仙台駅周辺のドーミーインには、「萩の湯仙台駅前」「青葉の湯ANNEX」「EXPRESS仙台広瀬通」の３館があります。このページでは、仙台のドーミーイン３館の、温泉や朝食、設備の違いと選び方を説明いたします。
●（地図右上）天然温泉萩の湯 ドーミーイン仙台駅前 西口徒歩６分
●（地図中央）ドーミーイン青葉の湯 ANNEX 西口徒歩７分
●（地図左）ドーミーインEXPRESS 仙台広瀬通 西口徒歩10分（地下鉄広瀬通駅前）
結論ファースト
男女別温泉大浴場はもちろん「海鮮丼、小鉢ありの和洋朝食バイキング」を備える”萩の湯 仙台駅前”が観光なら第１候補。一方洋食に特化した”ANNEX”もオリジナルトースト、牛タンシチューに特徴があり近年は”萩の湯 仙台駅前”より室料が高い日も出てきています。女性におすすめ。安く済ませたい場合、男性のみ小さめの大浴場がある”EXPRESS”に泊まり、ほかの２館を湯めぐり（無料）する裏ワザもあります。
| 開業年 | 大浴場 | 朝食 | 料金目安 | 楽天 | |
| 萩の湯 仙台駅前 | 2007年（2018年改装） | 〇温泉 〇サウナ | 和洋バイキング+海鮮丼+小鉢 | 12,000円 | 4.2 |
| 青葉の湯 ＡＮＮＥＸ | 2006年（2024年改装） | 〇温泉 〇サウナ | 洋食バイキング+オリジナルトースト+牛タンシチュー | 13,000円 | 4.2 |
| ＥＸＰＲＥＳＳ仙台広瀬通 | 1997年（2014年改装） やや古い | △男性のみ、狭い 〇サウナ | 和洋バイキング+牛タンカレー+小鉢 | 〇9,000円 | 3.9 |
ドーミーイン仙台３館の違い 歴史を知ると選びやすい
仙台のドーミーインを代表するのが、「和洋バイキング+海鮮丼+小鉢」で観光客向けのアピールが強い萩の湯 仙台駅前です。道路に面していますが周辺はビルが多く、静かな場所です。
仙台のドーミーインは、1997年に仙台本館（現在のＥＸＰＲＥＳＳ仙台広瀬通 ）からスタートしました。現在はほか２館より場所も悪く、男性大浴場（温泉でなく小さ目）しかありませんが、1000冊のまんがコーナーやドラム式コインランドリーを完備し男性ビジネス客向けに特化しています。
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主力となる”萩の湯 仙台駅前”をサポートするのが、青葉の湯 ＡＮＮＥＸです（ANNEXは別巻という意味）。朝食は洋食バイキングのみとなり、温泉露天風呂がわずかに狭いくらいで萩の湯とほとんど変わりません。朝食はオリジナルトーストと牛タンシチューに特徴があり、ベッドの横幅が広くベッドの上で過ごす人には向いており、近年は”萩の湯 仙台駅前”と人気面では並んできたと言えます。
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【仙台ドーミーインのエース、観光向け】天然温泉 萩の湯 ドーミーイン仙台駅前
天然温泉 萩の湯 ドーミーイン仙台駅前は、仙台駅西口から徒歩６分。「和洋バイキング+海鮮丼+小鉢」「男女別温泉大浴場（仙台３館のなかでは１番広い）」のフル規格となる、仙台地区ドーミーインの主力ホテルです。
仙台駅西口を出て、右手の仙台パルコ（写真）に入り斜めに横切り、さらにAERビルの中をまっすぐ通ると近道となります。雨や雪の日は、屋根がある場所を移動できることも大きなメリット。AERビルにはコンビニ、飲食店、展望テラスもあり便利です。
※朝と夜は通り抜けができない時間帯があります。
部屋の様子です。
部屋とドアーで区切られた場所に、洗面台や冷蔵庫など。部屋内にドアーがあるのが、ドーミーインが落ち着く理由です（ＥＸＰＲＥＳＳ仙台広瀬通は、ドアーなし）。
天然温泉 萩の湯 ドーミーイン仙台駅前の決め手は、観光対応の和洋朝食バイキングです。写真は少し前のもの。現在は海鮮丼、小鉢（新型コロナ期に登場しその後定着）があります。
天然温泉の露天風呂は、石造りで自家源泉。ドーミーイン仙台ＡＮＮＥＸより少しだけ広いです。
内湯も天然温泉。ドーミーイン仙台ＡＮＮＥＸと同じくらいの広さ。
仙台のドーミーイン３館は湯めぐりができます。利用者は少ないようでサービスを知らないスタッフもいるようですが、筆者は３館回ったので大丈夫です（バスタオルなどは、各館で貸し出してくれます）。
ドーミーイン恒例の夜泣きそば（半ラーメン)は、３館ともあります。
【萩の湯と同レベルだが、洋食バイキングのみとなる別館】天然温泉 青葉の湯 ドーミーイン仙台ＡＮＮＥＸ
朝食が和洋バイキングでなく、洋食バイキングとなるのが青葉の湯 ＡＮＮＥＸ。あとは、露天風呂がわずかに小さいだけで、萩の湯とほとんど差はありません。
洋食しかない特徴を逆に生かし、オリジナルトーストを2024年の館内リニューアルを機に開発。もともと名物だった牛タンシチューや厨房で焼くクロワッサンも継続しており、女性向けに工夫してきた結果”萩の湯 仙台駅前”を脅かす人気になってきました。
大通りに面して周辺はビルが多く”萩の湯 仙台駅前”と環境面でも差はありませんが、ハピナ名掛丁など街歩きに出かける場合は萩の湯よりも便利な場所です。
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朝食は洋食がよくデザート的なメニューが嬉しいという方（特に女性）におすすめです。
天然温泉露天風呂は、萩の湯仙台駅前より、わずかに狭くなります。
天然温泉の大浴場は、萩の湯 仙台駅前とほぼ同じ大きさです。
女性なら、仙台駅そばにあるヨーロッパの城郭のような「ホテルモントレ仙台」が比較対象となりそうです。敷地内湧出のスパタイプの温泉大浴場があります。
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【男性ビジネス客向け】ドーミーインＥＸＰＲＥＳＳ仙台広瀬通
以前のドーミーインのロゴがレトロな雰囲気を感じさせるＥＸＰＲＥＳＳ仙台広瀬通は、ドーミーイン仙台地区発祥の地の「仙台本館」だった支店です。朝食はビジネス仕様の和食バイキング+牛タンカレー、大浴場は温泉ではなく小さめ（男性のみ）という制約があります。その代わりに安く宿泊できます。
見逃せないのは、客室はシャワーだけになる標準のドーミーインと異なり、バストイレつきであること。時間のない男性ビジネスマンはもちろん、お風呂は部屋でゆっくりという女性にもおすすめです。洋室のほか、和室、和洋室も設置しています。
温泉大浴場は、徒歩数分のドーミーイン仙台ＡＮＮＥＸ（または萩の湯 仙台駅前）のものを無料で利用できます。
大浴場は、男性のみで狭く、温泉ではありません。サウナはあります。
脱衣所も洗面台が１台だけで、ドーミーインの原点を感じさせるデザインです。
その代わりに男性客を意識して、まんが本が千冊以上。
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