
昨年度の魅力度ランキング、茨城県は、2021年は最下位でしたが2022年は46位に上昇!(地域ブランド調査)。しかし、なぜ茨城県はあまり人気がないのでしょうか?
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著者 JTB運営・旅行地理検定合格。Yahoo!クリエイターズ公式旅行ライター。ホテル勤務経験あり。関東圏の「エモ静ずらし旅」に、年80日訪ねています。Twitter/Instagram
茨城に人気・魅力がない理由

2022年、茨城県は魅力度ランキングでワンランクアップ!(地域ブランド調査)。しかし過去には7連続最下位も記録しています。
2022年 都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査)
- 1位 北海道(1→)
- 2位 京都(2→)
- 3位 沖縄(3→)
- 4位 東京(4→)
- 5位 大阪(5→)
- 6位 神奈川(6→)
- 7位 福岡(7→)
- 8位 奈良(9↑)
- 9位 長崎(8↓)
- 10位 石川(10→)
- 11位 兵庫(13↑)
- 12位 長野(10↓)
- 13位 千葉(12↓)
- 14位 静岡(15↑)
- 15位 宮城(13↓)
- 16位 鹿児島(16→)
- 17位 熊本(18↑)
- 18位 広島(19↑)
- 19位 青森(21↑)
- 20位 愛知(20→)
- 21位 宮崎(17↓)
- 22位 三重(23↑)
- 23位 富山(24↑)
- 23位 秋田(26↑)
- 25位 新潟(22↓)
- 26位 和歌山(32↑)
- 27位 山梨(25↓)
- 28位 山形(31↑)
- 29位 大分(26↓)
- 29位 高知(29→)
- 31位 岩手(30↓)
- 32位 香川(28↓)
- 33位 岡山(35↑)
- 34位 福島(34→)
- 34位 岐阜(36↑)
- 36位 愛媛(32↓)
- 37位 福井(39↑)
- 38位 滋賀(38→)
- 39位 島根(37↓)
- 40位 栃木(41↑)
- 41位 徳島(42↑)
- 42位 鳥取(40↓)
- 43位 山口(42↓)
- 44位 群馬(44→)
- 45位 埼玉(45→)
- 46位 茨城(47↑)
- 47位 佐賀(46↓)

2021年は47位(最下位)、2020年は42位、2019年は47位(最下位)でした。

2018年まで6年間は、いずれも47位(最下位)でした。
茨城県は、2009、2010、2011年、2013~2019年の7連続最下位、2021年と合計11回にわたり最下位を記録しています。

なぜ茨城県は、魅力のない県として定着してしまっているのでしょうか?
まず結論から。現地を35日以上見て回った取材内容と、現地旅館のベテランスタッフに聞いた情報から、茨城に人気がない理由は、次の2点です。
- 1他県に比べ有力な観光地が少ない背景は、山が低く、海岸線が平凡で、温泉が少ないこと。
- 2接客姿勢にはずれがある接客が今一つで、つっけんどんな言い方をする人が一部にいる。
好感度が低い理由① 他県に比べ有力な観光地が少ない


茨城県に魅力がない理由は、他県に比べて有名な観光地が少ないことです。
ネモフィラやコキアで有名になった国営ひたち海浜公園、水戸の偕楽園、袋田の滝、筑波山がおもに挙げられますが、ライバルの長野県、静岡県、群馬県などと比べると、どこか持ち駒が寂しいのが実情です。

権威あるJTB・日本の観光地温泉700に選ばれた、茨城県の名所は上の図の6か所です。

ただ、上の6選は、やや古くなっている点も否めず「つくば(博物館、ばんどう太郎)」「古河・結城」「笠間と石切山脈」「国営ひたち海浜公園」「日立(カフェ、大煙突)」「フルーツの産地(全県)」を、加えると、12のおもな観光地が挙げられます。
- 五浦温泉
- 袋田・大子温泉、袋田の滝
- 日立
- 国営ひたち海浜公園
- 水戸偕楽園
- 笠間と石切り山脈
- 大洗海岸
- 筑波山
- 古河・結城
- つくば
- 鹿島神宮・潮来
- フルーツ王国
それなりに魅力的なラインナップですが、1都3県の観光客は、長野、静岡、群馬県など比較します。すると、どこか持ち駒が寂しいのが実情です。
茨城県(6096km²) | 静岡県(7777km²) |
《有名観光地》 袋田の滝、国営ひたち海浜公園、水戸の偕楽園、筑波山、鹿島神宮 [参照]茨城県1泊2日旅行 10選 | 《有名観光地》 熱海温泉、伊東温泉、南伊豆、西伊豆、修善寺、富士山麓(御殿場・富士宮)、三保松原、日本平、大井川鐡道、浜名湖 [参照]【伊豆】モデルコース22プラン |
個人差はありますが、もし選ぶなら静岡県に行ってみたくなるかも? それが魅力度の差です。

茨城県にないものは、温泉と絵になりやすい自然景観です。
地元愛は強いのに、「茨城に行きたい」と言われると、「えっ、ほんとに……? 茨城、なんにもないけど大丈夫?」と心配してしまう茨城県民デス……。
— 栗栖ひよ子🪡🧵11/21『仕立屋王子の謎解きデザイン帖』発売✨️ (@chrishiyoko) August 28, 2020
ひたち海浜公園も、大洗水族館も、宇宙センターも偕楽園も筑波山もあるのに!
愛はあるのに自信はない、これって茨城県民あるあるですか?( ;∀;)

茨城県の観光目的を見ると、一般的な地方への旅行でメインとなる、自然や温泉が極端に少ないことが分かります。評価が高いのは、行事・祭事・イベントとスポーツ・レクリエーションです。
茨城県には、ラッキーフェス、竜神大吊橋のバンジージャンプ、大洗海岸のサーフィンなど、イベントやスポーツが盛りだくさんですが、観光地としての魅力度を、ストレートに上げるわけではありません。また、現在、茨城県は「体験王国」のキャッチフレーズで、キャンプ、サイクリング、トレイル(自然を歩く)などを推しています。

しかし、特定のイベントやスポーツを推し過ぎると、関心のない人には、かえって自分とは無縁のエリアだと思わせてしまう部分があります。

例えば、静岡県のデータを見ると、自然や温泉を目指して訪ねる人が多く、スポーツや体験目的は少数です。横に長く、バラエティに富んだ観光スポットがある静岡県の調査ですので、ある程度、一般化してもよいと考えています。

「広い土地、ない雑音」 茨城県は、都会のストレスが大きな方にもおすすめしたい、日本のふるさとの風景があります。

広い土地を生かしたフルーツ・野菜王国が茨城。食にも新たな発見があるはずです。

茨城は新幹線がなく、特急ひたち。交通費が断然安いのも魅力。「広い土地」に隠された名所が多数あります。
茨城県が自然景観に乏しいというのは、本当?


茨城県が自然景観に乏しいというのは、本当なのでしょうか?
茨城県に人々を運ぶのは、常磐線の特急ひたちやときわ号です。しかし、その車窓は、水戸周辺まで海はほとんど見えず、田園や畑が広がるばかりです。

「広い土地」が茨城の特徴。ときには、まるで北海道のような風景にも出会いますが、こちらは水郡線というローカル線ですので、気づきにくいかも知れません。
一方、長野県へ向かう北陸新幹線、中央線は山々の絶景。静岡県へ向かう東海道新幹線は、富士山、茶畑、浜名湖などが見えますので、分かりやすさがあります。
茨城県の山は低い?

茨城県は山の高さが低く、雄大な自然景観という面では、ハンデがあります。
標高1位 | 標高2位 | |
茨城県 | 八溝山(1022m) | 筑波山(877m) |
長野県 | 奥穂高岳(3190m) | 槍ヶ岳(3180m) |
群馬県 | 白根山(2578m) | 浅間山(2568m) |
静岡県 | 富士山(3776m) | 間ノ岳(3190m) |
温泉に乏しい茨城県


山が低いということは、火山活動が活発ではないということ。茨城県は、有名な温泉地が少ないことも特徴です。
BIGLOBE温泉の調査によると、茨城県の人気の温泉地は、1位が袋田温泉、2位が五浦温泉、3位大子温泉とのことです。いずれも緑あふれる静かな、良い温泉です。しかし、これらの温泉の名前を聞いたことがない人もいるでしょう。
上の写真は、筆者がお気に入り、筑波山京成ホテルの展望露天風呂です。しかし、温泉自体は湧いたものでなく運び湯(循環式)。茨城県は全県的にかけ流し温泉の実現が難しく、ホテルとしても温泉が沸かないため、温泉の確保に大変な苦労をしているとのことでした。
茨城県の海は単調?

茨城県が自然景観に乏しいもう1つの理由は、海岸線の形状が単調なことです。

茨城県では、大洗海岸を勧める方が多いですが、やや単調な海岸線。大洗磯前神社周辺は「波の花散る 大洗」と言われるように、必見の景色ですが、岩場はこの付近に限定されます。

「どの県も海岸線なんて同じ」という方もいらっしゃいますが、南伊豆の海岸はやはり異なります。茨城県の海岸線が単調であることは、茨城県の公式サイトの冒頭にも、書かれています。
茨城県の海岸は太平洋に面しほぼ南北方向に伸び、延長約190kmの単調な形状をしています。
茨城県ウェブサイト 海岸の概要

大洗は海岸はやや単調ですが、海鮮やあんこうは、安く絶品。静岡の主な観光地より、グンとコスパが上がります。また、大洗水族館のイワシのショーは素晴らしく、一概には言えないのですが、海岸線が単調ということは事実としてあるということです。
自然景観に乏しいのは、火山に関係がある?


ここまで、茨城県の魅力度が低い2大理由の1つ、自然景観に乏しいことについて説明してきました。
ここまでは、山と海を分けて考えてきましたが、火山活動が活発でないから山が低く、結果的に海に迫る山が少なく、海岸線が単調になるとまとまるかも知れません(※)。

そのことは、逆に言えば広い平野を生み、茨城は農業大国となっています。とくにメロンは北海道に大差をつけ、茨城が生産量1位です。白菜、ピーマン、れんこんなど、多くの野菜で全国1位の生産量を誇ります(※※)。また、有名なさつまいもは、鹿児島県に次いで2位ですが。17万トン以上もの生産を誇ります。
茨城県が魅力を創出する1つのカギは、農産物にあります。
※筑波山は火山ではなく、マグマが冷えたあと隆起・浸食を受けたものです。茨城県には火山はありません(火山の専門家、川辺禎久氏による)。
※※農産物によっては集計していない県もあります
国営ひたち海浜公園は例外

また、話が複雑になるため文中では触れてきませんでしたが、ネモフィラ、コキアで人気がある国営ひたち海浜公園は、その完成度は圧倒的で、他県のフラワーパークや花畑を大きく上回ります。
富良野のような雰囲気もあります。茨城県のキーワードは「広い土地、ない雑音」。北海道に通ずるところもある土地です。(ただし、ひたち海浜公園は、シーズンは混雑します。茨城県1泊2日ずらし旅-モデルコース10選!に記したように、大洗への前泊がおすすめです)

「広い土地、ない雑音」 茨城県は、都会のストレスが大きな方にもおすすめしたい、日本のふるさとの風景があります。

広い土地を生かしたフルーツ・野菜王国が茨城。食にも新たな発見があるはずです。

茨城は新幹線がなく、特急ひたち。交通費が断然安いのも魅力。「広い土地」に隠された名所が多数あります。
好感度が低い理由② 接客姿勢にはずれがある?


茨城県を訪ねて驚いたことがあります。路線バスの運転手が、乗車時にICカードの操作が分からないお年寄りに対し、運転席から、まるで怒鳴るように大声で指示を出していました。
この日は、ほかの交通機関や飲食店の店員にもつっけんどんな対応をされ、1日に3回も驚くことになりました。
しかし、何度も茨城県を訪ねて分かったのは、接客業の方でも、おしなべて声のトーンが低いということ。温泉旅館でも、ご機嫌斜めなのかな?という対応がよくあります。

また、とくに中高年の男性の場合は、本人は普通に話していても、他県から見ると、怒っているように見えるのでは?ということに気づきました。
お年寄りに怒鳴るように対応していた、路線バスの運転手ですが、いま思い起こすと、お年寄りはあまり気にせず、聞き流していたようにも感じます。よくいる「茨城のお父さん」の様子だったのかも知れません。
茨城県在住の若い方に聞いてみました
「県内に住んでる僕とかでも、怒鳴っているように感じることはあります(笑) 年齢的におじさんの人たちに多いですね。訛りというか、イントネーションがとても荒いのでそう感じさせるかもしれないです」
とのことで、予想は当たり。当人は普通に話しているのですが、県外の人から見ると、怒っているように見えると言えます。
「○○してねぇの! ○○したのか!? 人に物を頼む時も怒鳴ってる感じになりますね(笑)」とのこと。つまり、普段から、体内の「マグマ」の圧が強く、地声やトーンが大きめということになります。
※ご意見はサル@ 飛び込み営業 @salu18184さん(Twitter)から伺いました。


もちろん茨城県でも、努力をしている場所はたくさんあります。
例えば、地図にない湖、日本のグランドキャニオンとも言われる「石切山脈」では、ツアーに参加すると、茨城の良さを丁寧に説明したうえで、近くの笠間稲荷神社、地酒の松緑はもちろん、四季の変化の説明があり、ぜひまた来ようと思わせる対応です。
このほか、茨城県で目立って接客がよいのは、「国営ひたち海浜公園」「大洗ホテル」が挙げられます。

「広い土地、ない雑音」 茨城県は、都会のストレスが大きな方にもおすすめしたい、日本のふるさとの風景があります。

広い土地を生かしたフルーツ・野菜王国が茨城。食にも新たな発見があるはずです。

茨城は新幹線がなく、特急ひたち。交通費が断然安いのも魅力。「広い土地」に隠された名所が多数あります。
実は問われている、1都3県の人の驕(おご)り?


1都3県では、徒歩圏内に、同じジャンルの飲食店が多数あることが多いです。
そのため客側は、少しでも接客態度が気になれば、2度と行かない!となりやすいです。選択肢はいくらでもあり、困らないので強気に出るのです。お店側も、競合店が多く、つい下手に出て「丁寧な接客」をしてしまいがちです。
一方、茨城では、地域にもよりますが、そうそうお店を選べるわけではなく、顔見知りであることも多く、お店とお客は対等の関係に見えます。
結論を急いでしまうと、1都3県の在住者は、高いレベルの接客に慣れ過ぎてしまい、他県でも「ちやほやされて当然」と思い込んでいる節があります。
例えば、茨城県のラーメン屋さんに行くとします。カウンターだけの店で、荷物置き場が見つからず、仕方なく隣の椅子に置くとします。するとお店の暗黙のルールによっては、店員さんに、やや厳しい目で見られます。

このとき、1都3県から来た人は「なぜ、荷物置き場を案内できないのか?!」と感じます。1都3県では、手取り足取り教えてもらえるからです。
しかし、茨城県は、出張客や観光客の比率は、エリアにもよりますが決して多くなく、地元の方の生活圏に招いてもらう、という考え方が必要です。もし、荷物置き場が分からなかったら、お店の人や周りの常連さんに聞いてみる。こういったところから、良い流れが始まることが多いです。
逆に言えば、観光客用に作られた場所でなく、地元の方の生活に混ぜてもらえるのが、茨城県の強み。ひたち海浜公園、大洗など、よほど県外からのお客が多いエリア以外では、県の暮らしに混ぜてもらうという姿勢も必要です。

関東人@海沿い在住さんからの、茨城を楽しむ方法のアドバイスは、真理を突いていると思います。ぜひご一読ください。
関東人@海沿い在住さんより
漫遊記のお膝元で、魅力・観光地ランク最下位とは皮肉なことですね…
高校生の頃、(茨城県の)某公営競技場の付近の駅で鉄ちゃんをしていたら、「お兄ちゃん、今日おれ儲かったんだよね。ジュース飲むかい?」と、おじさんが上機嫌で自販機ジュースを買ってくれた思い出。水戸近くのホテルで、人生初の電動自転車を親切に説明して貸してくれて、千波湖を楽しく回って大きな黒鳥に驚き、ビュッフェで美味しかった思い出。某市の商工祭の食べ物は最高でした。
もう一昔前ですが、上野駅発車を待つ車内の風景、高崎線のややピリピリした感じ、宇都宮線のシーンとした感じ(これらは自明に主観です)に比べて、常磐線では各々わいわいした感じ(お酒入っている人がいればわいわい、飲んでいない人も各々寛いだユルい感じ。オツマミの匂いの充満はヒミツ)、一仕事終えた人たちが楽しそうで、こちらも和やかな気持ちになりました。
茨城県では大資本が商売で入りやすいような、オシャレで汎用性ある付き合い方は難しいのかもしれませんが、個人の関係、例えば飲みあうほどの仲になれる力量の人なら、お金払えば得られるような商用のものではない、他にはない楽しい関係になれるのかも。

茨城県でカチンと来てしまう人は、もしかしたら「施されるだけ」の関係に慣れてしまっているかも知れません。そもそも、他県の人がやってくることを想定していないお店もよくあります。まずは、こちらから挨拶をしてみるのも1つの手です。
土地の魅力を引き出すブラタモリは、茨城をどう扱った?


土地の意外な魅力を引き出すことで知られる、NHK番組のブラタモリは、茨城をどう扱ったのでしょうか?

水戸城は、天守閣がなく、梅の季節の偕楽園しか楽しめないと思われています。しかし、訪ねてみると、どの季節も美しい景色が見られます。
ブラタモリ水戸編では、水戸城が、徳川御三家の城にも関わらず、天守閣も石垣もない理由を探っています。その答えは水戸藩の財政にありました。
ある年、水戸藩は、8724両の収入に対し、18660両の大赤字を記録。水戸藩は、江戸城との行き来が多い2重生活となり、生活コストが高くついたことが背景にあります。つまり、日本を支える藩の1つだった水戸藩は、お城に関しても無駄のない設計をしていたということです。
上の写真は、偕楽園にある好文亭2階からの展望です。すでにあるものを有効活用するのが旨だった水戸藩は、自然の千波湖を活用し、借景としていたのです。少しだけ歴史を調べておくと、茨城の見え方は変わってきます。

また、水戸城や城下町は、那珂川と千波湖に挟まれた河岸段丘に作られています。このことを知っていると、水戸の街歩きは楽しくなります。
笠間名物の栗


農産物銀座の茨城県。友部駅がある笠間市の栗もその1つです。

笠間市は、山に囲まれ高低差があります。よく見ると、盆地となっており、盆地特有の寒暖差が、栗をおいしくしていることが分かります。
山が低い茨城県には、歩いて回れる高低差がたくさんあります。高低差に注目するブラタモリ流の楽しみ方も、茨城の魅力を引き出してくれます。
茨城県の持ち味は「田舎の風景」


茨城県の魅力の1つに、田舎の田園風景があります。地元の方は余り気づきませんが、首都圏には、田舎の良さを求めて旅に出る人がたくさんいます。

茨城には、温泉地は少ないのですが、例えば内原鉱泉のように、温泉以上の効能感がある鉱泉もあります。

筑波山周辺の旧筑波鉄道廃線敷を利用したサイクリングコースは、全て平坦で、自転車専用道もあり安心。JR駅で乗り捨てができるレンタサイクルもあります。バス便を使っての散歩もおすすめ。
疲れずに歩き回れるのも、茨城県の隠れた魅力です。(高低差はあっても緩やか)
茨城県で訪ねるなら、まずは国営ひたち海浜公園1択と言える理由


もし茨城県の魅力を見直したいと考えるのなら、まず訪ねてほしい場所は、やはり国営ひたち海浜公園です。
単なる混雑する花畑のイメージがあるなら、それは間違いです。混雑期は春、GW、秋と8月のロックフェスティバルが中心で、その他の時期ならさほど混雑しません。
また、花畑の写真ばかり出回りますが、ひたち海浜公園は、軽井沢、富良野、富士の樹海を足したような場所で、海まで見えます。行ってみると他県のフラワーパークとは全く異なる完成度に驚くはずです。ひたち海浜公園には、茨城県各地のお土産や名産品がそろえられており、茨城県を知る入口には最適です。
当記事のコメント欄に頂いたおすすめのスポット

- 五浦温泉とあんこう
- 偕楽園には11月に咲く桜もある。
- 茨城空港には、戦闘機と旅客機が共存。
- イチゴを始め梨、栗、りんご、イチヂク、もも、ぶどうスイカ、メロン、柿、本当に多岐にわたってあり、フルーツラインなんて道路も存在。
- 鉾田メロン、ブランドメロンとしても有名。
- ゆめコーンもブランド品。
- 養鶏場や、養豚場が多数。
- つくばのラーメン(イチカワ、はりけんラーメン、蒼=あおい他)
- 製鉄所見学(鹿島製鉄所=写真撮影不可)
茨城県をすすめたい方
安心・安全の「ずらし旅」を考えている方
落ち着いた田舎や田園風景に癒されたい方
日本有数の花畑を訪ねてみたい方
歩くのは好きだが、山道や坂道は大変という方
野菜やフルーツを使った食事に関心がある方
象徴(シンボル)不足や、地味な名産品にも気配りを

人気観光地常連の北海道は、広大な大地。京都府は、歴史の風格と寺社。沖縄は、透明度の高い海やサンゴ礁。いずれも強い象徴を持っています。

人には、まず象徴を思い浮かべ、周辺に情報を足してゆくクセがあります。そのため大手企業ほど、ロゴマークのデザインには高い費用をかけています。
茨城県のイメージは、納豆……!(あるいは干し芋)。
確かに、他県の納豆や干し芋よりもおいしく、手に入りやすい値段も魅力です。舟納豆のように、珍しいものもあります。しかし、象徴(シンボル)としては弱い部分があります。納豆や干し芋にしても、写真の商品のように、近代化が必要です。

国営ひたち海浜公園では、ネモフィラの花をあしらったお土産が飛ぶように売れていました。県北、県南、県西、鹿行では、ネモフィラは関係がないというイメージだと思いますが、ネモフィラは育てるのが難しい植物ではありません。
全県でネモフィラの花壇をふやしてゆき、現在はバラである県の花を、思い切ってネモフィラに変える手はあると思います。

「広い土地、ない雑音」 茨城県は、都会のストレスが大きな方にもおすすめしたい、日本のふるさとの風景があります。

広い土地を生かしたフルーツ・野菜王国が茨城。食にも新たな発見があるはずです。

茨城は新幹線がなく、特急ひたち。交通費が断然安いのも魅力。「広い土地」に隠された名所が多数あります。
コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)
匿名様、コメントありがとうございます。少し過激な内容でしたので、多少伏せ字とさせていただきます。必ず掲載すますので、しばらくお待ちください!
コメントありがとうございます。早速、誤植の訂正を致しました。
コキアは、先日見に行っただけでなく、SNS等を通じてかなり宣伝を行わせて頂きました。また、あるメディアのライターとして茨城県の魅力を伝える記事を複数上げています。ぜひそちらも確認して頂くようにお願いいたします。
こちらは、どちらかというと、課題を考えるような記事となっています。
ノキアでは無い!
コキアだ!
シラケる茨城県馬鹿にしてる!
コメントありがとうございます。
山に高さは関係ないのご指摘はごもっともで、高さから来る高原地形などの形成とも関係あるかも知れません。次回改訂時に、参考にさせていただきます。
昔から西の富士 東の筑波て言われてきてるのがあるから山に高さは関係ないな
コメントありがとうございます。読者の方の参考になりそうです。本文にも一部を引用させて頂きました。
漫遊記のお膝元で、魅力・観光地ランク最下位とは皮肉なことですね…
高校生の頃、某公営競技場の付近の駅で鉄ちゃんをしていたら、「お兄ちゃん、今日おれ儲かったんだよね。ジュース飲むかい?」と、おじさんが上機嫌で自販機ジュースを買ってくれた思い出。水戸近くのホテルで、人生初の電動自転車を親切に説明して貸してくれて、千波湖を楽しく回って大きな黒鳥に驚き、ビュッフェで美味しかった思い出。某市の商工祭の食べ物は最高でした。
もう一昔前ですが、上野駅発車を待つ車内の風景、高崎線のややピリピリした感じ、宇都宮線のシーンとした感じ(これらは自明に主観です)に比べて、常磐線では各々わいわいした感じ(お酒入っている人がいればわいわい、飲んでいない人も各々寛いだユルい感じ。オツマミの匂いの充満はヒミツ)、一仕事終えた人たちが楽しそうで、こちらも和やかな気持ちになりました。
茨城県では大資本が商売で入りやすいような、オシャレで汎用性ある付き合い方は難しいのかもしれませんが、個人の関係、例えば飲みあうほどの仲になれる力量の人なら、お金払えば得られるような商用のものではない、他にはない楽しい関係になれるのかも(ちなみにわたしは奥手なので苦手なほう…)
だいたい、世間に横並びで自分を偽って友達100人つくらなくてもよいですよ。他府県に倣って媚びる必要なし。
連投恐れ入ります。
明確に押し出している観光地はともかくも、ゆるキャラ猫杓子のごとくあちこち観光を押し出すこともないかと思います。美味しい農作物・海産物など多数立派に生産しておられるし、地元で経済が充分回っていれば尚のことです。グローバル化・観光地化を是・絶対善とするのもどうですかね…商用迎合文化、グローバル化で消されてしまうものやことは沢山あります。不便・(その時代には)イケてなくても時代についていかなかったからこそ、今珍しがられて貴重な存在なものは沢山あります。
某医者いじめの村のように、他県や地域の人から不気味がられ誤解も沢山されるとは思いますけど、そこはある意味ガンバレ、と。
親切にしていただいたり、楽しかった、美味しかった幾つかの街にはよい思い出、家族で行きたいです。一方わたしも茨城県で何度も被弾しており、まあそういうところだから他人とのお出かけでは行かないようにするなど心得て諦めています。
一言言いたいのは、珍走団・暴走族を呈して他県に来ないでね、と。連中の全員が茨城県出身とは流石に思いませんけれど。
市の職員の方から、貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。内容は、本文にも一部転載させて頂きます。
その通り‼️
茨城が魅力度最下位の理由は全くその通り‼️
私は、茨城の中でも特に魅力のない市の職員です。
私が県内のとある観光地に行った時、他県から来たであろう中年夫婦がお店のおばさんに「この前テレビで放送されてたお店はここですか?」
おばさん
「あーほだよ」
物凄いぶっきらぼうな言い方をしていました。その受け答えをされた中年夫婦は他の店に行ってしまいました。店のおばさんが、
「テレビ見て、来てくれたんですね。ありがとうございます。」と言えば良かったのではないでしょうか。
また別の日に海沿いの街に行った時、せっかく海の近くに来たので、刺身定食を注文しましたが、自宅のスーパーの刺身の方がよっぽど旨かったし、米も古米?って思うぐらい不味かった。こんな物食わしてたら魅力度上がりませんよ。
その後、公衆トイレに入れば、便器と床がびしょびしょ‼️自販機で120円のコーヒー買えば、お釣りが100円×8枚10円×8枚出てくるし、歩道や駐車場は雑草だらけ、運転すれば後ろからあおり運転されるし‼️
茨城の魅力度を上げたいなら県民一人一人の人間性を変えなけれなりません。
私の市にも言えることですけどね。。。
茨城を一言で言い表せば「男性性の塊」です。
DQN(ヤンキー・暴走族・ギャル)である事が当たり前とされ、
そうではない方でも少なくても教育や行政に携わる関係者は
体育会系や軍隊志向の極右で占められています。
旧日本軍のような軍隊志向にアメリカの粗暴なマッチョイムズ、
韓国の儒教的(水戸学は儒学が元)な厳格な縦社会を
掛け合わせたような非常に重苦しい空気で埋め尽くされています。
かつて水戸藩だった県央・県北だけでなく
県南は予科練があり、鹿行は鹿島立ち、県西は土建屋王国、
さらに南西部の茨城都民は警察関係者が多いと
何から何まで強烈な男性性で占められています。
とりわけ茨城の教育については保育園から自動車教習所まで
指導者が威圧的で特に公立校は非常に軍隊的です。
わかります様 コメントありがとうございます。
野菜や果物は、茨城は圧倒的ですね。仰るように、悪気はないものの、いきなりつっけんどんな傾向は否めないかと思います。総じてホテルマンは、しっかり研修を受けているのか、丁寧な対応が多いように感じます。
都内から茨城へ移住しました。
実際に住んでみると食材の豊富さと質の高さには満足なのですが、それを払拭してしまう接客レベルの低さと交通ルール無視があります。
態度が悪く常識の通用しないこと(サービス業に限りません。)が多いのですが、こちらの記事を読んで、そもそもの話し方が関係しているのは発見でした。
そのような話し方をする方からしたら不快に思われる記事かもしれませんが、私は記事を読んで腑に落ちました。
東京出身、茨城在住の者です。
確かに引っ越してきてから県民性といいますか、人々の態度にカルチャーショックを受ける事が多々あります。
もう引っ越してきて5〜6年経つのですが未だに。
電車や駅でのマナーや車の運転マナー、お店の店員の態度や子供の躾に関して等々。。。
子供の躾に関してはお店で走り回っている子供や商品にいたずらする子供に対して親は注意する気配なしといった感じです。
一歩外に出るとイラッとする事が1回はあるかも…。
観光に関しても、一回行けばもういいかなぁと思う箇所ばかりで県内だと行きたい場所ももうなく、休みの日は引きこもり状態です^_^;
確かに天然温泉や綺麗な景観、大型テーマパーク等々、観光地として繁栄できるような場所がもっともっと増えたら嬉しいですね。
そうしたら周りの都道府県民からの影響を受けて県民性も少し変わるのかも?!
コメント欄が賛否盛り上がっていますが、茨城育ちとして「的確な指摘をありがとうございます」に一票です。特に近県と比較しての目線は、茨城の強みと弱みを理解する上で重要だと思いました。
特に「茨城県にないものは、自然景観と温泉!」は納得!これは本当に痛手だと思っています。県北でこそ少し良いところがありますが、アクセスが悪すぎて日帰り旅行は難しいですし、泊まりなら近県にもっと良いところがありますしね。
「ぶっきらぼうな言い方」については、あるあるではありますが2大理由には弱いように感じました。茨城がリピーターを捕まえられるかどうか以前に足を向けて貰っていないのであれば、食べ物の影響の方が大きいと思っています。(そして記事にあるようなご年配の方については、今後の改善を期待しても無駄かと。)
食べ物も美味しいのですが、全国のスーパーに供給しているものとの差がないと旅行にこないですよね…。
なお、自分の周りでは以下のような意見が多く、観光の魅力については最下位を問題視してないですね。
・県外からの観光者が増えなくても良いと考えている。
(これ以上の渋滞は勘弁。茨城産の食べ物は全国のスーパーで買ってくれればOK)
・旅行は県外に行けば良いと思っている。
(非日常を味わうなら少し遠いくらいで丁度いい)
匿名様 コメントありがとうございます。
観光名所間の距離が離れているという、斬新な見方をご提供いただき、有難うございます。今後その観点にも気をつけて、記事改訂をいたします。
自然や温泉が無くても人が集まるというのも、ごもっともであり、国営ひたち海浜公園は、温泉もなく必ずしも、もともとの自然環境が飛びぬけて優れた場所ではありませんが、成功例として当記事でも推奨しているところです。
今後ともご指導いただければ幸いです。
なお、筆者の場合、もともと混雑した観光地は苦手ですので、茨城についてはどちらかというと楽しみな場所です。先日も、牛久沼に出かけ、佐貫のレストランにお邪魔したばかりです。特別に長野や静岡に思い入れがある訳ではなく、読者に旅行でミスマッチを起こさせないという目的でサイトを構成しています。
茨城県に関しては、悪気があるわけではなく、そもそもつっけんどんな言い方をする方が一部にいる、ということを理解したうえで訪ねれば、印象はかなり良くなるはずです。
将来的には英語のサイト作成も予定しており、ありきたりな観光地を嫌う外国人の方を茨城へご案内できるよう、構想しています。今後ともご指導を頂ければ幸甚です。
失礼ですが観光地の記事としては浅いですね。
しかも接客態度などというものは、個人主観の誹謗中傷でしかないですし。
確かに景観的な意味合いで面白みがないからということや、温泉が無いことなどはその通りだと思いますが、茨城が観光地として向かないのは接客態度などではなく、観光名所や名物がそれぞれに距離がありすぎ、交通のアクセスが悪いこと。
主要な観光地域に、人工的な複合施設や商業施設がないことにより集客が見込めないことだと思います。
そもそもの矛盾として、自然や温泉が無くてもディズニーランドやUSJのような大型アミューズメント施設があれば、人は集まりますしね。
人工施設が多くとも人が集まる一番の例は東京ですし。
蛇足ですが、良いところがないないと思いながら観光するのは大変でしょうから、これからは茨城ではなく是非他県の魅力を配信してはいかがでしょうか?
茨城県民としては魅力度最下位でもかまいませんし、大きなお世話です。
お互いのためにかかわらない方がよろしいのではないでしょうか?
匿名様 コメントありがとうございます。
この記事に関しては、魅力度最下位について知りたいというニーズに応えつつも、その理由をしっかり示し、モヤモヤを解消いただきつつ、東京でまだ十分に知られていない茨城の魅力を紹介できるように構成しています。
現在、魅力の紹介がまだ不十分ですが、今後取材を重ねて、より魅力がわかるような構成を心がけます。
楽しく読ませていただきました。
茨城県は山、海、温泉の魅力が足りないという話はなるほどと思う反面、海なし県とはいえ尾瀬・赤城山・妙義山・榛名山などの山系自然や草津・伊香保・四万・万座といった温泉地を有する群馬県;同じく海なし県とはいえ日光という一大観光地に加えて日光連山・那須連山などの山系自然、鬼怒川・那須といった温泉地を有する栃木県も人気ランキングの下位常連なんですよね・・・。
北関東は呪われているんでしょうか。
マッサン様 ご指摘ありがとうございます。山の標高などの情報を正しく訂正いたしました。
あの地形に関しては間違いが目立ちます。
海か山かと言ったら普通両方ですよね。
茨城で1番大きい山は八溝山です。1000メートル越えです。
筑波山の方が観光には最適ですがね。
地形は北が高く、南が低い傾向にあります。
海岸線が単調なんて言われてもなんの問題が?
もっと単調な海岸線の県普通にありますよ。
私は茨城に魅せられたわけではありませんが、他県から茨城に移住してきた人間です。他県にいた時は、確かに茨城って本当に何も知りませんでした。でも、観光地としては、
土浦港(霞ヶ浦)は、ヨット好きには、都心から1時間以内で来られるヨットのメッカ、バス釣も楽しめる良いスポットです。
そのほか、つくば学園都市は、様々な省庁の施設が集中し、科学の街で、毎年5月頃には、内部を一般公開し、特に子供達に科学の素晴らしさを体験してもらえる素晴らしいイベントです。研究所はおそらく全国一の数を誇るのでは?国土地理院や、JAXA、植物園、産業技術総合研究所、畜産研究所、高エネルギー研究所、気象研究所、無数にあります。
水戸は、徳川ゆかりの地で、徳川博物館始め偕楽園などもあり、梅や桜(2期桜といって、11月頃にも咲く桜がある)がとても綺麗です。花見のスポットしてもとてもいいです。
小美玉には、茨城空港があり、戦闘機と旅客機が共存しており、とても面白いし、フルーツに関しては本当に王道です。イチゴを始め梨、栗、りんご、イチヂク、もも、ぶどうスイカ、メロン、柿、本当に多岐にわたってあり、フルーツラインなんて道路も存在。
水戸と日立は、港が有名で、海の幸も美味しい。
鹿島地区には、鹿島アントラーズを知らない人はいないと思いますが、鉾田メロンは、ブランドメロンとしても有名。
そして、野菜類も豊富で、トウモロコシなどもゆめコーンなどブランド品が多数。サツマイモもレンコンもとても有名だし、養鶏場や、養豚場も多数あり、生産数全国上位で、とても美味しいお肉が食べられます。(トンカツ屋は異常に多い)
日本初の造船所も水戸藩が作ったもので、石川島造船所(後のIHI)だ。世界の日立も茨城だし、言い出したらきりがない。
みんな、知らないだけなんだよね。
日本のモットーである「おもてなし」の基本的な事が分かって無いのだと思います。現代人は清潔感を重要視します。観光地として魅力的な場所は沢山有るのに、古い施設のリニューアルが出来てないのでは?
先日、筑波山へ行きました。途中の山々も筑波山もとても良かったのですが、トイレが少なく和式のみ
若い人達だけで無く、高齢者も敬遠するでしょう。
先ず施設の見直しから考えるべきではないでしょうか!
五浦に鮟鱇が。
まぁ近いから行ってるけれど、他に鮟鱇の特産地が有ったら他に行くかも知れないけど。
2017年4月に某アニメの聖地巡礼をする息子に付き添い某町へ行きました。関西から車で7時間かけての大旅行。ホテルのサービス、お料理がよかったのでお礼状とホテル周辺を描いた小さい絵を送ったのですが、何か月も返信がありません。勿論見返りを求めてしたことではありません。なんだか楽しかった旅を台無しにされたようで悲しいです。これだけで県民性がどうのこうのとは言いたくありませんが、ついつい、だから評判がいまいちなのか、と思ってしまいます。