この記事では、新潟駅前(万代口)のそば屋、蕎麦本陣大橋の口コミ評価をお届けします。新潟駅前のそば店としては、大当たりのお店です。
新潟駅でそば
新潟は、蕎麦の産地というイメージではありませんが、ご当地グルメのタレカツ丼は重すぎる、ラーメンも少し重いという場合、蕎麦が候補になります。
新潟県内の小千谷・十日町の名物へぎそばがまず候補になりますが、新幹線改札目の前の長岡小嶋屋で問題ありません。長岡小嶋屋は、おひざ元の十日町市でも地元客が通っている評判の良いお店です。
もし、へぎそばでなく、純粋に良い蕎麦が食べたいという場合、蕎麦本陣大橋は、かなりおすすめです。客単価が高い店ですが、そのレベルは、松本市や長野市の人気店と肩を並べるほどです。
蕎麦本陣大橋へのアクセス
蕎麦本陣大橋は、新潟駅万代口を出て右へ、ロイヤルホストがあるビルの1階です。雨や雪の場合は、写真右上に見える渡り廊下で、2階に直接入れます。
駅直結の渡り廊下からのアクセスも可能です。
新潟駅の東口改札(新幹線で言うと新潟寄り)を出て、突き当たりを左に行くと、写真のような連絡通路があります。右の階段は屋外に行きますので、そのすぐ左の渡り廊下を使います。
蕎麦本陣大橋の内観とメニュー
蕎麦本陣大橋のカウンター(9席)です。入りやすい店ですが高級感はあり、夜の客単価は高めの雰囲気。蕎麦のみの場合、17時半から19時ごろまでが頼みやすいでしょう。ランチ営業もありますが、月木は休み。日曜は、昼夜とも休業です。
蕎麦本陣大橋には、テーブル席が3つあります。いずれも4人がけですが、移動させ、6人・8人も作れそうです。
蕎麦本陣大橋のメニューです。
- ざるそば 860円(最もおすすめ。2番粉の蕎麦)
- 田舎そば 1100円(とてもユニーク。黒く太い蕎麦)
- 二点盛り 1400円(ざる+田舎を1度に。新潟にあまり来ないならぜひ頼んでみたい)
蕎麦本陣大橋の二点盛りは特におすすめ
蕎麦本陣大橋の二点盛り(1400円)です。左が2番粉(そばの本場、信州でも主流の田舎、更級の中間)の蕎麦、右が皮の部分も使った、黒い色が特徴の田舎蕎麦です。
2番粉のそばです。歯ごたえがしっかりとあり、そばの味から徐々に甘みに移って行く、非常に良いそばです。つゆは、カツオが強めのに程よい苦味があるタイプですが、そばが良すぎるため、つゆがいらないと感じるほどです。
ぜひ、1口目は、何もつけずに食べてみてください。そば粉は、店主が全国のそばを比べ、会津若松から仕入れたものです。
田舎そばです。並みのそばなら周囲に埋もれてしまう、皮の味がしっかりと残り、コシが強いそばです(コシといっても讃岐うどんのような伸びるコシではなく、武蔵野うどんのような硬いコシ)。
とくにコシの強さ(硬さ)は強い個性があり、他では見かけません。比較すれば、2番そば(お店では「ざる」と表記)の方が完成度が上ですが、田舎そばもかなりの個性があります。産地は意外なところで埼玉の三芳産です。店主が全国の田舎そばを比較し、三芳をセレクトしています。
【まとめ】蕎麦本陣大橋 新潟駅前のそば屋では大当たり(口コミ評価)
以上が、新潟駅前のそば屋、蕎麦本陣大橋 の口コミ評価でした。総じて、長野や松本のそば屋と並べても、最上位を争う完成度があります。
おすすめは「ざる」(2番そば)ですが、田舎そばも捨てがたく、新潟に来る機会が少ない方は、二点盛りがおすすめです。安く済ませたい場合は、850円のざるをランチに食べるのがおすすめです。
取材時点では、日曜定休、ランチは月曜、木曜もお休みでした。地元客向けの人気店ですが、旅行・出張の方にもおすすめです。
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