【ブラタモリ錦帯橋・全ロケ地】世界唯一の美の極みを訪ねる｜再放送#252

下のリンクで「ブラタモリ」の体験視聴をご案内中です（「どうする家康」は初回から視聴OK）。

山口でブラタモリ	概要
錦帯橋（#252）
秋吉台（#251）
関門海峡（#108 # 109）	ブラタモリは、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した巌流島からスタート。テーマは、関門海峡はなぜ関門？です。
萩（#106）

錦帯橋とは？

アクセス　岩国駅前からバスで約15分

タモリさんは、中学校の修学旅行以来の訪問。渡ってみると、まずは平らな木組み。続いて、橋脚部分は石。アーチの部分は階段になっていました。

1673年、岩国藩主の吉川広嘉きっかわ ひろよしが、原型となる木造橋を架け、2023年で350年を迎えます。

※もとの橋は、洪水によりすぐに流失。改良を加えて翌年に再建された橋は、1950年の台風による洪水で流失するまで、276年間威容を保ちました。（岩国市 観光振興課）

旅のお題「錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある？」を探ります。（ブラタモリ公式）

錦帯橋は江戸時代からとびきりの名所！あの歌川広重や葛飾北斎も描いていた｜ブラタモリ錦帯橋

錦帯橋は、江戸時代からの人気スポットです。参勤交代の通り道だったことが、広く知られるきっかけとなったとされています。

タモリさんは、葛飾北斎の絵と同じ角度から、錦帯橋を見学します。

岩国の町を歩けば分かる！錦帯橋は城下町の武士の通勤ルート｜ブラタモリ錦帯橋

ブラタモリは、岩国城の城下町を歩きます。材木町という看板が掲げてあります。岩国出身の宇野千代さんの言葉も見られます。さらに魚町の看板があります。商人の街並みです。

タモリさんは、江戸時代から続く創業300年の漬物屋を訪ねます。タモリさんは、好きだという白菜を試食。天井が高く、歴史を感じる建物です。（地図）

案内 うまもん　…岩国市岩国１丁目14-11（公式サイト）

錦帯橋により近い城下町を歩くと、武家の街並みも見られます。商人の街並みと比べ、道幅も広くなっています。メインストリートは、錦帯橋にまっすぐつながっています。（地図）

瀬戸内海を一望！岩国城からの絶景｜ブラタモリ錦帯橋

岩国城は、初代岩国藩主・吉川広家きっかわひろいえによって1608年に作られた山城です。築城後７年で一国一城令により廃城となり、現在の天守は1962年に再建されたものです。（岩国市 観光振興課）

※「岩国藩」は特別な事情があり、江戸時代末期まで、公的には藩の位置づけではありませんでしたが、事実上の藩の役割を有していました。

錦帯橋を渡した川の先に、瀬戸内海を一望します。

お城側には土地がなく、川向こうに武士や商人を住まわせたため、橋が必要になったのです。

この場所に岩国城が築かれたのは、瀬戸内海を望む防衛の要所だったからですが、実は城の反対側にも、川が流れ、天然の堀として強固な防御となっています。

さらに、現在の広島県へ抜ける山陽道も目視でき、見張りに打ってつけの立地でした。

この城は1608年に築城。なぜ関ヶ原の戦い以降に、防衛に特化した山城が建てられてたのでしょうか？

タモリさんも思わず同情！錦帯橋を架けた吉川家の数奇な運命とは｜ブラタモリ錦帯橋

写真は、関ヶ原の石田三成の陣地です。すぐ左手に、三成が再三口説き側近となった島左近が守ります。家康の陣は、左手の山の麓。吉川広家は、その山の向こうに、陣を構えました。

吉川広家は、関ヶ原の戦いで西軍総大将に就いた、中国地方の覇者・毛利家の血筋。しかし、西軍の劣勢を予測した吉川広家は、戦後に毛利家を守るために、徳川家康に密通していたと言われます。

吉川広家の陣は、上の図の右にあります。

【ブラタモリ関が原】タモリさんが関ヶ原の戦いの舞台を探る｜ロケ地と再放送#239

関ヶ原の戦いのあと、吉川広家は、岩国城を築きましたが、一国一城令により、わずか７年で取り壊されることとなりました。

船に似てる？洪水に負けない橋脚の工夫｜ブラタモリ錦帯橋

橋脚は、船の舳先のような形をしています。

眼鏡橋を参考にしたと考えられますが、橋脚の間が広く木製となりました。

アーチは、中央の部分では平らに近くなります。南京玉すだれに似た構造です。両端の橋には橋脚が付いていますが、中央の３つの橋がアーチ型になってます。

タモリさんは、錦帯橋の世界唯一の構造を模型で体験しています。

代々技術を受け継ぐぎ、きめ細かな補修を繰り返すことで、350年間変わらぬ錦帯橋の姿が保たれてきました。

山口でブラタモリ	概要
錦帯橋（#252）
秋吉台（#251）
関門海峡（#108 # 109）	ブラタモリは、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した巌流島からスタート。テーマは、関門海峡はなぜ関門？です。
萩（#106）