【ブラタモリ札幌】ロケ地・内容一覧|タモリさんが札幌の歴史た地形を探る #22

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NHK番組のブラタモリ札幌編で、タモリさんが札幌の歴史・地形が分かるルートを紹介しました。このページでは、ブラタモリ札幌編のルートを、アクセスなどの情報とともに紹介します。





北海道でブラタモリ内容
苫小牧編(#221)ホッキ貝など、自然の恵みが豊かな苫小牧は、なぜ日本有数の工業都市に上りつめたのでしょうか? 
登別温泉編(#220)タモリさんが、屈指の「いい湯だな」と言われる秘密を探ります。
サロマ湖編(#168)タモリさんが、8億のホタテがいる湖の謎を解きます。
網走編(#167)網走刑務所がなぜ理想の刑務所なのか、なぜ網走に建てられたのかなどを扱います。
釧路湿原編(#141)湿原は時間が経てば必ず、森林化してします。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか?
旭川編(#119)熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵や、石狩川周辺の地質がありました。
富良野編(#118)北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。開拓途中には、十勝岳の噴火に襲われました。
室蘭編(#91)天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。
洞爺湖編(#89)中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか?
知床編(#55)ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。
小樽編(#23)札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさん「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。
札幌編(#22)明治2年まで7人しか人がいなかった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。
函館編(#7,8)青函トンネル、そして懐かしの青函連絡船に加え、函館の夜景が美しい理由をブラタモリ流に解き明かします。

なぜ札幌は200万都市になったのか?|ブラタモリ札幌

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ブラタモリは、札幌駅の南にある大通公園からスタート。

テレビ塔へ向かいます。「札幌は194万人の都市です」とエレベーターガール。

タモリさんは、テレビ塔から札幌の景色を眺めます。ブラタモリ札幌編のテーマは、札幌はなぜ200万都市になったのかです。

開拓の道筋を探る|ブラタモリ札幌

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明治2年に開拓が始まるまで、札幌は寒さが厳しい原野であり、豊平川沿いに2戸(7人)の住民しかいませんでした。

古地図を見ると、鉄道を思わせる「モハ・鉄一」? よく見るとモハさんでなく、モ八(もはち)さん。隣の鉄一さんとあわせ、わずか2軒の住宅が地図に載っています。

札幌駅近くには、北海道庁旧庁舎があります。明治2年、この付近に開拓使という役所が置かれました。

現在は、碁盤の目のイメージが強い札幌。北海道庁旧庁舎に近い、北2西8交差点付近から北大植物園沿いの道路を見ると、なぜか道が少しだけ道が曲がっています。なぜでしょうか?

道が曲がっているため、マンションも曲面状に作られています。そこにはかつて、タモリさんが予測したとおり、池と川があったのです。

ブラタモリは、北大植物園内に向かいます。

園内には、メムと飛ばれる湧き水の泉が残されています。

町の発展には、平らな広い土地が不可欠です。札幌が、そのような土地になったのは、石狩川の支流である豊平川が、扇状地を形づくったからです。

豊平川は、札幌の北東から市の中心部へ流れ込んでいます。扇状地の南端は、札幌駅や函館本線の線路付近。扇状地の末端に湧くのが、メムと呼ばれる湧き水の泉なのです。

扇状地は地盤が強く、ほぼ平地になるため、新しい町づくりには最適。しかし、札幌の扇状地は面積が限られ、扇状地周辺の泥炭地や湿地を、どう攻略するのが開発のカギになります。

ブラタモリは、北大植物園の北にある函館本線沿いなどに、川の痕跡を探します。川の跡を辿り、扇状地と低湿地の境目を探し出すのが目的です。

出典 暗渠さんぽ(http://kaeru.moe-nifty.com/ankyo/2012/05/post-5e6f.html)

坂道(高低差)をたよりに川筋を追うと、地図に快楽園とある場所にたどり着きます。かつてはメムがあった場所です。ここで川の水量がさらに増えていたのでしょう。

さらに歩くと北大(北海道大学)構内に辿りつきます。

北大構内には、かつての川の流れが再現されています。小川をたどると、少年よ、大志を抱けで知られる、クラーク像にたどり着きます。

クラーク博士が見ている目線の先が、低湿地と扇状地の境界線です。

かつて低湿地だったエリアを歩くと、北大の農場が見つかります。低湿地では、耕作に不向きな泥炭を農地に変えるために、新しい排水技術を用いて土壌改良が行われました。畑の下にパイプを複数埋め、水を抜いていったのです。

さらに日本海まで、10キロの長さを持つ新川という人工河川で、水を排出してゆきました。

明治初期、札幌全域でこういった土地改良が進み、農地が広がりました。この農地は開拓民の生計を支え、町が広がるにつれ宅地化され、町の発展の土台となったのです。

すすきの|ブラタモリ札幌

札幌千秋庵インスタグラムより、HBCテレビ『今日ドキッ!』の撮影風景
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ブラタモリは、北大を離れて線路を渡り、大通公園の南側に移動します。扇状地の伏流水を生かしたお菓子屋さんを訪ねます。

この付近は、丸顔のタウン誌編集の和田さとるさんが案内します。札幌の地形に造詣が深く、大正期の札幌温泉や温泉電車の計画などを「ブラサトル」というブログに書いています(番組では未紹介)。

ブラタモリは、すすきの付近に到着。

すると、道が不自然に曲がっている場所があります。なぜなのでしょうか? ここにはかつて塀があったのです。塀は、薄野すすきの遊郭(※)を囲むものだったのです。

※札幌遊郭、白石遊郭でも同じ意味。

引用元 狸小路 すすきのの今昔 所蔵 北大付属図書館

古い写真によると、薄野遊郭の周辺はまだ原っぱです。その環境のなか、大規模な遊郭が、札幌開拓が始まってわずか2年で完成していたのです。

引用元 狸小路 すすきのの今昔 出典 札幌繁栄図録(高崎龍太郎・財界さっほろ)

薄野遊郭には、30軒前後の妓楼ぎろうが存在しました。

これは、男性が冬に本島に帰るのを引き留めるため、役所である開拓使が作らせたものでした。ゼロから作らせたわけではなく、無秩序に開業した「飲食店」を統合して管理するところから始めています。遊郭には壁があるように、影のある歴史もつきものですが、札幌の発展に必要不可欠のものだったのです。

現在のすすきのは、札幌市民200万人の遊び場であり、歌舞伎町(新宿区)、中洲(福岡県福岡市)と合わせ、日本3大歓楽街と呼ばれることもあります。

さて、ブラタモリは、市電が走る道路に、異物がないにも関わらず曲がりくねった部分を発見します。なぜなのでしょうか?

ここは、開拓使の作った町の中心部のきわと、山鼻村の接点なのです。山鼻村は、和歌山県から開拓のために移転してきた、農家2戸から始まっています。2つの町の接点はジグソーパズルのように接しており、道路の接続などでずれが発生しています。

当時札幌周辺には、山鼻村以外にも20近くの農村が同時に開拓されており、町の拡大とともに、多少無理のある接続がされています。多くの農村が点在して発展してきた背景には、道内の炭鉱の閉山があります。多くの人が、働き口を求めて札幌に出てきたのです。

このように、多くの村が合体しながら札幌の市域は拡大を続け、ひとつの札幌市を形成するに至ったのです。

【おまけ】札幌の北東を流れる伏龍川

平地が多い札幌にあって、途中より暗渠となる伏龍川周辺は、わずかに小高くなっています。これは自然堤防と呼ばれる地形です。川幅が広がりを見せ、流れが遅くなり、上流から運んできた土砂を運びきれなくなるため、土砂が蓄積された地形です。

札幌を歩かれる場合は『歩こう!札幌の地形と地質』(前田寿嗣)がおすすめです。

北海道でブラタモリ内容
苫小牧編(#221)ホッキ貝など、自然の恵みが豊かな苫小牧は、なぜ日本有数の工業都市に上りつめたのでしょうか? 
登別温泉編(#220)タモリさんが、屈指の「いい湯だな」と言われる秘密を探ります。
サロマ湖編(#168)タモリさんが、8億のホタテがいる湖の謎を解きます。
網走編(#167)網走刑務所がなぜ理想の刑務所なのか、なぜ網走に建てられたのかなどを扱います。
釧路湿原編(#141)湿原は時間が経てば必ず、森林化してします。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか?
旭川編(#119)熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵や、石狩川周辺の地質がありました。
富良野編(#118)北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。開拓途中には、十勝岳の噴火に襲われました。
室蘭編(#91)天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。
洞爺湖編(#89)中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか?
知床編(#55)ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。
小樽編(#23)札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさん「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。
札幌編(#22)明治2年まで7人しか人がいなかった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。
函館編(#7,8)青函トンネル、そして懐かしの青函連絡船に加え、函館の夜景が美しい理由をブラタモリ流に解き明かします。

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