ブラタモリ全放送回まとめ

【ブラタモリ・熊野編】全ルートを写真で紹介!~再放送と地形・穴場観光地~ #131

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NHK番組のブラタモリ・熊野編で、熊野の地形・歴史を踏まえた、穴場観光地を含むルートが紹介されました。この記事では、ブラタリ熊野編の全ルートを、写真やアクセスなどの情報とともに紹介します。再放送予定も掲載。


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再放送は、翌火曜日の23時55分から(休止の場合あり)。再放送でなくすぐに見たい場合や、スマホから見たい場合は上のリンクをご利用ください。

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熊野古道:ブラタモリ熊野

ブラタモリは、那智勝浦の大門坂石碑(地図はこちら)付近からスタート。赤い橋を渡ってすぐに、地元の家族と交流しています。さらに進むと足元は石畳に変わり、熊野古道らしさが漂い、人気スポットである大門坂のふもとにたどり着きます。ブラタモリ熊野編のテーマは、熊野は、なぜ日本の聖地になった?です。

熊野は紀伊半島南部の一帯を表します。熊野詣では、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を回ることで、京都から300キロ、1ヶ月がかりの旅です。それでも神々の住まうとされる熊野には、蟻の熊野詣でと例えられるほど人々が殺到。なぜ熊野を、多くの人がめざしたのでしょうか?

熊野古道の大門坂

ブラタモリは、熊野古道の大門坂を登ります。大門坂の石段は、屈指の人気観光スポット。石段は、砂岩からできています。このことが、熊野の地形を知るカギになります。大門坂の途中にある十一文関跡からは、遠く那智の滝が見えます。むかしは、通行料11文を支払って、那智の滝へ向かいました。

ブラタモリのルート概要:大門坂バス停から、古道(歩行者専用、石段)を経由し那智の滝まで歩く。距離は約1.2キロ。

落差日本一の那智の滝:ブラタモリ熊野

ブラタモリは、飛瀧(ひろう)神社境内に当たる、那智の滝に到着! タモリさんも大感動。国宝・那智瀧図の絵は、決して大げさではありませんでした。那智の滝は、御神体、神様が住む場所です。滅罪浄化の場所としても知られ、多くの人が滝をめざしました。

那智の滝を観察すると、さきほどの熊野古道の石畳の柔らかい砂岩ではありません。岩肌は、流紋岩です。マグマが冷えて固まった硬い石です。

落差日本一の那智の滝は、どのようにできたのでしょうか?

那智の滝は、流紋岩と砂岩の境目だったのです。雨水は、砂岩を削り砂岩の場所は低くなり、那智の滝が誕生しました。

関連:華厳の滝(【ブラタモリ奥日光】奥日光の歴史・地形・観光ルートまとめ #26


熊野那智大社:ブラタモリ熊野

地図:那智勝浦町観光協会

大門坂バス停から、古道(歩行者専用、石段)を経由し那智の滝までは、約1.2キロ(徒歩30分)。那智の滝から熊野那智大社までは、0.9キロ(徒歩15分)。観光時間を含みません。

熊野那智大社

熊野那智大社境内には、大きな石があります(一般非公開)。神の遣いヤタガラスは、サッカー日本代表のシンボルマークにもなっています。現在石になって休んでいるのです。

熊野那智大社
  • ヤタガラス … 天照大神が、天皇の軍を導くためにつかわした鳥。

熊野那智大社の不思議

熊野那智大社には、護摩木があります。護摩木は、修行や仏への供物として使われる、お寺(仏教)のものですが、なぜここにあるのでしょうか?

青岸渡寺

熊野那智大社の隣には、青岸渡寺(せいがんとじ)があります。ふたつの寺社の社殿と仏殿の間は、もともとは渡り廊下があり、互いに行き来できました(現在、柱に修復の跡があります)。神仏習合の痕跡です。

神社(青岸渡寺)の御神体である那智の滝と、お寺の三重の塔を一度に見ることができます。

  • 神様は、現世の苦しみから人々を救ってくれるありがたい存在(滅罪浄化)。
  • 仏様は、死後の苦しみから人々を救ってくれるありがたい存在。

互いに別々の役割があり、都から遠すぎず近すぎずという距離が、熊野のありがたさが増したのです。鳥羽上皇の21回に見られるように、何度も訪れる人も多くいました。

(注)鳥羽上皇21回、後鳥羽上皇28回、後白河上皇33回

熊野三山は、もともと別のものでしたが、平安時代にまとまりました。熊野古道を整備し、上皇を熊野に呼び寄せたのは、誰だったのでしょうか?

関連:(熊野詣を定例化した白河院は、それ以前には高野山にも訪れていた)【ブラタモリ高野山】タモリ推奨の高野山の歴史・地形・観光ルートまとめ #82 83 84


熊野三山を結んだ山伏:ブラタモリ熊野

ブラタモリは、改めて熊野古道を歩きます。熊野三山を結んだ影のプロデューサーが山伏とは、どういうことでしょうか?

  • 熊野三山 … 熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社

山伏は、山で修行し人々を救う僧。熊野の霊場を整備し上皇に認めてもらい、参拝者の道案内や全国への宣伝まで行いました。その効果から、熊野三山は、日本第一大霊現所と呼ばれるまでになりました。

関連:御師(おんし)の役割(【ブラタモリ伊勢神宮】歴史・地形・観光ルートまとめ #40 41)(【ブラタモリ富士山麓】富士吉田の歴史・地形・観光ルートまとめ #52

(参考)熊野本宮大社

熊野本宮大社
  • アクセス:紀伊田辺駅からバスで2時間

(参考)熊野速玉大社

熊野速玉大社
  • アクセス:新宮駅からバスで5分

神々を感じさせる紀伊山地の自然:ブラタモリ熊野

神々を感じさせる紀伊山地の自然は、どのように作られたのでしょうか?

三重の塔に登ると、海が見えます。熊野の地形の特徴は、海と急峻な山が非常に近くにあることです。300年前の急激な隆起は、太平洋プレートとフィリピン海プレートの力が合わさって、生まれました。曲隆山地と言います。

熊野は日本有数の多雨地帯ですが、削られても削られても、プレートの力で山地が隆起し続けたのです。


補陀洛山寺と浄土への旅:ブラタモリ熊野

熊野では、山から目と鼻の先にある、海も聖地となって行きました。

ブラタモリは、海岸に近い那智駅から徒歩3分の補陀洛山寺(ふだらくさんじ)を訪ねます。補陀洛とは、観音様の浄土という意味です。補陀洛山寺には、船(再現)が置かれています。船に特徴的な4つの鳥居は、山伏の葬式の作法。お寺の住職は、船の居室に入り、外から釘で打たせました。

熊野の南の海の彼方には、観音浄土があると信じられていました。20人以上の住職が、人々を導くため、海の彼方に消えてゆきました。

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【後編】熊野の奇岩:ブラタモリ熊野

熊野の観光といえば、熊野三山への熊野詣で、それらを結ぶ熊野古道、さらに温泉も多くあります。

  • ブラタモリで紹介された主な観光地:獅子岩、花の窟、熊野川の舟下り、ゴトビキ岩、高池の虫喰岩、橋杭岩、古座川の一枚岩、那智の滝。

ブラタモリは橋杭岩からスタート。橋杭岩は、和歌山の観光ガイドには必ず出てくる名所です。

橋杭岩は、どのようにしてできたのでしょうか?

橋杭岩は、地中でマグマが上昇し、泥岩層に貫入し冷えて固まり、波の浸食により柔らかい部分が削られたものです。熊野の地形は、1400万年前の熊野カルデラの火山活動(東西23、南北40キロに渡る)によるものです。古いカルデラのため、原型はとどめませんが、熊野の地形全体に影響があります。

  • アクセス:串本駅からバスで5分

川湯温泉:ブラタモリ熊野

写真:楽天トラベル

ブラタモリは、山のなかの河原を訪ねます。川の水面を見ると、川底から何かが沸いているのが分かります。触ると暑く感じます。川面を掘れば温泉が沸く、川湯温泉です。

  • アクセス:新宮駅からバスで約1時間

タモリさんが足を入れてみるとかなりの高温。70度もあります。川湯温泉では、川の水で埋めて温泉として利用するのです。熊野は火山としては1400万年前のものですので、すでに熱源は衰えています。なぜ川湯温泉は、これほどの高温なのでしょうか?

紀伊半島に沈み込んでいるフィリピン海プレートはまだ若く、海底の大山脈(海嶺)からおよそ300万年前に押し出されてきたものです。そのため、まだ十分に熱量を持っています。北米大陸から1億年かけて移動してくる太平洋プレートに比べ、比較的フレッシュなフィリピン海プレートが、川湯温泉を作っていたのです。

通常、地下を1キロ掘ると温度は30度上昇しますが、紀伊半島では40度上昇する場所が多いです。そのため、雨水が2~3キロ回るだけで、高温の温泉が誕生します。

流紋岩の役割

川湯温泉の川岸には、橋杭岩と同じ流紋岩が目立ちます。流紋岩は、地下で冷え固まるときに、多くの割れ目が生じています。そのため、プレートの熱をよく通し、温泉の通り道にもなります。


湯の峰温泉:ブラタモリ熊野

ブラタモリは、小川に沿う、湯の峰温泉を訪ねます。写真にある木の枠に囲まれた湯筒では、野菜を温めたり、ゆで卵を作ったりすることができます。地元の人も観光客も利用できます。

タモリさんがゆで卵を試食すると、塩気を感じます。海底のプレートに由来する温泉のため、塩気が残っているのです。

  • アクセス:新宮駅からバスで1時間15分。湯筒のすぐ北につぼ湯。

ブラタモリは、湯の峰温泉の河原にあるごく小さな公衆浴場、つぼ湯を訪ねます。2人しか入れない広さですが、世界遺産に認定されました。

つぼ湯の横には、熊野古道があります。つぼ湯は、熊野古道と同時に世界遺産登録されています。つぼ湯は、熊野本宮大社へ詣でる前に、身を清めるために使われていたのです。


熊野本宮大社:ブラタモリ熊野

熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称。ブラタモリは、熊野詣でに欠かせない、熊野本宮大社を訪ねます。

  • アクセス:紀伊田辺駅からバスで2時間

熊野本宮大社の参道には、一部熊野古道の原型が残っています。

ブラタモリは、熊野本宮大社の内部を見学します(一般非公開)。社殿の下には、腰掛けがあります。籠縁(こもりえん)は、ようやく熊野本宮大社にたどり着いた人が、一息つくための場所です。タモリさんが腰掛けると、天井が低くどことなく落ち着く場所です。頭上には、熊野の神々が鎮座します。

大斎原(おおゆのはら)

現在の社殿は洪水のために移転したもの。もとの社殿があった場所には、大きな鳥居だけが残されています。日本一の高さを誇ります。川の中洲の真ん中にあたる場所は、大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、今でも熊野本宮大社の神事が行われます。山中にぽっかりと奇跡のように広がった中洲と河原の存在が、この場所に神の存在を感じさせました。

ここは、川の中流域に当たる場所です。川の下流は火山性の硬い流紋岩が広がり、川幅が狭くなるため、中流域に土砂が堆積し、中洲が生まれたのです。

ブラタモリ

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