2023年度の魅力度ランキングが発表されました。茨城県は、2021年最下位、2022年は46位と推移し、2023年は残念ながら最下位でした(地域ブランド調査)。なぜ茨城県はあまり人気がないのでしょうか?
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著者 国内宿泊歴500泊のYahoo!ニュース公式旅行ライター。日本テレビ(2023年)、TBS(2024年)に、穴場旅の専門家として登場。JTB旅行地理検定合格。
茨城に人気・魅力がない理由
2023年魅力度ランキングが間もなく発表です!(地域ブランド調査)。注目されている茨城県は、昨年はワンランクアップ。しかし過去には7連続最下位も記録しています。
2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | |
1位 | 北海道 | 北海道 | 北海道 | 北海道 | 北海道 |
2位 | 京都 | 京都 | 京都 | 京都 | 京都 |
3位 | 沖縄 | 沖縄 | 沖縄 | 沖縄 | 東京 |
4位 | 東京 | 東京 | 東京 | 東京 | 沖縄 |
5位 | 大阪 | 大阪 | 大阪 | 神奈川 | 神奈川 |
6位 | 福岡 | 神奈川 | 神奈川 | 大阪 | 大阪 |
7位 | 神奈川 | 福岡 | 福岡 | 奈良 | 奈良 |
8位 | 奈良 | 奈良 | 長崎 | 長野 | 福岡 |
9位 | 石川 | 長崎 | 奈良 | 福岡 | 石川 |
10位 | 長崎 | 石川 | 長野 | 石川 | 長野 |
11位 | △宮城 | 兵庫 | 石川(同率) | 長崎 | 長崎 |
12位 | 千葉 | 長野 | 千葉 | 兵庫 | 兵庫 |
13位 | 長野 | 千葉 | 兵庫 | 宮城 | 静岡 |
14位 | ▼兵庫 | 静岡 | 宮城(同率) | 静岡 | 宮城 |
15位 | 静岡(同率) | 宮城 | 静岡 | 青森(同率) | 広島 |
16位 | △愛知 | 鹿児島 | 鹿児島 | 愛知 | 愛知 |
17位 | 広島 | 熊本 | 宮崎 | 鹿児島 | 熊本 |
18位 | 熊本 | 広島 | 熊本 | 広島 | 千葉 |
19位 | ▼鹿児島 | 青森 | 広島 | 熊本 | 鹿児島 |
20位 | 青森 | 愛知 | 愛知 | 秋田 | 青森 |
21位 | △山梨 | 宮崎 | 青森 | 千葉 | 秋田 |
22位 | 富山 | 三重 | 新潟 | 宮崎 | 大分 |
23位 | 宮崎 | 富山 | 三重 | 大分 | 山梨 |
24位 | 三重 | 秋田(同率) | 富山 | 愛媛 | 富山 |
25位 | △大分 | 新潟 | 山梨 | 香川 | 三重 |
26位 | 新潟 | 和歌山 | 秋田 | 富山 | 福島(同率) |
27位 | ▼秋田 | 山梨 | 大分(同率) | 山梨 | 山形 |
28位 | △香川 | 山形 | 香川 | 新潟 | 宮崎 |
29位 | 岩手 | 大分 | 高知 | 和歌山(同率) | 新潟 |
30位 | ▼和歌山 | 高知 | 岩手 | 島根 | 岩手 |
31位 | ▼山形 | 岩手 | 山形 | 三重 | 愛媛(同率) |
32位 | 高知 | 香川 | 愛媛 | 山口 | 島根 |
33位 | 福島 | 岡山 | 和歌山 | 福島 | 香川 |
34位 | 愛媛 | 福島 | 福島 | 岡山(同率) | 和歌山 |
35位 | 岡山 | 岐阜 | 岡山 | 岩手 | 高知 |
36位 | 滋賀 | 愛媛 | 岐阜 | 高知 | 岐阜 |
37位 | 島根 | 福井 | 島根 | 滋賀 | 福井 |
38位 | 福井 | 滋賀 | 滋賀 | 埼玉 | 山口(同率) |
39位 | ▼岐阜 | 島根 | 福井 | 山形 | 岡山 |
40位 | 栃木(同率) | 栃木 | 鳥取 | 鳥取 | 滋賀(同率) |
41位 | 鳥取 | 徳島 | 栃木 | 群馬(同率) | 鳥取 |
42位 | 徳島 | 鳥取 | 山口 | 岐阜 | 埼玉(同率) |
43位 | 山口(同率) | 山口 | 徳島(同率) | ●茨城(同率) | 栃木 |
44位 | 群馬 | 群馬 | 群馬 | 福井 | 徳島 |
45位 | 埼玉 | 埼玉 | 埼玉 | 佐賀 | 群馬 |
46位 | 佐賀 | ●茨城 | 佐賀 | 徳島 | 佐賀 |
47位 | ●茨城 | 佐賀 | ●茨城 | 栃木 | ●茨城 |
茨城県の順位推移
年度 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 |
順位 | 47位 | 46位 | 47位 | 43位 | 47位 | 47位 | 47位 | 47位 |
年度 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | |
順位 | 47位 | 47位 | 47位 | 46位 | 47位 | 47位 | 47位 |
話題になった7年連続47位(2019年まで)
2019年まで7年連続最下位となってしまいましたが、近年は盛り返す傾向です。なお、都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査)自体の信頼度に疑問がある、という意見も頂いています。
なぜ茨城県は、どちらかというと魅力のない県として定着してしまっているのでしょうか?
現地に30回以上取材旅行に行った感触を中心に、地元の旅館業の方、地元の方の意見を加味すると、茨城県の魅力度が低い理由は、観光の観点では、次の理由が挙げられます。
1 有力な観光地が少ないこと。特に温泉、険しい山地、複雑な海岸線が少ないこと。
観光客のお目当ては、温泉に人気があるのが実情。茨城県にも温泉はありますが、数が少ないの事実です。また、険しい山の地形や、切り立った海岸線の地形が少ないことも影響しています。近県では群馬県が近い条件なのですが、草津温泉などがある分、茨城は不利になっています。
2 情報発信が届いていない
「茨城と言えば、偕楽園の梅と、鹿島神宮の初詣と、潮来のあやめ。あとは袋田の紅葉。季節ものばかりだよね……」 少し年齢が高い観光客は、このようなイメージを持っています。ひたち海浜公園はもちろん、新しい観光地の情報が十分に届いていません。
3 接客姿勢が地元民優先
茨城県は、産業のうち観光依存度は低めの県です。そのためか、どうしても県全体としては、地元の常連客が優先で、観光客はお邪魔させて頂くとなりがち。接客は決して良いとは言えません。
魅力がないと思われる理由 他県に比べ有力な観光地が少なく、情報発信が届いていない人がいる
茨城県が魅力がないと思われる理由は、他県に比べて有名な観光地が少ないことです。
昔からの観光地はやや地味なイメージ
まずは、昔から有名な観光地を見てみます。伝統的な観光地を重視する、JTB・日本の観光地温泉700が選出している、茨城県の名所は上の図の6か所です。
実は、他県の年齢高め世代がイメージする茨城は、上の図なのです。「袋田温泉、いいとこだけど静かだったな」「五浦温泉の民宿でいい魚食べたな~」「偕楽園は梅だけでしょ?」「大洗は海の鳥居は良かったけど、あとは宴会だったなあ」「筑波山は、ロープウェイが楽しかった」「鹿島神宮は初詣でしょ?」
決して悪くはないのですが、他県より持ち駒が少な目で、季節モノが多いのも特徴。
新しい観光地が続々登場
一方、近年脚光を浴びた観光地を加えると、持ち駒はかなり増えます。
例えば、テレビ番組などを通じて知られてきた「フルーツ王国」としての存在感。若い人はメロンパフェなどを目当てに、茨城を訪ねます。花崗岩の採掘場の「石切山脈」や、古い町並みが楽しい「古河・結城」も情報に敏感な人は知っています。
つくばでは、珍しい博物館や県民レストランの「坂東太郎」(全県に店舗あり)が体験できます。大洗海岸の海中の鳥居はインスタ映えで知名度がアップ。そして新たなエースがコキアやネモフィラの「ひたち海浜公園」。「日立駅」も新しくなっています。
しかしながら、東京のキー局では、テレビ番組も雑誌も、ついつい知名度がある箱根や熱海、草津温泉などを取り上げることが多く、茨城県は後回しになりがち。情報が届いていないのも、茨城県に魅力がないと思われる理由の1つです。
静岡県と勝負してみた
とはいえ、1都3県の観光客は、長野、静岡、群馬県など比較します。すると、やはり持ち駒が寂しいのが実情です。例えば、茨城県(6096km²)と面積が近い静岡県(7777km²)で、似た観光スポット同士で勝負してみます。
茨城県(6096km²) | 静岡県(7777km²) |
袋田・大子温泉、袋田の滝 | 湯ヶ島温泉(中伊豆)と浄蓮の滝 |
フルーツ王国 | 海鮮王国 |
笠間と石切山脈 | 〇西伊豆の奇岩(堂ヶ島、馬ロック) |
古河・結城 | 駿府城(静岡市)と城下町 |
筑波山 | 〇富士山 |
つくば(坂東太郎、科学の町) | 浜松(餃子、技術の町) |
鹿島神宮、潮来 | 〇熱海(来宮神社) |
大洗海岸 | 〇南伊豆(石廊崎、奥石廊崎) |
〇水戸偕楽園 | 熱海梅園 |
〇ひたち海浜公園 | 三保松原(富士山見えない日も多い) |
日立(駅・大煙突) | 清水、焼津 |
五浦温泉 | 熱川・稲取温泉 |
控え 伊東温泉、修善寺、御殿場・富士宮、日本平・久能山東照宮、大井川鉄道、浜名湖 |
甲乙つけがたい部分はあるものの、富士山、熱海、伊豆など「分かりやすい観光地」を抱えた静岡県の方が、やや持ち駒は豊富と言えるでしょう。
地元愛は強いのに、「茨城に行きたい」と言われると、「えっ、ほんとに……? 茨城、なんにもないけど大丈夫?」と心配してしまう茨城県民デス……。
— 栗栖ひよ子🪡🧵11/21『仕立屋王子の謎解きデザイン帖』発売✨️ (@chrishiyoko) August 28, 2020
ひたち海浜公園も、大洗水族館も、宇宙センターも偕楽園も筑波山もあるのに!
愛はあるのに自信はない、これって茨城県民あるあるですか?( ;∀;)
茨城県は、自然景観と温泉の持ち駒が少ない
茨城県の観光目的を見ると、一般的な地方への旅行でメインとなる、自然や温泉が極端に少ないことが分かります。評価が高いのは、行事・祭事・イベントとスポーツ・レクリエーションです。
茨城県には、ラッキーフェス(音楽フェスティバル)、竜神大吊橋のバンジージャンプ、大洗海岸のサーフィンなど、イベントやスポーツが盛りだくさんです。また、現在、茨城県は「体験王国」のキャッチフレーズで、キャンプ、サイクリング、トレイル(自然を歩く)などを推しています。
しかし、特定のイベントやスポーツを推し過ぎると、関心のない人には、かえって自分とは無縁のエリアだと思わせてしまう部分があります。
静岡県のデータを見ると、自然景観や温泉を目指して訪ねる人が多く、スポーツや体験目的は少数です。万人受けするという部分では、静岡県、あるいは長野県の強さは認めざるを得ないのではないでしょうか?
茨城県が自然景観に乏しいというのは、本当?
茨城県が自然景観に乏しいというのは、本当なのでしょうか?
写真の筑波山は、景色で比べれば東京都が誇る高尾山よりずっと上です。茨城県にも緑が美しい山はあるのですが、高さが低く、雄大な自然景観という面では、ハンデがあります。
標高1位 | 標高2位 | |
茨城県 | 八溝山(1022m) | 筑波山(877m) |
長野県 | 奥穂高岳(3190m) | 槍ヶ岳(3180m) |
群馬県 | 白根山(2578m) | 浅間山(2568m) |
静岡県 | 富士山(3776m) | 間ノ岳(3190m) |
山が低いということは、火山活動が活発ではないということ。東京都内に温泉が湧くように、温泉は火山性ばかりではありませんが、やはり数の面で不利にはなります。
ある調査によると、茨城県の人気の温泉地は、1位が袋田温泉、2位が五浦温泉、3位大子温泉とのことです。いずれも緑あふれる静かな、良い温泉です。しかし、これらの温泉の名前を聞いたことがない人もいるでしょう。
上の写真は、筆者がお気に入り、筑波山京成ホテルの展望露天風呂です。しかし、実は筑波山は、火山ではありません。温泉は湧いたものでなく運び湯かつ循環式。茨城県は全県的にかけ流し温泉の実現が難しく、ホテルとしても温泉が沸かないため、温泉の確保に大変な苦労をしているとのことでした。
「広い平野」が茨城県の特徴
山地が限られる分、「広い平野」が茨城の特徴。新緑や水を張るシーズンには、田園の絶景に出会うことができます。
茨城県に多くの人々を運ぶのは、常磐線の特急ひたちやときわ号です。車窓は、水戸周辺まで海はほとんど見えず、一部の季節を除き、やや単調ともいえる田園風景が広がります。
一方、長野県へ向かう北陸新幹線、中央線は日本アルプスの山々の絶景。静岡県へ向かう東海道新幹線は、富士山、茶畑、浜名湖など、伊豆へ向かう伊東線・伊豆急行線からは海が見えますので、分かりやすさがあります。
「広い平野」は景色としては単調ですが、茨城は農業大国です。秋の袋田の滝周辺のりんごは絶品。水分が多く、プレゼントすると驚かれます。
メロンは北海道に大差をつけ、茨城が生産量1位です。また、多くの野菜で全国1位の生産量を誇ります。有名なさつまいもは、鹿児島県に次いで2位ですが。約17万トンもの生産を誇ります。
茨城県は高い山の景色には恵まれませんが、農産物は豊富です。
茨城県の海は単調?
茨城県が自然景観に乏しいとイメージされがちなもう1つの理由は、海岸線の形状が単調なことです。写真は、北茨城市二つ島の絶景! ただし、海岸線そのものは単調です。
茨城県では、高い人気を誇る大洗海岸。大洗磯前神社周辺は「波の花散る 大洗」と言われるように、必見の景色ですが、岩場はこの付近に限定されます。
「どの県も海岸線なんて同じ」という意見もありますが、ライバル静岡県の南伊豆の海岸はやはり異なります。茨城県の海岸線が単調であることは、茨城県の公式サイトの冒頭にも、書かれています。
茨城県の海岸は太平洋に面しほぼ南北方向に伸び、延長約190kmの単調な形状をしています。
茨城県ウェブサイト 海岸の概要
大洗は、海岸はやや単調ですが、海鮮やあんこうは、安く絶品。また、大洗水族館のイワシのショーは素晴らしいです。満足度を一概には言えないのですが、海岸線が単調ということは事実としてあるということです。
魅力がないと思われる理由 接客姿勢が地元民優先
茨城県初心者の頃、茨城県を訪ねて驚いたことがあります。路線バスの運転手が、乗車時にICカードの操作が分からないお年寄りに対し、運転席から、まるで怒鳴るように大声で指示を出していたのです。
この日は、ほかの交通機関や飲食店の店員さんもやや対応が悪く、「茨城県初心者」だったこともあり、かなり驚かされました。
しかし、何度も茨城県を訪ねて分かったのは、接客業の方でも、おしなべて普段着の接客ということ。温泉旅館でも、ご機嫌斜めなのかな?という対応がよくあります。
また、とくに中高年の男性の場合は、本人は普通に話していても、他県から見ると、怒っているように見えるのでは?ということに気づきました。
お年寄りに怒鳴るように対応していた、路線バスの運転手ですが、いま思い起こすと、お年寄りはあまり気にせず、聞き流していたようにも感じます。よくいる「茨城のお父さん」の様子だったのかも知れません。
茨城県在住の若い方に聞いてみると……?
県内に住んでる僕とかでも、怒鳴っているように感じることはあります(笑) 年齢的におじさんの人たちに多いですね。訛りというか、イントネーションがとても荒いのでそう感じさせるかもしれないです。
とのことで、予想は当たり。当人は普通に話しているのですが、県外の人から見ると、怒っているように見えると言えます。
「○○してねぇの! ○○したのか!? 人に物を頼む時も怒鳴ってる感じになりますね(笑)」とのこと。つまり、普段から、地声やトーンが大きめということになります。
※ご意見はサル@ 飛び込み営業 @salu18184さん(Twitter)から伺いました。
もちろん茨城県でも、努力をしている場所はたくさんあります。
例えば、地図にない湖、日本のグランドキャニオンとも言われる「石切山脈」では、ツアーに参加すると、茨城の良さを丁寧に説明したうえで、近くの笠間稲荷神社、地酒の松緑はもちろん、四季の変化の説明があり、ぜひまた来ようと思わせる対応です。
このほか、茨城県で目立って接客がよいのは、「国営ひたち海浜公園」「大洗ホテル」などが挙げられます。
実は問われている、1都3県の人の驕(おご)り?
1都3県では、徒歩圏内に、飲食店なら飲食店で、同じジャンルのお店が多数あることが多いです。
そのため客側は、少しでも接客態度が気になれば、2度と行かない!となりやすいです。選択肢はいくらでもあり、困らないので強気に出るのです。お店側も、競合店が多く、つい下手に出て「丁寧な接客」をしてしまいがちです。
一方、茨城県では、地域にもよりますが、そうそうお店を選べるわけではなく、顔見知りであることも多く、お店とお客は対等の関係に見えます。
結論を急いでしまうと、1都3県の在住者は、高いレベルの接客に慣れ過ぎてしまい、他県でも「ちやほやされて当然」と思い込んでいる節があります。
例えば、茨城県のラーメン屋さんに行くとします。カウンターだけの店で、荷物置き場が見つからず、仕方なく隣の椅子に置くとします。するとお店の暗黙のルールによっては、店員さんに、やや厳しい目で見られます。
このとき、1都3県から来た人は「なぜ、荷物置き場を案内できないのか?!」と感じます。1都3県では、手取り足取り教えてもらえるからです。
しかし、茨城県は、出張客や観光客の比率は、エリアにもよりますが決して多くなく、地元の方の生活圏に招いてもらう、という考え方が必要です。もし、荷物置き場が分からなかったら、お店の人や周りの常連さんに聞いてみる。こういったところから、良い流れが始まることが多いです。
逆に言えば、観光客用に作られた場所でなく、地元の方の生活に混ぜてもらえるのが、茨城県の強み。ひたち海浜公園、大洗海岸など、よほど県外からのお客が多いエリア以外では、県の暮らしに混ぜてもらうという姿勢も必要です。
関東人@海沿い在住さんからの、茨城を楽しむ方法のアドバイスは、真理を突いていると思います。ぜひご一読ください。
関東人@海沿い在住さんより
漫遊記のお膝元で、魅力・観光地ランク最下位とは皮肉なことですね…
高校生の頃、(茨城県の)某公営競技場の付近の駅で鉄ちゃんをしていたら、「お兄ちゃん、今日おれ儲かったんだよね。ジュース飲むかい?」と、おじさんが上機嫌で自販機ジュースを買ってくれた思い出。水戸近くのホテルで、人生初の電動自転車を親切に説明して貸してくれて、千波湖を楽しく回って大きな黒鳥に驚き、ビュッフェで美味しかった思い出。某市の商工祭の食べ物は最高でした。
もう一昔前ですが、上野駅発車を待つ車内の風景、高崎線のややピリピリした感じ、宇都宮線のシーンとした感じ(これらは自明に主観です)に比べて、常磐線では各々わいわいした感じ(お酒入っている人がいればわいわい、飲んでいない人も各々寛いだユルい感じ。オツマミの匂いの充満はヒミツ)、一仕事終えた人たちが楽しそうで、こちらも和やかな気持ちになりました。
茨城県では大資本が商売で入りやすいような、オシャレで汎用性ある付き合い方は難しいのかもしれませんが、個人の関係、例えば飲みあうほどの仲になれる力量の人なら、お金払えば得られるような商用のものではない、他にはない楽しい関係になれるのかも。
茨城県でカチンと来てしまう人は、もしかしたら「施されるだけ」の関係に慣れてしまっているかも知れません。そもそも、他県の人がやってくることを想定していないお店もよくあります。まずは、こちらから挨拶をしてみるのも1つの手です。
筆者の場合、伊豆半島や長野県、あるいは草津、四万温泉(群馬県)に旅行に行く場合は、完全にお客さんです。観光依存度が高いエリアであり、1都3県ではどういう接客が行われているのかに敏感だからです。
しかし、新潟県(越後湯沢などを除く)や茨城県に行く場合は、常連客のお店や空間に入れてもらうという気持ちを持って出かけます。
なぜなら、観光依存度が低いエリアでは、お店に貢献するのは常連さん。観光客は1度限りですので、優先度は決して高くないと言えます。しかし、もともと田舎の良さを持った土地柄ですので、丁寧に問いかければ、色々と答えてくれるお店が多いです。
茨城県の象徴は納豆とイモ?
北海道は雄大な景色や農産物、京都は寺院、沖縄は砂浜とサンゴ礁。このように上位の県は、何らかのシンボルを持っています。逆に、茨城、佐賀はシンボルが思い起こせないか地味な点が課題です。
茨城県の象徴と言えば、納豆やサツマイモだと思います。そのままのイメージでは地味すぎますので、何らかの捉え直しが必要です。
注目したいのは、コスパ、タイパの後に流行すると言われる、ウェルパ。自分が購入する商品やサービスが、自分や社会に生きる人々の肉体的、精神的な幸福につながるか、が消費者の選択のフックになるという予測です。
納豆は乳酸菌、サツマイモは食物繊維で、いずれも身体的なハッピーにつながります。1都3県の人なら、茨城を訪ね、好きな野菜や果物をその後買うことで、茨城の農業を支え、輸送の環境負荷も軽減できます。こういった考え方も有効かもしれません。
茨城県の持ち味は、人ごみに疲れない、田舎の風景
茨城県は、絶景の高い山も複雑な海岸線も、過剰なサービスもありません。しかし、人ごみが少なく、東京から近いにもかかわらず、田舎の良さがあります。
日帰りでの茨城県デビューなら、筑波山がおすすめ。都心からつくばエクスプレス1本で本数も多く、計画が立てやすいです。
つくばでのランチは、テレビ番組で何度も紹介されているばんどう太郎へ。接客水準は高いので、茨城県初心者にもおすすめです。
つくば学園中央店が、筑波山へのバス路線の途中にありますが、急行バス(筑波山シャトル)は停まりせんので、つくばエクスプレスの途中駅、みどりの駅近くの支店がおすすめです。電車で行けるばんどう太郎は、貴重です。
人気メニューは味噌煮込みうどん。名古屋の味噌煮込みうどんがモチーフですが、ひと工夫もふた工夫もあります。
つくば駅周辺でランチなら、格安のやぐらがおすすめです。どちらかというと、地元の常連客が多い店ですが、女性スタッフは観光客にも気遣ってくれます。
筑波山は、上りはケーブルカーがおすすめ。筑波山神社に参拝してから登ります。
山頂は素晴らしい景色! ケーブルカーの山頂から、ロープウェイの山頂まで徒歩で移動できます。
下りはケーブルカーで。すると、帰りの路線バスが始発になります。
モデルコース
秋葉原10:18🚃(つくばエクスプレス)11:14みどりの…(徒歩8分)ばんどう太郎…みどりの12:44🚃12:53つくば…(徒歩4分)つくばセンター13:00🚌(筑波山シャトル)13:36筑波山神社入口…(徒歩18分)宮脇駅14:20🚠(筑波山ケーブルカー)14:28筑波山山頂駅
…(滞在2時間程度)女体山駅15:40🚡(筑波山ロープウェイ)15:46つつじが丘16:00🚌(筑波山シャトル)16:50つくばセンター…つくば17:02🚃(つくばエクスプレス)17:56秋葉原
このほかのおすすめ観光スポットは、下のリンクをご覧ください。
超穴場なら内原鉱泉
写真は、知る人ぞ知る内原鉱泉。常磐線の小さな駅を降り、田んぼの中を歩くと、忽然と宿が姿を現します。
茨城には、温泉地は少ないのですが、例えば内原鉱泉のように、温泉以上の効能感がある鉱泉もあります。
当記事のコメント欄に頂いたおすすめのスポット
- 五浦温泉とあんこう
- 偕楽園には11月に咲く桜もある。
- 茨城空港には、戦闘機と旅客機が共存。
- イチゴを初め梨、栗、りんご、イチヂク、もも、ぶどうスイカ、メロン、柿、本当に多岐にわたってあり、フルーツラインなんて道路も存在。
- 鉾田メロン、ブランドメロンとしても有名。
- ゆめコーンもブランド品。
- 養鶏場や、養豚場が多数。
- つくばのラーメン(イチカワ、はりけんラーメン、蒼)
- 製鉄所見学(鹿島製鉄所、写真撮影不可)
関東圏1泊2日 穴場★ずらし旅 | 伊豆半島 穴場★ずらし旅 | 群馬県 穴場★ずらし旅 |
関東圏日帰り 穴場★ずらし旅 | 関東圏 穴場★ワーケーション | 新潟県 穴場★ずらし旅 |
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コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)
出張族で全国各地行きますが、茨城に二ヶ月ほど滞在して思ったのは常に自分のことしか考えてない人が本当に多い事です。それが酷すぎる運転の荒さにも直結しています。
観光地が云々で魅力がないというより総じて県民性が残念なのが原因だと思います。皆さんおっしゃる通り接客態度も全都道府県最下位です。
私は被害を被る可能性が高いのでオンとオフの両方で茨城出身の方とはできる限り距離を取るようにしています。
心の底から全都道府県の中で一番行きたくない場所ですね
コメントありがとうございます。イントネーションが独特のようですが、根はいい人多いように感じます。
他県から来た人には普通に話してるのにケンカしてるように聞こえるってよく聞きますね
コメントありがとうございます。
たしかに茨城は栃木に比べて観光名所が少ない!!!
匿名様、コメントありがとうございます。少し過激な内容でしたので、多少伏せ字とさせていただきます。必ず掲載すますので、しばらくお待ちください!
コメントありがとうございます。早速、誤植の訂正を致しました。
コキアは、先日見に行っただけでなく、SNS等を通じてかなり宣伝を行わせて頂きました。また、あるメディアのライターとして茨城県の魅力を伝える記事を複数上げています。ぜひそちらも確認して頂くようにお願いいたします。
こちらは、どちらかというと、課題を考えるような記事となっています。
ノキアでは無い!
コキアだ!
シラケる茨城県馬鹿にしてる!
コメントありがとうございます。
山に高さは関係ないのご指摘はごもっともで、高さから来る高原地形などの形成とも関係あるかも知れません。次回改訂時に、参考にさせていただきます。
昔から西の富士 東の筑波て言われてきてるのがあるから山に高さは関係ないな
コメントありがとうございます。読者の方の参考になりそうです。本文にも一部を引用させて頂きました。
漫遊記のお膝元で、魅力・観光地ランク最下位とは皮肉なことですね…
高校生の頃、某公営競技場の付近の駅で鉄ちゃんをしていたら、「お兄ちゃん、今日おれ儲かったんだよね。ジュース飲むかい?」と、おじさんが上機嫌で自販機ジュースを買ってくれた思い出。水戸近くのホテルで、人生初の電動自転車を親切に説明して貸してくれて、千波湖を楽しく回って大きな黒鳥に驚き、ビュッフェで美味しかった思い出。某市の商工祭の食べ物は最高でした。
もう一昔前ですが、上野駅発車を待つ車内の風景、高崎線のややピリピリした感じ、宇都宮線のシーンとした感じ(これらは自明に主観です)に比べて、常磐線では各々わいわいした感じ(お酒入っている人がいればわいわい、飲んでいない人も各々寛いだユルい感じ。オツマミの匂いの充満はヒミツ)、一仕事終えた人たちが楽しそうで、こちらも和やかな気持ちになりました。
茨城県では大資本が商売で入りやすいような、オシャレで汎用性ある付き合い方は難しいのかもしれませんが、個人の関係、例えば飲みあうほどの仲になれる力量の人なら、お金払えば得られるような商用のものではない、他にはない楽しい関係になれるのかも(ちなみにわたしは奥手なので苦手なほう…)
だいたい、世間に横並びで自分を偽って友達100人つくらなくてもよいですよ。他府県に倣って媚びる必要なし。
連投恐れ入ります。
明確に押し出している観光地はともかくも、ゆるキャラ猫杓子のごとくあちこち観光を押し出すこともないかと思います。美味しい農作物・海産物など多数立派に生産しておられるし、地元で経済が充分回っていれば尚のことです。グローバル化・観光地化を是・絶対善とするのもどうですかね…商用迎合文化、グローバル化で消されてしまうものやことは沢山あります。不便・(その時代には)イケてなくても時代についていかなかったからこそ、今珍しがられて貴重な存在なものは沢山あります。
某医者いじめの村のように、他県や地域の人から不気味がられ誤解も沢山されるとは思いますけど、そこはある意味ガンバレ、と。
親切にしていただいたり、楽しかった、美味しかった幾つかの街にはよい思い出、家族で行きたいです。一方わたしも茨城県で何度も被弾しており、まあそういうところだから他人とのお出かけでは行かないようにするなど心得て諦めています。
一言言いたいのは、珍走団・暴走族を呈して他県に来ないでね、と。連中の全員が茨城県出身とは流石に思いませんけれど。
市の職員の方から、貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。内容は、本文にも一部転載させて頂きます。
その通り‼️
茨城が魅力度最下位の理由は全くその通り‼️
私は、茨城の中でも特に魅力のない市の職員です。
私が県内のとある観光地に行った時、他県から来たであろう中年夫婦がお店のおばさんに「この前テレビで放送されてたお店はここですか?」
おばさん
「あーほだよ」
物凄いぶっきらぼうな言い方をしていました。その受け答えをされた中年夫婦は他の店に行ってしまいました。店のおばさんが、
「テレビ見て、来てくれたんですね。ありがとうございます。」と言えば良かったのではないでしょうか。
また別の日に海沿いの街に行った時、せっかく海の近くに来たので、刺身定食を注文しましたが、自宅のスーパーの刺身の方がよっぽど旨かったし、米も古米?って思うぐらい不味かった。こんな物食わしてたら魅力度上がりませんよ。
その後、公衆トイレに入れば、便器と床がびしょびしょ‼️自販機で120円のコーヒー買えば、お釣りが100円×8枚10円×8枚出てくるし、歩道や駐車場は雑草だらけ、運転すれば後ろからあおり運転されるし‼️
茨城の魅力度を上げたいなら県民一人一人の人間性を変えなけれなりません。
私の市にも言えることですけどね。。。
茨城を一言で言い表せば「男性性の塊」です。
DQN(ヤンキー・暴走族・ギャル)である事が当たり前とされ、
そうではない方でも少なくても教育や行政に携わる関係者は
体育会系や軍隊志向の極右で占められています。
旧日本軍のような軍隊志向にアメリカの粗暴なマッチョイムズ、
韓国の儒教的(水戸学は儒学が元)な厳格な縦社会を
掛け合わせたような非常に重苦しい空気で埋め尽くされています。
かつて水戸藩だった県央・県北だけでなく
県南は予科練があり、鹿行は鹿島立ち、県西は土建屋王国、
さらに南西部の茨城都民は警察関係者が多いと
何から何まで強烈な男性性で占められています。
とりわけ茨城の教育については保育園から自動車教習所まで
指導者が威圧的で特に公立校は非常に軍隊的です。
わかります様 コメントありがとうございます。
野菜や果物は、茨城は圧倒的ですね。仰るように、悪気はないものの、いきなりつっけんどんな傾向は否めないかと思います。総じてホテルマンは、しっかり研修を受けているのか、丁寧な対応が多いように感じます。
都内から茨城へ移住しました。
実際に住んでみると食材の豊富さと質の高さには満足なのですが、それを払拭してしまう接客レベルの低さと交通ルール無視があります。
態度が悪く常識の通用しないこと(サービス業に限りません。)が多いのですが、こちらの記事を読んで、そもそもの話し方が関係しているのは発見でした。
そのような話し方をする方からしたら不快に思われる記事かもしれませんが、私は記事を読んで腑に落ちました。
東京出身、茨城在住の者です。
確かに引っ越してきてから県民性といいますか、人々の態度にカルチャーショックを受ける事が多々あります。
もう引っ越してきて5〜6年経つのですが未だに。
電車や駅でのマナーや車の運転マナー、お店の店員の態度や子供の躾に関して等々。。。
子供の躾に関してはお店で走り回っている子供や商品にいたずらする子供に対して親は注意する気配なしといった感じです。
一歩外に出るとイラッとする事が1回はあるかも…。
観光に関しても、一回行けばもういいかなぁと思う箇所ばかりで県内だと行きたい場所ももうなく、休みの日は引きこもり状態です^_^;
確かに天然温泉や綺麗な景観、大型テーマパーク等々、観光地として繁栄できるような場所がもっともっと増えたら嬉しいですね。
そうしたら周りの都道府県民からの影響を受けて県民性も少し変わるのかも?!
コメント欄が賛否盛り上がっていますが、茨城育ちとして「的確な指摘をありがとうございます」に一票です。特に近県と比較しての目線は、茨城の強みと弱みを理解する上で重要だと思いました。
特に「茨城県にないものは、自然景観と温泉!」は納得!これは本当に痛手だと思っています。県北でこそ少し良いところがありますが、アクセスが悪すぎて日帰り旅行は難しいですし、泊まりなら近県にもっと良いところがありますしね。
「ぶっきらぼうな言い方」については、あるあるではありますが2大理由には弱いように感じました。茨城がリピーターを捕まえられるかどうか以前に足を向けて貰っていないのであれば、食べ物の影響の方が大きいと思っています。(そして記事にあるようなご年配の方については、今後の改善を期待しても無駄かと。)
食べ物も美味しいのですが、全国のスーパーに供給しているものとの差がないと旅行にこないですよね…。
なお、自分の周りでは以下のような意見が多く、観光の魅力については最下位を問題視してないですね。
・県外からの観光者が増えなくても良いと考えている。
(これ以上の渋滞は勘弁。茨城産の食べ物は全国のスーパーで買ってくれればOK)
・旅行は県外に行けば良いと思っている。
(非日常を味わうなら少し遠いくらいで丁度いい)
匿名様 コメントありがとうございます。
観光名所間の距離が離れているという、斬新な見方をご提供いただき、有難うございます。今後その観点にも気をつけて、記事改訂をいたします。
自然や温泉が無くても人が集まるというのも、ごもっともであり、国営ひたち海浜公園は、温泉もなく必ずしも、もともとの自然環境が飛びぬけて優れた場所ではありませんが、成功例として当記事でも推奨しているところです。
今後ともご指導いただければ幸いです。
なお、筆者の場合、もともと混雑した観光地は苦手ですので、茨城についてはどちらかというと楽しみな場所です。先日も、牛久沼に出かけ、佐貫のレストランにお邪魔したばかりです。特別に長野や静岡に思い入れがある訳ではなく、読者に旅行でミスマッチを起こさせないという目的でサイトを構成しています。
茨城県に関しては、悪気があるわけではなく、そもそもつっけんどんな言い方をする方が一部にいる、ということを理解したうえで訪ねれば、印象はかなり良くなるはずです。
将来的には英語のサイト作成も予定しており、ありきたりな観光地を嫌う外国人の方を茨城へご案内できるよう、構想しています。今後ともご指導を頂ければ幸甚です。
失礼ですが観光地の記事としては浅いですね。
しかも接客態度などというものは、個人主観の誹謗中傷でしかないですし。
確かに景観的な意味合いで面白みがないからということや、温泉が無いことなどはその通りだと思いますが、茨城が観光地として向かないのは接客態度などではなく、観光名所や名物がそれぞれに距離がありすぎ、交通のアクセスが悪いこと。
主要な観光地域に、人工的な複合施設や商業施設がないことにより集客が見込めないことだと思います。
そもそもの矛盾として、自然や温泉が無くてもディズニーランドやUSJのような大型アミューズメント施設があれば、人は集まりますしね。
人工施設が多くとも人が集まる一番の例は東京ですし。
蛇足ですが、良いところがないないと思いながら観光するのは大変でしょうから、これからは茨城ではなく是非他県の魅力を配信してはいかがでしょうか?
茨城県民としては魅力度最下位でもかまいませんし、大きなお世話です。
お互いのためにかかわらない方がよろしいのではないでしょうか?
匿名様 コメントありがとうございます。
この記事に関しては、魅力度最下位について知りたいというニーズに応えつつも、その理由をしっかり示し、モヤモヤを解消いただきつつ、東京でまだ十分に知られていない茨城の魅力を紹介できるように構成しています。
現在、魅力の紹介がまだ不十分ですが、今後取材を重ねて、より魅力がわかるような構成を心がけます。
楽しく読ませていただきました。
茨城県は山、海、温泉の魅力が足りないという話はなるほどと思う反面、海なし県とはいえ尾瀬・赤城山・妙義山・榛名山などの山系自然や草津・伊香保・四万・万座といった温泉地を有する群馬県;同じく海なし県とはいえ日光という一大観光地に加えて日光連山・那須連山などの山系自然、鬼怒川・那須といった温泉地を有する栃木県も人気ランキングの下位常連なんですよね・・・。
北関東は呪われているんでしょうか。
マッサン様 ご指摘ありがとうございます。山の標高などの情報を正しく訂正いたしました。
あの地形に関しては間違いが目立ちます。
海か山かと言ったら普通両方ですよね。
茨城で1番大きい山は八溝山です。1000メートル越えです。
筑波山の方が観光には最適ですがね。
地形は北が高く、南が低い傾向にあります。
海岸線が単調なんて言われてもなんの問題が?
もっと単調な海岸線の県普通にありますよ。
私は茨城に魅せられたわけではありませんが、他県から茨城に移住してきた人間です。他県にいた時は、確かに茨城って本当に何も知りませんでした。でも、観光地としては、
土浦港(霞ヶ浦)は、ヨット好きには、都心から1時間以内で来られるヨットのメッカ、バス釣も楽しめる良いスポットです。
そのほか、つくば学園都市は、様々な省庁の施設が集中し、科学の街で、毎年5月頃には、内部を一般公開し、特に子供達に科学の素晴らしさを体験してもらえる素晴らしいイベントです。研究所はおそらく全国一の数を誇るのでは?国土地理院や、JAXA、植物園、産業技術総合研究所、畜産研究所、高エネルギー研究所、気象研究所、無数にあります。
水戸は、徳川ゆかりの地で、徳川博物館始め偕楽園などもあり、梅や桜(2期桜といって、11月頃にも咲く桜がある)がとても綺麗です。花見のスポットしてもとてもいいです。
小美玉には、茨城空港があり、戦闘機と旅客機が共存しており、とても面白いし、フルーツに関しては本当に王道です。イチゴを始め梨、栗、りんご、イチヂク、もも、ぶどうスイカ、メロン、柿、本当に多岐にわたってあり、フルーツラインなんて道路も存在。
水戸と日立は、港が有名で、海の幸も美味しい。
鹿島地区には、鹿島アントラーズを知らない人はいないと思いますが、鉾田メロンは、ブランドメロンとしても有名。
そして、野菜類も豊富で、トウモロコシなどもゆめコーンなどブランド品が多数。サツマイモもレンコンもとても有名だし、養鶏場や、養豚場も多数あり、生産数全国上位で、とても美味しいお肉が食べられます。(トンカツ屋は異常に多い)
日本初の造船所も水戸藩が作ったもので、石川島造船所(後のIHI)だ。世界の日立も茨城だし、言い出したらきりがない。
みんな、知らないだけなんだよね。
日本のモットーである「おもてなし」の基本的な事が分かって無いのだと思います。現代人は清潔感を重要視します。観光地として魅力的な場所は沢山有るのに、古い施設のリニューアルが出来てないのでは?
先日、筑波山へ行きました。途中の山々も筑波山もとても良かったのですが、トイレが少なく和式のみ
若い人達だけで無く、高齢者も敬遠するでしょう。
先ず施設の見直しから考えるべきではないでしょうか!
五浦に鮟鱇が。
まぁ近いから行ってるけれど、他に鮟鱇の特産地が有ったら他に行くかも知れないけど。
2017年4月に某アニメの聖地巡礼をする息子に付き添い某町へ行きました。関西から車で7時間かけての大旅行。ホテルのサービス、お料理がよかったのでお礼状とホテル周辺を描いた小さい絵を送ったのですが、何か月も返信がありません。勿論見返りを求めてしたことではありません。なんだか楽しかった旅を台無しにされたようで悲しいです。これだけで県民性がどうのこうのとは言いたくありませんが、ついつい、だから評判がいまいちなのか、と思ってしまいます。