【ブラタモリ糸魚川・親不知】全ルートをまとめ|タモリさんがヒスイや塩の道を探る#191 | とらべるじゃーな!|エモ静ずらし旅

【ブラタモリ糸魚川・親不知】全ルートをまとめ|タモリさんがヒスイや塩の道を探る#191

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NHK番組・糸魚川編で、タモリさんが糸魚川の「本当のすごさ」を紹介しました(11月27日)。このページでは、親不知など、ブラタモリ糸魚川編のルート、内容、関連情報をくわしくご紹介します。(再放送・見逃し情報はこちら




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親不知(おやしらず)はどのようにできた?|ブラタモリ糸魚川

親不知 
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親不知は、新潟県と富山県の県境に近い、断崖絶壁です。

小林清親 – 国立国会図書館デジタルコレクション: 永続的識別子 2542755, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=98075590による

親不知は、新潟県糸魚川市の西端にある、北アルプスが海に落ち込む、崖が連なった場所です。交通の難所として知られてきました。

親不知コミュニティロード(展望台)|ブラタモリ糸魚川

親不知コミュニティロード
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ブラタモリは、親不知コミュニティロードの展望台を訪ねます。

親不知コミュニティロード入口の展望台には、親不知の交通の歴史が表示されています。

アクセス 親不知ICよりクルマで6分、親不知観光ホテル前の駐車場(無料)より徒歩1分。親不知駅から徒歩50分(タクシー7分)。(地図)

なお、駐車場に呼び方はあるのですが、カーナビでも地図でも「親不知観光ホテル」での検索が一番確実です。親不知観光ホテルは、老朽化が激しいですが、展望台まで徒歩0分の立地でかなりの人気があります。

じゃらんは上のボタンから

親不知 北陸自動車道

親不知コミュニティロードからは、人々の苦労の歴史が刻まれた、各世代の道路を一望できます。高速道路は、土地がなく、海の上を走ります。

ブラタモリのテーマは、君は糸魚川の本当のすごさを知っているか?です。糸魚川は、人口4万の静かな町ですが、フォッサマグナだけでなく、日本の原点が見られる場所です。

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親不知 道路の変遷
  • 第1世代 明治初期まで 海岸と崖の間の細い道を歩いて渡っていた
  • 第2世代 1883年、天皇の訪問をきっかけに、その後道が開通。現在は、観光用の「親不知コミュニティロード」として整備。
  • 1912年 北陸本線(単線)が開通
  • 1965年 北陸本線(複線)が開通
  • 第3世代 1966年 国道(8号線)が開通
  • 第4世代 1988年 北陸自動車道が開通
  • 2015年 北陸新幹線が開通
親不知 北陸本線(複線化)

如砥如矢(とのごとくやのごとし)|ブラタモリ糸魚川

親不知コミュニティロード展望台
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ブラタモリは、親不知コミュニティロード展望台すぐそばの、 如砥如矢と名付けられた絶壁を見学します。

如砥如矢(とのごとくやのごとし)

タモリさんが柵から下を見ると、ほぼ垂直。切り立った高い崖です。北アルプス(飛騨山脈)が、日本海に落ち込むことが、よくわかります。

この道は、歩行者専用の親不知コミュニティロードですが、かつては国道(第2世代)だった道です。

如砥如矢とのごとくやのごとしと刻まれています。岩は、礫を含んだ凝灰岩です。タモリさんによると、1億年前は、ユーラシア大陸の一部。この場所は、ユーラシア大陸と日本列島になる部分の、境目にあたります。

凝灰岩 …火山灰が積もってできた岩石

親不知 凝灰岩

ユーラシア大陸と日本列島が切り離されたときに生まれた、数十cm~1m間隔の亀裂が特徴です。

親不知 如砥如矢 地層の成り立ち

如砥如矢では、亀裂を横から見た形となり、亀裂は日本海に平行に入っています。糸静線の断層には、東西から力が加わり、北アルプスが隆起してゆきます。このとき地震が起き、岩盤は海側から徐々に崩れ落ちてゆきました。

ユーラシア大陸から切り離される衝撃と、糸静線への圧力の両方の影響を受けた、稀有な場所だったのです。

「如砥如矢」とは、海岸の崖沿いに曲がりくねり、でこぼこの悪路だった、第1世代の道と比較し「何とも平らでまっすぐだ!」という意味を込めています。硯のように平らで、矢のようにまっすぐだという意味です。

『詩経・小雅』に収められる「大東」の第一れんが原典とされています。

有饛簋飧、有捄棘匕
周道如砥、其直如矢
君子所履、小人所視
睠言顧之、潸焉出涕

北陸本線(単線時代)のトンネル跡

北陸本線(単線時代)のトンネル跡[西側]

北陸本線(単線時代)のトンネル跡[西側]です。親不知コミュニティロードの展望台から徒歩20分、急な階段を降ります。

北陸本線(単線時代)のトンネル跡[東側]

北陸本線(単線時代)のトンネル跡[東側]です。親不知コミュニティロードの展望台(駐車場わきに入口)から徒歩5分、急な階段を降ります。

松尾芭蕉も歩いた親不知の道(第1世代)

松尾芭蕉も歩いた親不知の道(第1世代)
この場所は未放映ですが、訪ねる価値大です。
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北陸本線(単線時代)のトンネル跡[東側]から階段を降りると、親不知の第1世代の道を見ることができます。

松尾芭蕉も、命がけで歩いた道です。江戸時代、この第1世代の道は、加賀街道と呼ばれ、上越市から金沢経由で、彦根市までを結んでいました。

関連 ブラタモリ金沢

アクセス 親不知散策の起点となる、親不知観光ホテル前駐車場(無料)わきの階段を降りる。下り4分、上り8分程度。途中、旧北陸本線トンネルを通ります。

松尾芭蕉も歩いた親不知の道(第1世代)

波の音と、波の飛沫が激しく、5分とはいられない場所です。

松尾芭蕉は、親知らずを東から西へ何とか渡り切り、市振(地図)というところに宿を取ります。「今日は親しらず子しらず犬もどり駒返しなど云北国一の難所を越てつかれ侍れば、枕引よせて寝たるに、一間隔て面の方に若き女の声二人計ときこゆ」

詠んだ歌「一家に遊女もねたり萩と月」

ブラタモリは、親不知観光ホテル前駐車場から、展望台(景色を見る)、如砥如矢と進み、再度展望台に戻り、親知らずの案内図を見学しています。

下の動画では、ポイントとなる、「如砥如矢」「長走り(最大の難所で波にさらわれないよう旅人は駆け抜けた)」では、カメラを上にパンし、分かりやすくしています。

関連が深い ブラタモリフォッサマグナ編もご覧ください!

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交通の難所が日本文化の多様性をうみだした?

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糸魚川は、糸魚川-静岡構造線のある地質の境目であると同時に、文化の境目とも言えます。

新潟県上越市で売られているさけめし
西日本糸魚川東日本
中華まんの呼び方豚まん混在肉まん
天ぷらにソースをかけるかかける混在かけない
年越しに食べる魚(年取り魚)ブリ混在サケ(新巻鮭)
混ぜご飯の呼び方かやくごはん混在五目ごはん
電源周波数60ヘルツ混在(SHARP社解説図50ヘルツ
👉天ぷらの衣の断片天かす揚げ玉
👉stayおるいる
👉灯油ポリタンクの色混在
ブラタモリ
ブラタモリ

👉は番組に登場しまた!

交通の難所である親不知は、東西の文化の形成に、どのように関係したのでしょうか?

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糸魚川―静岡構造線に沿った「塩の道」の秘密|ブラタモリ糸魚川

塩の道 元標
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ブラタモリは、糸魚川市街を訪ねます。親不知を通った加賀街道にあたる、海沿いは微高地となっています。これは、砂丘です。

それぞれの家の前には、まるでプライベートビーチのように海があり、各々おのおのが塩を作っていました。

糸魚川市 塩の道起点

糸魚川の町には、アーケードのような雁木があります。アーケードとの違いは個人の所有地ということです。

アクセス 地元の方には、四ツ角ベーカリーはどこ?と訪ねると、話が通りやすいです。(地図

糸魚川 雁木

タモリさんが訪ねた雁木です。これは、糸魚川から松本・塩尻へ向かう塩の道です。糸魚川から松本・塩尻へ至るルートは、高い山に阻まれていますが、糸静線の断層沿いは比較的高度が低く、海と内陸をつなぐ道ができました。

糸静線は、日本の東西を分け隔てたと同時に、日本海ぞいと内陸を結ぶという、逆説的な役割を果たしたのです。

雁木 作っているところ

糸魚川の町で見られた、新しい雁木を作っている様子。珍しい光景です。

糸魚川市街では、雁木も見どころのひとつです。(おすすめルート[糸魚川駅→雁木の美しい通り→塩の道起点(四つ角ベーカリー)→海岸(塩づくり)] 経路図

松本城付近の松本街道

塩の道とは、塩や海産物を内陸に運ぶのに使われた道を指し、その1つが糸魚川と松本・塩尻を結ぶ松本街道(千国ちくに街道)です。

関連 ブラタモリ松本編  本物志向!松本駅そばランキング(上の写真)

塩の道 糸魚川市

塩の道の1つである松本街道は、糸魚川-静岡構造線に沿って敷かれました。海産物や塩を内陸へ運びました。松本街道、糸魚川街道とも呼ばれます。

日本鉱物科学会がヒスイを「日本の国石」に選定|ブラタモリ糸魚川

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2016年、日本鉱物科学会は専門家の投票で、「日本の国石」をヒスイと決めています。

水晶に競り勝ったヒスイ

日本の国石選定にあたっては、ブラタモリ甲府盆地編でも紹介された、水晶と最後まで競り合いましたが、ひすいが選ばれました。

決戦投票結果 ひすい71票 水晶52票

以下が、当初候補だった22の岩石です(票数は初回投票、出典)。

  1. 花崗岩(花崗岩質岩およびそのペグマタイト)8票 ブラタモリつくば編(笠間)で登場 写真   
  2. 輝安鉱 23票  写真
  3. 玄武岩  ブラタモリ城崎豊岡編で登場 写真
  4. 讃岐岩(サヌカイト)  
  5. 桜石(菫青石仮像)  
  6. 黒曜石(黒曜岩)  ブラタモリ諏訪編で登場
  7. 自然金 10票 写真
  8. 水晶(日本式双晶,瑪瑙,玉髄,碧玉を含む)35票 ブラタモリ甲府盆地編で登場
  9. トパーズ  
  10. ひすい(ひすい輝石およびひすい輝石岩)48票 ブラタモリ糸魚川編で登場
  11. 無人岩
  12. 大谷石(溶結凝灰岩)  ブラタモリ宇都宮編で登場 写真
  13. 硯石(黒色頁岩)  
  14. 結晶片岩(とくに紅簾石石英片岩)  ブラタモリ淡路編(沼島)で登場
  15. さざれ石  
  16. 安山岩  ブラタモリ伊豆天城越え編で登場 写真
  17. 黒鉱  
  18. 絹雲母  
  19. かんらん岩  
  20. 琥珀  
  21. 石灰岩(古生代の化石入りおよび大理石と方解石結晶)ブラタモリ秩父編で登場 写真
  22. 赤間石
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初回投票で、ひすい、水晶に迫る3位だった輝安鉱は、ブラタモリつくば編で紹介された、地質標本館で見ることができます。4位の自然金も展示されています。

ヒスイ 販売品

糸魚川駅前のひすい王国館で販売されているヒスイです。

イスイ原石 ピア親不知

親不知の東にあるドライブイン、親不知ピアパークの翡翠ふるさと館に展示されているヒスイの原石。

もとは、タモリさんが訪ねた橋立ヒスイ峡(=青海川ヒスイ峡)にあったものです。(ヒスイ峡は、小滝川ヒスイ峡、橋立ヒスイ峡があり、一般には明星山の景色が印象的な小滝川を訪ねる人が多いです)

ヒスイ 海岸で採れたもの

海岸で採取されたヒスイ。人気があるのは、右の薄緑ですが、白系の方が多く、なかには黒いものもあります。黒いものは、宝石としての流通価値は落ちますが、見つけにくいため「ひすい探しマニア」の憧れです。

色が濃いものでも、光を通すのがヒスイの特徴です(通さないものもあります)。

橋立ヒスイ峡(=青海川ヒスイ峡)

いといがわベース製作委員会
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ブラタモリは、橋立ヒスイ峡=青海川ヒスイ峡を訪ねます。

橋立ヒスイ峡=青海川ヒスイ峡について

  • ヒスイ原石を保護するため、教育や研究以外を目的とする利用はできません。
  • 2021年11月29日から冬季閉鎖で通行止め。

糸魚川ユネスコ世界ジオパーク

橋立ヒスイ峡すぐそばには、蛇紋岩が見えます。ヒスイは、蛇紋岩と一緒に地上に上がってきます。蛇紋岩は、ヒスイの運び屋と言えます。さらに、ヒスイは緑のものが人気がありますが、これは蛇紋岩由来の色です。

蛇紋岩 …マントルの岩石が地下の熱と水で変質した岩石。

ブラタモリは、フォッサマグナミュージーアムそばの、長者ヶ原遺跡を訪ねます。ここは、ヒスイが加工されていた場所です。ヒスイは、植物と同じ緑色ながら光をとおすため古代人は、惹かれたのかも知れません。

アクセス フォッサマグナミュージアムの敷地内です(地図)。ブラタモリフォッサマグナ編で紹介の、フォッサマグナパーク、渡辺酒造、枕状溶岩、砂岩泥岩互層に行く途中にあります。

勾玉 ヒスイ

勾玉は、古代日本人が愛した装身具です。匂玉にはヒスイが用いられたものもあり、特別な意味を持っていたようです。

國學院大學の笹生衛教授によると「当時、特に貴重だったのは翡翠ひすいの勾玉」であり、その理由として「産地が限られて希少な上、硬度が高く整形が難しい」ことを挙げています。そのため、ヒスイは、祭祀の捧げ物や死者の副葬品に用いられたということです。

関連が深い ブラタモリフォッサマグナ編をもご覧ください!

小滝川ヒスイ峡もぜひ訪ねてください

高浪の池展望台
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ブラタモリ糸魚川編に登場すると思っていた、小滝川ヒスイ峡。高浪の池越しの明星山を見つつのアプローチが絶景です!

小滝川ヒスイ峡
高浪の池展望台周辺
小滝川ヒスイ峡
小滝川ヒスイ峡
小滝川ヒスイ峡
小滝川ヒスイ峡にあるヒスイの原石

アクセス フォッサマグナパーク、渡辺酒造、枕状溶岩、砂岩泥岩互層がある根知集落一帯から、クルマで20分。時間があれば、高浪の池展望台経由を強くおすすめ(所要45分、経路図)。道が細く、天候の急変や熊にご注意ください。冬は近づけません。

新潟でブラタモリ内容
現地取材 糸魚川(#191)フォッサマグナ編からつながる、ブラタモリの人気回。親不知などを訪ねています。
現地取材 フォッサマグナ(#190)日本列島の成り立ちを、糸静構造線やフォッサマグナから解き明かします。ブラタモリを象徴する回。
佐渡(#46)相川地区の道遊の割戸どうゆうのわりとは江戸期の最初の金山。幸運や工夫が佐渡の金山を長持ちさせます。
現地取材 新潟(#45)新潟市は、信濃川、阿賀野川が運んできた砂の町。どのように、田を作り町を作ってきたのでしょうか?
長野でブラタモリ内容
現地取材松本(#183)武田・豊臣・徳川の武将に愛された松本城。テーマは「国宝・松本城はなぜ愛された?」です。
現地取材諏訪(#182)テーマは、「なぜ人々は諏訪を目指すのか?」。盆地と八ヶ岳の山裾の狭い範囲ですが、年間1200万人もの観光客が訪ねます。
現地取材軽井沢(#16)なぜ標高900mに広大な平地が出現したかなど、軽井沢繁栄の秘密を探ります。
軽井沢への道(碓氷峠、鉄道文化むら)(#24) |群馬県にも分類碓氷峠越えは、想像よりは楽だった? 長野側の地形の秘密と、溶岩流の役割を探ります。

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