」なのか

カフェインの量に関して「看板に偽りなし」といえ価格も安いストロングゼロ。一方で「強炭酸」に関しては疑問を感じる口コミや感想がネット上に多く見られます。実際によく冷やして飲んでみても、炭酸水やオロナミンCなどと比べ、強炭酸だという感じは受けませんでした。

ひとつには試したのがコンビニで良く見られる「ペットボトル」という点にあるのかもしれません。小さな子供が飲むとびっくりしてしまうほどの炭酸濃度がある「オロナミンC」は、強い炭酸に耐えられるビンしかありません。一般に強炭酸に耐えらるのは、瓶、缶、ペットボトルの順だと言われています。強炭酸が売りの「ラムネ」も基本は瓶入りです。

しかしそれはあくまで俗説。オロナミンCが瓶にこだわるのは茶色の遮光瓶で成分を守るためという説もありますし、少ない量で満足感を感じさせために瓶特有の口当たりや手に伝わる冷たい感触が欠かせないという面もありそうです。ペットボトルも「スプライト」などに使用されている頑丈なタイプもあります。

ペプシストロングゼロも炭酸の気圧が集中しない曲面構造で、底の部分の独自のロケットの脚部のような形も強炭酸対策です。必ずしもペットボトルだから「強炭酸」に偽りありとは言えません。

公表されない炭酸濃度の数値

ペプシストロングをレビューした記事やブログが、総じて強炭酸に関しては切れ味が悪いのは、飲料会社が炭酸濃度を公表していないところに原因があります。コカ・コーラに関しても、炭酸濃度を強く感じる「瓶」にファンが多いのですが、数値は非公表。

国のJAS規格を調べるとガスによる圧力の最低基準が定められています(温度は20度)。

・炭酸水 … 3kg/cm²以上

・炭酸水の加工品(炭酸水+甘味料・香料・色素など) … 0.7kg/cm²

・炭酸水を補助的に加えた飲料(果汁・乳製品+炭酸水) … 0.2kg/cm²以上

コーラは炭酸水の加工品ですので0.7kg/cm²が基準。もしも強炭酸を求めるなら、実はシンプルな炭酸水が一番ということが分かります。最近はコンビニでもよく見かける炭酸水を飲む習慣がある人は、ペプシストロングが「強炭酸」だと言われてもピンとこない可能性があります。

もし強炭酸という点を求めるなら、下記の炭酸水に人気があります。

・サッポロ おいしい炭酸水
・Perrier(ペリエ)
・サントリー 南アルプスの天然水 スパークリング
・ウィルキンソン タンサン

出典:楽天(画像はクリックできます)

市販品以上の強炭酸を求めるのなら自家製しかありませんが、根強いファンがいます。

過去には公表していたコーラもあった炭酸濃度

炭酸濃度には「3kg/cm²以上」のように圧力で示す方法のほか、「ガスボリューム」という表し方もあります(正確には15.6℃における炭酸ガスの体積÷飲料の体積)。もしボリュームが3ならば、水分の3倍の炭酸ガスが含まれていることになります。

目安は以下の通り。

ビール 1.5~2.6
多くの炭酸飲料(ファンタなど) 2.2程度
コーラ 最大3.8程度

コーラはそもそも強炭酸に属することが分かります。ペプシストロング(ゼロ)が「強炭酸」だと言っているのは、自社や他社のコーラ比ではなく、あくまで他の清涼飲料水との比較だと考えれば辻褄が合います。

炭酸濃度は健康上の影響が少ないためかほとんどが非公表ですが、過去に公表していたコーラもあります。

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出典:コーラ白書

缶の下の方にガスボリューム3.5と明記してあります。

ペプシのストロング(ゼロ)の「強炭酸」という売り文句。ネット上では煮え切らない感想が目立ちましたが、少なくとも清涼飲料水との比較では「嘘」ではありません

しかし、消費者が知りたいのは、従来のペプシコーラとの比較やペットボトル、缶による違いなどです。温度や気圧の関係、あるいは原液を薄めて販売するファストフードやドリンクバーとの兼ね合いもあり数値を公表しにくいのかも知れません。しかし、「強炭酸」と名乗るからにはかつてのダイドーmistio(ミスティオ)のように、分かりやすく表示してほしいと思いました。

ちなみに最近のドリンクバーには「炭酸水」が搭載されていることもあります。強炭酸を作るには、まず炭酸水をグラスに入れ、次の少量の100%ジュースを足す方法がおすすめです。自宅でもペリエ+100%ジュースのような形で応用が可能かと思います。炭酸水にこだわりがある人も増えてきたのですが、ペプシも他の飲料会社もその辺りの把握が進んでいないのかもしれません。ペプシストロングの「強炭酸」を嘘とは言いませんが、明確な数値が求められています。

追記 いよいよ缶のストロングゼロが流通

ペプシストロングゼロ 缶

テレビCMを大量に流しながら、コンビニのペットボトルに限られ、自販機ではほとんど見かけなかったペプシストロング。7月になりようやく自販機の350ml缶が流通し始めました。感想はやはりペットボトルよりおいしく感じます。ペットボトルと比べ炭酸が強いかどうかは分かりませんでしたが、缶の冷たさが手から伝わってくること、飲み口が冷えていることは大きいようで、ペットボトルより好印象です。

普段はコカコーラ派で、ペットボトルのペプシストロングはリピートしませんでしたが、缶のならストロング(ゼロ)をまた買ってもいいと思いました。ペプシの欠点だと個人的に考えている後味の薬臭さもずいぶん緩和しています。

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