【ブラタモリ新潟市・全ロケ地】砂丘と水浸しの場所から一大都市へ変遷#45

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NHK番組のブラタモリ新潟編で、タモリさんが新潟市の知られざる地形的、歴史的な経緯を紹介しました。このページでは、ブラタモリ新潟編のルートを、アクセスなどの情報とともに紹介します。

新潟でブラタモリ内容
😎現地取材 燕三条(#245)
😎現地取材 長岡(#244)タモリさんが、旅のお題「”花火の町”は不死鳥の町!?」を探ります。
😎現地取材 糸魚川(#191)フォッサマグナ編からつながる、ブラタモリの人気回。親不知などを訪ねています。
😎現地取材 フォッサマグナ(#190)日本列島の成り立ちを、糸静構造線やフォッサマグナから解き明かします。ブラタモリを象徴する回。
佐渡(#46)相川地区の道遊の割戸どうゆうのわりとは江戸期の最初の金山。幸運や工夫が佐渡の金山を長持ちさせます。
😎現地取材 新潟(#45)新潟市は、信濃川、阿賀野川が運んできた砂の町。どのように、田を作り町を作ってきたのでしょうか?

新潟市とは?

新潟駅から北へ歩き萬代橋を渡ると古町
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新潟県の県庁所在地・新潟市は、日本海側最大の都市です。JR新潟駅は、やや町外れにあり、北西方向へ萬代橋を渡り、バスで移動した先が中心部の古町です。

ブラタモリは、信濃川にかかる萬代橋周辺からスタートします。テーマは、新潟は砂の町。

  • 萬代橋へのアクセス 新潟駅万代口のバスターミナルからバスで3分、万代シテイ下車。

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新潟は砂の町?|ブラタモリ新潟市

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ブラタモリは、新潟市の海岸沿いにある、バス停・四ツ屋町1丁目付近から海(日和山展望台周辺)へ向かいます。

上り坂を登ると、海が見える高い場所に到着。新潟に砂丘が存在することがわかります。

新潟砂丘は70キロに及ぶ広大な砂丘だったのです。新潟の砂は、新潟市を流れる信濃川、阿賀野川が運んできました。新潟は、砂に翻弄され、砂を克服した町だったのです。

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砂に翻弄された新潟の歴史|ブラタモリ新潟市

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新潟の中心は、もともと上の図の新潟町の場所にありました。

しかし、江戸時代初頭、加茂谷掘が決壊し信濃川と阿賀野川の流れが1つにまとまります。

その影響で、新潟町の南側の信濃川に土砂がたまり、船を泊める港の機能を失います。そのため、白山潟、寄居潟への移転が決まります。現在の古町の町割りは、移転後1650年頃に完成したものです。

現在の古町の中心(新潟三越の向かい側のNEXT21付近)に、代官所が建てられ、多くの町屋が立ち並びました。

現在の新潟駅がある場所から遠く離れた中州にあった新潟の町ですが、信濃川の川幅が狭くなり、現在は309mの萬代橋によって渡ることができます。

古町一帯|ブラタモリ新潟市

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かつて中州だった、新潟の中心が古町です。

初めて訪ねると、先ずどこに行けばよいのか迷いますが、代官所があった新潟三越の付近が中心です(古町バス停下車)。

ブタラモリは、三越のあるバス通りに並行する通りを、後藤書店から白龍権現神社まで歩きます。

後藤書店付近です。ここは中州の際(きわ)だった場所です。この道は、新潟駅方面へ向かいます。小型車が停まっている付近を横切るのは、お寺が並ぶ通りです。

お寺が並ぶ通りです。海岸沿いにあった新潟町から、移転してきたお寺です。

訪ねてみたいのは不動院。様々な仏像が置かれています。大日如来、不動明王など、13の神様を1度にお参りできる、13の地蔵もあります。

三越がある柳の通りは、堀の跡です。古町は、堀が22本も張り巡らされた、水運の町でした。

ブラタモリは、新潟五大ラーメンの1つ三吉屋付近から、白龍権現神社を目指します。

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歩を進めると人情横丁が見えます。この東西に長い商店街は、堀を埋めて作られた商店街です。最盛期の年末年始などは、まるで東京・上野のアメ横のように多くの人が集まりました。

人情横丁は左側(北)、右側(南)の両方にお店があり、背中合わせです。

ブラタモリは、右側(南)にある阿部鮮魚店を訪ねます(日祝日休み)。

阿部鮮魚店では、焼き魚を400~600円で販売しています。手前のカレイは新潟産(400円)。ブラタモリは、奥に見える銀だら(600円)をチョイスしました。
※金額は変わっている可能性があります。

タモリさんは、阿部鮮魚店の銀だらを食べます。

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阿部鮮魚店は、白龍権現神社のそば。もう少し歩き続けると、浦安橋遺構に着きます。

ブラタモリは、浦安橋遺構に到着します。商店街が川を埋め立て手作られたことを示すものです。写真では、左右に堀を渡ることができました。

古町を巡る(ブラタモリ紹介地以外)

弘法大師像は、市街地に唐突に建てられており、不思議な雰囲気。

三吉屋は、新潟五大ラーメンの1つ、新潟あっさり醤油ラーメンの代表店です。すぐ近くには、新潟タレかつ丼の元祖店があります。

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ドカベンロードは、写真撮影でも人気のスポットです。

※「新潟市まんがの家」では、作者は新潟市出身の『パタリロ!』も紹介(写真)。

花街としての古町|ブラタモリ新潟市

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かつての古町一帯は全国有数の港町として栄えたため、祇園、新橋と並ぶ規模の花街がありました。

タモリさんは、人情横丁付近から、かつての花街に移動します。

  • アクセス バス通りにある郵便局の横(三越側)の道を入りまっすぐ。地図の印に出ます。

ブラタモリは、料亭鍋茶屋を訪ねます。

料亭鍋茶屋は、江戸時代から続く有数の料亭です。船頭や廻船問屋など有力者が集まりました。200畳の広間があります。タモリさんは、樽拳の遊びをし、新潟小唄を聴きます。

古町のかつての花街です。

古町のかつての花街です。

亀田郷の米作り|ブラタモリ新潟

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新潟駅を信越線で南下すると、亀田製菓の名前でもおなじみの亀田駅に着きます。

ブラタモリは、亀田駅の南東に徒歩で30分の地点に向かいます。

亀田郷は、米の有数の産地です(年間3万トンの生産)。地図が示すように南から北へ歩くと、砂が作る高低差を感じることができ、砂山の地名も見つかります。日本海沿いの砂丘に加え、ここにも砂丘があったのでしょうか?

亀田郷は、東西に列をなす砂丘に挟まれた湿地帯でした。信濃川の河口に運ばれてきた砂が、日本海の波に押し返され砂丘が生成することを繰り返したのです。砂丘間低地は水がたまりやすく、沼地になり米作りには不向きです。

鳥屋野潟は、亀田郷で一番低い場所のため、全域の水が集まってきます。戦後、米作りのために、鳥屋野潟の水抜きが計画されます。しかし、鳥屋野潟は高さが低く、西を流れる信濃川への排水は困難でした。

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鳥屋野潟の西を流れる信濃川です。鳥屋野潟よりも高い場所を流れるため、水が自然に流れていきません。

ブラタモリは、鳥屋野潟の西の端、信濃川東岸にある親松排水機場へ移動します。

4台の巨大なポンプが、毎秒60トンの能力で24時間排水を続けています。これは25mプールを6秒で空にする能力です。

ブラタモリは、最後に信濃川の河口に移動し大型浚渫船・白山を観察します。 白山は川底の砂を排出しています。こちらも24時間体制です。

引用 国土交通省北陸地方整備局

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新潟でブラタモリ内容
😎現地取材 燕三条(#245)
😎現地取材 長岡(#244)タモリさんが、旅のお題「”花火の町”は不死鳥の町!?」を探ります。
😎現地取材 糸魚川(#191)フォッサマグナ編からつながる、ブラタモリの人気回。親不知などを訪ねています。
😎現地取材 フォッサマグナ(#190)日本列島の成り立ちを、糸静構造線やフォッサマグナから解き明かします。ブラタモリを象徴する回。
佐渡(#46)相川地区の道遊の割戸どうゆうのわりとは江戸期の最初の金山。幸運や工夫が佐渡の金山を長持ちさせます。
😎現地取材 新潟(#45)新潟市は、信濃川、阿賀野川が運んできた砂の町。どのように、田を作り町を作ってきたのでしょうか?

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😎過去回ロケ地 完全収録

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