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ブラタモリ下北半島編で、タモリさんが、下北半島の地形や名産を探り、隠れた名所を訪ねました。このページでは、ブラタモリ下北半島編のルート(ロケ地、撮影場所)、内容、関連情報をくわしくご紹介します。【再放送・見逃し情報はこちら】
今回は、細かい部分の訂正が遅れています。参考情報としてご覧ください。
青森でブラタモリ | 内容 |
下北半島(#215) | 下北半島は、なぜマサカリ型? この形がもたらした、数々の恵みを、タモリさんが解き明かします。旅のお題は「“まさかり”がもたらした恵みとは?」です。 |
恐山(#214) | 旅のお題は、「なぜ恐山で死者に会えると思うのか?」です。 |
十和田・奥入瀬編( #81) | タモリさんは、十和田湖畔から軽石を発見。中湖を持つドーナツ型の十和田湖の成り立ちには、奇跡がありました。 |
弘前編(#78) | 33のお寺が並ぶ禅林街と、弘前城の関係とは? サムライとりんごの意外な関係も明らかになります。 |
大間崎から尻屋崎まで!半島横断の旅は地質の宝庫?|ブラタモリ下北半島
ブラタモリは、大間崎を訪ねます。
大間の漁師に1本釣りされた、440キロのマグロがモデル。向こう側には北海道が見えます。
L字型をひっくり返した「まさかり」のかたちに似た、青森県の下北半島。本州最北端の半島であり、太平洋、津軽海峡(北海道との間)、陸奥湾の3つの海に囲まれた場所です。
下北半島は、なぜマサカリ型になったのでしょうか?
同時に、このマサカリ型がもたらした、数々の恵みを、タモリさんが解き明かします。旅のお題は、「“まさかり”がもたらした恵みとは?」です。
大間は、マグロの名産地としても、知られています。マグロは、津軽海峡で獲ることができます。大間の北は、海峡が狭くなっており、わずか5キロ沖合で、マグロを獲ることができます。
1億5000万年から1億年前に、柄の部分(尻屋崎)ができ、その後、大間崎から順に、東方向へと形となってゆきました。
大間崎は、本州最北端の地。実際には、石碑の近くの海際に最北端の場所があります。
タモリさんは、海岸の石を触ってみます。細かい粒子の泥岩です。しかし、泥岩としては硬く、珪質泥岩と呼ばれます。1500万年前から、泥などが隆起してできたエリアです。
大間崎周辺の展望台から、下北半島の西側を見ます。硬い岩が多く切り立った崖が続き、仏ヶ浦のような観光地もあります。
関連 ブラタモリ函館編
海底の隆起がもたらした恵みは、海の特産品「ふのり」|ブラタモリ下北半島
ブラタモリは、再び、大間崎同様、隆起によってできた泥岩のエリア、風間浦村を訪ねます。ここでは、ふのりが獲れます。余った捨石による護岸や防波堤づくりのため、石を海に入れたところ、ふのりが大量につき、養殖が始まりました(布海苔投石事業発祥の地)。
ふのりは、新潟のへぎそばのつなぎにも使用されています。ふのりは、文字通り、糊として使うこともできます。
ふのりがつく固い岩石は、山から持ってきます。山と海が近い地形が、ふのりのもたらしたのです。
総ヒバ造りの社殿は火山活動の賜物!?|ブラタモリ下北半島
ブラタモリは、大畑八幡宮を訪ねます。
この社殿の中に、下北半島の恵みのヒントがあります。
社殿の中には、玉串が置かれています。この玉串は、ヒバから作られています。野口アナは、ふのりに続き、案内人の謎かけに2つ目の正解!
社殿の中の柱なども、ヒバから作られています。湿気やシロアリに強く、明暦の大火の復興や、北海道の開拓にも使われました。ヒバへの感謝の気持ちを込めて、玉串として備えられています。
大畑八幡宮の近くには港があり、ヒバで町が栄えました。ヒバは、切り出し、運搬の作業から生産が始まりますが、運搬を担ったのは、大畑川。川は、内陸でスプーンのように大きく曲がっていますが、これは火山をよけるように流れています。火山は、大畑カルデラです。
大畑カルデラの存在が、ヒバの運搬に便利な川を生んだのです。
海流がつくった下北半島の“くびれ”で育つ絶品ホタテ。美味の秘密は海の底にあった!最新技術で海のメカニズムに迫る|ブラタモリ下北半島
下北半島のくびれ(恐山の東側の狭い部分)は、どのように作られたのでしょうか?
下北半島は、元々は、丸い島(現在の恐山山地)と、細長い島(現在の下北丘陵)でした。隆起や堆積によって、2つの島はつながり、下北半島ができました。
砂の堆積でできたため、山がちな下北半島の中では、貴重な平地となっています。現在平野部に6割の人が住み、陸奥市などが存在します。タモリさんは、平野部を、鉄道(大湊線)で旅したことがあります。
この砂地を生かして生産されているのがホタテです。
下北半島は、ホタテの名産地。下北半島のくびれに近い、陸奥湾で育てられています。その一部(?/確認中)は、タモリさんが訪ねた北部海岸(くびれの北側の海)に移されます。
タモリさんは、ホタテを試食。甘くプリプリの食感が特徴です。
津軽海峡は、季節によって、海流が複雑に流れます。北部海岸沖では、津軽海峡で海流が西から東に流れるのに対し、うねりがあり、東から西にも流れます。これにより、海底のプランクンが巻き上げられ、ホタテが大きく育つのです。
プランクトンが増えると、イカやマグロなどもやってきます。いずれも下北半島の名産品です。マサカリの上側の凹みが、津軽海峡から、下北半島が恵みを受け取る要因となったのです。
いよいよ津軽海峡の“終点”尻屋崎へ!|ブラタモリ下北半島
ブラタモリは、本州最北東端の尻屋崎を訪ねます。
タモリさんは、まず灯台を見学。
津軽海峡の終点。太平洋と接する場所となります。
下北半島で、いちばん古い地質です。
青森でブラタモリ | 内容 |
下北半島(#215) | 下北半島は、なぜマサカリ型? この形がもたらした、数々の恵みを、タモリさんが解き明かします。旅のお題は「“まさかり”がもたらした恵みとは?」です。 |
恐山(#214) | 旅のお題は、「なぜ恐山で死者に会えると思うのか?」です。 |
十和田・奥入瀬編( #81) | タモリさんは、十和田湖畔から軽石を発見。中湖を持つドーナツ型の十和田湖の成り立ちには、奇跡がありました。 |
弘前編(#78) | 33のお寺が並ぶ禅林街と、弘前城の関係とは? サムライとりんごの意外な関係も明らかになります。 |
下北半島編と関連が深い回は、「函館編」の前半です。
北海道でブラタモリ | 内容 |
利尻島(#248) | |
稚内(#247) | 江戸時代の稚内は、海外へ開かれた窓だった? タモリさんが、旅のお題「稚内~“最北の町”で暮らすとは?~」を探ります。 |
苫小牧編(#221) | ホッキ貝など、自然の恵みが豊かな苫小牧は、なぜ日本有数の工業都市に上りつめたのでしょうか? |
登別温泉編(#220) | タモリさんが、屈指の「いい湯だな」と言われる秘密を探ります。 |
サロマ湖編(#168) | タモリさんが、8億のホタテがいる湖の謎を解きます。 |
網走編(#167) | 網走刑務所がなぜ理想の刑務所なのか、なぜ網走に建てられたのかなどを扱います。 |
釧路湿原編(#141) | 湿原は時間が経てば必ず、森林化してします。山手線がすっぽり収まる日本最大の釧路湿原は、なぜ湿原のままなのでしょうか? |
旭川編(#119) | 熊も出る大原野から、北海道第2の都市に登りつめた旭川。背景に、屯田兵や、石狩川周辺の地質がありました。 |
富良野編(#118) | 北海道の奥地にある丘陵に、開拓の波がたどり着くまでに30年。開拓途中には、十勝岳の噴火に襲われました。 |
室蘭編(#91) | 天然の良港である室蘭は、火山のはたらきを背景に持ちます。名所・地球岬や砂鉄の存在から、謎を解きます。 |
洞爺湖編(#89) | 中島が美しい洞爺湖は、最大水深180m。しかし、水深1m前後の場所があるのはなぜなのでしょうか? |
知床編(#55) | ゴジラ岩や断崖絶壁で知られる知床半島を形づくったのは、火山。ヒグマだらけの海岸線を、船で見てゆきます。 |
小樽編(#23) | 札幌を超える規模を誇った小樽は、戦後に一気に衰退。タモリさん「どうせ衰退するなら急速冷凍のほうが良い」。 |
札幌編(#22) | 明治2年まで、人口が7人だった札幌。どのようにして200万都市に発展したのでしょうか。 |
函館編(#7,8) | 青函トンネル、懐かしの青函連絡船を経て、函館の夜景が美しい理由を解き明かします。 |
😎見逃した方はこちらから
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😎過去回ロケ地 完全収録
ブラタモリが、長岡→燕・三条→新潟市を、信濃川なしには語れない地域としてまとめてくれそう!😎
— ブラタモリ (@buratamori2018) August 27, 2023
漏れる糸魚川、上越、村上などは北前船航路でカバー🚣♂️
信濃川、北前船で理解しやすく全県を売り出せば、まだまだ観光客は来そう!
動画は十日町市に信濃川が作った河岸段丘で、このエリアもカバー。 pic.twitter.com/pFJF4tlKW3
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