
新横浜駅のラーメン博物館では、約5年間もっとも人気を集めたドイツラーメンの無垢ツヴァイテが卒業。虎視眈々と首位を狙っていた、利尻ラーメン味楽が現在のおすすめです。
内容はもくじから
ラーメン履歴(筆者プロフィール)
チェーン 家系・壱角家はまずい?|丸源ラーメン&二代目丸源(きゃべとん)
家系 吉村家(総本家)厚木家(息子)杉田家(千葉)
新潟5大ラーメン 三条カレー、燕系背脂、濃厚味噌、新潟あっさり、長岡生姜醤油
ご当地ラーメン 勝浦タンタンメン(東京で)、静岡(沼津家系)、埼玉(こむぎ、ひのでや)、群馬(高崎ラーメン)、新横浜(ラーメン博物館)、都内(大島)
2020年10月 ラーメン博物館出店一覧

2020年10月現在の、新横浜ラーメン博物館の出店は、以下の通りです。
- 山形「龍上海本店」 … 赤い辛味噌が特徴で、量多め。
- 北海道・利尻島「利尻らーめん味楽」 … 立ち込める昆布の香りが圧巻。おすすめ。
- カナダ・トロント「RYUS NOODLE BAR」 … 野菜ポタージュが特徴の鶏白湯。
- 東京「淺草 來々軒」 … 明治43年創業。ラーメンブームの火付け役。
- 沖縄「琉球新麺 通堂」 … 沖縄の食材を使った塩ラーメン。
- 熊本「こむらさき」 … 昭和29年創業の熊本とんこつ
- 博多・薬院 「八ちゃんラーメン」 … こってりラーメン。

地下鉄新横浜駅、8番出口から徒歩1分がいちばんわかりやすいです。JR新横浜駅に到着した場合、左右いずれかの歩道橋で、車の多い通り(環状2号)をまたぎます。
入館380円、11時〜21時半。
人気1位は、利尻ラーメン味楽。立ち込める昆布の香りに、みな驚く。


利尻ラーメン味楽は、ラーメン博物館では2017年に新規開店。看板メニューは、焼き醤油ラーメン(930円)です。写真はミニ(600円)。
本店は利尻島にあり、営業時間は2時間半しかないため、東京から片道8時間、2泊3日が必要なラーメン店です。
利尻ラーメン味楽は、接客も慣れていて提供も素早く、本店がしっかりしていることが伝わってきます。丼が置かれた瞬間、醤油の香りが立ち込めます。意識すれば感じられるというレベルではなく、香りが立ち昇るので、驚くはずです。スープは昆布が、きわめて強く出ており、秀逸。醤油も良いです。

麺は縮れ麺です。初めはスープとの相性を感じませんが、1、2分たつと、濃厚な昆布と醤油のスープをしっかり吸い込み、素晴らしい麺になります。チャーシューも楽々合格点。
スープの味の秘密は、当然、利尻昆布。本店の親戚が昆布漁を営んでいるため、最高品質の昆布が大量に手に入り、スープにつぎ込んでいるとのこと。他店が利尻昆布を仕入れ、マネをしたら、間違いなく原価を回収できなくなってしまうそうです。ラーメン通でも、訪ねる価値があります。
食べログでも、利尻らーめん味楽が1位


全国各地のラーメンを食べ歩いた経験値で選ぶと、❶位 利尻ラーメン味楽、❷位 山形・龍上海本店でしたが、食べログでもそうなっています(2020年10が月現在)。
混雑が緩和しているラーメン博物館

写真は、新型コロナ前のラーメン博物館。すでにブームは去り、土日のランチタイム以外は、余裕がある状況です。行列も、ドイツラーメンの無垢ツヴァイテ(すでに卒業)に、10人並べば上出来という雰囲気でした。

日本の昭和の雰囲気に、外国人を多く集めていましたが、新型コロナ後は激減。現在は、以前よりも混雑は緩和しています。

ただ、完全な屋内施設で、広さもありませんので、平日のランチ以外の時間帯が、感染対策上はおすすめです。
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