【ブラタモリ立山】立山の歴史・地形・散歩ルートまとめ #88


トラベルジャーナ
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NHK番組のブラタモリ立山編で、タモリさん推奨の立山の歴史・地形を踏まえた散歩ルートが紹介されました。この記事では、ブラタモリ立山編のルートを、アクセスなどの情報とともに紹介します。

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(次回)【ブラタモリ白川郷】全内容・ルートを写真でまとめと要約!
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室堂平|ブラタモリ立山

ブラタモリは、立山・室堂平(富山県)からスタートします。雄山おやま(標高3003 m)など3つの峰からなる立山を見ることができます。

首都圏から電車で行ける、本物志向のやま・自然・田舎・温泉に絞って紹介。年50泊 (証明写真)の現地取材のうえ、すべての記事を、1名で担当しています。


  • 室堂平:立山駅からケ-ブルカー7分+高原バス50分

富山市の方角を見下ろすと、市街地の向こうに日本海まで見ることができます。立山は、三霊山の1つであり、平原が広がる室堂平は、信仰登山の拠点となっていました。

ブラタモリ
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室堂平は、標高2450mですが、平らな土地が広がっています。なぜなのでしょうか?

ブラタモリは、標高2450mに平らな土地が広がった理由を探るために、ミクリガ池を訪ねます。ミクリガ池を作ったのは、火山活動です。

ミクリガ池を背に正面を見ると、低い山があります(写真には写っていません)。この山は、かつては3000m級の火山でした。噴火のとき、溶岩がミクリガ池側に流れ、広大な平原を形づくったのです。山体崩壊が起き、現在は低い山のように見えます。

もしミクリガ池が、室堂平が平らになる前にできていたなら、溶岩でミクリガ池は埋まっていたはず。この地形は、室堂平が平らになった後に、水蒸気爆発により生成したものなのです。溶岩を伴う噴火と水蒸気爆発の順番が逆なら、いまの素晴らしい風景は望めなかったと言えます。

関連 ブラタモリ軽井沢編では、軽井沢において、なぜ標高の高い場所に平らな土地が広がったのかが明かされました。

【ブラタモリ軽井沢編】全ルートを写真で紹介!

  • 印:室堂バス停周辺。オープニングでは、立山(東、地図では右方向)や富山市街(西、地図では左方向)の眺望を確認します。
  • 印:ミクリガ池では、背後の低い山から、室堂平の成り立ちを探ります。
  • 印:地獄谷
  • 印:立山室堂山荘
トラベルジャーナ
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ブラタモリは、立山をさらに詳しく知るために、地獄谷に向かいます。周囲には硫黄の匂いが漂います。みくりが池温泉は標高2300m。日本一高い場所にある温泉です。

「雲上の湯」と書かれたのれんをくぐると、内湯の白濁湯です。窓からは、地獄谷を見下ろすことができます。

立山連峰を含む北アルプスの名づけ親は、鉱山技師だったウイリアム・ゴーランド氏。スイスのアルプスに似ていることから、名づけられました。

ブラタモリは、立山室堂山荘付近に到着します。

室堂平には、大きな石が散在しています。

  • 安山岩 … 火山が生成する火成岩の1種。
  • 花崗岩 … 白っぽい岩石。マグマが地下深くで固まってできる。
ブラタモリ
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溶岩からなる室堂平に火山岩があるのはうなずけますが、花崗岩はどこから来たのでしょうか?

花崗岩を運んできたのは、氷河です。かつて室堂平には、氷河が流れていたのです。

氷河が生成されるには、20mもの積雪が必要ですが、現在の立山にも条件を満たす場所があります。かつては氷河の南限は、カムチャツカ半島とされていましたが、2014年立山の御前沢雪渓が氷河と認定されました。

  • 氷河: 流動性をもった氷の集合体のこと

北アルプスには、氷河が削ってできるU字型の谷が見られます。これは、カールと呼ばれ、ヨーロッパアルプスに似た、独自の神々しい山肌の風景を形成しています。

ブラタモリでは、許可を得て、氷河の氷のかけらを観察します。氷河は、雪が突き固められ数百年前の空気が閉じ込められています。耳をつけると、きしむ音がします。

阿弥陀ヶ原|ブラタモリ立山

ブラタモリは、バスに乗り室堂平を離れ、標高2000mに湿原と3000もの池が広がる弥陀ヶ原を訪ねます。

  • 弥陀ヶ原:ブラタモリは、弥陀ヶ原バス停(立山荘付近)で下車。

室堂平同様の平らな場所ですが、室堂平の3倍の規模があります。ラムサール条約登録の湿地としては、日本で最も高い場所にあります。遊歩道沿いには池が散在。弥陀ヶ原には、このような池が3000もあります。

タモリさんは、溶結凝灰岩の存在に気づきます。溶結凝灰岩は、火砕流が冷えて固まってできたもの。10万年前の大規模な噴火の痕跡です。

ブラタモリ
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しかし、火山のはたらきだけでは、湿地にはなりません。なぜ、弥陀ヶ原に、大きな湿地帯が誕生したのでしょうか?

タモリさんが湿原の土を観察すると、泥炭が見つかります。泥炭は、高地ゆえ、微生物による分解が進んでいない土壌です。泥炭を水槽のようなケースに入れ多めの水を加えると、非常に多くの水を吸収できることがわかります。この泥炭が、弥陀ヶ原につねに水気を持つ、湿原をもたらしたのです。

写真出典:弥陀ヶ原ホテル

称名滝|ブラタモリ立山

  • 印:弥陀ヶ原バス停(立山荘付近)
  • 印:湿原の観察場所(歩行者専用の道を利用)
  • 印:称名滝(A地点からB地点へブラタモリは歩いた)
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ブラタモリは、高低差350m(日本一)を誇る称名滝しょうみょうだきを訪ねます。東京タワーより高く、水量は毎秒100トンを超えることもあります。

周辺の地質は、溶結凝灰岩です。溶結凝灰岩からなる、高地の広大な平地を、大量の雪解け水が削ってできた、ダイナミックな地形です。

徐々に岩肌が削られてゆくため滝は、約7万年かけ、7キロ後退しています。10年で約1mの計算になります。

ブラタモリは、称名滝の下流に移動します。

  • 富山地鉄大川寺駅を下車。すぐそばの橋を渡った場所。

市街の方を見渡すと、扇状地の、扇の要に当たる場所であることが分かります。山中で「激動の時代」を乗り越えてきた川の流れが、ほっと一息つき、なだらかに広がって行く場所と考えると、感慨深いものがありました。

日本一高いホテル

タモリさんがブラタモリでつけている腕時計

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