【ブラタモリ目黒・全ロケ地】40のお堂を誇った目黒不動と大名屋敷の面影#57

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NHK番組のブラタモリ目黒編で、タモリさんが目黒を紹介しました。このページでは、ブラタモリ目黒編の内容、ロケ地、アクセスを分かりやすくご紹介します。

東京でブラタモリ内容
😎現地取材 世田谷(#256)
😎現地取材 目白(#255)
😎現地取材 下北沢
😎現地取材 汐留(#231)汐留は、江戸時代からずっと最前線だったとは? タモリさんが、 旅のお題「汐留は江戸東京のフロンティア?」を探ります。
😎現地取材 スカイツリー(#217)タモリさんが、スカイツリーの立地の謎を地形から探ります。
😎現地取材 町田(#205)町田はなぜ神奈川県と間違われるか?を追求します。
😎現地取材 八王子(#204)八王子市の面積は、約100年間で25倍にも成長。はじめ(大正6年)はごく小さかった八王子市は、なぜ大きくなったのでしょう?
東京湾(#202)タモリさんが、東京湾がどのようにできたのかを探ります。
😎現地取材 鉄道スペシャル(#sp)タモリさんが鉄道150年の歴史を探る。新橋の旧新橋停車場などが紹介されました。
😎現地取材 大名屋敷(#200、201)タモリさんが東京の大名屋敷の秘密を探る。東京ミッドタウン(六本木)など、都内の大名屋敷跡が多数登場。
😎現地取材 江戸の水(#189)タモリさんが江戸東京博物館(両国)を訪ね、東京の水の原点である、玉川上水を紹介。羽村取水堰が中継で登場。
😎現地取材 NHK(#187)タモリさんが放送博物館、技研を訪ね、放送のお宝を見学し、歴史と未来を探りました。
😎現地取材 渋谷(#186)渋谷駅は谷間にある? タモリさんが、3つの坂をめぐり、渋谷の地形を確かめます。
😎現地取材 江戸城江戸城(皇居)の気づきにくい地形的な特徴などを解き明かします。
😎現地取材 白金(#137)江戸時代には、茶畑と別が広がるのどかな場所でした。高級住宅地の4条件がそろったのはなぜ?
😎現地取材 豊洲(#121)防波堤の痕跡から豊洲は海沿いの場所。戦後、日本が開発できる貴重な場所となりました。
😎現地取材 田園調布(#96)畑が広がる田園調布はどのように高級住宅街に? 放射線状の道には意外な目的地がありました。
😎現地取材 吉祥寺(#94)駅前に斜めの道はなぜ? ブラタモリは、井の頭公園の水の流れを確かめつつ過去を探ります。
😎現地取材 目黒(#57)目黒は江戸のリゾートだった? ブラタモリは目黒飴などをヒントに、歴史や地形を探ります。
😎現地取材 高尾山(#47)高尾山は、左右で森の明るさが違うようです? これがブラタモリ高尾山編の最大の謎です。
伊豆大島(#164 #165 #166)伊豆大島のアンコと椿、噴火の歴史を3回に渡り取り上げました。#165は、コロナ後ロケ復活の第1号。
😎現地取材 東京駅と周辺(江戸城下町)(#SP)東京駅前に江戸城の石垣が? タモリさんは来訪記念にタイルを張って帰りました。東京駅のれんがの秘密も徹底解明。
😎現地取材 築地(#SP)ブラタモリ第2シリーズ (2010-11年)第1回で放映されたものを、現行シリーズの予告編として、スペシャルで放映したもの。

タモリさんの地元  目黒|ブラタモリ目黒

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ブラタモリは、中目黒駅からスタート。地下を流れる小川・蛇崩川のじゃくずれがわ上を通り、桜の名所である目黒川に出ました。

駅を出て東方向に、蛇崩川の上を進む歩道があり、そこを抜けると目黒川です。

目黒は、古地図によると江戸の範囲外ですが、奉行所の管轄には含まれます。これは、なぜなのでしょうか? 

そのヒントは、目黒不動にあります。ブラタモリ目黒編のテーマは、目黒は江戸のリゾートです。

目黒不動|ブラタモリ目黒

目黒不動
引用 東京都立図書館
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江戸時代、郊外にあった目黒に、多くの人が訪ねたのは目黒不動が目的でした。

日帰りで、遊びを兼ねて参詣できる場所として、目黒は栄えたのです。名物は「目黒飴」。目黒は、江戸のリゾートと言える場所でした。

目黒不動尊

目黒不動へ向かう参道は、現在は商店街となっています。

目黒不動 うなぎ 西村

参道では、うなぎのにしむらが繁盛していました。

目黒不動

ブラタモリは、目黒不動(龍泉寺)境内に入ります。

目黒不動 水かけ地蔵

タモリさんは、まず水かけ不動に参詣します。水をかけた場所が、健康になると伝えられ、大変人気のスポットです。タモリさんは、ボケないように!とまずは、頭から。

目黒不動

まっすぐ奥に進むと本堂です。現在の本堂は戦災にあい、戦後再建したもの。

江戸時代には、お堂が40もあり、諸願成就、多くの願いがかなう場所として人気がありました。現在、40のお堂のうちの1つ、前不動が残存します。

目黒不動 地図

前不動は、本堂のへ昇る階段の下、水かけ不動の近くにひっそりとたたずみます。

目黒不動 前不動

前不動には、不動明王の像のレプリカがあります。なぜなのでしょうか?

これは、徳川家将軍が本堂に参詣するタイミングに、ちょうど訪ねてきた庶民がお参りできないことを防ぐものでした。

目黒不動 鷹

水かけ不動付近には、鷹のモニュメントがあります。目黒は、鷹狩り(鷹を用いた狩り)の場所だったのです。特に三代将軍家光は、目黒での鷹狩りを好み、目黒不動にも多くの貢献をしました。

目黒のさんまとは|ブラタモリ目黒

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家光は、落語・目黒のさんまで、目黒で献上された庶民食だったさんまを気に入り、城内でも振る舞わせた大名様のモデルとされることもあります(目黒駅前商店街振興組合は、松平出羽守説)。

落語『目黒のさんま』

《あらすじ》
ある大名(松平出羽守)が馬の早駆けに目黒へ行った時のこと、空腹となり百姓家で焼きたてのサンマをわけてもらった。屋敷に戻ったが脂が乗ったサンマの味が忘れられない。しかし、屋敷の御膳にサンマが出る訳もなし。そこで親戚へ食事のお呼ばれをしたので、ここぞとばかりにサンマを注文。しかし、親戚の家来たちが体を気遣いサンマを脂を蒸して抜いてしまった。ひと口食べたがおいしくも何ともない。「このサンマはいずれより取り寄せた?」「日本橋魚河岸にてございます」「それはいかん。サンマは目黒に限る!」
《成立》
徳川家光が将軍在位の頃(1623年~1651年)のおとし噺。大名の世間知らずを笑った庶民の落語である。

引用 目黒のさんま祭り公式ホームページ

9月に行われる目黒のさんま祭りは、ニュース映像でも有名です。落語・目黒のさんまをモチーフとしたもので、焼きさんま7000匹あまりを無料で配るお祭りです。バブル期以降の地価上昇で、庶民の活気が失われつつある目黒を盛り上げようと、企画されたものです。

行人坂|ブラタモリ目黒

ブラタモリ 行人坂
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行人坂は、江戸時代から残る坂です。目黒駅を出て、左手の住友銀行の左側の一方通行の道に入ります。

行人坂は、目黒不動が見える位置にあります。目黒不動との高低差は10mほど。行人坂の上からは、江戸時代には富士山が見え、それも人気の秘密でした。

目黒

ブラタモリが目黒不動を見下ろした、「ホリプロ」付近の場所には立ち入りできませんが、近い場所にある大黒天はぜひ訪ねたい場所です。目黒雅叙園を背景に立つ、印象的な神社です。

大名屋敷と目黒|ブラタモリ目黒

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目黒には、(細川)越中守、讃岐守、伊豆守の大名屋敷があり、崖の上に建てられていました。高台にあるため、用水も整えられました。三田用水は、すでに廃止されましたが、痕跡がありました。

ブラタモリは、防衛省の研究所に、特別な許可を得て入ります。敷地内を探すと、水路橋の跡と思われるものがあります。

ブラタモリは、敷地内の、昭和5年に完成した大水槽を訪ねます。戦艦大和の開発などに使われたものです。研究の精度を上げるために水の入れ替えを行いません。そのため、4割程度が、三田用水時代の水が残っていると思われます。

目黒雅叙園|ブラタモリ目黒

目黒雅叙園
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目黒雅叙園は、創業85年、日本初の総合結婚式場です。細川越中守の屋敷跡で、料亭として開業しました。

創業当時のままの姿が、残っている百段階段は、崖の地形をそのまま生かしています。百段階段に沿うように、趣向を凝らした広間が配置されています。

100段階段

百段階段は通常非公開ですが、イベント開催時は公開されます。

百段階段

百段階段の入り口の様子です。百段階段の内部や、広間は撮影禁止となっています。

漁樵の間 百段階段

百段階段周辺に7つある広間のうち、もっとも目を引くのが「漁樵ぎょしょうの間」です。絵画ではなく彫刻からなる部屋で、純金箔が用いられています。中国の漁樵問答をテーマにしています。

百段階段 草丘の間

漁樵の間のほかは、好みにもよりますが、草丘の間は、落ち着いた色使いで、草花や松原が描かれており、森の中を歩いているような気分になる荘厳で不思議な雰囲気です。

百段階段

百段階段の外は、傾斜になっており、崖の地形を生かしていることがよくわかります。

百段階段を登りきった場所の「頂上の間」からは、崖を下る水路の痕跡を見ることができますが、実際には判別は難しいです。以前は、三田用水の水が引かれ、滝もありました。この趣深い地形が、大名屋敷が建った背景にあります。

なお百段階段は、実際には九十九段です。諸説ありますが、ひとつには完成したものはあとは朽ちるだけであるということから、縁起担ぎという説があります。例えば、熊谷の妻沼聖天山(埼玉日光)には、わざと塗り残した場所が1つあります。

目黒雅叙園を

目黒雅叙園では、滝を望む喫茶、軽食スペースも人気があります。

目黒雅叙園 滝の裏側

庭園に出ることができ、滝の裏側にも行くことができます。

東京でブラタモリ内容
😎現地取材 世田谷(#256)
😎現地取材 目白(#255)
😎現地取材 下北沢
😎現地取材 汐留(#231)汐留は、江戸時代からずっと最前線だったとは? タモリさんが、 旅のお題「汐留は江戸東京のフロンティア?」を探ります。
😎現地取材 スカイツリー(#217)タモリさんが、スカイツリーの立地の謎を地形から探ります。
😎現地取材 町田(#205)町田はなぜ神奈川県と間違われるか?を追求します。
😎現地取材 八王子(#204)八王子市の面積は、約100年間で25倍にも成長。はじめ(大正6年)はごく小さかった八王子市は、なぜ大きくなったのでしょう?
東京湾(#202)タモリさんが、東京湾がどのようにできたのかを探ります。
😎現地取材 鉄道スペシャル(#sp)タモリさんが鉄道150年の歴史を探る。新橋の旧新橋停車場などが紹介されました。
😎現地取材 大名屋敷(#200、201)タモリさんが東京の大名屋敷の秘密を探る。東京ミッドタウン(六本木)など、都内の大名屋敷跡が多数登場。
😎現地取材 江戸の水(#189)タモリさんが江戸東京博物館(両国)を訪ね、東京の水の原点である、玉川上水を紹介。羽村取水堰が中継で登場。
😎現地取材 NHK(#187)タモリさんが放送博物館、技研を訪ね、放送のお宝を見学し、歴史と未来を探りました。
😎現地取材 渋谷(#186)渋谷駅は谷間にある? タモリさんが、3つの坂をめぐり、渋谷の地形を確かめます。
😎現地取材 江戸城江戸城(皇居)の気づきにくい地形的な特徴などを解き明かします。
😎現地取材 白金(#137)江戸時代には、茶畑と別が広がるのどかな場所でした。高級住宅地の4条件がそろったのはなぜ?
😎現地取材 豊洲(#121)防波堤の痕跡から豊洲は海沿いの場所。戦後、日本が開発できる貴重な場所となりました。
😎現地取材 田園調布(#96)畑が広がる田園調布はどのように高級住宅街に? 放射線状の道には意外な目的地がありました。
😎現地取材 吉祥寺(#94)駅前に斜めの道はなぜ? ブラタモリは、井の頭公園の水の流れを確かめつつ過去を探ります。
😎現地取材 目黒(#57)目黒は江戸のリゾートだった? ブラタモリは目黒飴などをヒントに、歴史や地形を探ります。
😎現地取材 高尾山(#47)高尾山は、左右で森の明るさが違うようです? これがブラタモリ高尾山編の最大の謎です。
伊豆大島(#164 #165 #166)伊豆大島のアンコと椿、噴火の歴史を3回に渡り取り上げました。#165は、コロナ後ロケ復活の第1号。
😎現地取材 東京駅と周辺(江戸城下町)(#SP)東京駅前に江戸城の石垣が? タモリさんは来訪記念にタイルを張って帰りました。東京駅のれんがの秘密も徹底解明。
😎現地取材 築地(#SP)ブラタモリ第2シリーズ (2010-11年)第1回で放映されたものを、現行シリーズの予告編として、スペシャルで放映したもの。

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