ブラタモリ全放送回まとめ

【ブラタモリ・銀閣寺、東山】全ルートを写真で紹介!~再放送と地形・穴場観光地~ #102 103

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NHK番組のブラタモリ京都銀閣寺・東山編で、タモリさん推奨の銀閣寺・東山の歴史・地形を踏まえた観光ルートが紹介されました。この記事では、ブラタモリ銀閣寺・東山編の全ルートを、写真やアクセスなどの情報とともに紹介します。


この記事について
  • ブラタモリ現シリーズを初回から見て、全て記事にしている旅行好きです! 機会があり、自宅から遠い京都も現地取材できました! 
  • ブラタモリ銀閣・東山編では、京都の東にある銀閣とその2キロ南にある南禅寺までのエリアを扱います。
  • 銀閣に絞る場合は、出町柳駅から地形を把握したのち、バスで銀閣寺へ移動。京大の断層は交通が不便。時間があれば、哲学の道にも寄れます。
  • 全体に見たい場合は、銀閣周辺と南禅寺周辺に絞り、間はバスで移動すると良いでしょう。出町柳駅にあるレンタサイクルなら、断層なども含め、半日で完全制覇も可能です。
後悔しないために重要です!
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ブラタモリ京都編のおさらい

(注)順に、順次現地取材版に書き換えます(現在1、3、4、5、6は書き換え済み)。ご関心のある記事は、上に説明があるはてなブックマークで保存可能です。

新しい順記事へのリンク概要
京都御所編(#142)天皇の住まいだった京都御所が、なぜ今の場所にできたのかを探ります。消えた天井川に大きな関わりが?
京都西陣編(#139)織物の町・西陣はどうできたをテーマに、西陣織特有の織り方から応仁の乱の実際までを探ります。
宇治編(#103)日本3大茶の1つが宇治茶。宇治川、平等院鳳凰堂の湧き水などをめぐり、その秘密を探ります。
銀閣寺・東山編(#102)将軍・義政が隠居のために建てた銀閣は、引き算の美が特徴。義政のどんな思想が読み取れるのでしょうか?
京都祇園編(#70)舞妓さん・芸妓さんが歩く、日本一の花街である祇園。祇園は、意外にも分業制で成り立っていました。
清水寺(#69)清水寺は、はるか西の嵐山の辺りと同じ地層。なぜなのでしょうか? 崖の交差点に立つ清水の立地を探求。
伏見編(#37)外国人が選ぶ観光地第1位・伏見稲荷大社の千本鳥居が有名。秀吉は伏見の2つの城に4年間居住しました。
嵐山編(#36)風景写真でおなじみの渡月橋や天龍寺の紅葉は、自然と人為の力が合わさってできた絶景でした。
新春特番(おどいなど)京都の郊外にある盛り土(おどい)。応仁の乱で荒廃した京都を広げて、守る豊臣秀吉の思いが見られます。

銀閣寺(慈照寺内観音殿)|ブラタモリ京都銀閣寺

銀閣寺 門

新たに林田理沙アナウンサーを迎えたブラタモリは、銀閣寺参道の坂の下からスタート。テーマは、美しきニッポンの始まりは、東山の奥にあり。東山の奥とは、祇園よりも東、銀閣の辺りを指します。

銀閣寺は、室町幕府の8代将軍足利義政が、自身の隠居用に建てた別荘が原点です。

足利義政とは?
・1334年、天皇家は、後醍醐天皇の粘り強い蜂起で鎌倉幕府から政権を奪還。しかし武士の不満から、足利尊氏に南朝へ追いやられます。
・南北朝は、3代将軍・足利義満が統一。
・8代将軍の足利義政は、政治は守護大名や妻に任せ、文化の振興に力を注ぎました。銀閣寺のほか、日本庭園、大和絵、能楽などを振興。

銀閣寺の門を入ると正面は生垣。クランクの形となっており、銀閣寺垣に導かれます。ブラタモリは、境内の庭を訪ねます。

銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台

銀閣寺の庭園には、砂紋を模して砂を敷いた銀沙灘(ぎんしゃだん)が広がります。江戸時代に作られましたが、作者やその意図は明らかになっていません。岡本太郎は、『日本の伝統』のなかで、銀沙灘や向月台の造形美を評価しました。

銀沙灘の脇に、これも江戸時代に作られたとされる向月台が見えます。

幾何学的でありながら、なんともいえぬ 非合理な表情をたたえて、いわゆるモダンアートにしか見られない、ふしぎに美しい形態です。(『日本の伝統』岡本太郎)

向月台の原料は、京都の特産である白川沙。光の反射率が高いという特徴があります。向月台は、作られた理由は、向月台に登って月を見た、月光の反射を意図していたなど、諸説あります。

銀閣寺(観音殿)は引き算の美学

銀閣寺(観音殿)

銀閣寺の正式名称は、観音殿。東山慈照寺内の建物の1つです。無駄を取り除いた、引き算の美学が特徴。シンプルな美は、銀閣の建物や庭園全てに共通します。

銀閣の正面はどちらなのでしょうか?  

  • 東側(池側)は、1階の縁側や軒がせり出していることから、正面の可能性があります。
  • 一方南側は、2階に鎮座した観音菩薩が向いている方向です。

なぜ、1階と2階で、異なった方角を正面としているのでしょうか?

ブラタモリは、観音殿に特別に入ります。足利義政隠居後の別荘であった観音殿において、1階は仏事とは別に、庭園や借景を楽しむためであったと考えられます。銀閣の1階は、京都の中心に背を向ける形を取っています。

2階観音菩薩が南を向いて鎮座
1階東向き。庭園や借景に向いているが、京都の中心に背を向けている。

※銀閣(観音殿)を移築するさいに、1階と2階をずらして復元したという説もあります。

銀閣は、シンプルな美しさが特徴ですが、これは日本語では、わび・さびと呼ばれます。現在、この美意識は共感を呼び、外国人を含め、多くの人が訪ねています。

東求堂(とうぐどう)

東求堂(とうぐどう)

ブラタモリは、東求堂(とうぐどう)にある、晩年の足利義政が暮らしていたという、同仁斎に入ります。日本で初めての4畳半と認識され、障子の前の机は、床の間の原型ともされます。

無駄がなく狭いゆえに、世界の深淵を感じられる同仁斎ですが、障子を開けると借景が掛け軸の絵のようにも感じられます。さて、同仁斎の名前は、どのような意味を持つのでしょうか?

これは、人はみな平等ということを意味します。足利義政は、身分に関わらず優れた才能を持った人を同仁斎に招きました。このことが、茶の湯、生け花、お香といった、日本の美の中核をなす、東山文化の原点となります。

銀閣寺の立地

ブラタモリは、改めて銀閣寺の庭園に出ます。千代の槇(まき)は、樹齢500年の松です。庭園には木々が並び、崖が迫っています。この地形は、ブラタモリではおなじみの、断層崖です。

銀閣寺の立地

坂を登ると吉田山(写真中央)が見え、京都の中心部が隠れます。この地に隠居の場が選ばれた理由かもしれません。

銀閣寺の側から見ると、向月台、銀沙灘(ぎんしゃだん)の向こうに、月待山(銀閣寺山)を望みます。

ブラタモリで金閣の取材はなし?
ブラタモリは当初、銀閣寺、金閣寺双方での取材を検討していましたが、いずれも撮影許可が降りないお寺。地理学を専攻されている、眞如寺の江上住職による調整で、銀閣寺は撮影許可を取得できました。(まいまい京都による)

京都大学|ブラタモリ京都銀閣寺

ブラタモリは、吉田山ができた理由を探りに、吉田山の麓にある京都大学(農学部グラウンド付近)を訪ねます。大学時代のランチの話になり、タモリさんは早大近くのメルシーを話題にします。

  • アクセス:銀閣から徒歩19分。京大農学部バス停から徒歩8分。不便なためレンタサイクルの利用が便利です。
京大農学部グラウンドを訪ねると、大きな段差が

京大農学部グラウンドの東側を訪ねると大きな段差が。断層は、銀閣寺から見えた、吉田山(緑の低い山)の方向へ続きます。この断層は、どのようにしてできたのでしょうか?

横にずれた断層の末端に力が加わり、力が上に逃げ、吉田山ができたのです。末端膨隆丘と呼ばれます。末端膨隆丘(吉田山)と、銀閣寺から見える月待山(銀閣寺山)などの山地に挟まれた場所が、銀閣のある奥東山エリアとなるのです。


大文字山と比叡山:ブラタモリ京都東山

ブラタモリは、銀閣の西、2.5キロの鴨川と高野川の合流地点付近を訪ねます。通称、鴨川デルタと呼ばれます。大文字焼きでおなじみの、大文字山が見えます(橋を渡った向こう側)。

  • アクセス:出町柳駅からすぐ。

大文字山の送り火の創始者は、弘法大師とも足利義政とも言われ、長い歴史を持ちます。京都のなかでは、比較的高い大文字山は、人々の人気を集めました。なぜ、大文字山は、高くなっているのでしょうか?

鴨川デルタ

ブラタモリは、鴨川デルタ周辺から、大文字山(右)と比叡山(左)を望みます。比叡山と、大文字山の間が、大皿のように窪んで見えるのが特徴です。比叡山、大文字山は、それぞれ東(琵琶湖方向)へ伸びる尾根の一部になっています。

  1. 9千万年前、マグマが地表近くまで上昇。地層は変性し硬いホルンフェルスを形成します。マグマはゆっくり冷えて花崗岩となり、それをホルンフェスが包み込む形になります。
  2. 侵食により硬いホルンフェルスの上方が破れると、柔らかい花崗岩は一気に侵食を受けます。
  3. ホルンフェルスの部分は浸食が遅れ、比叡山と大文字山になりました。

白川と真砂(まさ):ブラタモリ京都東山

ブラタモリは、白川のほとりを訪ねます。

  • アクセス:銀閣寺から徒歩12分

白川の川底に白い砂を確認します。白い砂は、花崗岩が風化した、真砂(まさ)です。花崗岩と、風化した白い砂を比較すると、黒い部分がなくなっています。黒雲母がなくなっています。

白い砂は、銀閣の庭園ほか、さまざまな日本庭園で使われています。日本庭園は、室町時代、禅宗寺院を中心に発展しました。白砂は、枯山水の始まりと言えます。

ブラタモリは、東山で、枯山水づくりを体験します(植彌加藤造園、一般非公開)。枯山水は、決まりがなく、抽象的なものです。タモリさんは、イメージを膨らませながら、ミニチュアの枯山水作りに挑戦します。

白砂に石を配置したあと、砂紋で水の流れを表現します。完成した枯山水に、タモリさんは朝の海、林田アナウンサーは始動と名づけます。


哲学の道|ブラタモリ京都東山

ブラタモリは、東山にある哲学の道を訪ねます。哲学の道は、西田幾多郎が名づけたとも言われます。

  • アクセス:銀閣寺から徒歩10分

哲学の道の道のわきには、人工の川が流れています。鴨川、白川に対し、哲学の道の脇を流れる疎水は、流れの向きが逆になっています。

  • 鴨川と白川:南へ流れる
  • 疎水:北へ流れる

これはなぜなのでしょうか?


琵琶湖疏水|ブラタモリ京都東山

ブラタモリは、琵琶湖疏水の上流を目指し、南禅寺前にある南禅寺信号を訪ねます。琵琶湖疏水が京都の町に出てくる地点であり、疏水のわきには、琵琶湖疏水による舟運ルートの一部であるインクライン(傾斜鉄道)の線路が見えます。

琵琶湖疏水は、南禅寺の境内を流れています。

周辺には、非公開の別荘が多くあります。ブラタモリは、株式会社ニトリが所有する、対龍山荘(たいりゅうさんそう)を特別に見学します。比叡山を借景に庭園を望む、対龍台を訪ねます。

出典:https://ueyakato.jp/gardens/tairyusanso/

庭の特徴は、豊かな水。水三態(流れる、留まる、落ちる)を活用し、枯山水では表現できない、現実の水の美しさを表現しています。対龍台の下に回ると、見えない場所に滝があります。この滝は、水音を大きく聴かせるためだけに作られたと考えられます。

タモリさんは、対龍台の下にある岩を確かめます。層状チャートが見られます。層状チャートは、守山石と言われ、層が美しく庭石に最適です、琵琶湖の湖畔で採取されます。どのように運んで来たのでしょうか?

守山石は、琵琶湖疎水を介して水運されたのです。

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ブラタモリ京都編のおさらい

(注)順に、順次現地取材版に書き換えます(現在1、3、4、5、6は書き換え済み)。ご関心のある記事は、上に説明があるはてなブックマークで保存可能です。

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京都御所編(#142)天皇の住まいだった京都御所が、なぜ今の場所にできたのかを探ります。消えた天井川に大きな関わりが?
京都西陣編(#139)織物の町・西陣はどうできたをテーマに、西陣織特有の織り方から応仁の乱の実際までを探ります。
宇治編(#103)日本3大茶の1つが宇治茶。宇治川、平等院鳳凰堂の湧き水などをめぐり、その秘密を探ります。
銀閣寺・東山編(#102)将軍・義政が隠居のために建てた銀閣は、引き算の美が特徴。義政のどんな思想が読み取れるのでしょうか?
京都祇園編(#70)舞妓さん・芸妓さんが歩く、日本一の花街である祇園。祇園は、意外にも分業制で成り立っていました。
清水寺(#69)清水寺は、はるか西の嵐山の辺りと同じ地層。なぜなのでしょうか? 崖の交差点に立つ清水の立地を探求。
伏見編(#37)外国人が選ぶ観光地第1位・伏見稲荷大社の千本鳥居が有名。秀吉は伏見の2つの城に4年間居住しました。
嵐山編(#36)風景写真でおなじみの渡月橋や天龍寺の紅葉は、自然と人為の力が合わさってできた絶景でした。
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