【食レポ】千葉駅 家系ラーメン総まとめ｜関東圏旅行ブログ

家系総本山・吉村家の家系ラーメンとは？

１位　杉田家千葉駅前店は、総本山吉村家直伝の店！｜千葉駅　家系ラーメン

今後は徒歩の人は千葉駅前店、クルマの人は千葉祐光店というすみ分けとなりそうです。（千葉駅前店は、2022年３月18日オープン）

千葉駅東口を背に左手、モノレールの高架下を歩き、千葉中央公園の交差点を左折する分かりやすい場所です。（地図）

大きくカーブするモノレールをショートカットする、千葉駅東口を背にする千葉駅前大通りを歩いた方が早く着きます。

しかし、モノレールの高架下は、日影が多く、クルマもなく、快適な散歩道です。（地図）

横浜の総本家と同じ「お客様は我が味の師なり」の大きな看板。

初めて来た人が並び方で戸惑わないよう、食券を先に買う、ここが先頭、こう並ぶといった案内が分かりやすく示されています。実はこの辺りが杉田家の人気の秘密。千葉祐光店しかなかった時代でも、営業時間が長く、行列はランチと夜間だけでした。

千葉駅前店は、開店の11時から並ぶこともありますが、平日に、ランチタイムを外せば比較的入りやすいです。ある平日の14時は、並び４人でした。

カウンター12席、テーブル３席６人。カウンターはゆとりがあり、この辺は杉田家らしい配慮。

家系の本流にしか卸さない酒井製麺所の箱。大きな寸銅が３つ４つ並ぶのが、自家製の証拠です。（セントラルキッチンの場合、温めるだけのため小さな寸銅が１つ２つです）

ラーメン並（750円、2022年５月現在）。外観は、まさに家系ラーメン。においは控えめで、仕事のある方も大丈夫です。

スープはとんこつ醤油で、家系の基本を押さえながらも、澄み切ったような味わいがあります。くさみはほとんどありません。チャーシューは、以前の杉田家（千葉祐光店単独時代）よりも薄くなっていますが、質や味はしっかりとしています。

麺は太麺ではなく、平打ちの縮れ。筆者は太麺の方が良いかなと思いますが、これもお店の個性でしょう。デフォルト（標準）の場合、柔らかく感じますので、家系独自の歯応えを出すには、麺固めが良いかもしれません。

調味料は、千葉祐光店と同じ。

２位　杉田家千葉祐光店も、総本山吉村家直伝の店！｜千葉駅　家系ラーメン

千葉駅からは、合計６分で着きますので、千葉駅から近い家系ラーメンです でした。

家系ラーメン総本山の吉村家（横浜市）直伝の杉田家千葉店は、千葉県全体でも口コミ第５位（食べログ、2021年３月現在）。人気と実績から、行列店となってもおかしくないのですが、営業時間が長くお店が広いため、ランチや夜のピーク時以外は行列にはなりません。

店内は大型のＬ字型カウンターがメインで、テーブルが少し。

店の奥には、家系ラーメン総本山吉村家による「家系皆伝」の証明書が飾られています。

チャーシューメン並（950円）。チェーン店や亜流とは一線を画す、王道の家系ラーメンです。味は、醬油とんこつとなります。

調味料でなく、とんこつなどの素材から引き出した旨味、深みは、これぞ家系ラーメンというもの。ベースとなるスープの完成度が高く、町でよく見かける家系とは明らかに一線を画します。

チャーシューは、温めてはありませんが、まずまずの肉質（以前のもの＝写真より、少し落ちたようですが、物価高の現状、仕方がない部分でしょう）。

麺は、家系らしい中太で気持ち柔らかい仕上げ。「かため」のオファーでもよいかも知れません。

スープは、くさみがなくあっさりとも言える仕上げですが、脂自体はかなり濃いです。胃腸が弱い方は、油少な目でも良いかもしれません。（胃薬を同時に飲むとよいそうです）

味変の必要がない完成度ですが、卓上の調味料はたしかによく合います。ふたがないのが少し心配です。（以前はふたがありました＝写真）

バスは千葉駅東口　13番線から

祐光４丁目のバス停を折り、バスの進行方向にある信号交差点を右に向かいます。なお、本数が１番多いみつわ台車庫行（１時間に４～５本）以外にも、四街道駅北口行（１時間に３本前後）、みつわ台総合病院行（本数わずか）があります。

なお、周辺は葬儀場やブティックホテルもあり、地価の安さが杉田家の品質を支えているのかも知れません。

３位　武蔵家は、東口から徒歩７分の格安店｜千葉駅　家系ラーメン

デフォルト670円で、ライス大盛りまで無料の大盤振る舞いです。（2021年11月現在）

半熟味玉ラーメン（870、2021年11月現在）。本格家系ですが、デフォルトでかなり脂が多い設計です。味の深みや、複雑な重なりという点では少し弱いですが、670円でライス大盛りまで無料、キュウリの漬物食べ放題なら、楽に合格点のお店です。

武蔵家へのアクセス

メインの東口改札を出て、駅を背にまっすぐ歩く。（地図）

2021年８月末までは、工事中のビルの１階を通り抜けられる。線路の高架沿いを進む。

この５差路は、日高屋の右を、斜めに入る。

４位　壱角家は、東口から徒歩５分のチェーン店｜千葉駅　家系ラーメン

壱角家は、広めの店内と、ややマイルドでクリーミーなスープが特徴。うずらの卵が目印で、壱系と呼ばれることもあります。ラーメンマニアにはすこぶる評判が悪いですが、便利な場所がよい、そこまでこだわらないという層をつかんでいます。

わかりやすく　家系・壱角家はまずいと評判？メニュー、クーポン、口コミもチェック

８５０円の味玉ラーメンです（２０２０年現在の価格）。乳化させ白みがかったスープが特徴。

あっさり仕上げとはいえ、脂はかなり多いのが特徴。また、立地がよく家賃が高いため、チャーシューは薄々です。

柔らかさや滑らかさに欠く部分がありますが、埼玉の固いうどんや名古屋の味噌煮込みうどんが好きな方なら合います。

壱角家のメニューとトッピング

壱角家のデフォルトは、ラーメン（醤油）７４０円です（２０２０年現在の価格）。塩もありますが、完成度は醤油がデフォルトになっていますので、迷う場合は醤油がおすすめです。

トッピングは多数。スペース対策のためですが、高い位置に置かれており、感染対策上も安心感があります。

わかりやすく　家系・壱角家はまずいと評判？メニュー、クーポン、口コミもチェック

暫定５位　増田家は、千葉駅東口９分｜千葉駅　家系ラーメン

緊急事態宣言で休業しており未訪問のため、暫定４位とさせていただきました。（休業期間）

周辺の様子。千葉駅東口を背に、線路の高架沿いを歩き、千葉中央駅付近で左に曲がります。（地図）

増田家は、もやしとキクラゲが特徴です。

千葉市にある増田家という横浜家系？のラーメン屋は特に入る価値なしですw

— maya (@dc52m) October 15, 2020

ラーメン開拓
今日は千葉中央の増田家
美味しいことには美味しいけどコスパが武蔵家に圧倒的に負けてる
ただ豚と硬めのご飯は好き
お酢が美味しくないのがマイナスポイント pic.twitter.com/1AV3gmxgzC

— ゆうだい (@yudyyudy62baske) July 11, 2020

千葉に行くと、つい寄ってしまう増田家本店。

海浜幕張と西船橋にもあるけど、
千葉中央駅近くの本店は別格の美味しさ。 pic.twitter.com/AzNX6tDN9K

— あき◢ ￨⁴⁶ 早川推しちはるーむMate (@5296Aki) October 22, 2019

家系好きにも合う　千葉駅の濃いラーメン　一風堂（博多とんこつ）

カウンターのほか、２人がけテーブルや、２人の横並びに向いた大テーブルがあり、カップルの来店も多いです。

家系好きにも合う　千葉駅の濃いラーメン　一蘭（博多とんこつ）

隣に味噌ラーメン店があり、混雑時の対案にもなります。

家系好きにも合う　千葉駅の濃いラーメン　万龍軒（長州ラーメン）

長州ラーメン万龍軒新町店

千葉市で長らく営業。基本の長州ラーメンは650円と安い。店主が山口出身。宴会コースも食べ放題飲み放題で3080円という破格。日曜定休なので日程くん次第。#レノファ山口サポにアウェイグルメを教える pic.twitter.com/bSU2zVJdxc

— いちや🧟‍♂️幕張チケット探してます (@mahkun101) December 12, 2015

長州ラーメン万龍軒は、長州ラーメン（６５０円）が基本メニュー。

濃厚こってりの豚骨スープ＋中太麺の長州ラーメンは、硬めの細麺が特徴の博多とんこつとは異なります。臭いもややキツめで、訪問時に女性客はなく、中年の男性メインでした（写真紛失）。とにかく濃いラーメンが良いという人向けです。

富士見店は、千葉駅のメイン出口・東口から徒歩５分。新町店は千葉駅西口（西改札を利用）徒歩７分。（両店の地図）

長州ラーメンはお店の造語で、宇部ラーメンのことかも知れません。とんこつ発祥の地久留米に原点があり、宇部では「くさうま」と表現されている男性向けのラーメンです。

家系好きにも合う　千葉駅の濃いラーメン　並木商事（ドロ系）

写真は、クリーミー系メニューです。千葉駅東口を出て、西へ向かう総武線（東へ向かう内房・外房線と間違えないように注意）の線路沿いに徒歩１０分です。東千葉駅の方がずっと近くなりますが、日中に停車する電車は少な目です。（地図）

超有名店、濃麺 海月（くらげ）の向かいで、海月の臨時休業で流れてくるお客もいます。海月は、開店時間が不規則でルールも多いため、リサーチが必要です。

20日
申し訳ありません
本日休業とさせて頂きます

— 濃麺海月 (@koimen_kurage) January 20, 2021

家系好きにも合う　千葉駅の濃いラーメン　とみ田の雷（二郎系）

つけ麵のとみ田の支店は、千葉駅の改札内にあります。

各線の電車の真ん中付近の階段を上がり、９・１０番線（成田線）をめざすと見つけやすいです。並ぶこともありますが、松戸の本店に比べれば、行列は少な目。駅ナカで回転が良いので、１０人以下の並びなら、町へ出るより待った方が早いです。

味が深くもちもちした麺は、ほかのつけ麵有名店でも、全くかなわないほど。つけ汁は、オーソドックスな魚介とんこつです。きれいなお店でカウンターは広く、女性でも入りやすいお店です。