【ブラタモリ登別温泉】ロケ地一覧と再放送|タモリさんが「いい湯だな」と言われる秘密を探る#220

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ブラタモリ登別温泉編で、タモリさんが登別温泉を訪ね、1万トンの湯が湧く温泉のデパート、登別温泉の秘密を探りました。ロケ地、内容、関連情報をくわしくご紹介します。【再放送・見逃し情報はこちら

「いい湯だな」に登場する温泉地 …登別温泉(北海道)、草津温泉(群馬県)、白浜温泉(和歌山県)、別府温泉(大分県)。(リンクはブラタモリロケ地・内容一覧)

北海道でブラタモリ内容
利尻島(#248)
稚内(#247)江戸時代の稚内は、海外へ開かれた窓だった? タモリさんが、旅のお題「稚内~“最北の町”で暮らすとは?~」を探ります。
苫小牧編(#221)ホッキ貝など、自然の恵みが豊かな苫小牧は、なぜ日本有数の工業都市に上りつめたのでしょうか? 
登別温泉編(#220)タモリさんが、屈指の「いい湯だな」と言われる秘密を探ります。
サロマ湖編(#168)タモリさんが、8億のホタテがいる湖の謎を解きます。
網走編(#167)網走刑務所がなぜ理想の刑務所なのか、なぜ網走に建てられたのかなどを扱います。
釧路湿原編(#141)湿原は時間が経てば必ず、森林化してします。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか?
旭川編(#119) 熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵や、石狩川周辺の地質がありました。
富良野編(#118) 北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。開拓途中には、十勝岳の噴火に襲われました。
室蘭編(#91) 天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。
洞爺湖編(#89)中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか?
知床編(#55) ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。
小樽編(#23) 札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさん「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。
札幌編(#22) 明治2年まで、人口が7人だった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。
函館編(#7,8) 青函トンネル、懐かしの青函連絡船を経て、函館の夜景が美しい理由を解き明かします。

9種類の泉質を1日で堪能!?|ブラタモリ登別温泉

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ブラタモリは、北海道最大の温泉地、登別温泉(泉源公園)を訪ねます。名曲「いい湯だな」(ドリフターズ)にも、最初に登場します。

「いい湯だな」に登場する温泉地 …登別温泉(北海道)、草津温泉(群馬県)、白浜温泉(和歌山県)、別府温泉(大分県)。(リンクはブラタモリロケ地・内容一覧)

(参考)オリジナルはデューク・エイセスの「いい湯だな」となり、草津、伊香保、万座、水上の順で歌っています。ドリフターズの曲は、「ビバノン・ロック」のサブタイトルが付く。パロディ版となります。

温泉街の距離は、1キロ足らずにも関わらず、年に300万人以上の観光客が訪ねています。ある人気温泉ランキングでは、全国3位です。

火山による巨大なカルデラ地帯に出来た温泉郷で、湯量は実に1日1万トン。多くの種類の温泉が湧くことから、「温泉のデパート」とも呼ばれています。

旅のお題「なぜ登別温泉は“いい湯だな”?」を探ります。

最大の源泉地「地獄谷」に潜入!豊富な泉質の秘密は過去の“爆裂”にあり|ブラタモリ登別温泉

公式サイト(地縁の湯)
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ブラタモリは、温泉旅館 滝乃家を訪ねます。

温泉旅館 滝乃家の大浴場(女湯)は、右手が硫黄泉、左手がラジウム泉です。この旅館には、食塩泉、鉄泉もあり、4種類の温泉が楽しめます。

登別温泉では、酸性、中性、その他の9種類のお湯が湧き、数軒で全てのお湯が楽しめます。

  • 酸性 …硫酸泉、酸性泉、鉄泉、芒硝泉、緑ばん泉、明ばん泉
  • 中性 …食塩泉、重曹泉
  • ラジウム泉

地獄谷は、登別温泉最大の源泉地で、多くの泉質が噴出しています。これは、タモリさんが一発回答したように爆裂火口(マグマの熱で、地下水が急激に温められてできた火口)です。文字通り、爆発して裂けた地形です。

ブラタモリは、許可を得て地獄谷のなかへ。狭い範囲に、硫黄泉、鉄泉、酸性泉が見られ、タモリさんも大興奮。このほか、グツグツ音を立てる芒硝泉の噴出口も見学しています。

さらに、去年、道の下から突如現れた、巨大噴気孔を近くで見学します。現在も火山が活動している証です。

ブラタモリ
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なぜ数多くの泉質が、同じ場所で湧くのでしょうか?

ブラタモリ日本の温泉スペシャルで扱ったように、温泉に必要なのは、水、熱源、通り道。爆裂火口のため地盤に裂け目が多く、温泉の「通り道」が多くなっているのです。

  • 酸性 …硫酸泉、酸性泉、鉄泉、芒硝泉、緑ばん泉、明ばん泉
  • 中性 …食塩泉、重曹泉
  • ラジウム泉

地獄谷の源泉は硫黄泉ですが、通り道によって泉質が分かれます。さらに、異なる泉質が混ざることで、泉質が変わると考えられています。酸性の硫酸泉、酸性泉、鉄泉、芒硝泉、緑ばん泉、明ばん泉は、この仕組みで説明できます。

食塩泉、重曹泉、ラジウム泉については、地下深くのマグマからもたらされた、塩分を含んだ自ら説明できます。食塩泉は、そのまま温泉街に湧くほか、通り道で、重曹泉やラジウム泉に分かれます。

ブラタモリは、温泉街を歩きます。坂道が特徴です。

歩道と車道の間には、旅館等で使用済みですが温泉が流れています。この坂を利用して、温泉水を流し、冬場の雪を溶かしています。

タモリさんは、坂道学会の副会長。下のページで、新刊(坂タモリ)の内容を紹介しています。

関東 日帰り電車旅行「自然や田舎で癒される!」28選

川がそのまま足湯?湖が全部温泉!?|ブラタモリ登別温泉

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ブラタモリは、地獄谷から徒歩で移動できる、大湯沼川を訪ねます。

大湯沼川は、川自体が足湯になっています! タモリさんと野口アナも体験。奥に見えるベンチに腰かけています。

ブラタモリは、足湯の源泉をたどります。

大湯沼に着きます。周囲約1キロの沼は全て温泉!! 地獄谷同様、爆裂火口から約130度の温泉が終始わき出す、日本最大規模の温泉沼です。

実はこの温泉は、基本的には利用しておらず、大湯沼川の足湯のみで楽しむことができます。

暴れ馬、火事、停電と、トラブルが続出!|ブラタモリ登別温泉

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山に囲まれた小さな温泉地が、なぜ人気スポットになったのでしょうか? ブラタモリは登別温泉から4キロ下ります。(地図

写真奥の赤い建物の前には、水が湧く場所があり、水音も聞こえます。温泉が多く湧く登別温泉では、逆に真水は貴重となります。アイヌ語で神の水を意味する、カムイワッカと名づけられています。

貴重な水場を生かすため、温泉地、水場(中間地点)、市街を結ぶ交通が必要となりました。上の写真の場所は停車場の跡。馬車鉄道の馬の給水所、蒸気機関車のボイラーの水の給付所として、活用されていました。

1915年から18年の間に、馬車鉄道、蒸気機関車、電車、バスと交通手段が多く移り変わりました。

登別温泉軌道の絵はがき(オークションサイトより)

馬車鉄道時代(1915年~)は、働き過ぎた馬が暴れて脱線、ストライキも起きました。蒸気機関車時代(1918年~)は、山火事や、乗客の衣類が燃える事件が起こました。電車時代(1925年~)には、電力不足による温泉街の停電が起きてしまいました。

治田 洗礫 @Harita_arayshi さんのツイートより

登別温泉軌道が掲載された路線図。

現在の登別駅

最終的には、登別駅発のバス便(1933年~)となり登別温泉への輸送は安定し、温泉地として発展しました。

利用者数

  • 1916年(馬車鉄道) 約3万5000人
  • 1924年(蒸気機関車) 約6万2000人
  • 1925年(電車) 約12万1000人
  • 1939年(バス) 約17万6000人

曇天の展望台で最後にタモリさんが起こした奇跡とは!?|ブラタモリ登別温泉

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タモリさんは、苦手なロープウェイに乗り倶多楽湖を訪ねます。

ロープウェイ山頂駅では、クマが出迎え。なぜ、クマの牧場が併設されているのでしょうか?

倶多楽湖は、登別温泉屈指の名所ですが、雲がかかることが多い場所。やむなく写真で様子を確認したタモリさんが呪文(雲よ去れ)と唱えると雲が晴れ、倶多楽湖が見えました!

実は、倶多楽湖が見えないことが多く、観光客をがっかりさせないため、ロープウェイの山頂にクマ牧場が作られたのです。

北海道でブラタモリ内容
利尻島(#248)
稚内(#247)江戸時代の稚内は、海外へ開かれた窓だった? タモリさんが、旅のお題「稚内~“最北の町”で暮らすとは?~」を探ります。
苫小牧編(#221)ホッキ貝など、自然の恵みが豊かな苫小牧は、なぜ日本有数の工業都市に上りつめたのでしょうか? 
登別温泉編(#220)タモリさんが、屈指の「いい湯だな」と言われる秘密を探ります。
サロマ湖編(#168)タモリさんが、8億のホタテがいる湖の謎を解きます。
網走編(#167)網走刑務所がなぜ理想の刑務所なのか、なぜ網走に建てられたのかなどを扱います。
釧路湿原編(#141)湿原は時間が経てば必ず、森林化してします。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか?
旭川編(#119) 熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵や、石狩川周辺の地質がありました。
富良野編(#118) 北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。開拓途中には、十勝岳の噴火に襲われました。
室蘭編(#91) 天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。
洞爺湖編(#89)中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか?
知床編(#55) ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。
小樽編(#23) 札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさん「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。
札幌編(#22) 明治2年まで、人口が7人だった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。
函館編(#7,8) 青函トンネル、懐かしの青函連絡船を経て、函館の夜景が美しい理由を解き明かします。

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😎過去回ロケ地 完全収録

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コメントをどうぞ(情報ご提供、旅行相談など)

  1. とらべるじゃーな! より:

    コメントありがとうございます。
    デュークエイセスがオリジナルであることは、以前から存じており、番組では触れないのだなとの感想を持ちました。番組の内容まとめでもありますので、そのまま掲載しましたが、参考として追記いたします。

    ブラタモリでは、編集方針として、極力知識を絞るというものがあり、専門家から不満の声が上がることはときどきあります。まずは、新たな旅行観を、多くの人に浸透させたいという意図なのですが、頂いたご意見は、当サイトでも生かすようにしております。

  2. 匿名 より:

    いい湯だなの筆頭は登別じゃなくて草津ですよ。オリジナルはデュークエイセスのいい湯だなで草津、伊香保、万座、水上の順で歌っています。ドリフターズのはビバノンロックといっていい湯だなのパロディ版です。

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