【ブラタモリ 日本の構造線】全内容をまとめ|浅野里香アナウンサー最終回#sp | とらべるじゃーな!|関東圏旅行ブログ

【ブラタモリ 日本の構造線】全内容をまとめ|浅野里香アナウンサー最終回#sp

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NHK番組・ブラタモリ小豆島編で「日本の構造線スペシャル」が放映されました。浅野里香アナウンサー最終回です。このページでは、ブラタモリ日本の構造線スペシャルのルート、内容、関連情報をくわしくご紹介します。(再放送・見逃し情報はこちら

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浅野里香アナウンサー最終回|ブラタモリ日本の構造線

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タモリさんとの肩に力が入らないかけあいが特徴だった、浅野里香アナウンサーの、最後の回となります。

ブラタモリ 浅野里香アナが、野口葵衣アナに交代

浅野アナウンサーは、感染症が流行する直前のブラタモリ法隆寺編からスタートしましたが、ほとんどの任期が、ウィズコロナとなりました。

最後の回は、NHKスタジオから、浅野アナウンサーが特にお気に入りだった、フォッサマグナ編などの構造線の特集となります。

上社本宮 幣拝殿

ブラタモリ諏訪編では、糸静構造線と中央構造線の交わる場所として、諏訪(諏訪大社)が紹介されました。

諏訪編では、御柱祭の「木落とし」の会場である、小高い丘を訪ねています。

案内人に丘の成り立ちを問われたタモリさんは「断層崖だんそうがい、それも糸静線上のもの」と即答! 断層崖とは、断層の両側の地面がずれ、高低差が生じたものです。

糸静線(糸魚川-静岡構造線)が、諏訪の御柱祭を生んだのです。 

JR大糸線、根知駅

糸魚川-静岡構造線上には、鉄道が走り、タモリさんはかつてブラタモリ黒部編の撮影の中休みに、大糸線の信濃大町駅から糸魚川駅を往復したとのことでした。

構造線とは?|ブラタモリ日本の構造線スペシャル

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構造線とは、お弁当に例えれば、ごはんとおかずや、おかず同士の境目のようなもの。

もちろん大地に線が引かれている訳ではなく、地質がはっきりと異なる境界線のことです。糸静構造線の東は大きな谷が埋まった地形となっており、その谷間をフォッサマグナと呼びます。

お弁当でいうと、お肉エリアがフォッサマグナというイメージです。

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ブラタモリフォッサマグナ編で、タモリさんは、糸魚川市の渡辺酒造店 豊醸蔵 地図 を訪ねました。

くわしく👉ブラタモリフォッサマグナ編

タモリさんが、渡辺酒造店の敷地内にある、2ヶ所の井戸水を飲むと、味が異なります。2つの井戸は構造線の1つ「糸静線」をまたいでいるため、岩石が異なり、水の味が異なるのです。

  • 写真左 …フォサマグナ側(東側)、柔らかい水
  • 写真右 …西側、硬度が高い水

個人の敷地を糸静線が横切っている、珍しいお店でした。

渡辺酒造店 豊醸蔵では、「根知男山」という日本酒を製造から販売まで手掛けています。糸静線を流れる水で作られたものです。

甘く飲みやすく、コメがしっかり感じられ、フルーティーな香りが一面に漂います(根知男山 純米酒の場合)。


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さて、構造線とは、地質の境界線のことでした。例えば、上の糸静(糸魚川・静岡)構造線は、西側に古い地質群(地体構造)が存在していることが分かります。

糸魚川市のフォッサマグナパークでは、写真のように、地層の境界(構造線)を、自分の目で確かめることができる貴重な場所です。西側が古い地質で、東側がフォッサマグナです(くわしくはブラタモリフォッサマグナ編に掲載)。

糸静線 タモリさんの解説

ブラタモリ
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日本列島が大陸から分かれる時に
ぐわっと真っ二つに割れてここに来たんです
大きな溝ができて
そこに大量に土砂だとか
火山の噴出土がたまっていますけども
その西側の端がここに来てるの

図で説明すると、下のようになります。

日本列島は、もともとユーラシア大陸の一部でした。

およそ2千万年前、マントルの対流の影響で、日本列島は大陸から引き離され、

さらに2つに分かれます。

海峡部分が大量の土砂や火山噴出物で埋め立てられ、その西の境界線が、糸静線なのです。

「チョコレートが暖房機のすぐ上に置いてあるとするよ」のような仮定で、マントルの対流(マントルの成分が地球中心部の熱で温められて上昇し、地表近くで冷えて下降し一種の対流運動をする)は上手く説明できそうです。土砂・火山噴出物は、ほこりが積もると説明すれば良さそうです。

地質のデパート

国土交通省資料

複雑な成り立ちから、日本は地質の種類が豊富で、さまざまな鉱物や元素が存在します。日本は宝石箱のような地質分布です。一方、ヨーロッパや北米は単調な地質です。

日本に温泉の種類が多いのは、これが背景にあります。2022年3月に、ブラタモリ日本の温泉スペシャルで紹介されました。

ページは後半に続きます。

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フォッサマグナの東端はどこ?|ブラタモリ日本の構造線

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お弁当に例を戻すと、卵焼きが大陸から来た地質、お肉のところが海峡が埋まった部分です。卵焼きの右側が、糸静線です。

この地図では、赤い線が糸静線。大陸から来た西側は、古い年代の地層(緑系や赤系で示される)が目立つことが分かります。

フォッサマグナミュージアム 公式サイト
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糸静線(糸魚川静岡構造線)は、日本列島の折れ目にあたるフォッサマグナ(ラテン語で大きな溝)の西側にあたります。東側は、上図では、ドイツ人地質学者のナウマン博士が明治時代に考案した直江津‐平塚のラインが示されています

一方、ここ20年間で地下の地層分析が進んだ現在は、もっと東(下の図、おおむね緑の線)に設定する考え方が有力です。

※詳しく区分すると、考案された時期が異なる4つのライン(ナウマン博士、1938年の説、1995年の説《柏崎‐千葉構造線》、現在の説)があります。
※現在の説は、村上あたりから《新発田‐小出構造線》を通り、《柏崎‐千葉構造線》に合流し、最後離れ銚子に抜けるようです。「村上‐銚子構造線」とイメージすると良いかも知れません。

(参考)新第三紀は2303万年前からです。

現在の説で幅100キロに渡るフォッサマグナの裂け目には、新しい時代の岩石が詰まっています。現在の説では、東京都もフォッサマグナの範囲にあります(都民も「フォッサ野郎」?😎)。

※フォッサマグナの範囲にある古い地層は関東山地で、崩れずに残った場所です。

中央構造線|ブラタモリ日本の構造線スペシャル

Wikipedia(フォッサマグナ東端は、現在の説では、南端がやや銚子寄りになります)
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豊富な地質に対応し、日本には、糸静構造線のほかにも、構造線が多くあります。ブラタモリで取り上げられたことがあるのは、中央構造線(赤色)です。

中央構造線とは、日本列島が大陸の一部だった時期に生じた、長大な断層です。関東から九州まで1000kmにも及びます。

お弁当に例えると、ごはんとおかずの境界線です。ごはんの部分は、日本の昔からの地層にあたります。

巨大な断層である中央構造線は、ブラタモリ鳴門編で登場しています。

徳島のかつての玄関口は、本州四国連絡橋「神戸・鳴門ルート」からも見える撫養むや港(現在の岡崎海岸付近)でした。撫養から四国側には撫養街道が続き、陸路との接続が良い便利な場所でした。

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もともと湿地帯だった場所に、撫養街道は通されました。タモリさんが、撫養街道周辺を歩くと、少し遠くの家屋が低く見え、一帯が高まっていることがわかります。なぜなのでしょうか?

日本有数の断層、中央構造線が、この高まりを作ったのです。

中央構造線は、全長1000キロに渡る、日本最長の断層です。撫養街道は、四国内の中央構造線に沿って敷かれています。

※中央構造線に沿った街道 …撫養街道、秋葉街道の一部、伊勢街道(和歌山街道)の一部。

タモリさんは、脇坂呉服店から撫養川を渡るまで旧撫養街道を歩きました。高低差を確認しつつ、地質図を確認し、中央構造線の上を歩いていることに気づきます。

タモリさんが歩いた部分は、山がなく、とくに歩きやすい部分です。なぜこの部分に山脈の切れ目が生じたのでしょうか? ブラタモリ鳴門編で分かりやすく説明しています。

中央構造線 タモリさんの解説

Wikipedia(フォッサマグナ東端は、現在の説では、南端がやや銚子寄りになります)
ブラタモリ
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これはまだ、日本が
ユーラシア大陸の一部だった頃に
横にずれたと言われているやつですけども
はっきり分かんない
これからずっと紀伊半島のほうに行って
それ渡りまして
今度はグッと押されて上のほうに上がっていくという
その向こうに伊豆半島が衝突しましてね
グニャッと曲がっておりまして

はっきり分かんない、という説明は非常に正確で、もう1つ別の説があり、地理の教科書には両論が併記されています。

ユーラシア大陸の一部だった頃に横にずれた説

日本列島のもとに、太平洋プレートの動きが加わります。

日本列島のもとが横にずれ、中央構造線が誕生しました。

別の説(こちらも有力説)

ユーラシア大陸から離れた、日本列島です。

2千万年前、乗り上げる動きが生じ、中央構造線が誕生します。

  • 1つ目の説 …断層の横ずれ
  • 2つ目の説 …断層の縦ずれ
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ヤクルト1000が睡眠に効果があると評判ですが……。

始まりの島・淡路島のもとになった「おのころ島」はどこに?|ブラタモリ日本の構造線

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神話では、淡路島が日本の原点。おのころ島とは、イザナギノミコト・イザナミノミコトがさらに前に作った島とされています。おのころ島は、どこにあるのでしょうか?

おのころ島の場所は諸説あり、淡路島の北にある説、南にある説(沼島ぬしま)などがあります。

Wikipedia、Google Mapを加工

淡路島の南にある沼島と、淡路島の間には、中央構造線が走っています。淡路島は8000万年前の地層、沼島は1億年前の日本古来の地層です。

すると諸説ある中で、より古い地層である沼島がおのころ島が、日本の国づくりの原点だと考えることが妥当かも知れません。

花崗岩 水晶の成分が多いマグマが地下深くで冷え固まった深成岩。大陸に多い。
花崗岩 水晶の成分が多いマグマが地下深くで冷え固まった深成岩。大陸に多い。

中央線構造線より日本海側は、ある時期に火山帯となったため、花崗岩や流紋岩をはじめとする火成岩が多く見られます。

結晶片岩 岩石が地下深くで大きな圧力を受けてできた変成岩
結晶片岩 岩石が地下深くで大きな圧力を受けてできた変成岩

一方中央線構造線より南側には、結晶片岩が多く見られます。

上立神岩

神さまが、下界をかきまわしたと伝わる天の沼矛あめのぬぼこになぞらえられる上立神岩も、片岩でできています。天の沼矛から落ちたしずくで、まずおのころ島ができたと伝わります。

中央構造線が、日本を生んだと言えるのです。

お弁当に例えると、ごはんとおかずの境目が、中央構造線。ごはんの部分は、日本古来の古い地層です。沼島はごはんの部分に当たりますので、日本の原点の可能性が高いと言えるのです。

ブラタモリ
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おかずは、だいたい焼いてありますから、新しい火山帯と考えてみては?

中央構造線上にある主な神社

中央構造線上に有力な神社があるという説には、「神社が無数にある以上、そう見えるだけという」反対意見もあります。しかし、中央構造線は断層であり、奇岩が多く見られる場所。神様は、自然物であることも多いので、理にかなっているかも知れません。

また、危険な場所であり、聖域としたという説もあります。

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浅野アナウンサーが2年間で訪ねた場所である、しまなみ海道小豆島淡路島和歌山奈良盆地は、いずれも中央構造線上の高い場所にありました。

浅野アナウンサーの最後の言葉

そうですねえ。2年間を思い出してみると、あっという間だったなあと思いますが、いろいろ学ばせてもらって……(なんか、やだ泣いちゃう……笑)でも本当に、なんか机の上で勉強するだけじゃわからないこととか、面白いことってこんなにあるんだなあって思いました。

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