【ブラタモリ江戸の水】全ルートをまとめ(羽村・両国)|タモリさんが東京の水の起源を探る#189

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NHK番組・ブラタモリ江戸の水編で、タモリさんが東京の水の原点である、玉川上水を紹介しました(11月6日)。このページでは、江戸東京博物館(両国)、羽村取水堰など、ブラタモリ江戸の水編のルート、内容、関連情報をくわしくご紹介します。(再放送・見逃し情報はこちら

テーマ 江戸は当時世界一の水道都市だった!?玉川上水の秘密をタモリさんが江戸東京博物館で解き明かす!


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江戸東京博物館|ブラタモリ江戸の水

江戸東京博物館 外観
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ブラタモリは、東京・両国にある江戸東京博物館を訪ねます。年間150万人が訪ねる人気スポットです。

江戸東京博物館 アクセス

江戸東京博物館のイメージ図です。江戸と明治の建物の姿が見えます。地下鉄両国駅、A4出口を出てすぐです。(JR両国駅から徒歩3分)


江戸東京博物館 内観

タモリさんが、日本橋を渡る場面から、番組はスタート。館内は、日本橋(江戸時代、1810年前後、北側半分を再現)を境に、手前が江戸時代、向こう側が明治以降となっています。建物の再現が、圧巻です。

水との闘い|利根川東遷とは?

動画『伊奈忠次 関東の水を治めて 泰平の世を築く』から
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関ヶ原の戦いの頃、江戸には、日本屈指の大河川・利根川をはじめ、隅田川、渡良瀬川などいくつもの大河が流れ、氾濫・洪水がたびたび起こる、湿地帯の町でした。

埼玉県伊奈町の町名にも残る伊奈忠次は、織田信長の暗殺直後、上司を失い立場が危うくなった徳川家康の堺から三河への撤退(1582年、伊賀越え)に同行し、信頼を得ました。

堺などを見物目的で訪ねていた家康は、わずか30人余りの軍勢。家康を生涯最大のピンチの1つから救ったのです。

ブラタモリ伊賀忍者(伊賀の服部半蔵も、家康の撤収に協力しました)

その後、徳川家康は、上司にあたる豊臣秀吉から、小田原城の攻略を機に関東への国替えを命じられました。戦乱で荒れ果て、湿地帯だらけの江戸へ行くことに、家臣は猛反対。しかし、測量・土木に詳しい伊奈忠次は、関東への国替えを進言します。

ブラタモリ小田原


Wikipedia,京浜にけさんによる

伊奈忠次は、利根川の分流の閉鎖(1594年、会の川締め切り、遺構は川俣締切跡)から始め、氾濫・洪水の元凶、利根川を徐々に東へ移動させます(利根川の変遷図)。

利根川河口
利根川の河口付近(銚子ポートタワーから)

忠次亡き後は、次男が事業を受け継ぎ、1654年、利根川の東遷に成功します。現在の利根川は、流量を管理されたうえで、千葉県銚子で海に注ぎます。

ブラタモリ銚子編


江戸の水の確保|ブラタモリ江戸の水

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洪水・氾濫を制圧しても、江戸は、井戸を掘っても塩水しか出ない土地です。徳川家康は、 1594年に始まる利根川東遷と同時進行の形で、1590年に用水の建設を始めました。

江戸時代の町屋には、井戸のようなものが見られます(再現、江戸東京博物館)。江戸には、地下水は出ません。地下水に頼らず、どのように、水を確保していたのでしょうか?

水は、地下の水道管から組み上げられていました。江戸は世界一の水道都市だったのです。ブラタモリは、玉川上水の流路を確認します。江戸の人口の急増によって、作られたのが、40キロにも及ぶ玉川上水です。

多摩川の上流域。御嶽みたけ渓谷の様子です。

多摩川上流 御嶽渓谷

水質が良く、流量にも恵まれています。

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羽村取水堰

羽村から中継。ブラタモリのスタッフが登場します。

東京都の西部にある、羽村取水堰です。1653年に完成。国立、福生に取水口を設けましたが相次いで失敗してしまい、現在の羽村地点となりました。

羽村取水堰 流れ図

写真は多摩川本流となり、水しぶきは、右手より始まる「玉川上水」用として多過ぎた水を戻しています。

玉川取水堰

羽村取水堰の拡大写真。木を組んで作った板のようなものが見えます。投渡堰と呼ばれるもので、大雨で水量が増えすぎると、自然に外れて、濁流を本流に逃がします。

玉川上水完成から、140年後に書かれた史料しかなく、建設当時の様子はわからない点もあります。

こちらが、玉川上水の出発点です。

玉川上水の出発点からすぐの場所。

羽村取水堰
羽村市郷土博物館にあります

羽村取水堰の古地図。左が青梅(源流)側、右が江戸側です。右へ真っ直ぐ引かれたのが、玉川上水、右下へ進むのが玉川(多摩川)本流です。

玉川上水の羽村と四谷の高低差は、わずか92m。羽村から福生の間は、河岸段丘を2段乗り上げています。どのように、水が段丘を登ってゆくのでしょうか?

福生市のある地点で玉川上水を見ると、地表と水面の差はわずか。しかし、少し先には玉川上水が深くなっている場所があります。もう少し先にゆくと、また地表と水面の差は少なくなります。河岸段丘の高さがある場所は深く掘り、そうでないところは浅く掘られています。

河岸段丘の特徴を完全に見極めて、水路が掘られていたのです。では、このルートを考えたのは、誰だったのでしょうか?

※玉川上水流域図(中下流)はこちら

玉川兄弟

玉川兄弟です。玉川兄弟は、多摩川沿いの農家であったとの説があります(商人説など諸説あります)。幕府から予算をつけられ、玉川上水の工事を指揮しました。功績を認められ、帯刀、名字を持つことを許されました。

なお、利根川東遷を担当した伊奈氏が、関与したと思わせる史料もあります。

玉川上水

玉川上水の流れの中流域、小金井橋付近の再現です(江戸東京博物館)。当時江戸を朝早く出て、日帰りでお花見が楽しめる距離の限界に位置し、多くの人が訪ねました。

玉川上水は、上中流域では、自然河川の姿をしていました。

ブラタモリ吉祥寺編で、玉川上水の中流域が登場しています!

四谷大木戸

四谷です。玉川上水は、ここから暗渠に入ります。

ブラタモリは、江戸東京博物館に再現された、井戸を見学します。

地下には、水道管が張り巡らされていたのです。

ブラタモリは、上水枡を見学します。砂などを沈澱させたり、(直線しか構成できない水道管同士を繋ぎ)流路を変えるのに用いられていました。上水枡は、手前と奥とで穴の高さが異なります。

江戸は、ほとんどが平坦でしたので、人工的に高低差を作っていたのです。

家屋を取り払って、地下の様子を再現したものです。

青く点灯している水路が玉川上水(羽村市郷土博物館)

玉川上水は江戸の南部、神田上水は江戸の北部をうるおしましたが、神田上水には玉川上水の水も混ぜられていました。つまり、江戸全体に、玉川上水の水が流れていたと言えます。

羽村市郷土博物館

ブラタモリのスタッフは、羽村駅前の五の神社を訪ねます。土地がすり鉢状に掘られ、底に井戸があります。まいまいず井戸と呼ばれ、通路がかたつむりのように見えます。当時は、深く井戸を掘る技術がなく、土地を掘り下げた上で、人が行き来する道が作られました。

羽村市郷土博物館

玉川上水には、33もの分水が作られ、武蔵野台地を潤しました。東京が西へ拡大できたのは、玉川上水の力だったと言えます。現在も、東京の2割の水をになっています。

玉川上水散歩マップ 羽村取水堰→久我山

玉川上水散歩マップ

玉川上水散策マップ(財団法人東京公園協会)拡大

玉川上水散歩マップ

玉川上水散歩マップ(財団法人東京公園協会)拡大

井の頭公園南の玉川上水は、ブラタモリ吉祥寺編で登場しています!

羽村市観光協会(地図)に貼ってあります
羽村市郷土博物館(地図)に貼ってあります

多摩川の源流と、御岳みたけ山の紅葉は、羽村取水堰とセットでの見学がおすすめ! ブラタモリファンなら見ておきたい、御岳山の御師宅や、気になる高低差(高台)も掲載しました。

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東京でブラタモリ内容
現地取材 江戸の水(#189)
現地取材 NHK(#187)
現地取材 渋谷(#186)渋谷駅は谷間にある? タモリさんが、3つの坂をめぐり、渋谷の地形を確かめます。
現地取材 江戸城江戸城(皇居)の気づきにくい地形的な特徴などを解き明かします。
現地取材 白金(#137)江戸時代には、茶畑と別が広がるのどかな場所でした。高級住宅地の4条件がそろったのはなぜ?
現地取材 豊洲(#121)防波堤の痕跡から豊洲は海沿いの場所。戦後、日本が開発できる貴重な場所となりました。
現地取材 田園調布(#96)畑が広がる田園調布はどのように高級住宅街に? 放射線状の道には意外な目的地がありました。
現地取材 吉祥寺(#94)駅前に斜めの道はなぜ? ブラタモリは、井の頭公園の水の流れを確かめつつ過去を探ります。
現地取材 目黒(#57)目黒は江戸のリゾートだった? ブラタモリは目黒飴などをヒントに、歴史や地形を探ります。
現地取材 高尾山(#47)高尾山は、左右で森の明るさが違うようです? これがブラタモリ高尾山編の最大の謎です。
伊豆大島(#164 #165 #166)伊豆大島のアンコと椿、噴火の歴史を3回に渡り取り上げました。#165は、コロナ後ロケ復活の第1号。
現地取材 東京駅と周辺(江戸城下町)(#SP)東京駅前に江戸城の石垣が? タモリさんは来訪記念にタイルを張って帰りました。東京駅のれんがの秘密も徹底解明。

見逃した方はこちらから。

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