【ブラタモリ武蔵小杉編】全ルートを写真で紹介!~再放送と地形・穴場観光地~ #125

とらべるじゃーな!
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NHK番組のブラタモリ武蔵小杉編で、武蔵小杉の地形・歴史を踏まえた、穴場観光地を含むルートが紹介されました。この記事では、ブラタモリ武蔵小杉編の全ルートを、写真やアクセスなどの情報とともに紹介します。再放送予定も掲載。

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ブラタモリ
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神奈川でブラタモリ内容
鎌倉2024年版(#260・261)
😎現地取材 鎌倉2015年版(#5,#6)鶴岡八幡宮と山側の町づくり。材木座と海側の町づくり。後編は鎌倉の外へ。江の島との意外な関係が?
横浜港・川崎(#203)タモリさんが、横浜港・川崎が東京湾をどう進化させたのかを探ります。
葉山(#143)
😎現地取材 武蔵小杉(#125)武蔵小杉になぜ広大な土地が? タモリさんは古い武蔵小杉を訪ねます。
😎現地取材 湘南(#115)江戸時代に湘南と呼ばれていた大磯を訪ね、現在の湘南エリアまで歴史を探ります。
箱根(#71,#72,#114)箱根温泉を知る七湯のしおりとは? 箱根、芦ノ湖の成り立ちも探ります。
😎現地取材 横須賀(#42)ブラタモリは、軍施設の見える横須賀駅前の公園から。なぜ横須賀は要港すか?
😎現地取材 横浜(#38)かつての横浜の中心は、神奈川駅。ブラタモリは空中にある三宝寺を訪ねます。
😎現地取材 小田原(#28)上杉謙信、武田信玄らの攻めを避け難攻不落と恐れられた小田原城の守りとは?

武蔵小杉駅:ブラタモリ武蔵小杉

ブラタモリは、東急線・JR線の武蔵小杉駅(神奈川県川崎市)の正面口からスタートします。武蔵小杉駅は、 東急東横線、目黒線、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ラインが乗り入れる人気駅です。

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
人気が高いパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

東京、品川、新宿、渋谷、横浜へのアクセスが良く、駅前に11ものタワーマンションが建ちました。住みたい町の上位の常連となり、4000〜5000万円だった分譲価格(2008年頃)が、現在7000〜8000万円に高騰しました。タワーマンションを中心に人口は1万5千人!

なぜ、このような便利なエリアに、広大な土地が空いていたのでしょうか? ブラタモリのテーマは、武蔵小杉発展の秘密とは?

タワーマンションを内覧

リエトコート武蔵小杉イーストタワー

ブラタモリは、11のタワーマンションの1つ(リエトコート武蔵小杉イーストタワー)を内覧します。

リエトコート武蔵小杉イーストタワー

リエトコート武蔵小杉イーストタワーの北向きの部屋は、ベランダからは、多摩川の向こうに東京を一望します。とくに夜景に人気があります。

また、足元を見ると、鉄道が複数走っています。東急東横線、目黒線、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ラインの5路線が利用でき、渋谷、品川、横浜なら、10分前後で行くことができます。30階の2LDKは、6800万円です!

かつての武蔵小杉:ブラタモリ武蔵小杉

「今昔マップ」より

武蔵小杉駅周辺は、かつては工場が立ち並んでいました(地図左)。不二サッシ、日本電子など、海沿いの湿気を嫌う精密機械を中心とした工場が並んでいました。

バブル期以降、工場が撤退した跡地にタワーマンションが建ったのです。

武蔵小杉駅周辺は、工場が立つ前の約80年前は、一面の田んぼでした。多摩川と徳川家康にヒントがあり、番組の後半で扱われます。

旧武蔵小杉駅

旧武蔵小杉駅

80年前、武蔵小杉駅は、いまの場所の西側にありました。ブラタモリは、かつての武蔵小杉駅付近(ながたストアが目安。東にある新丸子駅から徒歩9分)を訪ねます。

西明寺信号  ブラタモリ

ブラタモリは、道路に沿って旧武蔵小杉駅の北側を訪ねます。全ての車が旧武蔵小杉駅方面へ向かわず右折する、不思議な場所(西明寺信号)があります。なぜなのでしょうか?

石碑(「小杉駅と供養塔」の名前)

ブラタモリは、車が曲がった先を訪ねます。小杉駅と供養塔の名前の石碑があります。

  • アクセス:旧武蔵小杉駅の場所から数分。または、武蔵小杉駅からバスで、西明寺前停で下車。
石碑  江戸〜中原

石碑の足元には、右に江戸、左に中原と書かれています。ここは、虎ノ門と中原・平塚を結ぶ、中原街道だったのです。中原街道は、福山雅治『桜坂』の舞台があり、かつては東海道のバイパス的存在でした。

江戸時代の武蔵小杉

ブラタモリは、中原街道を江戸方面に戻ります。西明寺信号の北側に、クランクがありました。

(注)石碑から歩くと、写真のようになりますが、写真左手のお寺を背に見ると、クランクが正確に分かります。なお、この近くに小杉御殿の御主殿跡があります(番組では省略)。

なぜ、土地が余っていたはずの江戸時代に、街道にクランクがあったのでしょうか? 付近には、陣屋、御殿町の地名があります。

武蔵小杉には、江戸時代のはじめ、将軍家も利用する御殿があったのです。鷹狩にも使用され、170m×100mもの敷地を占めていました。

武蔵小杉の御殿のクランク

御殿の側からクランクを見ます。

江戸時代から昭和まで、武蔵小杉の中心は、御殿付近にありました。結果的に、現在の武蔵小杉駅は、町外れとなり、田んぼ、工場などに使われたため、現在の発展に結びついたのです。

西明寺

クランクの付近にある西明寺は、ブラタモリでは訪ねませんでしたが、通りかかったときにタモリさんが、門の屋根の形の面白さに言及しています。

西明寺

御殿を守るもう1つの工夫

ブラタモリは、江戸から見て御殿跡の先に当たる場所を訪ねます。

わずかな下り坂です。

川崎フロンターレの本拠地付近に、土地が低く落ち込んでいる場所があります。なぜなのでしょうか?

土地が低い場所には、かつて玉川が流れており、自然堤防も生まれていました。御殿の防御に好都合だったのです。

東京と同じ地名があるのはなぜ?

等々力緑地案内図

周辺の地名は、等々力です。野下、瀬田と同様、東京都側にも同じ地名があります。なぜなのでしょうか?

これは、多摩川の流れが変わったことで、神奈川側に取り残された地域があったからなのです。

  • 武蔵小杉駅へのアクセス:写真の看板を背にして道なりに進み、坂下の信号を右に行くとバス停・小杉十字路があります。

かつての小川の流れをたどる

ブラタモリは、番組冒頭で内覧したタワーマンション(リエトコート武蔵小杉イーストタワー)の近くに曲がりくねった路地を見つけます(地図はこちら)。

かつて小川だった場所です。これは、徳川家康が多摩川の周辺に張り巡らせた、水路の名残です。水路の完成後、多摩川周辺に田んぼができ、江戸へ食糧を供給することができました。最新のタワーマンションの足元に、江戸時代の面影が残っているのです。

ブラタモリは、かつての小川の痕跡である路地をたどります。住宅がありますが、入口が見つかりません。大回りして反対側に行くと入口があり、住んでいる方に話を聞くことができました。

小川の側だったため、入口が見当たらない住宅
小川の跡  武蔵小杉
裏手に回ると入口がある

(見学時に私有地への立ち入りをされないようにご注意ください)。

ブラタモリは、東京都側から武蔵小杉の風景を眺めます。徳川家康も想像しなかった光景のはずです。

田園調布、中目黒は、武蔵小杉と同じ東急東横線沿線です。

【ブラタモリ田園調布】タモリ推奨の田園調布の歴史・地形・観光ルートまとめ #95

【ブラタモリ目黒】タモリ推奨の目黒の歴史・地形・観光ルートまとめ #57

コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)

  1. とらべるじゃーな! より:

    訂正いたしました。ご連絡ありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    >田園調布、目黒は、武蔵小杉と同じ東急田園都市線沿線です。
    誤っています。正しくは東急東横線沿線です。

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