
ブラタモリ深海編で、タモリさんが、横須賀市の海洋研究開発機構JAMSTEC を訪ね、深海探索の技術と、深海の秘密を探りました。このページでは、ブラタモリ深海編のロケ地、内容、関連情報をくわしくご紹介します。【再放送・見逃し情報はこちら】
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特集でブラタモリ | 内容 |
深海(#216) | タモリさんがなぜ深海へ潜るのか?を探ります(スペシャルに近い内容ですが、再編集要素がなく、通し番号216が付されました) |
南極(#194) | タモリさんが南極の知られざる姿を探ります(スペシャルに近い内容ですが、再編集要素がなく、通し番号194が付されました) |
日本の温泉スペシャル | タモリさんおすすめの温泉地。日本に温泉が湧く理由は? |
日本の岩石スペシャル | タモリさんが6年間のブラタモリから、石だけをピックアップ。 |
構造線スペシャル | 構造線とは、お弁当に例えれば、ごはんとおかずや、おかず同士の境目のようなもの。大人気だったフォッサマグナ編などを、まとめて紹介。 |
三英傑(信長・秀吉・家康)スペシャル | テーマは、日本の都市の原点は、三英傑にあり。三英傑は、戦いや政争の面で注目されますが、実は3人とも町づくりのプロと言えます。 |
日本の鉄道スペシャル | 新橋~横浜から、軽井沢の峠越えまで。タモリさんが鉄道の歴史を追います。 |
日本の石垣スペシャル | タモリさんが金沢場など、日本の石垣が分かるスポットを紹介します。 |
日本の山スペシャル | 高尾山、昭和新山(洞爺湖編より)、立山などの総集編です。 |
便利なページ | ・ブラタモリ「奇跡の編集力」を知る(仕事やプレゼンに生かす) ・ブラタモリ日本の寺社19選 ・タモリさんが監修!カレーうどん千吉に行ってきました |
横須賀市の海洋研究開発機構JAMSTEC|ブラタモリ深海


ブラタモリは、横須賀市の海洋研究開発機構JAMSTECを訪ねます。
ちょうど南極観測船のしらせが出港するところでした。(ブラタモリ南極)

海洋研究開発機構JAMSTECは、人々の幸福な暮らしのために、海洋に関する研究を行う機関です。
最近では、2022年9月に、これまで明確な境界があるとされた地殻とマントルについて、90%以上で境界が明瞭ではないとするなど、新しい説を発表しています(資料)。
ブラタモリ深海編の旅のお題は、「なぜ深海へ潜るのか?」です。深海とは、水深200m以上の海を指し、地球の海の9割を占めます。しかし、様子が分かっているのは2割程度。地球最後の未開の地(フロンティア)です。
水深7000mの水圧を再現!ブラタモリ号の運命やいかに!?
海洋研究開発機構JAMSTECには、深海の水圧を再現する装置があります。ブラタモリでは、発泡スチロールの船の模型に、水深7000mの水圧をかけます。すると、10分の1程度の大きさに縮小! 水圧の高さが、想像できます。
タモリさんが調査船「しんかい6500」に潜入…狭っ!直径2mの空間に3人で8時間!?|ブラタモリ深海


ブラタモリさんは、格納庫のシャッターを開けてもらい、調査船「しんかい6500」を見学します。
有人深海調査船しんかい6500は、文字通り6500mの深海まで、探索が可能。正解の深海調査をリードしています。
しんかい6500には、人間の手にあたる、マニピュレーターがついており、岩石や生き物などの標本を回収できます(上の写真)。
しんかい6500には、「116・・・750(神奈川)」の登録番号が、付されています。法律上は、小型船舶1級の免許で乗ることができます! タモリさんも免許を持っています。タモリさんの、ヨットの係留地の様子は、下のtwitterからどうぞ。
タモリさんがヨット大会を開催していた、沼津(江浦・内浦)を訪ねました!😎https://t.co/9pFMrlQMQu
— ブラタモリ (@buratamori2018) September 30, 2022
しんかい6500は、軍用潜水艦とは異なり、空気を含んだ浮力材があちこちに詰め込まれ、必ず浮くように作られています。
潜るときは、重り(1枚25kg)を乗せることにより、沈むことができます。浮上時は、深海に捨てる形になってしまいますが、鉄製のため、もともと自然界にあるものです。

タモリさんは、小さな入口からしんかい6500の船内に入ります。狭い船内ですが、3名が乗船します。深海の水圧を均等に受けるよう、球の形になっています。
タモリさんは、マニュピレーターの操縦装置を見せてもらいます。ゲームのコントローラーのようになっており、手で動かした通りに、マニュピレーターが動きます。
【気分は科学者!】こういうの欲しい!というご要望にお応えして用意しました! #JAMSTEC 深海調査などの #バーチャル背景画像 オンライン授業やビデオ会議の背景にどうぞ! https://t.co/EOKy1DiKvi #STAYHOME でも #いつも心に海を pic.twitter.com/Htjttd4BU7
— JAMSTEC 海洋研究開発機構 \海と地球の研究所/ (@JAMSTEC_PR) April 17, 2020
VRで深海探検!生命の起源を発見!?|ブラタモリ深海


ブラタモリは、VRで深海探検の旅に出ます。
ゴーグルをつけると、母船の「よこすか」を離れ、しんかい6500は着水。
徐々に暗くなり、マリンスノー(プランクトンの死骸や排泄物が雪のように舞う)が見えます。海底が見え、サメ(ギンザメ)の姿が見えました。

水深800mでは、高温の水を吐き出す、神秘的な煙突のようなもの(チムニー、熱水噴出孔)が見えました。熱水には、メタンや硫化水素が含まれますが、これは深海では貴重な栄養源。VRを通じて見えた沖縄沖のチムニーでは、シンカイヒバリガイ、ゴエモンコシオリエビなど、熱水の周辺に見られる、珍しい生き物が見られました。
食物連鎖の頂点に立つトッププレデター
アメリカのある国立公園で、家畜を襲うオオカミを駆除したことがあります。結果として、シカなどが増えすぎ、植物が減り、川の氾濫などが起きました。
深海でも同様のことが起きないように、トッププレデターの特定が急がれています。例えば駿河湾では、深海約1000mまではサメがそれに当たりますが、約2000mでは、体長が2.5mにも達するヨコヅナイワシなどの「硬骨魚類」が、トッププレデターであることが分かりました。
硬骨魚類の水深限界は、約8500mとされますが、さらに深いところに生存している可能性もあります。「しんかい6500」は、6500mまで探索できます、JAMSTECは、1万1000mまで設置可能な、フリーフォールカメラシステムを所持しています。(詳細はこちら)
インド洋海底下に謎のヒマラヤの砂|ブラタモリ深海


タモリさんは、プライベートで、地球深部探査船「ちきゅう」に乗船した経験があります。

地球深部探査船「ちきゅう」は、海底の地層(コア)を掘り出すことができる装置を積んでいます。
タモリさんは、高知コア研究所と中継を結び、インド洋の海底約115mから掘削されたコアを見学します。約126万年前にできた、1万5千年分の海底の地層(コア)です。砂の層が見られます。インド洋で採取された地層ですが、インドではなく、何とヒマラヤ山脈から来たもの。

つぎに、四国沖のコアを見学します。フィリピン海プレートに由来する地層ですが、もろく砕けてており、日本近海に加わる力の大きさを思い起こさせます。
最後に、紅海の底の地層(コア)を見学します。岩塩からなる、白く輝く地層に驚かされます。
以上は、高知コア研究所との中継です。
ブラタモリは、海洋研究開発機構JAMSTECに戻り、水深技術の進化の歴史を聞きます。最初は、水深300mへ潜る訓練から始め、今に至ります。
最新研究!深海に潜れば大陸の成り立ちが分かる!?|ブラタモリ深海


西之島(小笠原諸島にある無人の火山島)の研究が、紹介されます。
地球の誕生は46億年前。その表面は、マグマでドロドロでした。やがて雨が降り注ぎ、1度は海だけになります。このあと、どのように大陸が誕生したのでしょうか?

ヒントになるのは、大陸地殻と海洋地殻の成分のちがい。いずれもマントルがもとになっていますが、大陸地殻は安山岩質、海洋地殻は玄武岩質となっています。

大陸地殻は安山岩質。チョコチップ入りアイスに例えると、バニラだけが溶けた状態です。

海洋地殻は玄武岩質。チョコチップ入りアイスに例えると、室温が上がり、バニラもチョコも溶けた状態です。
地下のマントルにおいては、室温ではなく、圧力が問題となります。マントルに対してかかる圧力の大きさで、できる岩石が異なるのです。
- 圧力が低い …安山岩
- 圧力が高い …玄武岩
西之島一帯に注目すると……。
- 圧力が低い …安山岩 …伊豆大島、三宅島、八丈島
- 圧力が高い …玄武岩 …西之島
西之島は、地殻が薄く、マントルにかかる圧力(重さ)は小さくなり、安山岩質となります。伊豆大島などは、地殻が厚く、マントルにかかる圧力(重さ)は大きく、玄武岩質となります。

歴史をたどると、最初に安山岩ができ、それを含めて重さが増し、玄武岩ができるようになりました。安山岩は比重が軽く、プレートの動きに乗って地球の奥深くに沈み込むことがなく、地上にたまり陸地となっていったと考えられています。
特集でブラタモリ | 内容 |
深海(#216) | タモリさんがなぜ深海へ潜るのか?を探ります(スペシャルに近い内容ですが、再編集要素がなく、通し番号216が付されました) |
南極(#194) | タモリさんが南極の知られざる姿を探ります(スペシャルに近い内容ですが、再編集要素がなく、通し番号194が付されました) |
日本の温泉スペシャル | タモリさんおすすめの温泉地。日本に温泉が湧く理由は? |
日本の岩石スペシャル | タモリさんが6年間のブラタモリから、石だけをピックアップ。 |
構造線スペシャル | 構造線とは、お弁当に例えれば、ごはんとおかずや、おかず同士の境目のようなもの。大人気だったフォッサマグナ編などを、まとめて紹介。 |
三英傑(信長・秀吉・家康)スペシャル | テーマは、日本の都市の原点は、三英傑にあり。三英傑は、戦いや政争の面で注目されますが、実は3人とも町づくりのプロと言えます。 |
日本の鉄道スペシャル | 新橋~横浜から、軽井沢の峠越えまで。タモリさんが鉄道の歴史を追います。 |
日本の石垣スペシャル | タモリさんが金沢場など、日本の石垣が分かるスポットを紹介します。 |
日本の山スペシャル | 高尾山、昭和新山(洞爺湖編より)、立山などの総集編です。 |
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😎見逃した方はこちらから
😎タモリさん久々の出演&出版!
タモリさんの名言|オールナイトニッポン放送55時間スペシャル
😎過去回と今後の放送

- 5/27 屋久島
- /20 京都・山科
- 5/18 宇治(再)
- 5/13 東寺
- 4/22 下北沢
- 4/20 吉祥寺(再)
- 4/1 汐留
- 3/20 豊洲(中止)
- 3/18 佐賀
- 2/18 世界の絶景
- 2/11 前橋
- 1/28 足利
- 1/21 高千穂
- 1/14 大井川
- 1/1 新春・江の島
- 12/3 静岡市
- 11/26 安曇野
- 11/12 善光寺
- 11/5 苫小牧
- 10/29 登別温泉
- 10/15 対馬
- 10/9 東京スカイツリー
- 10/1 深海
- 9/17 下北半島
- 9/10 恐山
- 9/3 石見銀山
- 8/27 境港・米子
- 8/20 桜島
- 7/16 能登
- 7/2 伊東
- 6/25 大原
- 6/18 鴨川
- 6/11 町田
- 5/28 八王子
- 5/21 横浜港・川崎
- 5/14 東京湾
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— ブラタモリ (@buratamori2018) April 20, 2023
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