チェーン店・その他

ネカフェおすすめランキング 快活クラブ、自遊空間、アプレシオの辛口評価

2016/12/06

良いネットカフェ(漫画喫茶)を探したい方のためのランキングです。全国のネカフェを、数百回利用した経験から、おすすめのネカフェを裏側を含めて大公開します。ネカフェ選びの失敗は、もうありません。

快活クラブ(快活club)、自遊空間、アプレシオの全国3強のほか、完全個室のカスタマカフェ、グランサイバーカフェなど多数のネカフェに触れています。

広告

【結論】ネカフェおすすめランキングと業界シェア

快活クラブ 戸田

この記事は少し長めです。「ネカフェおすすめランキング」の結論をまずお伝えします。

1位 快活クラブ

「快活クラブ」は、広く、明るく、設備がよく、後発ですが、近年業界1位になりしました。完全直営のため本社研修があり接客もダントツ。高いイメージもありますが、利用が多い3時間など他より安い場合も。ただし食事の収益でサービスを維持しているため、食事は高め。また、割引サービスは少な目です。さらに、クルマ利用が前提のため、駅から遠い店舗も多いことが欠点です。

2位 自遊空間、アプレシオ、グランサイバーカフェ(首都圏)の3チェーンが同率2位。

「自遊空間」はフランチャイズ・直営混合で店舗差が大きく、店内の雰囲気、PCの性能、机・椅子の高さのバランスなど、難がある場合もあります。食事は店舗ごとに異なりますが、全般に激安。駅前立地が多いです。「アプレシオ」は女性を意識していますが、自遊空間とだいたい同等のレベル。首都圏の「グランサイバーカフェ」はカラオケ屋の経営でサービス、雰囲気等まずまずの安定感があります。

5位 個人経営店

1~2位で挙げた4チェーン以外は、フランチャイズが多く、設備、サービス、清掃状況は大きく落ちることが多いです。昔ながらの、若者男子向けの漫画喫茶の雰囲気です。1~2位の4チェーン以外なら、FC未加入の熱心な個人店がおすすめです。

ネカフェ業界の全国シェア1位は?

ネカフェ業界の全国シェア1位はどこなのでしょうか? 名古屋の喫茶店が店内にまんがを置いたことがネットカフェの発端。その後まんがを売りにした「まんが喫茶」が誕生し、インターネットの普及とともに「ネットカフェ」と呼ばれることも多くなりました。

旧勢力図 2006年のネットカフェ売上高

1 位 スペースクリエイト自遊空間
2 位 マンボー!
3 位 ゆう遊空間
4 位 まんが@カフェ・ゲラゲラ
5 位 サイバック
6 位 メディアカフェポパイ
7 位 アプレシオ
8 位 コミックバスター
9 位 フリークス

出典:http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p070702.pdf(削除)

新勢力図 2014年末の主な全国チェーンの店舗数

200店以上 快活クラブ(業界1位)
150店以上 スペースクリエイト自遊空間(業界2位)
100店以上 コミックバスター
50店以上 メディアカフェポパイ、アプレシオ
30店以上 まんが@カフェ・ゲラゲラ、マンボー!、サイバック、ゆう遊空間

コミックバスター … フランチャイズで店舗差が激しく、ブースが狭い、分煙をしていない店舗もあります。
マンボー! … おしゃれな感じはなく、設備も昔ながらの場合が多いです。
まんが@カフェ・ゲラゲラ ...  おしゃれな感じはなく、設備も昔ながらの場合が多いです。

広告

業界1位 快活クラブは快適さがダントツ(料金表あり)

快活 戸田

「快活クラブ」は広く豪華で、明るく快適なカフェづくりで、一気に業界トップに立った風雲児です。支店による差がほぼなく、女性、子どもの利用も推奨できるネットカフェです。清潔で泊まる場合にも安心。

オンラインダーツやビリヤードを併設する支店もあり、客層が広く雰囲気が良いです。

快活

快活クラブでは全店舗が「バリ島」のイメージで統一しています

主に郊外に、駐車場を完備した真新しい大型の店舗を展開していますが、駅前立地も一部あります。単純なネットカフェではなく、以下のように様々な過ごし方ができる「複合カフェ」として売り出しています。

・コミック
・インターネット
・ビリヤード(一部の店)
・オンラインダーツ(比較的多くの店)
・本格的なフード
・ファミレスと同等のドリンク
・マッサージチェア(大半の店)
・シャワー(一部の店)

快活 ネカフェ

「快活クラブ」の店内は従来のネットカフェの暗いイメージはなく、一定の照度が保たれ清掃も十分になされています。宿泊利用も安心。ただしブースの上からのぞき込むことは不可能でないため、女性は「女性専用スペース」を備えた快活クラブがおすすめです(リストはこちらから)。

快活クラブ

快活クラブは、ファミリーレストラン並みのフリードリンクコーナーを備えます。「炭酸水」のような、ファミレスですらあまり見かけないものを含め、多くの種類の飲み物が飲み放題です。

快活クラブは、チェーンで唯一ガラスのコップを使っています(ごく一部の支店は紙コップ)。清潔感があり、冷たい飲み物の飲み口に差が出ます。他のネカフェは清潔感のないプラスチックが大多数。ファミレスを意識した業態と主張するならガラスを使うべきです。コーヒーはセブンイレブンよりは劣っており、まだ改善の余地があります。

快活クラブでは半分程度の店舗で、ソフトクリームも食べ放題となっています。ドリンクバーと組み合わせれば、コーラフロートなどが飲み放題となります。

ネカフェ マッサージ

快活クラブでは大半の店舗に数席のマッサージチェアがあり、空いていれば通常料金で使用できます。時間制限はありません。泊まる場合にも利用できます。

快活クラブ

快活クラブでは派手なサービスだけでなく、ネットカフェの大前提であるパソコン周りの基本的な機能も充実しています。また大都市の駅前店を除き、かなり広めの設計となっています。リクライニングチェアと机の高さが合うように設計されているためキーボードを打つときに疲れることはありません。ひじ掛けの高さはやや低めですが、毛布を挟み込むことで調整可能です。

ほかのチェーンでは高さが合わず、極めて使いにくいことが多々あります。椅子の高さと机の高さの関係は、素人でもネットで調べることができます。ネットカフェを名乗りながら、自宅よりパソコンが使いにくいチェーンが多く、それでは競争に勝てるはずがありません。

※自遊空間の一部店舗では横幅が狭いキーボードの採用があり、普段デスクで標準のものを使っている人は、何度もミスタイプをすることになります。費用を払って自宅より悪い操作性というのは、考え直してほしいところです。

「快活クラブ」の料金体系

快活クラブ

快活クラブの料金は店によって異なりますが、下の図の左側が、大都市駅前店の目安(池袋駅前店)、右側が郊外や都市近郊店の目安です(市川店の場合)。下記のほか10分単位の設定もあります。税別。2016年12月更新。

深夜以外は、少し狭く競争が激しい、大都市駅前店が安くなっています。

3時間 926円~953円
6時間 1482円~1620円
9時間 1852円~2191円
12時間 2223円~2667円
深夜 1760円~1429円(8時間)

便利なのが、受付で「パック」を申請しなくてもよい自動パック制です。いつ会計しても、利用時間に応じて、最も安い料金計算が自動でされます。ほかのチェーンでは、例えば、2時間の予定が2時間半になっても、3時間パックの適用はできず、高い料金を取られます。ほかのチェーンでは、入店前に、パックと通常料金のどちらが得か計算しなければならず、かつ損をしないように、利用中に計算しなければならないことがよくあります。

快活クラブ全店で採用されている自動パック制は非常に便利です。業界2位の自遊空間でも自動パック制のお店が増えています。

広告

業界1位 快活クラブが躍進した5つの理由(飲食メニューあり)

快活クラブがここ5~10年で、圏外から一気にトップに立った理由は何だったのでしょうか?

理由1 インパクトあるサービスで隣接業種を取り込み

快活クラブ メニュー

快活クラブ メニュー

快活クラブ躍進の理由の1つめは、「オンラインダーツ」「ビリヤード(一部)」「マッサージチェア」「ソフトクリーム」「朝食無料」といったキラーアイテムで、隣接業種の取り込みを図ったことです。ビリヤード、オンラインダーツ、マッサージチェアは、室料に利用料金も含まれます。マンガ、ドリンク、フードなどのサービスを考えると、専門店では太刀打ちが難しいと思います。

「フードメニュー」は、ファミレスを意識し、利用者を取り込もうとしています。1時間滞在し、ラーメン(550円)を注文すればドリンク付きで1057円程度。2016年に登場した各種ハンバーガーセット(650円)を選んでも1219円程度です。個室を確保し、メール返信や簡単なパソコン作業をついでにしたいという利用者ならば、取り込みうる金額です。

※ただしフードメニューは「自遊空間」「アプレシオ」の方が圧倒的に安いです。

食事を、受付やブース内の電話機でなく、ネット画面から注文できるのもメリット。10:30まではパン1枚、コーン、ポテトの朝食が「無料」。ポテトは焼いてあるタイプでおすすめです。

快活 カレー

写真は看板メニューのカツカレー。注文客はそこそこ多いようですが、不自然な風味のするカレーは賛否が分かれるでしょう。カツについては、「快活はチンではありません。ガチでフライヤーで揚げてます」とのコメントをいただきました。その後スタッフに確認してみましたが「はい、揚げています」との返事でした。

現行のメニューなら、カレーよりもハンバーガーがおすすめです。姉妹サイトで、新メニューのハンバーガーをレポートしています。

忙しい人の連休の過ごし方 準備不要でポテトがうまい「快活クラブ」がおすすめ!

躍進理由2 広くて明るい快適な店内と良好な清掃状況

快活クラブではほかのチェーンにありがちな壁や床の汚れがなく、清掃も丁寧です。照明が薄暗いチェーンでは汚れているかどうかさえ分からず、ダニがいることがあります。トイレが汚れていたことは、いろいろな支店を数百回利用しましたがほぼ一度もありません。

店内にはBGMが流れ、女性客や身だしなみの良いビジネスマンの取り込みに成功しています。快活クラブはカーペットを全廃していますので、アレルギーのある方も利用できます。カーペットを使用しながら、掃除機をかけているシーンをほぼ全く目にしない店舗もあります。

躍進理由3 接客がほかのチェーンと雲泥の差

多くのネカフェチェーンでは店員教育が十分ではありません。定型的な受付業務と、パターンどおりの清掃業務をするアルバイトが多いようです。自遊空間は平均的に接客レベルは良好ですが、個人差が激しく、下位チェーンでは受付ブースで終始雑談をし、お客の邪魔になっている店すらあります。

快活クラブでは、店員がヒマをもてあましていることはまずありません。汚れがちなドリンクバー周辺の清掃や、本棚の整理など動き回っていることが大半です。ドリンクバー周辺は、拭き掃除だけでなく、定期的に床のごみを粘着ロールで取り除くことまでやっています。

接客もお客の目を見て笑顔で対応することを心がける店員が目立ちます。例えば快活クラブ市川店(千葉県)では、領収書の発行にかなり手間取ったアルバイト店員がいました。翌日、私の顔を覚えていて「昨日のようなことがないように頑張ります!」と宣言していました。このようなレベルに店員が育っているのは、快活クラブだけです。本社に店舗を模した研修施設を持っていて、正社員はここで半年近い研修期間を経て現場に出るようです。

店内ですれ違った場合にあいさつをするチェーンは快活クラブだけです。食器を返却口に戻したときにも奥からあいさつすることになっています。

躍進理由4 明快な料金

ネカフェ わかりにくい料金

ネカフェチェーン店の多くは入店時に「通常料金」か「パック料金」を選ばなくてはなりません。例えば2時間の場合、多くのチェーン店では入店前に「最初の30分の料金+(10分の料金×9)」等をわざわざ暗算し、3時間パックと比較しなければなりません。

写真の店の場合、2時間は計算すると890円です。3時間パックの1000円より安いため通常料金を選びます。しかし作業が予想外に難航し2時間20分たつとします。そのときの料金は1030円。延長で小銭を稼ぐ方法は信頼関係につながらず、結局お客は離れていきます

一方「快活クラブ」は全店で自動パック制となっています。これは退出時に最も安い料金が自動適用されるので絶対に損をしない仕組みです。そのため細かい計算が不要で、慌てることなく利用できます。業界2位の「自遊空間」では約3分の1の店舗が自動切換え制になっています。

躍進理由5 クルマ社会に対応

地方では中高大学生、お年寄りを除き、クルマでの行動が一般的です。地代の安い郊外に豪華な建物を立て、大駐車場を準備する方法が非常に受け入れられてきました。他のチェーンは、駅前にこだわり古い、狭いという制約なかで苦戦しています。

快活クラブの問題点

快活クラブにもいくつか問題はあります。

・駅から遠い … 郊外型の展開のため駅から遠いことが大半です。都心部で使い勝手の悪さにつながっています。

・トイレの数が少なすぎる … どの支店もブース数に比してトイレの数が少なすぎます。時間のないビジネスマンは、困ることになると思います。

・中年男性のマナーの悪さ … ブース内で電話をするなど、マナーの悪いビジネスマンが目立つ状況です。

マナーの悪い中年男性の隣を避けるテクニック

「快活クラブ」は、駐車場を完備し営業マンに便利なため、中年男性の利用率が高いのが特徴です。ブースは個室ですが、防犯等の都合で天井が空いています。音を出せば筒抜けなのですが、「完全個室感覚」で使う中年男性が多いのが、マナーの良い客にとって。ネックになっています。ひんぱんに電話をする中年男性も、よく見かけます。

ネカフェは、マナーの悪い若者のイメージがあるかもしれませんが、実際にはほとんどいません。

マナーの悪い中年男性は、高確率でワード等が利用できる「オフィス席」に着席しますので、平日の夕方以降はオフィス席周辺を避けることが防御策になります。集中して仕事をしたい場合は、あえて若者の目立つ「オンラインゲーム席」かその付近に座ることをおすすめします(受付で席の希望を伝えることができます)。

※ときにはぶつぶつ独り言を言ったり突然大笑いする若者がいますが、迷惑な中年男性に比べると出現頻度は低めです。

追記 コメント欄に苦情がありましたので要旨を掲載します。

確かに、「快活CLUB」は明るくきれいなので、私もここ何年か利用していたが、大きな問題点もあることが分かってきた。ちなみに、九州の「快活CLUB」です。(中略)「大雨に注意!」というニュースが流れる中、雨宿りも兼ねて、半日ごとに清算と再入店をしながら、快活CLUBに一日余りいた。すると、大雨の続く深夜0時過ぎに清算と再入店をしようとしたら、「あなたは1日余りいたから、店の方針で退店して帰って下さい」と言われた。「お金は払うから、大雨が止むまで、居たい」と申し出たが断られた。週末で予約客が一杯だとでもいうならまだしも、月曜の未明で、私の居たブースの並びもガラガラだった。結局、大雨の中、暗くて大雨で出来た水たまりも覚束ない、深夜1時に店を追い出された。こんなことも初めてで、快活CLUB以外ではない。

業界2位 自遊空間は本当に使えるのか?

自遊空間

自遊空間高田馬場店

業界2位の「自遊空間」は駅前出店も多く、「快活クラブ」を意識した設備を備えた店も多くなっています(複合カフェの元祖は自遊空間の方)。しかし「自遊空間」は快活クラブと異なりフランチャイズ制。そのためお店によって設備はかなり異なっています。

料金は自動パック制(=利用時間に応じて自動的に一番安いパック等が適用される)の店がまだ3分の1程度。しかし、地域によっては競合店を意識した独自のパックやクーポンを企画していることがあり、料金計算がめんどうになる反面、うまく使えば安く済ますこともできます。

自遊空間 葛西店

写真:自遊空間葛西店

店舗にもよりますが「自遊空間」の全国的な特長は、個室の広さです。中小のチェーンでは、背もたれが壁に当たるような恐ろしく狭いブースも目立ちますが、それはあまりありません。駅前立地が多い割に、広さの面では健闘しています。

一方で使い勝手に無頓着な店舗もあります。部屋が極端に縦長で、延長テーブルを出さないとマウスが置けないような店もあります。

「自遊空間」は店舗による差が大きく、気に入った店を繰り返し使うという利用法がベストです。ただし、初めて訪れた町では、中小チェーンに飛び込むより、かなり安全度は高いでしょう。快活クラブがない地域で飛び込みで利用するなら「自遊空間」「アプレシオ」、首都圏なら加えて「グランサイバーカフェ」「カスタマカフェ(完全個室)」が比較的安心です。

店舗数が全国第3位と多い「コミックバスター」は、居住性をあまり気にしない若い男性向けで、女性やネカフェ慣れしていない男性にはおすすめできません。

店舗差が目立つ自遊空間

自遊空間の某支店では、利用者が残ったジュース類を捨てるバケツが、目につく場所に置いてあります。ファミリーレストランであれば衛生や景観上、即アウトになるところ。「複合カフェ」はファミレスを意識した業態ですのでこれはやめるべきです。

自遊空間 高田馬場

自遊空間の、高田馬場BIGBOX店のブースは、新しい自遊空間でちょくちょく見られる、白いスチール製のパーテーションです。快活クラブの木製のパーテーションには一歩譲りますが、全体としては清潔な雰囲気です。

快活クラブと比較すると、自遊空間はドリンクバーのグラスが「プラスチック」であることが多いのも特徴です。安っぽいだけでなく、不潔な感じがします。また冷たい飲み物は、グラスの口が当たる部分の冷たさが味に大きな影響を与えます。自動食器洗い機の都合なのかもしれませんが、人が手で触るところには一番お金をかけるのがホテル業界等の鉄則です。

自遊空間

全般に詰めが甘いのが自遊空間の特徴です。キーボードの下から、ナプキンと乾燥剤が出てきたこともありました。社員に対し本社研修をし、アルバイトに手取り足取り伝えていく快活クラブとの差になっています。

自遊空間の支店例

◎高田馬場店 … 明るさや清潔感は満点。接客良好で個室もまずまず広い。
◎郡山店 … 店内が非常に広く快適。新しく清潔でおすすめ。
◎亀戸店 … 店内はおしゃれで、新しく清潔。おすすめ。
◯新潟駅前店 … まずまず新しく清潔で大きな問題はない。
〇目黒駅前店 … 都内一等地の駅至近にも拘らず個室が驚くほど広い。カーペットに汚れ。
△葛西店 … 禁煙席のブースは広い。全体に机が狭く使いにくい。平日に安いプラン。男性向け。
△武蔵小金井店 … 施設は古く傷んだ机などの交換も遅れている。食事メニューに工夫があり、揚げたてポテト100円など安い。男性向け。
△立川南口店 … ブースが極めて狭く、自遊空間の平均値をかなり下回る。運悪くPCが動かず、30分近く格闘ののち故障と分かったが、時間補償はなし。

このように店舗による差があるのが「自遊空間」の特徴です。全体としては個室の広さ、分煙が保障されており自動パック制の導入も進んでおりおすすめしたい面はありますが、店舗差がネックです。ただし「快活クラブ」よりは駅に近い立地が多く便利で、使い勝手は悪いほうではありません。少なくとも、快活・自遊・アプレシオ以外の、下位チェーンよりはずっと安定感があります。

自遊空間は料理では快活クラブを圧倒

自遊l空間

自遊空間は、ファミレスとしては微妙な料理をファミレス並みの料金で出すという「快活クラブ」の弱点を突いた、格安メニューが豊富です。本格的な調理でないなら、300円くらいがちょうどよいです。

自遊空間は食事メニューの裁量権が支店側にあるようで、かなり工夫している店が目立ちます。総じて安く、食事を軸に選ぶなら自遊空間の方がよいでしょう。

実質3番手といえる「アプレシオ」は女性の利用もおすすめ

ここまで業界1位の快活クラブ、2位の自遊空間を取り上げましたが、実質3番手といえるのは「アプレシオ」です(店舗数3位のコミックバスターは昔ながらのネカフェで若い男性向けです)。

ネカフェ アプレシオ 沼津

アプレシオ沼津店

支店により差がありますが、「アプレシオ」は、女性も利用できるをコンセプトにしていますので、明るく清潔な支店が多くあります。

アプレシオ ドリンクバー

アプレシオは、店長やスタッフが、フードや内装に工夫をしているお店が多いように感じます。自遊空間にもその傾向は多少ありますが、アプレシオはそれがさらに強く、自遊空間の男性目線に対し女性目線が感じられます。沼津店では写真のようなパフェの食べ放題も実施していました。

アプレシオ 三島

アプレシオ三島店では、フードメニューにかなりの工夫が凝らされています。写真のハンバーガーは500円前後でしたが、本格的なハンバーグが挟んであります。

ネカフェ 三島

観光客も多い、沼津駅前の支店には旅行者向けのガイドなどが置いてありました。一方、駅から遠い三島店では、小さい子供連れの利用も目指しているようで絵本が置いてあり見せ方にもこだわりがあります。

ただし、アプレシオには、設備が古くなっている支店も存在します。業界2位の「自遊空間」同様、店舗ごとの差が大きく、実際に使ってみて気に入った店舗を選ぶのがコツです。

激戦の首都圏の新製力「グランサイバーカフェ」と完全個室「カスタマカフェ」

首都圏の新製力「グランサイバーカフェ」

グランサイバーカフェ

「グランサイバーカフェ」町田店

照明を工夫し、サイバーチックで都会的な雰囲気を目指しているのが「グランサイバーカフェ」です。ビリヤード、ダーツ、カラオケ店などを経営する「バーグス」が、ネカフェ業態に進出してきたものです。

渋谷店、町田店を利用しましたが、清潔さや設備は良好でした。本や雑誌の品ぞろえにも一工夫が見られ、「バーグス」の経験値を生かし若い層をターゲットにしているようです。渋谷店にはおしゃれなビジネスマンや買い物帰りのカップルなども。

グランサイバーカフェの支店と設備一覧

池袋西口店 女性専用席 分煙 シャワールーム
渋谷文化村通り店 シアタールーム 女性専用席 分煙 シャワールーム
渋谷センター街店 シアタールーム 女性専用席 分煙 シャワールーム
新宿店 ビリヤード ダーツ 女性専用席 分煙 シャワールーム
新宿 西口店 シアタールーム 女性専用席 分煙 シャワールーム
新宿靖国通り店 シアタールーム 分煙 シャワールーム
池袋店 ビリヤード ダーツ 女性専用席 分煙 シャワールーム レッスン ダーツ
池袋東口店 女性専用席 分煙 シャワールーム
六本木店 女性専用席 分煙 シャワールーム
新橋店 女性専用席 分煙 シャワールーム
高田馬場店 分煙 シャワールーム
町田ANNEX店 シアタールーム 女性専用席 分煙 シャワールーム
町田店 女性専用席 分煙 シャワールーム
なんば道頓堀店 ビリヤード ダーツ 女性専用席 分煙 シャワールーム
仙台店 女性専用席 分煙 シャワールーム

(系列のコミックカフェ Bネット)
蒲田店 女性専用席 分煙 シャワールーム 24時間
吉祥寺店 女性専用席 分煙 シャワールーム 24時間

部屋や机の広さに問題はなく接客レベルもまずまずです。中堅のカフェチェーンはとにかく詰めが甘いことが特徴です。しかし「グランサイバーカフェ」は数回利用しましたが、気になるところが余りありません。カラオケ業態の経験を生かしているのか安定感があり、今後伸びていくかもしれません。

完全個室のカスタマカフェ

カスタマカフェ 歌舞伎町

「快活クラブ」「自遊空間」「アプレシオ」の弱点は、個室とはいえ天井が空いているブースです。マナーの悪い利用者の騒音に悩まされることもあり、背伸びすれば覗き込めてしまうのは女性や宿泊利用の方は心配なはずです。

この「快活クラブ」「自遊空間」の弱点に切り込むのが、首都圏の駅前に進出を始めた完全個室制をとる「カスタマカフェ」です。

カスタマカフェの支店一覧

・前橋インター店(関越自動車道 前橋ICすぐ)
・八重洲店(JR東京駅 徒歩4分)
・大宮店(JR大宮駅 徒歩3分)… 問題なし。おすすめ。
・赤坂店(東京メトロ赤坂駅 徒歩2分)… 問題なし。おすすめ。
・赤羽店(JR赤羽駅南改札東口 徒歩1分)
・歌舞伎町店(JR新宿駅東口 徒歩5分)… 問題なし。おすすめ。
・池袋西口店(JR池袋駅北口 徒歩3分)
・上野店(JR上野駅 徒歩2分)… 電子ロックの音が大きく落ち着かない
・松戸東口店(JR松戸駅 東口 徒歩0分)
・三軒茶屋店(東急田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩0分) … 一部隣の部屋とつながり防音性悪い

カスタマカフェ 赤坂

「カスタマカフェ」赤坂店

カスタマカフェ 完全個室

「カスタマカフェ」大宮店

天井が空いていない完全個室です。椅子の高さ、テーブルの高さなども良く練られています。完全個室で設備費がかかるためなのか、ドリンクはワンドリンク制。店舗によっては、マンガはなく雑誌のみに絞られています。

カスタマカフェ 上野

「カスタマカフェ」上野店

一方同じ「カスタマカフェ」でも上野店は、設備に関してはいまひとつ。個室ビデオ店などが目立つ通りに立地し、老朽化が進み壁などの痛みが目立ちます。ビデオボックスを転用したのか、椅子がテレビを見るには良いのですがパソコン作業には向きません。ビジネス仕様なのですから、パソコンの利用のしやすさにはこだわってほしいところです。

「カスタマカフェ」上野店にはマンガも置いてあります。

上野 カスタマカフェ

カレー150円など廉価なメニューが多いのも良いところです(「カスタマカフェ」上野店)。残念なのは「快活クラブ」に対抗して無料としたトーストセット(1500円以上のパック利用者無料)。時間帯に制限がないのは良いことですが、「快活クラブ」と異なりコーンやポテトは付かずパン、マーガリン、ジャムだけ。しかも注文した場合、受付に自分で取りに行き、食器も返しに行く必要がある点が非常に残念。上野店の場合は、3階や4階の客室もありますので、大変面倒です。「快活クラブ」の朝食無料セットに人が驚くのは、無料にも関わらずきちんとルームまでサービスするところです。サービスの表面をまねるだけでなく、実質をまねてほしいと思います。

上野店の弱点はオートロック。開け閉めのたびに大きな電子音が響き渡り、扉の上の換気用の隙間から飛び込んできます。完全個室は現状では珍しいので比較的混雑しており、30秒ごとにピピピと大きな音がします。これでは完全個室にした意味がありません。今一度、完全個室の目的を再確認してほしいところです。また、気になるのはオートロックによって金属製のドアが物理的に閉まってしまうこと。大地震の場合にはドアがゆがんで開かなくなることがありますが、窓がなくドアしか逃げ道ない状況でドアが空かなくなった場合の危険を感じます。

このようにカスタマカフェは現状では店舗によって差がありますので、気に入った店を見つけることが必要です。次の記事にカスタマフェのほか、首都圏の完全個室ネカフェが特集されています。

東京・神奈川・埼玉のネカフェで宿泊 完全個室なら静かで女性も安心

名前が出せない中堅カフェチェーン

ネカフェ 煙害

某中堅カフェチェーンのとある支店です。分煙ということですが、天井から吊り下げられた、数十センチの板で仕切ってあるだけ。禁煙席に臭いが蔓延(まんえん)していました。混雑時は店に入ると煙草のにおいがします。利用客や店員の健康を害しますので、法律上も改善の必要があります。

某中堅カフェチェーンのとある支店では、ドリンクをペットボトルに詰めて帰る客がいるようで「刑法235条窃盗罪」を持ち出しての警告表示。1%もいないそういった利用者への警告が、利用者のイメージを損ない信頼関係を台無しにしています。

ネカフェ

某中堅カフェチェーンのとある支店。こちらの店は動画視聴に際して使用した備品の処分方法について、個室に大きく表示されています。こういった利用方法をあからさまに明らかにすることで、女性客は寄り付かなくなってしまうのではないでしょうか?

がんばる個人店【1】秋葉原の和スタイルカフェ

和スタイルカフェ

秋葉原駅から徒歩5分強の「和スタイルカフェ」。個人店ですが、ネットカフェ激戦区秋葉原でひときわ目立つ和風のネットカフェです。写真はエントランスの様子。

秋葉原 和スタイルカフェ

畳敷きの和風の個室もありひと工夫されています。

がんばる個人店【2】小田原のエイジアは個人店の鏡

小田原 ネカフェ エイジア

小田原のネカフェ「エイジア」は個人店ながら大手に遜色ない内装です。

小田原 ネカフェ エイジア

ドリンクバーは「ポット」も貸し出しており便利。小田原駅が見える休憩スペースも作られています。

がんばる個人店【3】西葛西ナチュラルカフェ

ナチュラルカフェ 西葛西

西葛西の「ナチュラルカフェ」は、個人店ながら完全個室(部屋によっては隣室との間に数センチの隙間あり)。木の扉でロックも家庭用タイプのため、地震の際の閉じ込めの防止にもなり安心感があります。

西葛西 ナチュラルカフェ

カフェスペースを設置するなど工夫が凝らされています。

ネットカフェ比較のまとめ

① 駅前でなくても良いなら、業界1位の「快活クラブ」が、女性も含め万人向けです(ただし食事を注文すると割高)。

② 駅前ならば業界2位の「自遊空間」または「アプレシオ」が、おおむね安心できますが、店舗によってばらつきがあります。女性の方や宿泊利用なら、一度偵察しておいたほうが良いかと思います。

③ 「コミックバスター」「まんが@カフェ・ゲラゲラ」は、昔からのネカフェに慣れた若い男性向けの設計が多く、女性にはお勧めできない支店があります。自動パックの導入も徹底されていません。店舗数自体は多いので、会員カードを持っていると便利です。

④ 首都圏で完全個室のネカフェを展開する「カスタマカフェ」は群を抜く設備ですが、店舗間格差の解消が鍵になります。カラオケ業界から参入してきた首都圏の「グランサイバーカフェ」は、設計やサービスにまずまずこなれており、今後伸びるかもしれません。

-チェーン店・その他