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新潟県の弥彦温泉。平日は人もまばらな、静かな温泉地でありながら、創建2400年以上の彌彦神社、温泉まんじゅうから、競輪場までそろう、おすすめの穴場です。
弥彦温泉はどこにある?
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上越新幹線で新潟の1つ手前の燕三条駅付近。日本海とのあいだに壁のようにそそり立つのが弥彦山。弥彦山を神体とするのが、彌彦神社です。その門前町が、弥彦温泉です。
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上越新幹線と、燕三条駅で横に交わるのが弥彦線。燕三条駅では、新幹線改札を出て、鳥居の模型の先に弥彦線があります。その終点が、弥彦駅です。
なお、金物と新潟5大ラーメンの町・燕三条では、燕三条駅、北三条駅、燕駅周辺に見どころがあります。弥彦温泉に行く前にも、楽しみが盛りだくさんです。
あわせて訪ねたい燕三条は、下のページに掲載。
【全県が穴場】新潟県1泊2日 モデルコース20選!(電車や日帰りも対応)
ぜひ弥彦線で訪ねたい弥彦温泉
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弥彦温泉はクルマでも訪ねられますが、弥彦線経由もおすすめです。写真は燕三条駅に入線する、弥彦行きの列車です。
新幹線も停まる燕三条駅ですが、ローカル線のムード満点です。
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弥彦線では、ぜひ先頭車両に。まっすぐ、壁のようにそびえる弥彦山に向かう光景は、旅情豊かで、ぜひ見ておきたいもの。
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途中右手に、大鳥居が見えます。上越新幹線開通を機に、奉納されたもので、この形の鳥居では日本一の大きさです。クルマで行く場合、ここをくぐることができます。
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車止めがあり、終着駅の味がある弥彦駅。弥彦山(正確には御殿山)ぎりぎりまで、線路は引かれています。
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平日はびっくりするくらいすいていますが、見事な駅舎です。弥彦温泉街の入口まで、静かな古い住宅地を徒歩10分です。
※途中、足湯があります。同じく途中にあるまんじゅう 中村屋は、弥彦温泉を代表するお店で、全国区級のレベルの温泉まんじゅうを販売しています。
弥彦温泉・彌彦神社の歴史は?
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駅を背にして10分、写真の旅館だいろくを右に曲がると、温泉街です。温泉街の先に鳥居が見えています。
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弥彦駅を背にまっすぐ(地図では左折に見せますがほぼまっすぐ)歩くと、現在位置の場所(旅館だいろく前)。右に折れると温泉街、突き当りが彌彦神社です。
彌彦神社の本殿は、もとは宝物殿辺りにありましたが、大火で現在の位置に移動しています。
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いよいよ門(随神門)の先に本殿が見えてきます。
彌彦神社・弥彦温泉の歴史
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彌彦神社の創建は、2400年以上前。奈良時代の万葉集にも登場します。燕三条一帯は洪水に悩まされていましたが、弥彦は高度があったためか、平安時代に水田開発が進み、多くの人が住み始めます。
江戸時代、弥彦は、彌彦神社の門前町としてだけではなく、長野(善光寺)方面と現在の新潟市を、日本海岸経由で結ぶ、北国街道の宿場町としても栄えます。この頃、弥彦山から銅が産出し、近くの燕市は、銅の加工で栄え始めました。
1912年(明治45年)に、弥彦の町を大火が襲います。しかし4年後には、本殿が再建され、同時に弥彦線(当時越後鉄道)が開通し、多くの参拝客でにぎわいます。現在は、観光地も多様化し、落ち着いた温泉地となっています。
弥彦温泉の効能
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泉質は、2006年に沸いた泉質アルカリ性単純温泉(源泉名 弥彦湯神社温泉)。ただし、立ち寄り温泉施設のさくらの湯(弥彦駅からバス14分、彌彦神社とは反対の方向)は、硫黄を含む泉質です。
【源泉名】弥彦湯神社温泉
アルカリ性単純温泉。美肌効果がある、くせのないお湯です。
泉温47.9℃
効能 肌の角質をとる美肌効果。鎮静効果が大きいため、病後回復や疲労回復、ストレス解消、健康増進。
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弥彦競輪とは?
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弥彦競輪は、日本では唯一となる村営の公営競技場です。見どころは、やはりその珍しい立地。神社の境内にある競輪場は、全国に43場ある競輪場の中でも、唯一の存在です。
あわせて訪ねたい燕三条は、下のページに掲載。
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弥彦温泉 お宿だいろく
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![とらべるじゃーな!](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2015/09/D案-150x150.jpg)
弥彦温泉のおすすめの宿が、お宿だいろく。弥彦駅から彌彦神社へ向かうには、1度右に曲がりますが、その曲がり角にあります。
弥彦駅からは、駅を背に道なりにまっすぐ7分です。
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お宿だいろくは、昭和6年開業の料亭からスタートしています。そのため外観やエントランスは旅館風ではなくまさに料亭ですが、内部はよく改装されています。
- 新潟の海の幸を中心とした京風会席料理を提供
- 客室は、和室と洋室
- 大浴場や貸切風呂、食事処
![お宿だいろくのフロント](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/AE44F9CE-75F0-410C-8BA8-FC56DDD53C1E-1024x575.jpeg)
お宿だいろくは、座ってチェックインします。古い建物ですが、改装され、よく手入れされています。全館畳敷きのため、スリッパは必要はありません。
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チェックインの手続きをしながら、抹茶と和菓子が振舞われます。和菓子は、弥彦温泉名物の、うさぎの形のらくがんでした。
お宿だいろくの温泉
![お宿だいろくの大浴場](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/8D1DF1D2-5BA0-4DB0-A178-3433E1287700-1024x575.jpeg)
お宿だいろくの大浴場です。正方形の内湯ですが、昼間は光が差し込み、露天風呂のような雰囲気もあります。バスタオルは部屋から持って行きますが、タオルが大浴場にあるのは、嬉しいサービスです。
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温泉は、アルカリ性単純泉で循環となり泉質マニア向けではありませんが、美肌効果があり長く入っていられる穏やかな泉質です。
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お宿だいろくの部屋
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受付時の抹茶とお茶受けに加え、部屋にはお付きの菓子(弥彦温泉を代表するまんじゅう中村屋)がありました。
![お宿だいろくの冷蔵庫](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/E0B128EB-11F9-4DF3-B747-DE951DE0EB61-1024x575.jpeg)
部屋は、元料亭の旅館らしからぬ、踏込つきでした。なお、宴会場に近い部屋だと、音が漏れることがあります。
![お宿だいろくの部屋](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/4DA2CEAE-AA70-4ACA-A322-89228DC929C0-1024x575.jpeg)
部屋は落ち着いており整っています。大きめのクッションが特徴。
![お宿だいろくの部屋](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/79B36B21-7715-4B2C-AD38-4B822C598CA8-1024x575.jpeg)
床の間があり、落ち着きます。
![弥彦温泉 景色](https://service-news.tokyo/wp-content/uploads/2019/02/9F14C90B-6AC2-40D4-A5CF-43A88738FA2B-1024x575.jpeg)
部屋の窓からは、瓦屋根が多い弥彦温泉の温泉街と弥彦山。
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緑も多いです。
お宿だいろくの夕食
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お宿だいろくの夕食。コースになっており、だんだん品数が豪華になってきます。
※お酒を頼まなくても、ご飯は食事の最後まで出てきません。土地柄、ややサービスは古い部分があります。
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焼き物は、かますと海老。素材が生きる塩焼き。添え物の栗が印象的。まさに、料亭の料理です!
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鍋は鱈の沖すき。沖すきは、魚すきの別称とのこと。
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洋皿は、何と伊勢海老!
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天ぷらは、しいたけ(弥彦太郎)。白い飾りは、葛を揚げたもの。料亭を原点とする宿ならではです。
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料理は、量は多くもなく少なくもなく、ちょうど良いです。シニアには少し多く、10〜20代には少し足らない程度。料亭併設のため、丁寧な料理が多いです。海老が多く使用される印象です。
お宿だいろくの朝食
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